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Freddie Jackson / Transitions

[CD]
01.Until The End Of Time
02.Transitions
03.Hold On Me
04.How Can I
05.Can't Get My Flow
06.Stay And Talk To Me
07.More Than Friends
08.Superman
09.Tell Me About It
10.Heaven
11.Whan Cha'll Waiting For
12.Superstar/Wind Beneath My Wings




 
[DVD]
01.Rock Me Tonight
02.You Are My Lady
03.Have You Ever Loved Somebody
04.He'll Never Love You
05.Do Me Again
06.I Can Use A Little Love
07.Main Course
08.Love Me Down
09.Tasty Love
10.All Over You
11.Don't Wanna Lose Your Love
12.Me & Mrs. Jones
13.You And I Got A Thang
14.Nice & Slow
15.All I Ever Ask
16.Rub Against You
17.Can I Touch You
Freddie Jackson / Transisions

(総評)

80年代アーバンコンテンポラリーソウルのトップスターであり現在でも現役でメジャー級の活躍をしながらR&Bシーンへ大きな貢献をしているアーティストの一人FREDDIE JACKSONが2006年に新譜をリリース!その衰えない歌声で、コンスタントに80年代中盤から作品をリリースしつづけている大御所です。まさに王道ソウルを貫いたようなアーバンなコンテンポラリースタイルには感動すら覚えます。時に甘く、特に熱く歌い分けるその喉の深さ、そして芳醇なほどに成熟した歌声・・・さらに年代を感じさせないソウルスタイルトラック。どれもが、名盤といわれる熱い一枚へとのし上げてくれています。
もうベテランらしい余裕の歌いっぷりは当然ながら、時に熱くときにスタイリッシュでアーバンに歌い分けていきます。特に熱く歌上げる様には、もうノックアウトです。06年発売とは思えないほどに、オーソドックスで素晴らしいSweet Urban Soulが満載です!
最初の1曲目「Until The End Of Time」から、もう情熱的なバラードが大展開!もう惚れるしかありません。そして、2曲目「Transitions」でアーバンな香り漂うエッジの聞いた曲で、今風の曲でも自分の色にしながら、歌いこなせるところを見せてくれます!さらに、4曲目「How Can I」では、見事なシャウトを見せてくれて、聞くものを悶絶させてくれます。そして、なんといっても素晴らしかったのが、6曲目「Stay And Talk To Me」!ここでのギターと絡み合いながら、どんどん熱く歌いこんでいくFreddie Jacksonの素晴らしさには目頭が熱くなります。たまらんな〜。一緒に情熱的に歌いこみたくなりますもん。前半からビートがしっかりとした曲調から甘いバラードへと多種多様な曲を見せて、後半はオーソドックスなバラードなど、アーバンコンテンポラリーというジャンルの深さを味あわせてくれます。収録時間も50分弱というコンパクトにまとまっていながらも、Freddie Jacksonの魅力をきっちりと見せてくれるようなつくりになっていて、とても良質な盤だと思います!オススメ曲は必ず聞いてみてくださいねー!
正直80年代の彼はしりませんが、近年BESTが多く出されており、その歌を見直されつつあり、歌を聴く機会が多かったので、こうやって新譜に出会うことが出来て大変うれしく思っています!さらに、しらない80年代も同封のDVDで聞くことができるのもうれしいところです!そうこのアルバムDVDもついていて、80年代からの名曲の数々のPVが見ることができます!つまりBEST盤と、オリジナルがついているようなものなのです!本当にお得な一枚になっています。しかもこちらを聞いても、アーバンコンテンポラリーの王道を突き進んでいるFreddie Jacksonなので、あまり古いっていう雰囲気はしなく素晴らしい歌が、聴けるのです。まあDVD自体を見ると、服装とかが年代を感じさせますが、それはそれで味があって面白いです。こんな古いPVを見ることはないですからね。一枚で二度楽しめる素敵な一枚に仕上がっていますよー。
R&Bらしいビート中心の楽曲ではなく、もっと深いSOULでアーバンな歌の世界を見たい方は、是非オススメです!トロトロに溶かされますよー。女性と二人で聞いたらとても雰囲気が出ると思います。

オススメ:(6),(1),(2),(3),(4),(11)

(曲解説)

01.Until The End Of Time

もう最初からトロトロに溶かしてくれます・・・やわらかいバックサウンドにのって、艶やかにその喉を鳴らすFREDDIE JACKSON・・・まさに甘いSOULの王道をこれでもかと歌い上げます。そして、徐々に熱が入っていくボーカル!これはもうこのFREDDIE JACKSONここにあり!って感じで、どんどん情熱的に込み上げるかのように歌い上げていくのです・・・。後半の歌い上げっぷりは、近年見ることがなくなったオーソドックスなSOULバラードを地でいっていています!まさにSweet Soulとはこういうのを言うんでしょうね〜。

