G’ANE / Can You Say?

01.all the things
02.krazy
03.so sweet
04.y.e.s
05.promises
06.how can u leave
07.don’t b late
08.never will I
09.everything is all right
10.Get Up

(概説)

2002年要注目のコーラスグループアーティストがこのG’ANE!この一枚もインディーズ!(最近インディーズに凝ってるのです、すいません・・・)すばらしい!まだまだボーカルの技術とトラック的にいまいちかなと思うところもあるのですが、それを補って余りあるほどのすばらしいコーラスワーク!声の素晴らしさを堪能させてくれます。なんといってもテナーの歌声が渋すぎます!いやー、こんないい声で歌われたら、クラってきてしまいますねー。コーラスワークも斬新でカッコいいと思います。
後半ちょっと同じような曲が続くので飽きがくるかもしれませんが、非常に前半は好UPが続きます!前半を中心に聞くべきっすね。ちょっと声に癖があるコーラスワークがたまにありますが、リリース枚数を重ねていけば、改善されるところですね。インディーズにしては、非常に完成度の高い一枚だと思います。
はっきりって通販のみです!しかもマイナー系を扱ってるある種の通しか知らないところいかないと難しいと思いますね。購入は。
オススメ:(1),(2),(3),(4),(5)

続きを読む

Kloud 9 / On Kloud 9

01.Can’t Stop Thinking
02.If You Ever
03.Never Knew
04.That’s How Love Should Be
05.I’m Tryin’ To What
06.Just Like That
07.Feels Good
08.Lights Out
09.Hold Me Down
10.That’s My Word
11.Girl, Lady, Woman
12.It’s Okay
13.Brand New
14.All Because Of You
15.Freaky Man
16.Keep Me Coming Around

(総評)

2002年カマDがひそかに愛聴していた一品。これ物凄いMoodyでSmoothなアルバムなんです。イギリスのゴスペル兄弟なのですが、全然ゴスペルとか抜きで楽しめる作品に仕上がっていますし、何よりバックの楽器の演奏が超一品!素晴らしい!雰囲気がある最高の一枚に仕上がっています。まだ、イギリスではメジャー作品なので、店頭とかにはまだおいてあると思います。本当に声も抑え目で、控えめでありながら、しっかりとSOULを感じさせてくれます。この歌声の爽やかさと、艶やかさの微妙なバランスが、聞く者の耳を楽しませてくれます。兄弟の声のバランスもよくて、デュオとして有名なK-Ci&JoJoや、Ruff Endzとはまた違ったSmoothで、心地よい爽やかな歌を届けてくれます。そして、彼らは、楽器を歌に反映させることが非常にうまいんです。メンバーのKendall Duffieが鍵盤を弾いき歌っているっていうのもありますが、Saxの使い方が本当にうまいのである、最近のR&BやHIPHOP、Gospellのどの作品を見ても、これほど演奏のセンスの良さを感じさせてくれる作品には出会えません・・・
曲の雰囲気としては、どこかJazz Vocalのような奥深さも感じさせ、時にボッサのような心地よさも感じさせ、Acid Jazzっぽいおしゃれな雰囲気も持つまさに『色気』のある1枚に仕上がっています。
ほぼ全てを自分達でProduceする彼らのアルバム!持っておいて損はない2002年の好作品です。雰囲気に酔いたいときに聞きたい一枚です。
全曲オススメですが、特に4,5,7,9は絶対に聞いて欲しい作品です。

続きを読む

Missy Elliott / Underground Constraction

01.Go to the Floor
02.Bring the Pain featuring Method Man
03.Gossip Folks featuring Ludacris
04.Work It
05.Back in the Day featuring Jay-Z
06.Funky Fresh Dressed
07.P***ycat
08.Nothing out There for Me featuring Beyonce Knowles;
09.Slide
10.Play That Beat
11.Ain’t That Funny
12.Hot
13.Can You Hear Me featuring TLC
14.Work It [Remix] [Hidden Track]

(概説)

