2024/10/19 I Don’t Like Mondays. FOCUS in cube garden (sapporo)

春のIsland Tourに続いて、10周年を記念するライブが札幌からスタート!このライブの直前には最新EP”FOCUS”が出て、どの曲も素晴らしい内容でライブへの期待もおのずとあがります!特にCHANGEという曲はライブでどう変わるのか本当に楽しみにしてきました。会場前にもアイドラが大好きな人たちが集まっていて、期待感がいっぱいでした!

やっぱり最新EPからライフの最初にしたいと言っていたこの曲からスタート
someday
ドラムが入ると一気にテンポアップして体を揺らしてくれます。手を挙げおもいおもいに体を揺らして盛り上がります。まさに始まりにふさわしい爽やかさと力強さを持った曲です。リズムに合わせて気持ちが徐々に昂っていく!ドラムの音に合わせてポーズを決めるのもかっこいい!
そのままepから、ドラマ主題歌の
shadow
入りのギターとそこからのドラムとベースの低音が心地よくかっこいい!少し撚た感じで歌い上げるYUさんのボーカルもかっこよくてサビでジワジワと盛り上がり、サウンドもリズムが素敵で踊れます。

Lonely dancer
クールでダークなこの曲で前半はアイドラらしいかっこよさで引き込んでいきます。ステージにグッと引き込まれます。YUさんの高音も伸びやかで心地よい。

tonight
こんな序盤からこれかーって思ったけどファンが集まってるからか、みんないきなり飛びまくりで盛り上がります。みんなで何度も飛び跳ねてライブを一緒に作ってる感じを味わえる最高の楽曲です。アイドラのライブといえばこの曲は欠かせません。一気にこれでいつものアイドラらしい盛り上がりをみせて会場全体の熱が上がる。
 
ここでMCで一息。ツアー初日が、この札幌なのは、初めてで、ここからアジアツアーが始まります。

夏の終わりを感じさせる
sunset girl
YUさんのサビでも高音が美しい。サウンドも抑えつつしっかりとドラムとベースの存在感がすごいです。アイドラは夏を懐かしめる曲を書くのが上手い。歌詞も素敵でしたサウンドもどこか懐かしさと切なさを感じさせます。グッと惹き込まれます。

この曲から夏の雰囲気を残しながら、素敵な夏繋がりでやっぱり来たかっていう選曲での
summer ghost
イントロから夏の終わりを感じさせる素敵な色を感じさせる曲です。この曲は記憶の何処かにあるキラキラした楽しくてもう取り戻せない切ない想い出を思い起こさせます。
サビではみんなで手を振りながら心地よく聴き入ります。
この2曲の作り出す夏が過ぎ行く空気感は、聴く人の心に切なさを感じさせます。YUさんの歌声が染みる。楽しいんだけど胸をきゅっとさせます。

beautiful chaos
の歌い上げるサビの心地よさは別格でした。心地よく伸びるYUさんの歌声が美しくて会場中が四人の演奏に引き込まれていきます。今日は本当に伸びやかな歌声で音源以上に感情豊かに聴こえました。最後のみんなで歌うのが最高に気持ちよく、どこまでもこのライブの熱が続いていくような心地よさを感じました。

flower in the rain
新曲の中でもスローな一曲ですがライブならではの歌の力をみせてくれます。YUさんのファルセットを存分に感じさせるアイドラらしいパフォーマンスでした。どこまでも伸びていくような歌が本当に素敵でした。ライブで聴いて一気に好きになりました。

ここから兆治さんとYUさんによるアコースティクな演奏を披露します。ゆったりと歌うこの曲は原曲とは違う魅力がたっぷりでした。
Love Yourself
みんなでへーいと言うところもゆるっとやるのも心地よかった。

もう一曲アコースティクでお届けしようってことで。このバージョンもう一度聴きたいなー。
Mmm…
こっちも今まではかっこいい楽曲のイメージがあったけど意外とアコースティクが似合う楽曲でした。YUさんのファルセットが今日は本当に美しいです。心地よいサビのフレーズをみんなで歌います。アコースティクでもこういう盛り上がれるのはアイドラならではの楽曲の完成度の高さゆえですよね。

そしてここからはkenjiさんもshukiさんも参加してアイランドツアーで初めて聞いた
New York, New York
まさにバンドサウンドの真骨頂とも言える力強い楽器とYUさんの疾走感のある心地よい歌声が混ざり聴いてるこちらも自然と体がゆれていきます。生音な空気感がより感じられバンドとしての勢いを感じます。
ここからは怒涛の勢いで後半に入っていきます。会場も、一体感が増します。
Umbrella
ドラムのリズムが前の曲から続いてて自然と体と頭が揺れます。この曲のテンポが良いリズムが体を揺らしてくれます。途中でCan you feel nowとかlisren to my soulとみんなで叫ぶところが気持ち良い!

