What’s going on? feat. Celina Sharma (Live)

セクシーなCelina Sharmaを迎えてのLIVE映像です。特別感があってYUさんの柔らかい歌声と、Celinaのソウルフルでセクシーな歌声が絶妙に絡み合っていきます。サビのOoh La Laというところの突き抜けるように心地よく響き、そのあとのサビのメロディーでゆったりと体を揺らされて、見つめあい歌う二人に引き込まれます。

洋楽っぽさもありながら、しっかりとサビを聞かせるPOPさもあって、女性ボーカルが入ることで楽曲としてもメロディーのセクシーさがうまくでるようにバランスがよく構成されていてさすがアイドラの曲だなという感じです。

I don’t like mondays. / RUNWAY

I Don’t Like Mondays.が2023年9月6日にリリースした、5枚目のフルアルバム『RUNWAY』 全10曲のアルバムとなっており、このアルバムは、圧倒的な楽曲の素晴らしさに裏打ちされたバンドサウンドをベースとしつつも打ち込み中心のR&BやJazz、ディスコサウンドが極上のブレンドで融合した心地よい一枚になっています。非の打ち所がないサウンドと胸を打つYUさんの歌声と歌詞が、聞く人の胸を打ちます。自分たちで楽曲プロデュースを主に行う彼らとしてはアルバムの化学反応になる外部のプロデューサーが参加していて、今回は韓国のクリエイティブチーム DPRからトラックメーカーのDPR CREAMが「conversation」で、ESME MORIが「ENTERTAINER」以来となる「Strawberry Night」でアルバムのアクセントとなる楽曲を彩っています。

 まずは、硬質なドラムの音と軽快なメロディーが織り成すサウンドのカッコよさに体と心が躍る「Umbrella」で幕を開けます。このカッコよさはアルバムの幕開けにふさわしい!YUさんが作り出す雨の中でも傍にいてくれるだけで力になってくれるような詩の世界が素敵です!

 その次には切ない夏の残り香を歌うような「Summer Ghost」に胸が締め付けられます。懐かしいあの頃を思い出すような切なく記憶を思い起こさせます。ジョンレノンとかアーティストの名前をさらっと使うことで聞く人の心理に音楽を流させるような詩のアクセントになる使い方もたまらない。

 そしてライブの最後を飾る曲を作りたかったという彼らの思い通りに聞く人の心の扉が開くように想いが広がるような楽曲「Beautiful Chaos」が美しく響きます。美しく広がっていくメロディーとサウンドがひたすら心地よく胸を突き抜けていきます!最後の情熱的なシャウトがグッときますね。

 「Strawberry Night」で癖になるサビのメロディーとキャッチーさで一緒に歌いたくなるような楽曲で、”別に言いたいことはない”っていうフレーズがとにかく頭から離れなく、もちろん言いたいことはいっぱいあるんだけど、こんな時こそ体預けて踊ろうぜっていう逆説的にみんなを誘ってくれるYUさんの詩の世界観がかわいらしくていいんですよね。

 「conversation」でさらっとクールなサウンドを跳ねるように歌い上げていくYUさんの歌声が心地よいです。この曲ではDPR CREAMが作り出すサウンドとそれを自分のものとして表現するアイドラのバンドとして演奏の完成度も。

 「Sin City」でのYUさんのファルセットでの美しさとリズムサウンドが心地よく響きます。フレーズを繰り返しながら、ファルセットで盛り上がっていくクールな雰囲気がこの楽曲をより美しく彩っていきます。ついつい何度も聞きたくなるような楽曲です。

 「Mmm…」ではフレーズを一緒に言いたくなる鼻歌交じりの歌声を歌いたくなります。どこか余裕がある心地よい歌がかっこいいです。こういう方の力の抜けた歌でも十二分にカッコよさを見せつけるのが、アイドラらしさでもあります!

 そして「WOLF VIBES」は今までのアイドラらしいファンキーでわかりやすい一緒に叫べるメロディーでライブで盛り上がること間違いなし!実際ツアーでもこの楽曲がかかった時の空気感の力強さにはびっくりさせられます。こういう軽快な楽曲での楽曲の身軽さはさすがアイドラって感じがします。

 さらに「Dynamite」もライブで爆発すること間違いなしな楽曲です!リズミカルなサウンドにのってリズムが上がっていき盛り上がっていきます!体を揺らしたくなるダンサブルなバックサウンドに体を揺らされます。ライブでは、途中のシンセサウンドに合わせて右に左に踊るのですが、これが古典的なんだけどかわいらしくてついつい一緒にやりたくなります。

 最後は「PAINT」のRemasteredということで、より洗練されたサウンドでこのアイドラを世界レベルまで押し上げた力強い一曲が持つパワーを感じさせてくれます。文句なしのこの曲が生み出す爽快感とまっすぐな歌詞が聞く人たちに響きんですよね。アルバムの最後を締めるにふさわしい一曲です。

 アルバム全体通して無駄がない10曲というコンパクトな曲数の中で今のアイドラの魅力を詰め込んでいて、何度も聞きたくなるような素晴らしいアルバムに仕上がっています。(実はこのアルバムの初回盤には+CD、2DVDもついています。以下で説明しますが)このアルバムを発売を記念してレコーディングされた動画も素晴らしいので、いかにリンクを置いておきます、ライブにいって聞きたくなってしまうんですよ!アルバムの良さを2倍にも3倍にもしてくれて、また聞きたくなりますよ。

Umbrella
Summer Ghost
Beautiful Chaos
Strawberry Night (Prod. by ESME MORI)
conversation (Prod. by DPR CREAM)
Sin City
Mmm…
WOLF VIBES
Dynamite
PAINT (Remastered)

初回盤にだけあるDISK2には、これまでリリースされたCD化されていなかった名曲たちが入っています。最高にクールでかっこいい「美しき世界」がCD化されるというだけで、初回盤を買いたくなってしまいました。

 美しきクールな一曲「音楽のように」ではしっとりと聞かせてくれて後半にかけての盛り上がりは切なげでいてダンサブルで聞き手の胸を締め付けてきます。

 そして、「美しき世界」のお洒落でダンサブルな様はアイドラ史上最高長のカッコよさでメロディー展開も抜群に盛り上がって無駄がなくてこれでこそアイドラという楽曲に仕上がっています!これだけカッコよいおしゃれな楽曲を嫌味なくカッコよく歌い演奏できるのもアイドラだからこそですね。MVもカッコよくてぜひ見てみてほしいです!

