Charlie Wilson / BRIDGING THE GAP

01.Absolutely
02.Another Man featuring Case
03.Without You
04.Would You Mind
05.Big Pimpin’ featuring Snoop & Nate Dogg
06.Can I Take You Home
07.For Your Love featuring Marc Nelso
08.Now Ya Sayin’ Bye
09.Him Or Me
10.Sweet Love featuring Marc Nelson
11.Come Back My Way
12.A Wonderful One featuring Angie Stone
13.Charlie’s Angel
14.Absolutely (REMIX)

(概説)

『Without You』この曲に限りますよ!めちゃめちゃカッコいい!このアルバム自体は2000年発売で古いのですが、この名曲は色あせない。もう、ベテラン中のベテラン!Charlie Wilsonのソロデビューの最新作です。うん?聞いた事ある名前だなと思うかもしれません。そう、あのCaseの隠れた名曲『No Regrets』で、Caseと絶妙の掛け合いをしている人物こそこのCharlie Wilsonなのです。彼は、ファンクバンド”ギャップバンド”のリードヴォーカルとして、70年代に活躍しており、92年ソロデビューしているという、ベテラン。決してこのアルバム古いなどと感じることはないのです!
むしろ今でも十分に通用するほどの新し目の音の中、臆することなく吼えまくるCharlie Wilsonは、カッコいいです。ベテランだとかそういうのは抜きで、十分に熱く胸に迫ってくる、男気溢れるアルバムです。
Funkyな歌声で、ゴリゴリと押してくるその姿には、感動すら覚えます!男気溢れるアルバムに仕上がっていると思います。温度を直に感じることができるボーカルを聞いてみてはどうですか?
オススメ:(1),(3),(6),(7),(8),(10),(12),(13)

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3rd Storee / get with me

01.Get With Me
02.Clap Your Hands
03.Now I Can Breathe
04.Superstar
05.I’m Sorry
06.All Aboard
07.Type Of Mood
08.What Would It Be Like
09.You Don’t Want Me To
10.Don’t Lose Hop
11.How Can This Be
12.Get With Me feat.Budden

(総評)

なかなか素晴らしいコーラスをする5人組(GAVIN RHONE , J’SON THOMAS , BARRY “JAY-R” REED , DANTE “D-SMOOVE” CLARK , KEVONTAY JACKSON)グループです。サウンドトラック「RUSH HOUR 2」に「I’m Sorry」(本作にも収録)という曲で参加していたので、知っている人は知ってるかな?なんといっても、「03.Now I Can Breathe」の重圧なコーラスワークが印象的です。最近の男性コーラスグループ不振の中なかなかの存在感を放つヤツラの登場です。彼らは、N’SYNCなどのPOPSのアーティストのライブの前座をしていたことからわかるとおり、若干POPよりの音触りなのですが、そこは、Def Jamが一押しするアーティストだけあって、しっかりとコーラスがR&Bしています(後半、若干白人コーラスグループの影響が見られますが・・・キレイすぎな、コーラスが垣間見れる)。非常にタイトなVocalもいれば甘めの声もいてコーラスのバランス的に楽しめます。UPに粒ぞろいな曲もあるので、そちらに目がいきがちですが、地味にバラードでのコーラスワークが見ものです。R&Bコーラスグループで、若干若めの声が好きな人にはたまらないでしょう。でも、今後活動を続けて言ってくれるとますますいい声になっていくんだろうなー。まだ、これからというグループですが、今後の成長も期待できます。前半は特にオススメ・・・後半は、ちょっと駄作が続きます。
オススメ:(2),(3),(5)

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OST / Brown Sugar

01. Brown Sugar – Mos Def Ft. Faith Evans
02. Love of My Life – Erykah Badu Ft. Common
03. Bring Your Heart – Angie Stone
04. Brown Sugar (Raw) – Black Star
05. Easy Conversation – Jill Scott
06. Its Going Down – Blackalicious Ft. Lateef
07. Breakdown – Mos Def
08. You Make Life So Good – Rahsaan Patterson
09. Time After Time – Cassandra Wilson
10. Paid in Full – Eric B and Rakim
11. No One Knows Her Name – Hi-Tek Ft. Piakhan
12. Act Too (Love of My Life Remix) – The Roots
13. Never Been -Mary J. Blige
14. Brown Sugar (Fine) – Mos Def
15. You Changed -Jully Black
 

(概説)