ライブといえばこの曲も欠かせない!
freaky boy
会場中がダンスホールのような気分になります。気持ち良いー。もちろん最後は会場中がステップを踏んで踊り狂います。兆治さんのギターのソロが最高にかっこいい!一気に持ってかれちゃいます。この軽快で乗りの良いサウンドはアイドラでしか出せない味があります。会場全体が自由に踊ってました。

ここから畳み掛けるように
wolf vibes
サビでみんなでohと叫ぶのが気合いが入ります。盛り上がって飛びながらお客さんの叫ぶ時の一体感が半端ない!聞いてるのも歌うのも楽しいライブがアイドラのライブなんだよね。
十周年を迎えたバンドは、現在最高な状態だって言った4人の力強さが現れた
今やアイドラの代表曲でもある
PAINT
もうみんな一緒に歌って盛り上がります。勢いを感じさせるパフォーマンスで、観客を引き込んでみんなで手挙げて歌うサビが心地よい!
ここで最後の曲の前にYUさんが
これまでもいろんなことがあって、楽しいことだけじゃなくて嫌なことや頑張らなくちゃいけないこととかあると思うけど今日ここに集まって騒いで盛り上がった時間を思い出せるように、まだ明日からも、みなさん共に生きて行きましょう。YUさんが言う一言一言ってカッコいいんだよね。
アルバムの中でも一番聞きたかった曲!
Change
最初から、みんなで歌って盛り上がります。極上な一体感が出てて、ウルッと来るような力強く後押ししてくれる素敵な楽曲でした。拍手とOhhと歌う会場を観ながら嬉しそうに演奏し歌う4人が眩しかったです。最後は声を上げて盛り上がれる!EPで聴くのの数倍素敵で大好きになりました。

EC
アンコールは
black humor
のイントロ曲から始まり、もちろんこの曲。
Mr Clever
赤い照明が似合うしかっこいい!
みんなでLet’s goっていったり一緒にSNSほどほどにって歌うのが楽しい〜。自然と体が最高にノッちゃいます。

Lemonade

兆治さんご間違ったのか一瞬止まったのも御愛嬌。
曲が、終わるとけんじさんが兆治のであってたよ、一部と別のやろうっていったじゃんって言うとお客さんも盛り上がってぜひやってーと言う話になって(1日二部制をしてくれていて、私の参加したのは第二部!)

fire
おまけで一曲きけちゃいました!うれしいプレゼントでした!

ここからちょうじさんのグダグダなグッツ紹介のトークタイム。めちゃくちゃ面白かったです。。鞄、うーんあーリュック(ナップサックです)?ポーチ?いちいち確認を取りながら丁寧に紹介してくれるところが誠実さが出ていながら抜ける感じが面白くてみんな笑ってました。個人的にはけんじさんがジム二行くとき使いたいからこだわったと言うナップサックのグッツの宣伝があったり、全体的にグダグダなグッズ紹介になってしまいましたが。

最後にというと会場からはまだ終わりたくない熱と空気感が。でも、みんな一曲多く聴けたからいいしょって言うkenjiさんの言葉がやさしい。そこからみんなで盛り上がれる。
we are young
最後は4人が横に並んでありがとうっていってくれる姿に熱くなりました。本当に最高なライブでした。

What’s going on? feat. Celina Sharma (Live)

セクシーなCelina Sharmaを迎えてのLIVE映像です。特別感があってYUさんの柔らかい歌声と、Celinaのソウルフルでセクシーな歌声が絶妙に絡み合っていきます。サビのOoh La Laというところの突き抜けるように心地よく響き、そのあとのサビのメロディーでゆったりと体を揺らされて、見つめあい歌う二人に引き込まれます。

洋楽っぽさもありながら、しっかりとサビを聞かせるPOPさもあって、女性ボーカルが入ることで楽曲としてもメロディーのセクシーさがうまくでるようにバランスがよく構成されていてさすがアイドラの曲だなという感じです。

I don’t like mondays. / RUNWAY

I Don’t Like Mondays.が2023年9月6日にリリースした、5枚目のフルアルバム『RUNWAY』 全10曲のアルバムとなっており、このアルバムは、圧倒的な楽曲の素晴らしさに裏打ちされたバンドサウンドをベースとしつつも打ち込み中心のR&BやJazz、ディスコサウンドが極上のブレンドで融合した心地よい一枚になっています。非の打ち所がないサウンドと胸を打つYUさんの歌声と歌詞が、聞く人の胸を打ちます。自分たちで楽曲プロデュースを主に行う彼らとしてはアルバムの化学反応になる外部のプロデューサーが参加していて、今回は韓国のクリエイティブチーム DPRからトラックメーカーのDPR CREAMが「conversation」で、ESME MORIが「ENTERTAINER」以来となる「Strawberry Night」でアルバムのアクセントとなる楽曲を彩っています。

 まずは、硬質なドラムの音と軽快なメロディーが織り成すサウンドのカッコよさに体と心が躍る「Umbrella」で幕を開けます。このカッコよさはアルバムの幕開けにふさわしい!YUさんが作り出す雨の中でも傍にいてくれるだけで力になってくれるような詩の世界が素敵です!