02.Transitions

アルバムタイトル曲は、なんか懐かしい音で、グルーブを奏でてくれるノリのいい一曲!そこらの若手アーティストよりもノリが良くてかっこいい!しかも熱い歌がこれでもかとそのノリのよさに絡んでくるんですからたまりませんね〜!柔らかいコーラスの歌声と、熱いFreddieの歌声が絶妙な鬩ぎ合いを見せ、これでもかと

03.Hold On Me

楽曲の音はとてもオーソドックで古い音もあるのですが、そこがまた大御所らしくて全然いけるんですよね。ミッドテンポなリズムにのって、熱いHOOKを披露していきます。伸びやかな歌声に思わず感嘆の吐息が漏れてしまいます。じわじわと熱いボーカルを披露していく様がなんとも素敵過ぎます!!

04.How Can I

熱いギターのリフからゆったりと深みのある一曲を歌い上げます。基本的に、ゆったりと歌い上げるタイプのシンガーなので、こういうスローバラードでこそ味が出てきます。特に後半の力強いシャウトには完全ノックアウト!もう悶絶級の素晴らしさ。こんな溜め込んで力強くシャウトされたらたまらないですよね!このシャウトは絶品です!

05.Can't Get My Flow

ホントどの曲もFreddie Jacksonらしいアーバンでソウルフルな歌を聞かせてくれます。語りなども混ぜながら、渋く渋く歌っていきます。もう女性はメロメロになりそうな雰囲気です!こういう目立たないけど素敵な歌っていいですよね〜アルバムに深みを与えてくれます!女性コーラスの使い方なども非常にうまいんですよね。ベテランらしい深みを感じさせる一曲です。

06.Stay And Talk To Me

すごい情熱的な一曲ですよー!もう最後なんてギターがギュインギュイン鳴り響きながら、一緒に情熱的に歌い上げてくれるんですから!プロデューサーが実はあのMark Nelsonなのです、さすがMark Nelsonというべき素敵な一曲です!もうアルバムを代表するほどに、素晴らしい一曲に仕上がっています!Freddie Jacksonといえば、アーバンでまったりと歌うのですが、ここではあまり見せない熱い情熱的なボーカルスタイルを見せてくれて、新鮮で素敵ですよー!もう、どんどん重ね合わせていくように、盛り上がっていくFreddie Jacksonの歌が素晴らしいです!

07.More Than Friends

盛り上がった後は、ゆったりとしたアーバンなスタイルの曲で、魅惑的な雰囲気でぐいぐい引き込んでいきます。女性ボーカルもFreddie JacksonもSEXYに深く深く歌いこんでいくのです、特にこういう曲での素晴らしさは、凄いですねーベテランの味って言うのがよく出ています!

08.Superman

ここでもアーバンな香りも残しつつ、ミッドテンポなかっこいい曲を見せてくれます。ちょっと今風なベースの音がよく出ているトラックにのって、抑えながらも力強くと歌い上げます。あまり躍動的なメロディー展開はないですが、地味にいい曲ですね〜。

09.Tell Me About It

今までのR&Bらしい展開の曲とは違うオーソドックスなバラード。こういう曲でもきっちりと力強いシャウトなどを見せて、盛り上げてくれます。このシャウトがたまらないんですよねー!

10.Heaven

後半は地味目な曲が多いですが、どの曲もいいなーと思わせる安定感があるところが、さすがベテランシンガーさんです!この曲でも安定感を見せつける歌声と、力強いビートにのり、女性コーラスをここでもうまく使いながら、いい歌を披露していきます。

11.Whan Cha'll Waiting For

80年代を思い起こさせるようなちょっとギラギラした雰囲気ももっているUPテンポソウル!明るく楽しい雰囲気でどんどん盛り上がっていく感じが、心地よくて、Freddie Jacksonも、FUNKにぐいぐいシャウトも交えて盛り上げていきます!

12.Superstar/Wind Beneath My Wings

Freddie Jacksonがこの曲のカバーをするとは!Luther Vandorossのカバーを堂々と披露します。Freddie Jacksonらしいアーバンな香りを持たせつつ、Luther Vandorossのような懐の深さも見事に表現しています。あまりアレンジをしないバージョンのLutherそのままのバージョンでのカバーでは、なかなか上位に入る出来のカバーではないでしょうか?ピアノとの相性も抜群です!

(Producer)

Yasha:(1),(6),(7),(10),(12)
Marc Nelson:(1),(6),(7)
Jason Farmer:(2),(3),(4),(9)
Paul Laurence:(5)
LaDette:(8)
Sean Bryant:(11)
Freddie Jackson:(12)

(LINK)

LABEL OFFICIAL CD BABY(試聴できます)
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