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Deponce / Devotion

01.Intro
02.Heaterz
03.Overtime
04.Best Sex
05.25 To Life
06.Make It Good
07.Tell Me
08.Hard 2 Get
09.On The G
10.Bowz
11.Tight-Tight
12.G.O.O.D.M.A.N
13.Sexy Moma
14.Release it
15.Devotion
 
Deponce / Devotion

(総評)

A Few Good MenのメンバーDeponceが2006年に放つソロ2作目!A Fre Good Menは、1stアルバムが2種類あるというとても珍しいグループで、その素晴らしいコーラスワークとちょっとしたSEXYさを取り入れたサウンドがとても評価が高く未だに根強いファンがいるグループです!そんなA Few Good Men時代にAARONと名乗っていたメンバーがDeponceという名前でソロ活動をしていたのです、実は、2000年に幻といわれる1stアルバム「From My Window」(現在HMVなどで入手可能です。)をリリースしています。その1作目で見せた素晴らしいバラードの素晴らしさを残しつつも、そのナイーブさとはぜんぜん違う、R&Bシンガーらしい力強いその歌声にノックアウトされます!もう、見た目も筋骨隆々としたジャケ写のように、パワフルになり、その体格を鼓舞するようなサウスバウンスビートの楽曲がずらっと並ぶ内容で、歌声もよりパワフルさを増していて、ひさびさにUPビートが似合うR&Bアルバムの誕生です!1枚目と2枚目がこれだけ内容違っていて、それでいて両方とも良さを持っているなんてアーティストも珍しいですね!

素晴らしいのが定評あるバラード!なんといっても、美しすぎる6曲目「Make It Good」!これは極上の名バラードです!胸をかきむしるような美しいメロディーとそれに絡みつくように歌いあげるDeponceの豊かで心に染みるボーカル!そしてなんといっても天才的とも言えるファルセットの使い方!このファルセットで昇天させられちゃいます。。。
このような極上のバラードやら、11曲目「Tight-Tight」のようなエロさももつSweetな曲も見せ付けたりと彼の歌声の素晴らしさをこれでもかと見せ付けつつ、前半の2曲目3曲目「Overtime」で見せるようなサウスバウンスビートでの一曲も見せてくれます。ジャケ写でもわかるように相当筋骨隆々な体から発せられる声は力強く変化しており、こういう曲調が実に似合うのです!歌い方も、パワフルなシャウトと、超絶ファルセットを使いこなして、どんどん引き込んでいく勢いのある楽曲が多いのです!アルバム一枚としてもUPからスローへと自然な流れがあって、一枚通して楽しんで聞くことが出来ます。
最初はインディーズのみの扱いでしたが、日本ではA FEW GOOD MENの人気が根強いためか、HMVやTOWERなどでも取り扱いしているので、購入しやすいですよ!ぜひ手にしてみてください。

オススメ:(6),(3),(5),(7),(10),(11),(12),(14)

(曲解説)

01.Intro

イントロの爆発力に度肝を抜かれます!ここから始まるかっこいいR&Bへの期待がグッとあがってきますよー!

02.Heaterz

ギターがリズムを刻み勢いがあるサウンドと、パワフルに最初からノックアウト!1stの美メロ路線を期待すると肩透かしを食らいますが、このDirtyな雰囲気のノリはかっこいいです。特にサビで魅せてくれる感情のこもったシャウトには思わず熱くさせられます。

03.Overtime

サウスバウンスっぽいビートにのって、力強い歌が展開していきます!これかっこいい〜!たまりません。最近こういうタイプのUPビートって本当に少ないので、自然に聞くだけで上がってしまいますよね!Rapperをも招いて、ゴリゴリに押し上げていきます!さらに最後にかけてDeponceが見せるシャウト!この壮絶な掛け合いのシャウトの応酬で昇天できます・・・。

04.Best Sex

セクシャラスなタイトルで、パワフルなサウンドが展開して、ファルセットを多用して、なかなか今まで見せないDeponceの一面を見せてくれます。

05.25 To Life

流れるようなそのメロディーにうっとりとさせられつつ、美メロとファルセット気味の歌声を聞き込んでしまいます。ここでも最後にかけて、情熱的に燃え上がるシャウトに熱くさせられます・・・。気持ちのこもった素敵な一曲です。