 その次には切ない夏の残り香を歌うような「Summer Ghost」に胸が締め付けられます。懐かしいあの頃を思い出すような切なく記憶を思い起こさせます。ジョンレノンとかアーティストの名前をさらっと使うことで聞く人の心理に音楽を流させるような詩のアクセントになる使い方もたまらない。

 そしてライブの最後を飾る曲を作りたかったという彼らの思い通りに聞く人の心の扉が開くように想いが広がるような楽曲「Beautiful Chaos」が美しく響きます。美しく広がっていくメロディーとサウンドがひたすら心地よく胸を突き抜けていきます!最後の情熱的なシャウトがグッときますね。

 「Strawberry Night」で癖になるサビのメロディーとキャッチーさで一緒に歌いたくなるような楽曲で、”別に言いたいことはない”っていうフレーズがとにかく頭から離れなく、もちろん言いたいことはいっぱいあるんだけど、こんな時こそ体預けて踊ろうぜっていう逆説的にみんなを誘ってくれるYUさんの詩の世界観がかわいらしくていいんですよね。

 「conversation」でさらっとクールなサウンドを跳ねるように歌い上げていくYUさんの歌声が心地よいです。この曲ではDPR CREAMが作り出すサウンドとそれを自分のものとして表現するアイドラのバンドとして演奏の完成度も。

 「Sin City」でのYUさんのファルセットでの美しさとリズムサウンドが心地よく響きます。フレーズを繰り返しながら、ファルセットで盛り上がっていくクールな雰囲気がこの楽曲をより美しく彩っていきます。ついつい何度も聞きたくなるような楽曲です。

 「Mmm…」ではフレーズを一緒に言いたくなる鼻歌交じりの歌声を歌いたくなります。どこか余裕がある心地よい歌がかっこいいです。こういう方の力の抜けた歌でも十二分にカッコよさを見せつけるのが、アイドラらしさでもあります!

 そして「WOLF VIBES」は今までのアイドラらしいファンキーでわかりやすい一緒に叫べるメロディーでライブで盛り上がること間違いなし!実際ツアーでもこの楽曲がかかった時の空気感の力強さにはびっくりさせられます。こういう軽快な楽曲での楽曲の身軽さはさすがアイドラって感じがします。

 さらに「Dynamite」もライブで爆発すること間違いなしな楽曲です!リズミカルなサウンドにのってリズムが上がっていき盛り上がっていきます!体を揺らしたくなるダンサブルなバックサウンドに体を揺らされます。ライブでは、途中のシンセサウンドに合わせて右に左に踊るのですが、これが古典的なんだけどかわいらしくてついつい一緒にやりたくなります。

 最後は「PAINT」のRemasteredということで、より洗練されたサウンドでこのアイドラを世界レベルまで押し上げた力強い一曲が持つパワーを感じさせてくれます。文句なしのこの曲が生み出す爽快感とまっすぐな歌詞が聞く人たちに響きんですよね。アルバムの最後を締めるにふさわしい一曲です。

 アルバム全体通して無駄がない10曲というコンパクトな曲数の中で今のアイドラの魅力を詰め込んでいて、何度も聞きたくなるような素晴らしいアルバムに仕上がっています。(実はこのアルバムの初回盤には+CD、2DVDもついています。以下で説明しますが)このアルバムを発売を記念してレコーディングされた動画も素晴らしいので、いかにリンクを置いておきます、ライブにいって聞きたくなってしまうんですよ!アルバムの良さを2倍にも3倍にもしてくれて、また聞きたくなりますよ。

Umbrella
Summer Ghost
Beautiful Chaos
Strawberry Night (Prod. by ESME MORI)
conversation (Prod. by DPR CREAM)
Sin City
Mmm…
WOLF VIBES
Dynamite
PAINT (Remastered)

初回盤にだけあるDISK2には、これまでリリースされたCD化されていなかった名曲たちが入っています。最高にクールでかっこいい「美しき世界」がCD化されるというだけで、初回盤を買いたくなってしまいました。

 美しきクールな一曲「音楽のように」ではしっとりと聞かせてくれて後半にかけての盛り上がりは切なげでいてダンサブルで聞き手の胸を締め付けてきます。

 そして、「美しき世界」のお洒落でダンサブルな様はアイドラ史上最高長のカッコよさでメロディー展開も抜群に盛り上がって無駄がなくてこれでこそアイドラという楽曲に仕上がっています!これだけカッコよいおしゃれな楽曲を嫌味なくカッコよく歌い演奏できるのもアイドラだからこそですね。MVもカッコよくてぜひ見てみてほしいです!

