井出麻理子 / zeal

(総評)

すごく聞き飽きないいいアルバムだと思います。非常にコンセプトもしっかりしているし、彼女のしっとりとした声が堪能できます。最近たくさん出てきたR&B女性ボーカル(日本人に限る)の中ではやはり一線をかしてるといえるでしょう。バラードの時には彼女のうまさが引き立ちます。ここ数年でメジャーデビューした女性のR&Bシンガーと呼ばれる人たちの中では一番ソウルフルな歌声をもった女性だと思います。

BILL WITHERS / BEST OF BILL WITHERS LEAN ON ME

01.Lovely Day
02.I Want To Spend The Night
03.Let Me Be The One You Need
04.Hello Like Before
05.Tender Things
06.I Wish You Well
07.Ain’t No Sunshine
08.Grandma’s Hands
09.The Same Love That Made Me Laugh
10.Lean On Me
11.Harlem
12.Use Me
13.Who Is He
14.You Just Can’t Smile It Away
15.Just The Two Of Us
16.Steppin’ Right Alone
17.You Try To Find A Love
18.My Imagination

(総評)

本当に久々の正統派SOULアルバム。つまり古いってことね。でも古いからってよくないと思う人はなんてそんな性格してるんでしょう。古いものにこそいいものはあるのです。この方もそんな方です。
なぜこの旧譜をかったのか?それは、久保田利伸という名前が出てくるのです、久保田利伸がWorld Wide Albumの第一弾の2曲目に収録されている曲こそが、「just the 2 of us」。この曲は英語なのですが、すっかり久保田の曲だと信じていたのですが、ある日ラジオでC.J.ルイスが歌っているのをみてこれはカバー曲なんだと知る。そして、月日が流れ、某FM局でこの原曲を聞くことになる、いろいろこの曲のカバーを聴いたが、久保田のデュエットバージョンに勝る出来の物は無く、買うことの無く過ごしていた僕の耳に衝撃が走った・・・「うわ、SOULだ」そう、カバー曲というのは原曲を聞かなくてはダメだと改めて思い知らされました。全然声の厚みと歌いこなし方がちがう!すばらしい!これで、一気にほしくなってしまったのです。その他の曲としてはタイトルになってる「LEAN ON ME」、「LOVELY DAY」も心を熱くしてくれるような一曲です。こんなSOUL全盛期な歌声を皆さんも聞いてみて。
非常に印象的な声をしています。

☆☆☆☆☆

Neo / Tiny Honey

(概説)

今井了介プロデュース!!久々ですね。非常にやわらかい声でいて、彼女の声のよさが存分に出ています。それでいて、今井了介のR&Bの楽曲にピッタリな、優しいだけじゃない、R&Bテイストの濃い声です。本当に一度聞いてみてください!そんな中でも注目したいのが、
3曲目『Tiny Honey -Tiny Voice Ultimate Connection feat. KREVA-』
じつ~は、下のKICK THE CAN CREWのKREVAが参加している曲。Neoの優しく、包み込むような声に、KREVAの力強いRAPの組み合わせが、最高に気持ちいいぞ!カッコいいです!コレの為に買っても大丈夫!RAPのLyricで、「Just the two of us」と言ってるところが、あって、個人的には、ニンマリしちゃうんですけど!

https://music.apple.com/jp/album/tiny-honey-ep/308002405

LV / how long

(概説)

すごい!このおっちゃんすごい。見た目は太った気の良さそうなおっちゃんなのですが、実は、彼の遍歴はすごい。銃で9発も撃たれて死にかけたことがあり、退院後すぐにCLUBに現れた男である。そんな遍歴がこの声の厚みをかもし出してるのか・・・なんとも濃厚なSOULを見せてくれる。
そして、イントロをはさんで2曲目「how long」から、聴かせる~。もうギターの儚げな音色に引き寄せられ、そして、それにまとわりつくような甘い声・・・やられます。3曲目「One Chance」は、非常にK-Ci&JoJoぽいですね~。シャウトも控えめだけど、いい声なのです。4曲目「forgive me girl」は、情熱的な声で歌い上げていく最高のバラード。目立ちすぎず、けど印象に残るサビがあるのもこの人の歌の特徴ですね。interludeから、ラップが入るのが分ります。6曲目はラッパーとの彼の歌唱との絶妙な掛け合いが面白い!ラップには絶対に負けない声の強さを持った彼だからこそできる技ですね。7曲目「come home with me」は、しっとりとしたバックハーモニーに彼の声がドンと乗っかった感じ。時々聞かせる彼のファルセットが堪らないのですよ。8曲目「hold on」このアルバムで一番キャッチーな一曲!これはきますね。最高傑作です。シットリ聞かせながら、サビのよさがまた良いんです。この人の微妙な声でのニュアンスの変え方の良さが分る一曲です。とにかく熱い一曲!9曲目「woman’s gotta have it」は、最初のファルセットがいいですね~。8曲目の熱さをもっと声で具現化した感じです。歌い方がこの曲だけは少し違うんですが、それがまた情熱的です。10曲目「thinking of you」この曲は一転して、シットリ行きます。非常にJOEぽいと思える曲です。もう泣かせの一曲。この人の声には感情こもってますよ。きっと日本人でも何か伝わるはず!このinterludeが盛り上げるんだな~。十分に楽しめます。12曲目「Rain featuring 5 YOUNG MEN」です。サビで効果的に5 YOUNG MENが絡んできます。う~ん、この人にかかるとPOPぽい曲もR&Bになっちゃう!最後の叫び声なんか、魂で叫んでる感じです。13曲目「lady sunshine」は、ゆったりとした感じの曲。だからこそ、この人の声がじっくりとじんわりと染み込みますよ。14曲目「i don’t know why」はやんわりした明るい一曲。古きよきって言葉が合いそうな、なんか懐かしさを呼び起こすような一曲です。15曲目「wherever you are」はじんわりと染みる一曲。最後に向けてちょっとずつトーンを落としていってる感じですね。17曲目「you’re a big girl now」最初の声でやられちゃう一曲、このおっさんの声渋いわ~。かっこいいです。叫んでもシットリ歌っても何でもきなさいという間口の広さがあります。
非常にこのアルバム全体を通してプロジューサー陣のよさが目立ちます。非常に楽曲がいいんですね。半分くらい聞いた時点で、まだ半分!って驚くような濃さがあるのです。
決して飽きるとかじゃなくて、濃密なR&Bって感じです。すごく渋みのある彼の声と魂に圧倒されてください!

☆☆☆☆☆☆