ひさびさに、サントラのご紹介!なんと言っても、あのErykha BaduとCommonが一緒にやってるんだということを聞けば、聞かずに入れないだろう。それ以外にも、人選が素晴らしい!あの名Rapper、Mos DefにCommonに、Rakim!そして、HIPHOPアーティストとしても、サウンドクリエイターとしても有名なHi-Tek、Black Star!そして、フィリー勢からも、Jill Scottを代表に、なんとあの!Roots!そして、Cassandra Wilson!Angie Stoneと、ネオソウルを支えた素晴らしい女性シンガーに、Mary J Bligeという強力なシンガーと、NCSの素晴らしきシンガーであるRahsaan Patterson!そして、Erykah Baduまで参加!もう、聞いただけで、そのアルバムの雰囲気も自ずとわかるというもの!基本的にはMos Defによって全体がまとめられて、楽しませてくれます。自ずと映画の雰囲気もわかる、これこそサントラとして最も素晴らしいことの証明でしょう。もちろん新譜もあれば、旧曲もあるのですが、全体としては、素晴らしいまとまりがあります。
名サントラが世にでました。これは、すごいです!フィリーや、アコースティックソウルとも違う、そうあのNew Classic Soulの再来かという感じの、素晴らしい曲のオンパレード!もう渋すぎます!やられますよー。この一枚!絶対買っておきましょう、全曲オススメ!オールドスクールなD’AngeloなどのNew Classic Soulな雰囲気が好きな人なら絶対好きなアルバムです。

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Timbaland and Magoo / Indecent Proposal

(概説)

かっこええ!なんだ突然!って感じのレビューですが、もう、Timbaland最高です。素敵過ぎます。あのドロドロ地を這うようなサウンドの中で、様々なアーティストのRap、そして本人のRapが冴え渡ってます。こんな癖になるサウンドは、彼以外できないでしょうねー。最初のIntroと2曲目で完全に心はもってかれちゃいます。一緒に「Timbalad~!」って叫びたい気分にさせてくれます。彼のサウンドは、サビでの疾走感と盛り上げやすさ、そしてそのサビとサビをつなぐ音のマッタリ、ドロドロ具合というスピードの緩急が気持ちいいんです。サビとサビをつなぐ音は、あの得意の変態ビートなんですが、このビートのバラエティーの多さが、何よりの驚きです。そして、GUEST陣の多彩さも飽きずに聞けるところです。2002年アルバム発売予定のMissyが見つけた女性アーティストTweetや、大御所Jay-Z、Timbaland自身が見つけた新人アーティストPetey Pablo、今乗りにのってるLudacris、そして今は亡きAaliyahなど、もう素晴らしいとしか言いようがないのですが、もっとも素晴らしいのがMangooのRapでしょう~。このなんかメリハリきいたRapは、聴き応え十分で、サウンドのカッコよさを引き立てています。
2001年HIPHOPのBESTアルバム間違いないでしょうね!R&BやSOULが好きな人でも、十分に楽しめるカッコよさをもった一曲!なんどでも聞きたくなる一枚です!

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Darren Hayes / Spin

01.Strange Relationship
02.Insatiable
03.Heart Attack
04.I Miss You
05.Creepin Up On You
06.Dirty
07.Crush (1980 Me)
08.Good Enough
09.I Can’t Ever Get Enough Of You
10.Like It Or Not
11.What You Like
12.Spin

(概説)

Savage Garden(既に解散)の元ボーカルDarren Haeysのソロアルバムがこの『Spin』!この人のファルセットは最高です!これほど、ファルセットと地声を混ぜて絶妙なテンポで歌えるアーティストを他に知りません。
僕が始めてSavage Gardenを知ったのは、”I Want You”のPVを見て、その不可思議だけど引き込まれる強烈な魅力にやられたからだった。この年はNatalie ImbrugliaのPVも素晴らしくこの二つのアーティストが出てきたおかげで、僕の洋楽好きを映像面から決定づけた大切なアーティストの二組のうちの一人だ。
特に彼の声は、黒人のSOULに溢れた歌声にも負けないほどの、個性的で、UPでは疾走感を感じさせつつカッコよくキメて、バラードでは切なく胸を打ち砕いてくれる声をしている。決して、僕が好きなR&Bではないのだが、たまにこういういいPOPアルバムというのは、リフレッシュするのに聞きたくなる。本当に声が素晴らしいのだ。本当にこの人はPOPを歌うために生まれたんだと思わせてくれる。
そして、本アルバムは、僕が最も好きなSavage Gardenの1stアルバムの肌触りに近いものがあり、Savage Gardenのコアなファンにはたまらないものがあるのである。彼らを知ったという方は、大概2ndのAffirmentionであり、2ndでは、妙に爽やか路線に変更されていて、ちょっとざらつくような肌触りの1stが好きな僕はすごい戸惑った覚えがある・・・でも、ちゃっとダレンは帰ってきてくれました。最高のアルバムを携えて。UPでは、疾走感があってすごいカッコいい!
うーん、やっぱ、この人のファルセットは綺麗だなー。細いんだけど、伸びのあるファルセットが気持ちがいい!すごい魅力のあるファルセットです。そして、楽曲センスは素晴らしいと思う。ジャンル抜きに素晴らしいですわ。
オススメ:(2),(3),(4),(9)

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