JiN / nocturne

01.Intro
02.Stars
03.Money
04.U&I
05.Tell Me
06.You’re Everything
07.On The Floor
08.Tears
09.No More
10.Honey
11.Desire
12.Stars (Original Ver.)
13.Tears (Original Ver.)

(概説)

R&BシンガーJINの去年発売になった韓国でのデビューアルバム。あなたは、韓国というとどういうイメージ?W杯とか、そういうベタなのぬかしてね。なんとなく、韓国語というものについて、ハキハキしたイメージを持っていたのですが、これほど滑らかに、美しく響くんですねー。韓国語って。新鮮な驚きでした。これぞ、JiN!というべきR&BとHIPHOPの要素がうまく融合した美味しいところてんこ盛りの、大傑作に仕上がっています。
まずは、JiNさんのその変幻自在な歌声が、すばらしい。曲ごとに声が違って聞こえるんですよ、これは、すごい歌い手として素晴らしい才能だと思います。それだけ、曲ごとに感情表現が豊かだということである。非常に素晴らしい!これほど歌に合わせて、歌の雰囲気を崩さずに感情表現を声に乗せてできる人って日本では少ないですよね。ただ、歌がうまいだけじゃないR&Bを歌うためにうまれてきたような声をしています。艶やかで、味がある・・・ステキです。
素晴らしい感動的なバラードあり、ミドルテンポの曲あり、HIPHOPなサウンドありと、変化にとんだ一枚であり、まるでUSの洋楽を聞いているときの、あの肌にぴったりと、心にしっくりとくる感覚がある一枚。さらに、Rapあい、歌あり、両方一曲でやってるのもあるし、JiNさんの力量が十分に堪能できます。
バランスがとれた、最高のR&Bアルバムです!これは、もっておく価値あり!JiNさん、ファンなら、まずよわ、買うべしです!しらないのは、かわいそう過ぎます!
オススメ:(2),(3),(4),(5),(9),(11)

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星村麻衣 / Stay With You

(概説)

ピアノの回りで、男がパイ投げしてるPV・・・そんなの見たことありません?そのPVで歌ってる女の子がこの星村麻衣!音大にいっており本格的なピアノの技術をもっているだけじゃなく、この曲では、JAZZ PIANOの要素をふんだんに取り入れ生き生きとした曲を披露しています。

曲紹介

1曲目『Stay With You』

サビでの早口なメロディー展開とJAZZピアノの見事なマッチングが素晴らしい名曲です。跳ねるようなJAZZPIANOと、疾走感漂う低音Voiceの彼女の声がカッコいい!メロディーラインにあまりこだわらない歌い方もいい!そして、なんといっても、サビとサビの間の間奏や、曲の間の様々な場面でのJAZZピアノが生き生きしている!これは、本当に素晴らしいと思います。もう、気持ちがいい!そして、彼女の声も低音がステキないい声をしています。やっぱ、女性ボーカルは低音がステキなほうがいいですよねー。そして、彼女の年代がこういう恋の歌を歌うから、すごい新鮮に感じることができる。それを改めて感じさせてくれました。本当に、この疾走感は気持ちがいいなー。

2曲目は『Cycling』

こっちは、一転してオーソドックスなPOPSで、いまいち好きじゃないんですが、この人のピアノの弾き方は好きですねー。跳ねるような生き生きした感じが気持ちがいい。今後が楽しみな人ですね。

YOSHI / Mirror image of your love

(概説)

YOSHIの2ndは、温かみ溢れるバラードです。親の愛について歌っていて、とても染み入ります。もう、このYOSHIという人間の優しさと懐の広さを見せ付けてくれます。今回はR&Bでは、欠かせない家族の愛情と、恋愛の深いところについてリリックで書き上げていてメッセージ性が強い作品になっていますが、音の方も決して見劣りするわけではなく、メッセージの雰囲気を崩すことなく力強く支えてくれています。聞くものに胸を締め付けるような感動というよりは、ふわっと包み込んでくれるような安らぎを与えてくれるシングルの登場です。
今後は、インディーズで見せたカッコいいUPなどもシングルとして出してくれるとうれしいなー。

曲紹介

1曲目『Mirror image of your love』

広い心を歌った歌。こういう感謝の歌って日本じゃすくないんだよなー。ちょっと歌声が不安定なところもあるのですが、非常に優しい感じを表現できています。ちなみにProdeceとArrangeは、813ことDJ YUTAKAと、Shingo.Sによるものです。で、この爽やかな優しいコーラスは、次の曲でもFeat.されているHANAHとEddie Kain 、Teriyakiとなっています。

