01.Real R&B 02.Shake That Thang 03.Wishy Washy 04.Stay in Your Place 05.Nothing 06.My Best Friend 07.Leave Well Enough Alone 08.Gone 09.Lonely On The Road Interlude 10.Lonely On The Road 11.You Are My Lady 12.My All 13.Shake That Thang feat.Monica Blair
(総評)
ジャケ写のちょっと陳腐な感じを払拭するようなすばらしい歌声を持つシンガーRamon Michaelのデビューアルバム!なんといって7曲目での見事な歌に惚れ惚れとしてしまいます。まだインディーにはこういうソウルフルな直情系のバラッドを歌えるシンガーがいるんだなーとうれしくなります!前半はアップサウンドで若手らしさをアピールしつつも、5曲目あたりからぐいぐい見せてくれるシャウターとしての素質に惚れ惚れしてしまいます。フェイクも堂に入ったもので、しっかりとバラード聞かせられるシンガーです!後半ではゴスペルライクな清涼なサウンドでもしっかりと聞かせてくれたりと幅の広さも見せて、今後を期待させてくれる新人インディーシンガーの登場です! なんといっても6曲目「My Best Friends」での見事な歌い上げっぷりでグッと心をつかまれて、7曲目「Leave Well Enough Alone」で見せるもう見事なソウル熱唱!!でもうたまらない気分にさせてくれます。もうこの力強いシンガーにはやられますねー!こういうソウルフルな歌声は、見事ですねー!この二曲を筆頭にさまざまな曲調でそのパワフルなシャウトで聞かせる安定した実力を見せてくれます!じっくりと歌えたり、シャウトで一気にもっていたりと歌い方も実に多彩で、アルバムのクオリティーも非常に高いですね。インディーソウルだけならず、R&Bアルバムとして聞き応えたっぷりな一枚です! オススメ:(7),(3),(4),(5),(6),(8)
01.Intro 02.Let’s Go feat.Versatyle 03.Trippin’ 04.She’s Bad 05.Can I Come Over 06.Somethin’ 07.I Know 08.Physical 09.Grown Up 10.Can I Come Over – Remix 11.Past Forever
01.Intro 02.雨・風鈴 03.LA LA LA 04.Diamond 05.Hate Me 06.Get It Right 07.To Da New Area 08.Light Da Fire 09.Got 2 Go 10.1・4・2 11.You Shine 12.歌をうたおう
01.Up in the sky feat.HI-D / 餓鬼RANGER 02.Uh / Sowelu, HI-D and Jun 4 SHOT from FIRE BALL 03.Welcaome 2 Da Party / DJ WATARAI feat.HI-D & AI 04.恋はオートマ feat.HI-D / DABO 05.HOMIE… feat.HI-D / AK-69 06.男一匹 feat.HI-D, AKTION / 童子-T 07.DEM A MONSTER feat.DELI, HI-D / BOY-KEN 08.哀愁’97 feat.HI-D / KAMINARI-KAZOKU 09.B-I-GHT! / HI-D & TWIGY 10.Shake ya head / DJ KOYA feat.HI-D 11.Night Drive feat.”E”qual, AK-69 & HI-D / GRAND BEATZ (DJ RYOW & TOMOKIYO) 12.Angler Fish feat.DELI & HI-D / DJ YAS meets Tommy Guerrero
(総評)
日本のR&Bシーンを引っ張るHI-D通算4枚目となるアルバムが2007年の1月24日にリリースとなりました。24という数字にごろをあわせたように、24曲入りの『24』というタイトルなのですが、なんといってもこの作品の目玉は、最近日本のR&B周辺をにぎわしているNao’ymtと組んで作った2曲目「雨・風鈴」!これがハイテナーなHI-Dの歌声をうまく活かしていて、以前よりも安定感を増した歌声を活かして、しっとりと妖艶に聞かせるHI-Dの新たな魅力を見せてくれる曲なのである(8曲目でも味わえますよ~!)、そのほかの曲も作詞作曲は自身でこなしながら、Singo.S, EQなどのR&BやHIPHOP関係で活躍しているプロデューサーや今井了介, USK, UTAというTiny Voiceファミリーと組んで高い水準の楽曲の上で、そのセクシーな歌を聞かせてくれます。どの曲でも安定感ある歌を見せてくれて、そして、成熟された大人な詞の世界観が、よりHI-Dの思いを身近に感じさせてくれます。 アルバムの中でUTA、USKの二名をプロデューサーに招いたノリが良いサウンドにのって、軽快で、力強い前向きな歌も聞かせくれたり、7曲目「To Da New Area」のようなOne Loveなコンセプトのみんなで、成長していこう!っていう感じの曲があったりと全体的に明るい雰囲気が漂っています!そんな中意外性が一番あったのが、Hiroyuki Matsudaさんというプロデューサーとの一曲!なかなか今までのHI-Dでは見られなかったレゲエ調の3曲目や、11曲目のような美しいバラードなど、今まで見られなかったHI-Dの歌の一面を見せてくれています。そんなサウンド的には、様々な曲が楽しめる一枚になっているのですが、歌詞の面では、以前よりももっと人間愛や、もっと大人な愛情について歌うその姿勢には、一つずつHI-Dの進んでいることを、印象づけます。特に5曲目での聞いているこちらまで心が温かくなるような「HATE ME」は、よかったです!サウンド面での素晴らしさと、EQさんのプロダクションも素敵ですが、何よりその歌詞の暖かさが素敵でした!その他のバラードも壮大な雰囲気とかの派手な演出は避けて、もっと身近な雰囲気のバラードが多くて、そっと傍で歌いつないでいてくれるようなそんな安心感をもって聞くことが出来ます! このアルバムは、全体的に派手な曲や、悲しいかったり壮大だったりって曲はなかなかないけど、日常が凄い身近に感じられる、味わいがあってじわじわと染み入るような一曲一曲が深いアルバムに仕上がっています!とてもメッセージが込められた暖かい曲が多くて、R&Bを基本としながらも、メッセージ性が高い作品に仕上がっていますよ! そして、DISK2ではHI-Dのファンなら誰もが求めていた客演集が、彼の何十とある客演の中から、厳選した12曲を聞かせてくれます!中でも、2曲目「Uh」と、「HOMIE…」の完成度は群を抜いています!その他にも、その他にも代表的客演が収められて、全曲24曲とボリュームたっぷりな一枚になっています!4枚目にして、HI-Dの新たな可能性と今までの集大成を見せてくれる充実作を届けてくれました。オススメ:(2),(11),(4),(5),(6),(7),(8),(9),(10)