06.Make It Good

元A Few Good Menらしい素晴らしい超絶バラード!サビへの流れも素晴らしくて、思わずサビでは目を閉じて体を揺らしてしまいます。なんといっても、Deponceのねちっこくそして、切なく歌い上げる素晴らしい歌声!そして、天才的というかもうヤバスギルファルセットボイス!このファルセットで昇天してしまいます。徐々に感情を金繰り捨てて歌い上げる切ない歌い方に胸を揺さぶられること間違いです!とくにファルセットからの燃え上がる歌いっぷりには惚れますよ!

07.Tell Me

つぶやくようにソウルフルで情緒的な歌を歌い上げていきます。ゴスペルっぽくどんどん上り詰めていく雰囲気は素敵です。ここら辺の曲調の多彩さもDeponceの才能の豊かさを示しています。そして、これがインディーズのままなんてもったいないなと思わされます。コーラスのメインの絡み方のねちっこさもこの曲の聴き所です!

08.Hard 2 Get

グッと腰に来る前半で見せたバウンスビートにのったR&Bを披露していきます。こういうUPをやるなんて、思いませんでしたが、なかなか今のマッチョな体系を含めて様になっていますよね!なんか段階的にあがっていく感じが面白い曲ですね。こういうUPではファルセットを自在に操る本当に実力があるシンガーです!

09.On The G

2曲続けてサウスっぽい曲が続きます!でも、HIPHOPによりすぎず、しっかりと歌物としての完成度を高めているのが素晴らしい!クラブでなってても全然かっこいいシャープなサウンドにのって、パワフルな歌声でぐいぐい歌い上げます。まだまだ最前線でやれることをこれでもかと見せてくれます。

10.Bowz

こういうパワフルなサウンドにのって、どんどん聞かせます。この辺のサウスやHIPHOPビートをうまく乗りこなす曲では、前作ではなかった、新たなDeponceの真骨頂っていった感じですね。しかもこの曲はサビのメロディーもカッコよくて、自然と盛り上がります!一緒にLet's Goといっても盛り上がりますよ!

11.Tight-Tight

まってました!6曲目のような切ないバラードもいいですが、こういうエッチな雰囲気の曲をもっとやってほしかったなっていうのが、正直な感想ですね。UPもいいし、バランスの問題なのですが。それにしても、この曲の癖になっていくような妖しげな雰囲気はたまりませんね!フレーズを繰り返しながら、盛り上がっていきます。

12.G.O.O.D.M.A.N

ここら辺からのしっとりした雰囲気の歌い方は、いいですね〜Deponce本来のSEXYさがより濃くでています。まるで耳元でそっとねちっこく歌われているようなそのSEXYさには、悩殺されます・・・さすが、A Few Good Men・・・すばらしいですね。最後に力強くシャウトして盛り上がっていくところなんか、やばすぎます!このアルバム最高潮の熱い一瞬を見せてくれます。

13.Sexy Moma

ソウルなギターサウンドで、軽快なミッド曲を披露。こういう今までと違う曲調も難なく歌える器用さも併せ持ちます。ねちっこく歌ったかと思えば、今度は、心地よい爽やかに歌い上げてくれる一曲です。サウス物のUPとはまた全然違ったノリやすい軽快な一曲です!

14.Release it

一気に崩れるように流れていく曲調に耳を奪われます。ギターとパーカッションという最低限のサウンドでありながらも、耳に残るように効果的に聞かせていきます。その流れるようなスピード感とアコースティック特有の切なさが合わさって、特有の失踪感を味あわせてくれます。

15.Devotion

ここまでサウス、バラードなど一枚のアルバムで多彩な曲調を聞かせてくれたDeponceが最後に聞かせるアルバムタイトルでもあるこの曲ではなんとギターの弾き語りを聞かせます・・・これにはビックリ!一枚でここまで多彩なアルバムも珍しいですよ。

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