XGの最新曲は美しいSlow Balladで、ここまでのアップテンポで奇抜なアレンジで聞かせていたのとは違って、歌のうまさや声の良さでじっくりと素敵な美しいクリスマスソングを聞かせてくれます。ここまではフレーズやRapの面白さが引き立っている楽曲が多かったですが、この楽曲では歌うメンバーの歌声のすばらしさにスポットが当たっています。説明不要に歌はうまいのですが、リズムへの声の乗せかたが心地よく聞き入ってしまいます。最後に全メンバーが集まって、笑顔で歌う姿も素敵です。アップテンポもバラードも振り切ってどちらもできる引き出しの多さをこれでもかと見せつけてきます。
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XG – PUPPET SHOW (Official Music Video)
Rapとダンスと歌のバランスがどのガールズグループよりも複雑に絡み合う楽曲を歌ってくれるXGの1st EP「NEW DNA」からのリード曲!PUPPET SHOW!今までのどの楽曲も個性的で面白いのですが、グループとしてのダンスとスキルの高さと、インパクトがあって一度聞くと中毒性の高くかっこいいRapが印象的な楽曲が多かったように思うのですが、この楽曲は本当に歌の良さが前面に出ていて、(もちろんRapは抜群にかっこいいんですけどね)彼女たちの全員のそれぞれの個性がぶつかり合って相乗効果を発揮しています。MVの世界観も、全面白色で深淵な世界でPUPPET SHOWというタイトル通りに人形が踊り操られている中を、7人がそれぞれが個性的で、力強い情熱的なパフォーマンスを見せてくれます。映像にも力が入っています。
かっこいいUPテンポな楽曲が多いので、コンセプト的にスローな楽曲というのはソロのカバー楽曲ぐらいでしかあまり歌うことはなさそうですが、じっくり歌う楽曲も聞いてみたいなって思うほど、歌の良さを感じます。
USやUK,ラテン系などK-POP以外でも全世界的に各国でガールズグループが復権していて最近は数多くのグループがいますが、その中でもいままでの日本にいない世界をリードするグループですね。
[XG VOX #5] XGLEE CLUB (HINATA, JURIA, CHISA)
90年代R&Bが大好きな人にとってはたまらないカバーになっています。XGの楽曲は歌唱力というよりはサウンドで聞かせるところが多いと多いのですが、このMVでは3人それぞれが、本当に自分の色出しながら高い歌唱力を聞かせてくれています。最初にK-POPのKriz – Bad (ft. WOODZ)というR&Bの素敵な楽曲で始まるのですが、K-POPというと今は過激で奇抜な曲調が主流ですが、本来の潮流はこういう本格的なR&Bサウンドなのですが、これをしっかり感じさせてくれて、うまくカバーで自分なりに表現していて、素敵です。そこから、StingとMichael Jacksonや、さらにTLCのカバーを次々と見せてくれていながら、90年代のR&Bへとつなげていて、個性的なそれぞれの歌の魅力も感じさせてくれていて、うまく1つのMVとしてつなげているところも魅力的です!
XG – GRL GVNG (Dance Practice)
通常であれば、下のOfficial MVの方を紹介するのですが、このDance Practiceがあまりにすごかったので、こちらの紹介。これほど椅子をうまく使ったダンスは見たことがないです、一糸乱れぬところもそうですが、配置が複雑に入り組むのに、最後きちんと揃ったりと、どんだけの練習を組めばこれほどになるのかが想像がつきません。XGの楽曲はRapと歌のバランスが絶妙でいて、このRapと歌の融合の複雑さも一度聞いただけではわからないところも魅力の一つであり、さらにこのダンスの多様さも加わって、見ていても聞いていても面白いです。じっくり見てみてほしいです。
OFFICIALのMVの方では、近未来的なメタバース的な架空のキャラクターになったXGのメンバーの衣装が印象的でいて、その衣装やメイクをじっくり見たくなります。パワフルなリリックと力強いサウンド、ダンスで女性グループとしての強さを前面に出していて、自立したかっこよさを感じさせてくれます。
XG – SHOOTING STAR
日本のガールズグループの中でもずば抜けて存在感を示すXGの新譜。サウンドの斬新さやRapと歌唱のスキルの高さダンスやファッションセンスも含めて圧倒されてしまいます。ワールドワイドな活躍を目指しているので、そもそも日本語での歌唱へのこだわりもいい意味でなく、ものすごい楽曲へのこだわりやスキルの高さを見せながらも、自由に歌唱やRapを織り交ぜながら歌を作り出すところにチャレンジャーな精神が感じられるので、そのパワフルさが聞く人の心に刺さります。一度見たら忘れられないMVも個性的です。サウンド的にはK-POPを意識しつつも、EDM的なR&B調なメロディーラインと、ハイレベルなRAPが混ざり合いハイセンスな楽曲に仕上がっています。群雄割拠ともいえる今の最新のガールズグループの一角をを体現しています。
LIVEパフォーマンスのクオリティーの高さも、このMVでよくわかります。ほんと最近のガールズグループの完成度の高さは舌を巻くしかありません。昔では考えられないほどに完成度が高いので、一つ一つのステージでもカメラに魅せることを意識していることが良くわかります。さらにここからライブで全方向に対してどう魅せていくのかを考えると楽しみになります。
こちらは、R&B好きにも訴えかけれるメロディーが心地よい一曲です。透明感があるサビに向けての高音が気持ちよく響きます。