Woody Rock / Soul Music

01.My Homey feat.Dru Hill
02.No Matter What feat.Case
03.The Question Is feat.Men Of Standard
04.Everybody feat.Gospel Gangsta
05.GOOD TO BE ALIVE feat.Mary Mary
06.Testimony
07.I WON’T COMPLAIN (MOMMY TRIBUTE)
08.BELIEVER feat.BBJ
09.A FRIEND IN ME
10.NEW THING feat. NATALIE WILSON & The SOP CHORALE
11.How Can I Desert You feat.Ruff Endz and Ruscola
12.Clap Your Hands feat.DJ Tony Boston
13.Yes,Load

(概説)

Dru HillのWoody Rockのソロデビュー盤。といっても、お店でのあつかいも非常に小さい・・・なぜ?
Dru Hillの中では、JAZZとSisqoが有名でちょっと存在感薄いほうで、さらに曲作りでは参加はしていないだが、Woodyの歌声は一番ゴスペルに近いところにあった・・・そんなWoodyのソロアルバムは、R&Bよりではるが、Dru Hillのころよりはるかにゴスペルっぽい熱唱を見せ付けてくれる。彼の声質は自体が、なんとも暖かい声をしており、心が温かくなるのだ。
何より亡くなった父や母へ捧げた曲もあり、そういう面でも精神的に一歩成長して、Dru Hillのころの勢いがある感じから、大人のWoodyを見せてくれている。こういう感情が、なんかこの音楽を売りに走らせるのではなく、崇高な何かを伝えようとしている一枚として完成させているのでしょう。なんかたくさんのメッセージが受け取れます。
そんなWoodyの今作だが、なんともGuest陣に目を奪われてしまう・・・あのバラードの名手Caseを筆頭に、最近featuringで引っ張りだこのMen Of Standard、2ndの出来が素晴らしいRuff Endz、同じくゴスペルを基礎とするR&Bを歌うMary Mary、Gospel Gangstaz、2002年度版のDru Hillを示すDru Hillの参加、The S.O.P. Chorale、BBJ、Natalie Wilson,Ruscola,DJ TonyBostonという総勢11のアーティストやグループが参加しています。そして、音的にはゴスペルを主体としたアルバムになっていますが、きちんとR&Bの要素やHIPHOPも要素も入っているのがDru Hillらしい。
何よりもひきつけられるのがその歌声である。バラードでは、なんとも暖かい声をしており、聴くものの耳と心に素直に入り込んできます。そして、カッコいい曲はとことん熱く歌い上げる、その姿勢が好感持てます。歌声だけじゃなく曲の完成度も素晴らしく、素直にいいなーと思える久々に長く何度も聞ける一枚です。お薦め!本当に捨て曲なしのカッコいい歌が満載の一枚です。Alexanderと2分するほどの熱さを込めた一枚がまた出ました。 絶対聴くべし!ホントこれほどゴスペルに傾倒した一枚を出すと驚きです。
オススメ:(1),(2),(3),(4),(6),(7),(8),(9),(12)

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Raphael Saadiq / INSTANT VINTAGE

01.DOING What I CAN
02.BODY RARTS
03.BE HERE feat. D’Angelo
04.STILL RAY
05.OPH
06.YOU’RE THE ONE THAT I LIKE
07.EXCUSE ME feat. Angie Stone and Calvin Richardson
08.CHARLIE RAY
09.DIFFERENT TIMES feat. T-BOZ
10.TICK TOCK
11.PEOPLE
12.TEK #1
13.FAITHFUL
14.MAKE MY DAY
15.BLIND MAN
16.Interlude
17.UPTOWN featuring LESLIE WILSON OF NEWBIRTH
19.SKYY、CAN YOU FEEL ME featuring SKYY 20.WHAT?
18.WHAT’S LIFE LIKE

(概説)

