Silk / Quiet Storm

ここ数年は、オールドクラシックなアーティストの復活が目立つR&Bですが。

ここ最近の90年代アーティストの復活劇に乗っかって、このアーティストも復活しました。
D’Angelo、Jodeci、Solo、Maxwell, Le’jet, Sisqo, After7などここ最近は私には本当に懐かしく今R&Bを聞く人には、その歌っている人たちが尊敬していたり聞いていたなどのアーティストにあたるアーティストだと思うのですが。Silkは、Keith Sweatプロジュースでデビューした5人組。
メインを歌いあげるLil’Gを中心に、兄弟2組+1名からなるアーティストです。
Keith Sweatプロデュースというのが、よくわかるシルキーでセクシーなサウンドにのっかってLil’Gのシャウトが冴え渡たるアーティストです。今回は、ベテランらしくスロージャムをゆったりと聞かせてくれます。

SILK / SILKTIME

01.Interlude
02.SilkLove
03.Take Control
04.Silktime
05.My Girl
06.Alibi
07.More08.You (The Baby Song)
09.Check My Story
10.Incredible
11.Violin
12.Slideshow
13.The End
14.Band Skit

(概説)

SILK待望の5枚目!やっぱりやってくれました!素晴らしい内容です。彼らにしか出来なグループ者の極みを見せ付けてくれています。でも、痛い何といっても痛いのが、今回のCDから、メンバーの一人LIL’Gが抜けてしまったのである!これは大きい・・・この人のシャウトがこのグループ一番のお気に入りだったのに・・・でも、Group Thank Youに、Gary Jenkins (Lil G)とあるので、まあ、また一緒にやってくれるかもしれません。Keith Sweatのライブ盤でその歌声は聞かせてくれているので、ソロデビュー!期待しております!
ですが!そんな残念な気持ちとはウラハラに、このアルバムの出来は最高なんです!もうたまらん~!SilkはカマDが大好きなグループアーティストで現在も活躍している唯一の存在なんです!これぞ、Silkという濃密なコーラスワークやSEXYなファルセットの使い方など、もう一度聞けばわかるほどのSEXYでエロスを蓄えたインパクトがあるアーティストです。そして、彼らほどR&BにおけるSEXYさを体現できているアーティストはいないでしょう。たとえインディーズレーベルからの発売でもこのクオリティーの高さは素晴らしいです!プロデューサーに2000WATTSのDARRELL DELITE ALLAMBYが多くの曲を手がけているので、安心して聞いてられます。やっぱ長い付き合いのプロデューサーですから、癖の強い彼らの良さを絶妙な手法でうまく引き出しています。彼らの狂おしいほどのファルセットとコーラスが聞き手にグンっと語りかけてきます・・・なんかこの圧迫感っぽいのも彼らの味なんですよね・・・Lil’Gが抜けてもこれだけの作品を世に送り出せる彼らは、まだこれからも伸びていくことでしょう。がんばれ!Silk!&Lil’G!ボーカルグループの今年の傑作の一枚でしょう!間違いない!オススメ:(2),(3),(4),(6),(8),(10),(11)

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silk / LOVE SESSION

01.We’re Callin’ You 02.Love Session 04 05. 06.Ebony Eyes 07.Treated Like A Lady 08. 09. 10.Don7t Go feat.Tamar Braxton 11. 12.Interlude 13.After Play 14.We’re Callin You Dance Remix