 さらに挟んで次は、ライブでは絶対に盛り上がる定番曲であり恋愛リアリティーショーの楽曲でもある「空の青さにみせられて」では、飛び跳ねてしまうようなビートが心地よいイントロから広がりがあるサビのメロディーが最高に盛り上がります!サビの後の最後のCHOJIさんのギターがかっこいいんですよね!最後はみんなで歌いたくなります!

 そのほかにもミッドテンポなサウンドが心地よい「HONNE」は、YUさんが作り出す歌詞の世界観が面白くて、一言一言が印象的で、ちょっと詩の世界観で遊んでいるんですよね。HONNEと書いてはだかといってみたり、アイドラは詩一つとっても面白さを感じさせてくれます。

 そして、どらみふぁソラシドと音階が駆け上がるような独特のサビが心地よい「YOROI」も素敵な楽曲です。体がついつい揺れてしまうようなメロディーのインパクトがあるのはすごいです!

 そのまま、ギターのイントロが超絶にかっこいい「重ね色」!ドラマの主題歌でドラマの内容ともマッチしていて歌詞が刺さる濃厚なバラッドで、サウンドとメロディーの美しさに聞き入ってしまいます。下のLyric Videoでは、飯豊まりえさんの語りがあったり、Lyric Videoの構成も面白いです。

 ライブで踊れる癖のある歌い方が印象的な「ロンリーゾンビ―ワンダーランド」や、ゆったりとした心地よさがいい「スクロール」とどれも捨て曲なしのDISK2と楽曲の多彩さとどの楽曲も名曲と言える完成度でその多作さに圧倒されます。

音楽のように
美しき世界
空の青さにみせられて
HONNE
YOROI
重ね色
ロンリーゾンビーワンダーランド
スクロール

特別版はさらに、コロナ禍に行われた“Black Humor Tour” ”Black Thunderbird Tour”という豪華な収録になっています。コロナ禍なので、コールアンドレスポンスはないのですが、その代わり彼らの歌声や演奏がクリアに聞こえるのと、その中でお客さんも声は出さないけど体でレスポンスしてる熱量が感じられて見ていてどちらも熱くなるライブになっています!

I Don’t Like Mondays. / WOLF VIBES

I Don’t Like Mondaysの新譜は、タイトルのWOLF VIBES通りに野性味が溢れる躍動感があるダンサブルな一曲です。渇きを癒すように喰らうような勢いのある恋に落ちていくリリックの攻めた感じも曲の勢いを増してくれています。ちゃんとライブで聞いた時に盛り上がるだろうなっていうわかりやすいフレーズとかも織り交ぜながらもしっかりとバンドとしての音で聞かせる部分があって、聞くたびに中毒性が高い楽曲に仕上がっています。MVも4人の躍動感にあふれた動きに見入ってしまい、心と体を躍らせて聞き入ってしまう一曲です。こういう踊れる曲を作り出す安定感が素晴らしくて、YUさんの余裕を見せるクールで踊れる雰囲気のボーカルから、しっかり熱を帯びて全体として盛り上がっていくところがかっこいいんですよね。

i don’t like Mondays. – ダイナマイト (Audio) 🧨

アイドラらしいポップな聞きやすいさと、ダンサブルな魅惑なメロディーに体を揺らしてしまいます。ライブで聞くと本当に盛り上がる楽曲になっていて、まさに歌詞通りに体を着火されるかの如くジャンプせずにはいられません。前向きになって元気になれるような力を与えるYUさんが選ぶ言葉にも、心を躍らせられます。最後の80年代を思わせるようなシンセのメロディーがもうレトロで、レイドバックさせてくれます。ライブでもこの部分で楽し気に踊る4人に思わず、心奪われてしまいます。ぜひライブでも聞いてほしい一曲になっています。

I Don’t Like Mondays. / スクロール。(Arranged by tofubeats – Lyric Video)

緩い楽曲にツアー中の思わず笑顔になるようなメンバーの賑やかな姿が写っているリリックビデオが素敵なスクロール。こんな日常一つ一つが大切なんだと、日々を過ごしていくことの大切さを聞く人に教えてくれます。日々を難なくこなす人もいれば、ぎりぎりで過ごし人もいて、それぞれの日々を自分の精一杯で過ごしている人たちに、大丈夫もう目いっぱい頑張ってるよ、明日もちゃんと来るよと、背中を押してくれるような、緩やかだけど元気をくれる一曲に仕上がっています。多数のアーティストとコラボしてるtobubeatさんの作るビートが心地よく、ドラムもそれに合わせて心地よくリズムを刻み、緩くつま弾くギターとベースの音が安心感を与えてくれます。

アイドラのファンには、なんかこんな仲良い雰囲気のメンバーを見れるのがなんかうれしい気分にさせてくれますよね。MVの方も最後に画面がスクロールされるなど、小さい遊び心が散りばめられているのが、アイドラの魅力でもあります。