 さらに挟んで次は、ライブでは絶対に盛り上がる定番曲であり恋愛リアリティーショーの楽曲でもある「空の青さにみせられて」では、飛び跳ねてしまうようなビートが心地よいイントロから広がりがあるサビのメロディーが最高に盛り上がります!サビの後の最後のCHOJIさんのギターがかっこいいんですよね!最後はみんなで歌いたくなります!

 そのほかにもミッドテンポなサウンドが心地よい「HONNE」は、YUさんが作り出す歌詞の世界観が面白くて、一言一言が印象的で、ちょっと詩の世界観で遊んでいるんですよね。HONNEと書いてはだかといってみたり、アイドラは詩一つとっても面白さを感じさせてくれます。

 そして、どらみふぁソラシドと音階が駆け上がるような独特のサビが心地よい「YOROI」も素敵な楽曲です。体がついつい揺れてしまうようなメロディーのインパクトがあるのはすごいです!

 そのまま、ギターのイントロが超絶にかっこいい「重ね色」!ドラマの主題歌でドラマの内容ともマッチしていて歌詞が刺さる濃厚なバラッドで、サウンドとメロディーの美しさに聞き入ってしまいます。下のLyric Videoでは、飯豊まりえさんの語りがあったり、Lyric Videoの構成も面白いです。

 ライブで踊れる癖のある歌い方が印象的な「ロンリーゾンビ―ワンダーランド」や、ゆったりとした心地よさがいい「スクロール」とどれも捨て曲なしのDISK2と楽曲の多彩さとどの楽曲も名曲と言える完成度でその多作さに圧倒されます。

音楽のように
美しき世界
空の青さにみせられて
HONNE
YOROI
重ね色
ロンリーゾンビーワンダーランド
スクロール

特別版はさらに、コロナ禍に行われた“Black Humor Tour” ”Black Thunderbird Tour”という豪華な収録になっています。コロナ禍なので、コールアンドレスポンスはないのですが、その代わり彼らの歌声や演奏がクリアに聞こえるのと、その中でお客さんも声は出さないけど体でレスポンスしてる熱量が感じられて見ていてどちらも熱くなるライブになっています!

I Don’t Like Mondays. – What’s going on? feat.Celina Sharma

オーストラリアのシンガーのCelina Sharmaを招いて、SexyでSweetな一曲を歌い上げます。タイトルの「What’s Going on?」と言えばMarvin Gayeですが、そのアーティスト名を歌詞を中で歌っていて、素敵なドライブを二人でおしゃれなソウルを聞きながら車を流している姿が浮かびます。こう情景を思い起こさせるのに、具体的なアーティスト名を使ったりするのはYUさんの歌詞の作り方のうまさを感じます。歌詞もお互いを求めあっている切なさもあって心に響き、YUさんのやさしい歌声と、Celina Sharmaさんのどことなくかわいらしくて美しくセクシーな歌声が絡み合いSweetな空間を作り上げています。ギターのアルペジオも心地よく流れていく、肩の力を抜いて体を揺らして心地よく聞ける一曲になっています。Ohh Lalaというフレーズも何度も聞くたびに癖になりますね。

I Don’t Like Mondays. / Summer Ghost

爽やかな夏にぴったりなミッドテンポで軽快なサウンドと、どこか刹那的で夏の遠い思い出を切なげに歌う軽やかでスムーズなYUさんの歌声が心地よく響きます。YUさんもバルセロナの街並みが似合う絵になるMVです。どこか刹那的で退廃的に過ごした若い夏の日を思い出し、どこかの夏においていった後悔を歌うその歌声が、その誰もが思い起こすような夏の楽しかった日々に思い起こさせてくれます。強烈な青春の夏を思い返す自分をGhostのように懐かしむ気持ちと後悔する気持ちが入り混じるようなリリックも印象的で、Bob Dylanや、John&Yoko、なんて言葉がでてくるのも、クラシカルなRockへの敬愛も感じさせて、音楽的なアイドラのルーツも感じさせてくれます。
アイドラのサウンドはバンド的なサウンドに縛られなくて、心地よいときはとことん心地よく作り上げてくれていながら、バンドで演奏した時もしっかり映えるポイントや踊れるポイントも入っていて、ライブでも体揺らして聞きたくなります。