Missy Elliott待望の4thアルバム!2002年一番の衝撃的なシングル「Work It」を引っさげての一枚となったわけだが、そのできは、一時期の凄まじいほどの、Timbalandのようなおどろおどろしい斬新さは影を潜め、若干Old School的なところへの回帰を目的とした一枚のように感じます。でも、彼女は回帰はしても、決して戻っているわけじゃなくて、回帰してさらにそれを新たな次元へ突き出しています。もちろん、他のアーティストとは、一線をかす斬新さをもって迫ってきます!やっぱり、Missyはすごい!そういわざるを得ない素晴らしい作品です。聞けば聞くほど癖になっていくような作品です。彼女独特にRhymesの取り方や、途中で突然曲調を変えるやり方など、このアルバムでもその革新的な攻撃はやむことがありません。歌ありRapありで、彼女の幅の広さも感じさせてくれるし、Guestも、TLC、Jay-Z、Mehiod Man、Ludacris、Beyonceなど一流ばかり。
彼女は、常に聞き手に新鮮なものを届けてくれています、その力には、敬服するばかりです。もう、楽しい気分にさせてくれるHIPHOPだよ!まさにエンターテイナーな人です。

続きを読む

童子-T / IN MAIL feat. JUJU

(概説)

HIPHOP界の大御所の一曲。ZINGIのメンバーとしても有名ですが、とにかく彼はたくさんのHIPHOPアーティストとつながりがあり、様々なアーティストとコラボレーションしています。ZEEBRAや、LITTLEなどと一緒によくやっていますね。SKOOPのTAKEさんとかともやっていて、何系とかいちいちカテゴライズする必要はないでしょ。
で、この歌ですが、彼のスタイルはどうしても彼の本質的なところであるコアでドープな感じのストリート臭を出した曲が多いのですが、この曲は久々にTAKEさんとかとやっていたエロスがある大人なHIPHOPを聞かせてくれています。恋愛模様について唄ったHIPHOPって少ないのですが、JUJUの歌声も魅力的で、やらしさと美しさがよく出た曲にしあがっています。
あまり、コアなHIPHOPちょっとという方は、耳を傾けてみてはいかがでしょう?

Ashanti / Ashanti

01.Intro
02.Foolish
03.Happy – feat.Ja Rule
04.Leaving (Always On Time Part Ⅱ) – feat.Ja Rule
05.Narrative Call (Skit)
06.Call
07.Scared – feat.Irv Gotti
08.Rescue
09.Baby
10.Voodoo
11.Movies
12.Fight (Over Skit)
13.Over
14.Unfoolish
15.Shi Shi (Skit)
16.Dreams
17.Thank You

(総評)

とっても、かわいい容姿をしたAshanti!その容姿のせいで、アイドルや、曲を作れない人と思われがちですが、彼女は自作自演かというところが素晴らしい!あの大ヒットのFat Joeの「What’s Luv」も彼女が作った曲ですし。彼女の才能は素晴らしいものがあります。女性版BabyFaceというのが適当なのか、いや、女性版JOEか・・・という感じです。基本的にUPよりも切ない感じのバラードでその力を発揮します。彼女は、Ja Ruleとの一曲『Always On Time』が一番最初に有名になったFeat.ものですが、その後のFat Joeとの『What’s Love』でその強烈な楽曲センスで世間に知られるようになりました。そして、その美しい容姿も話題となって、売れていったのです。
そして、彼女の作る楽曲は一度聴くと耳から離れないほどのインパクトを持っているので、一度聞けば忘れません。なにより、HIPHOPのサンプリングのセンスを自然に身につけながら、R&Bを作れるという素晴らしい才能に恵まれています。
若干暗い感じをアルバム全体から受けますし、同じ暗く静かな曲調の曲が多いので、絶対飽きます・・・。まーもう少しUPでがんがん押してきてくれたほうが新鮮だったかなと思います。数曲いいのがありますが、アルバム全体で見ると平均点という感じですね。午後の気だるい時なんかに、気軽に聞ける一枚です!

続きを読む