2曲目『Used to each other』

、永遠のテーマ愛情について歌った歌です。Feat.されてるHANAHの歌声がSOULFULであYOSHIの歌声と混ざると栄えます。YOSHIは、やっぱり、英語の発音の方が滑らかなんですよねー。こちらも、813によるProduction。
 両方ともMusic&Lyricは、YOSHIによるものです、今度は外部プロデューサーに全部任せてみるのも手かもしれないね。

LUV and SOUL / snow

(概説)

LUV and SOUL今年二枚目のシングルは、これからの季節に相応しい「snow」という曲。この曲が素晴らしい!来たー!って感じの涙腺を刺激する名バラード。曲調的には、オーソドックスな雰囲気であり、特に変わった楽器を使うわけじゃないのですが、ゴスペル風のLUV and SOULのメンバー以外の子供のクワイアーによるコーラスを入れており、今までよりもより壮大で感動的なバラードに仕上がっています。さらに、二回の転調をしてどんどん音階があがっていくというのが気持ちよくて、いかにもバラードとして感動的に仕上げています。本当に彼ら感情を表現する歌い方が、うまくなりましたよ。
 本当に泣ける!って感じのバラードで、心にジンワリと染みて涙腺を刺激します。冬の凍てつく空気と、この恋の歌の暖かさの相対する表現が、心の芯に沁み込んでジンワリと温めてくれます。心を刺激する彼らのコーラスワークに身をゆだねましょう。本当にLUV and SOULは、愛の歌よりも、恋の歌を歌わせたら、素晴らしい、恋が始まるこんなウキウキした感覚を歌に表現できる人たちってなかなかいないと思う。ひさびさに、全ての人にオススメできるシングルの登場です。たまには、心洗われるステキな甘美なバラードに身を委ねてみたらどうでしょう?

曲紹介

1曲目『snow』

本当に名曲です。恋が始まる気分を雪の淡いイメージにのせて描いた歌詞と、それを美しく歌う4人のコーラスワーク、そして、塩谷達也のアレンジによる子供のゴスペル隊によるバックコーラスが見事に融合しています。心に染み入る名曲です。Piano、Guitar、Violin、Cello、Choirとバックの演奏も非常に重圧で、壮大な曲調にあっていると思います。そしてなんとこの曲のピアノはあの塩谷哲なんですよ!ちょっとビックリでした!どうりでいいPianoだわ!素晴らしい!

2曲目『Promise ring <Silent mix>』

、かなり前に収録された曲のRemixした一曲。1曲目とは違いしっとりとしたバラードを聞かせてくれます。

3曲目『はじめてのチュウ <air mix>』

またまたこの曲のRemixです(彼らはREMIXよく出すんですよ・・・ProducerのDICEの影響でしょうけど)。でも、ボトムの効いたビート音がかなりインパクトありますね。ホント、バックトラック違うだけで、かわるよなーということを感じれます。

4曲目『snow radio edit』

1曲目の前半をカットしたバージョンですが、非常にコンパクトにまとまっていて、聞きやすいです。

OFFICIAL

Amerie / All I Have

01.Why Dont We Fall In Love
02.Talkin To Me
03.Nothing Like Loving You
04.Can’t Let Go
05.Need You Tonight
06.Got To Be There
07.I Just Died
08.Hatin’ On You
09.Float
10.Show Me
11.All I Have
12.Outro

(概説)

非常にマッタリした雰囲気をアルバム全体から醸し出している1枚。暗さの中に光る渋さと気持ちよさが最高です。艶やかなVocalに、ループトラックがしっとりと盛り上げる好アルバム!ぬきんでた一曲というのはなくて、もちろん派手さもないんだけど、地味な良さがあるバラード集です。不思議と引付けられる彼女の艶やかな歌声がおもしろい。綺麗なトラックで美しい歌声で歌うような上品な一枚ですね。この一枚からは上品さとか、美しさという形容詞がぴったりな雰囲気が漂ってきます。家でしっとりしたいなーという人にはオススメです!
本当に一本の芯が入ったように、統一感がある、あえて現状のシーンとの隔離を図っているのには、成功していると思います。それほどに最近では珍しく独自性をもったアーティストだと思います。HIPHOPっぽくJAZZYな感じで仕上げて暗めで仕上げたアーティストは何名か見かけますが、こういう美しくまとめるのは、挑戦的だと思います。HIPHOPをうまく消化したR&Bアーティストでしょう。彼女は、あのNasとの一曲『Rule』というのがあるのですが、そこでも美しい歌声を披露しています。
聞けば、聞くほどに味わいが深くなっていくようなそんな渋い一枚です!
オススメ:(1),(5)

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