ついに、ソロデビューを果たした、天才R&Bアーティスト、ラファエル・サディークのアルバム発売です。やはり、天才はどこか違う・・・そう感じさせた一枚です。D’Angeloの2ndをはじめて聞いた感覚・・・あの感覚に近いのかもしれません。え?なに?これがあのD’Angelo?でも、聞き込むほどに味があり、そこがないなんとも不思議な感覚。あの未知との遭遇がもう一度味わえる、そんなふうに思ってもらうと適切かもしれない。それほど濃い一枚なのだ。どうしても彼を語る上で外せないのが、Tony Toni Toneのメインボーカルであったこと!それは、彼のステータスでもあるし、それでいて今の彼を拘束する枷だったのかもしれない。だからこそ脱退して、Lucy Pearlを組んだんだろうし、さまざまなアーティストのプロデュースを手がけて、それを経てのこのソロデビューだったのだろう。そして、自由に自分のやりたい音楽『Gospel delic』を突き進んだ結果がこの一枚なのである。このSOULというよりもFUNKな世界をどうどうと突き進む様は、すばらしい~。こだわりを感じます。(最初は僕も抵抗を感じました、TONYか、LUCYぽいのかと思ったので。)
アルバム全体としては、彼がやってきた今までのプロデュースの延長線上で、自分というものをプロデュースするにはどうしたらいいだろうか?そう考えながらやってきたのであろう、かなりの作りこまれ具合である。もちろん、今までの彼の曲を知る人の耳は見事にいい意味で裏切られてしまった形になったのだ。Toniesの音を期待した人にはどこか肩透かしを食らっただろうが、今までの彼のプロデューサーとしての業績を見たきた場合、D’Angeloの2ndなど、そのDopeなFunkinessの世界をRaphael Saadiqというアーティストの声や、今までのイメージに照らし合わせて考えて、新たな自分を出したんだろう~。このなんとも深いFunkinessの世界を味わうことで、新しいRaphael Saadiqというアーティストが見つかるだろう。
彼のその声質というのは、Toniesの時代から非常に特徴がある甘いSweetな声をしており、どんなトラックでも、彼の声が入れば独特の世界を持つのである、それほどSweetでありながら、強い声なので、今回のような強烈なトラックがうまく絡み合い素敵なハーモニーを奏でている。暖かい雰囲気に包まれており、心を包んでくれるようなRaphaelの声が気持ちがいいですよ。一度だけじゃなく、十回、百回、千回と聞いてみてください。聞くたびに味やうまみがでてくるそんな深い味わいを持つ一枚ですよ。初心者向きではないが、新たな方向性を開拓したい方や、R&Bが好きな方は絶対にCD棚に収めるべき一枚です。

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小沢健二 / Eclectic

01.ギターを弾く女
02.愛について
03.麝香
04.あらし
05.1つの魔法(終わりのない愛しさを与え)
06.∞(infinity)
07.欲望
08.今夜はブギーバック/あの大きな心
09.bassline
10.風と光があなたに恵むように
11.甘い旋律
12.踊る月夜の前に

(概説)

なぜ、R&Bレビューサイトで、オザケンなの?って声が聞こえなくもないのですが・・・まあ、ちょっと耳かしてみなさい。結構今作に関しては、驚くべきことに、R&Bよりなんですよ。無論彼はPOPフィールドの人だし、声もそんなに魅力的ではなかった。だけど、この数年Musicシーンから遠ざかり自分の歌というのを見つめて帰ってきたんでしょう~、今作では、見事にその自身の声の弱さをうまく引き出した楽曲と歌い方を習得して、聞くものをひきつけるほどになりました。(以下は、そういう捉え方もあるのかと思って読んでいただけると嬉しいです。R&B好きな人には、えーという意見もあるかと思うから。)
楽曲は、R&Bというか、オーガニックソウルや、New Classic SoulなどのちょっとSOULっぽい感じを取り入れており、これがあのちょっと高音の弱い声とマッチングし、すばらしい出来の曲が数曲存在します。全部聞くのは、ちょっとつらいですが、下でPICKUPする曲だけを聴くなら、十分に聴けます。いいアルバムです。個人的には日本のミュージックシーンの新しい可能性を作り出したといえるほどの完成度だと感じます。特に日本のR&Bは、歌が上手な人=R&Bっぽい風潮がある中で、こういう声が決してよくなくても、工夫すれば、R&Bとして売り出さなくともR&Bとして認知できる。そんな日本のR&Bとして幅をつけてくれる作品だと思うし、そういう作品こそ非常に大事だと思います。最近のアーティストもこれを聴いて少し楽曲や自分の声を生かすやり方を考えて欲しいですねー。USでは、限られた天才といわれるアーティストしか作れなかった楽曲であるNew Classic Soulは、今では様々なアーティストが行えるオーガニックソウルまで昇華されてきています。このSOULっぽいというよりも、古いものをカバーするのじゃなく、新しく作り変える、いや昇華する独特な雰囲気を日本人アーティストで表現できる人はいないんだろうなーと思っていたのです。実際今までそのようなアーティストはいなかったですし、革新的なことは日本人は不向きなんだろうなーとおもってきたのです。ですが、彼はちょっと違いました・・・どこか懐かしい雰囲気をもちつつも新しいというのが、このジャンルの特徴だったのですが、それを見事に表現できているんです・・・不思議だ・・・いろんなアーティストが日本でもでてきているが、こんな風な音楽をやったのは、彼だけだろう・・・やはり天才はちがうんだ・・・。これで、R&Bブームも広がりをみせてくれればいいんだが・・・みんな同じじゃ全然面白くない・・・

