2006年BEST ALBUM TOP50

2006年ベストアルバムの発表です！2006年は、まさに男性R&B復興の一年でした。ここ数年女性ソロシンガーの活躍が目立っていたのですが、今年は男性ソロシンガーが相当がんばって、メジャーシーンからも盛り上げてくれました。そして去年に引き続きよりインディーズシーンが活発に動いていて、数多くのインディーズ作品がうまれました。女性シンガーは、Heather Park, Heather Headleyなど前半はいいのがくるのかなと思いきや・・・後半はTamia、Joy Denalane以外は、どれもこれも似通った作品に収まってしまったなー。という印象が強いです。Monica、Letoyaなど、シングルはいいけどってパターンも多く、アルバムを買うまでには至らないアーティストも多かったですね。
いやはや、やっぱり去年の最高峰のクオリティーの一枚を出してくれたのがLemar！このオールドソウルな雰囲気はたまらないものがありましたし、歌い手としても素晴らしい成長を見せてくれています。このクオリティーの作品をコンスタントに出せるLemar素晴らしすぎます！UK SOULあなどれませんよ！そいて、目を引いたのが、J Moss率いるPAJAMが全面プロデュースする新人グループ21:03！昨今のグループ不作時代を払拭するかのような豪快なUPから、美しいバラードまで文句なしの名盤といえる一枚でした！その他Jagged Edgeや214、SUMV、Public Announcementなど数多くのグループが、グループ復活の時代を感じさせるような動きを見せてくれています。邦楽では、プロデューサーである村山晋一郎さん、和田昌哉さんがよりR&Bらしい作品を残してくれたし、男性ソロシンガーの活躍が目立ちました。そして、本当ならばここに入れたいのが、Wit企画！Nao'ymtさんの活躍は素晴らしかったです、去年のシーンを確実に動かしていましたね！JINE最高！Delightful MusicでオススメしていたAmazingも心に残りました。
そして、Delightful Musicでスポットライトを常に当て続けたインディーソウルでは最高峰mGの一枚！これにはもう最高に心躍らせていただきましたよ。彼のバラードは最高です！その他Deponce、Few、そして、G-WILLなど数多くのインディーシンガーが良作を残しています！特にOmar Wilsonの一枚は心に残りましたね～、ランキング外にも、Stanley Jamesや、Ron Anthonyなど、リマスター的な感じで日本で出したり、海外でも出しなおしたりって作品も数多くありいい歌がたくさん詰まったインディーソウルは数え切れないほどありました！
またJames Dayがお送りするプロデューサー作品も素晴らしいものがありました。同一なものでは、Steve Harveyや、Kloud9など、こういうプロデューサーのオムニバス的なものでも良作がでたのが、特徴的な一年でした。
シーン的には、初めからNE-YOが話題を独占し、その後は、年末最後の最後で、素晴らしいアルバムを届けたくれたTyrese、Brain McKnightとUKのNathanなど、もう男性には話題をことかかないほどでした。というか、これに納められなかった中でも十分に素晴らしいものがたくさんありました！すごかったですよー2006年！まだまだチェック足りない感じがしますが、とりあえず見てください！

1 - Lemar / The uth About Love

UKのLemarの3枚目！オールドソウルな雰囲気が本当に素晴らしくて、アルバム全体としてコンセプトがしっかりとしている中、シングル曲やJoss Stoneとの"Anniversary"などこれぞ！という曲が詰まっているところがなんとも素晴らしいです！これは、2006年聞かなくてはいけない一枚です！
Delightful Music REVIEW

2 - 21:03 / J Moss Presents 21: 03

PAJAM Produceのボーカルグループ！ゴスペルらしいアップサウンドから、スローバラッドまで、幅広い楽曲とそれを歌いこなす3人の実力は本物です！これほどにバラエティーー豊かで歌が間違いないグループは彼らが一番でした！
Delightful Music REVIEW

3 - mG / Still...

mGというシンガーのデビューアルバム！彼のテナーボイスがやばいです！前半のアップもなかなかですが、美しいバラードで見せる伸びやかな声にノックアウト！4曲目でまずやれて、12曲目の名バラード「Down Low 」は稀代の名曲であることに間違いはありません！
Delightful Music REVIEW