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Infinity The Ghetto Child / Pain

01.Intro
02.Pain
03.Pop tha bubbly
04.24/7
05.Heat
06.In tha ghetto
07.Throw Ya Fingaz Up
08.Streets claim me
09.My life
10.I’m That feat.K-Ci
11.Picture my plans
12.Nasty boyz
13.You know you like that
14.Being A Ni**a

(概説)

Infinity Getto Childは、サウス出身のHIPHOPアーティスト。かなり硬質なHIPHOPで、サウンドがバウンスビートを多用していて、まくしたてるようなサウンドが特徴的で、かなり聞いてて爽快感があります。全体的に同じような曲が大目なのが、たまに傷ですが、サウンド的アングラ感を残しつつも聞きやすく面白い!
なによりGUESTが多いのがうれしい!なんと、あのK-Ciが「I’m That」で参加して、いい味だしてますよ。このK-Ciはこういう暗めのHIPHOPにそのシャウトが実に合います。より深いところへ連れて行ってくれる感じですね。暗く深いといえば、「Pop tha bubbly」なんて、アングラな感じがします・・・こういうサウンドがカッコいいHIPHOPもたまにはいいものですよ!おどろおどろしい音や、硬質な乾いたドラミング音、どの音も、このアルバムの色に合っていて、頭に直接響いてきます。
「My life」と、「Nasty Boyz」に参加してるNasty Boysというアーティストは半端なくかっこいいです!!
たまには、こういうの聞いてスカッとするのも良いかもしれないですね、Nellyとかが好きな人は必ず好きなはずですね。Rapのスキルやサンプリングとかよりも、サウンド重視な作りが好感持てる一枚です。
オススメ:(2),(3),(4),(9),(10),(11)

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Nappy Roots / Purple World

(概説)

ケンタッキーはルイヴィル出身の6人組HIPHOPユニット、ナッピー・ルーツのメジャー・デビュー作。サウンド的にはサウス独自のバウンスビートを主体としつつも、それにとらわれない、幅のある楽曲作りでかなり躍らせてくれますよ、それ以上にアーシーでソウルフルな印象が強くて、このサウスの人たちというのは、Rapだけに頼らず、積極的にサビで歌を取り入れたり、歌っぽくRapしたりと、とにかく聞きやすい!集団MC特有の掛け合いや合唱から生まれる楽しげな雰囲気が魅力的。難しいこと抜きで楽しもうぜ!っていう感じが伝わってきて楽しい!(RootsやGURUのような文句なしでカッコいいよ!っていう音も好きなんですけど。)そして、ビートが難しくなく、ストレートに体を揺らしてくれるので、気持ちがいいんです。彼らは、積極的に転調なども繰り返します。下のInfinityほど、激しくなく、スムーズに聞かせてくれるのもいい感じです。たまには、一緒に飛び跳ねたくなるような『Set It Out』のような曲もあったりするから面白い。基本的にノリが良くて聞きやすいPartyの時なんかに流したい1枚!ちょっとずっと聞いてるとマンネリしちゃうところもあるけど、かなり長く聞けますよ!マイク・シティやジャズィ・ファといったR&B寄りのプロデューサー陣も参加しています。どの曲も音がSOULっぽい感じで水準高い!SOUL臭い感じもあって聴き応え十分です!オススメ!

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