少し前に、Silkの「Tonight」を紹介しましたが、今年の7月に新譜が出たのでご紹介。これも、いいです!(silkは1stと、3rdは必ず聞くべし!)Silkお得意の絶妙なコーラスワークによるバラードを展開していきます。
彼らのコーラスワークは、本当に神がかり的で、あのBOYZⅡMENでもかなわないでしょうね。本当に実力があり、コーラスワーク自体に、Silk独特な感じがあるんです。絶対彼らのCDはもっておくべきだと思います。
のっけのInterludeの絶妙のコーラスで、この世界に引きずり込まれます!「WE’RE CALLIN’ YOU」でも、彼らの語りから、ゆったりとした中に、厚みのあるコーラスが冴え渡ります。タイトル曲「LOVE SESSION」は、ボトムのしっかりした、音からコーラスが始まります。こうなんていうんだろう、この人たちの特徴なんだけど、一人がリードを取って、そのあとを追従するようなコーラスは、本当に信じられないぐらい絶妙で、すごいなぁ~と思います。
5曲目のバラードが哀愁漂ってて、ええんですねぇ~。大人なムーディーな感じを出させたら、この人たちにかなう人はいませんね!
6曲目「EBONY EYES」の爽やかなバラードもこなせるのも、いろいろできるという意味で、すばらしいと思います。この曲もボーカルがすばらしぃ~。7曲目「TREATED LIKE A LADY」は最高に踊れる曲!このアルバム唯一のUPテンポな曲です。実は、どのアルバムでも数が少ないUP物でこそ、彼らのすごさが身にしみてわかるんですね。リズムに乗せて、コーラスをすることで、より難解なコーラスワークが引き立つんです。8曲目も、お得意なコーラスをうまく使ったバラード!サビが心地よい。10曲目「DON’T GO」はあのTAMAR BRAXTONをfeat.しています。いい感じに絡んでいるんですが、この曲の聞き応えがあるのは、最初のコーラスワークです。なんかね~神々しいんですよ。TAMARの後ろで歌うSilkのコーラスワークはいいっすねぇ~。どうしてもそっちに耳がいってしまいます。
11曲目の語りがやらしいんですよ。いやぁ~、この低音の語りは反則です。正統派のバラードです。かれらの厚みを感じることが出来ますよ。12曲目のInterludeも、Interlude?というぐらい濃い内容。でもいいアルバムというのは、こういうInterludeに凝ってこそできるんですよね!
13曲目は最後にふさわしく、とっても、これを聞いて寝れるという一曲。でも曲名が「After Play」ですよ!わかります?意味。そうそう、そういうこと、SEXの後って意味ね。やらしいぃ!っちゅ~ねん!つまり、夜のベットで使えよ!ってことですね・・・基本的に彼らの歌詞は・・・大人な・・・簡単に言うとやらしいんですけど。だから、僕は日本版を買うようにしています・・・というのは、ウソですけど。これも日本版が出るまで待ったんです。どうしてか・・・それは、最後のBONUSTRACKに関係しています。今回は、「WE’RE CALLIN’ YOU」のDANCE REMIXが入ってるんですが、ボーナストラックは今まですべてカッコいいんですよ。絶対損はしないんです。今回のこのDANCE REMIX最高にかっこよく踊れます。バラードアルバムとして仕上げてるので、あまり、突拍子もないノリのいい曲というのは、US版では入らないのですが、日本版では惜しげもなく踊れるREMIX曲が詰まってるんです。この本編とのREMIXの違いを楽しむのも彼らのCDの楽しみ方の一つです!バラードアルバムとしての完成度の高さは、前作には及ばないのですが、やはり、このコーラスワークはすばらしい!気持ちいい!
絶対夜に聞きたいぞ~!やらしいぃ~ぞ!口説きが入りそうですが・・・
僕が好きなボーイズブループは、BOYZⅡMENでもなく、ジャギッド・エッジでもなく、このSilkか、Soloでしょうねぇ~!
☆☆☆☆

silk / Tonight

数々のBOYZグループが出ては消えしていた90年代の中で、生き残った彼ら「silk」。特徴的な顔した5人組です。そして個性的な声の方が何名もいるという結構変わっているといわれれば、変わってるグループ。そんな彼らの3rdアルバムがこの「Tonight」赤と黒のジャケが非常に印象的でカッコいい一枚!一枚目をKeith Sweatにプロデュースしてもらい、ヒットを飛ばした彼らなのですが、この一枚も凄い、いいんです!そう・・・一見タイトル曲でUPナンバーの「Tonight」に目が行きがちで、その後のバラードも絶妙ともいえるコーラスで素晴らしいのですが・・・この一曲!この曲のためだけに買ってもいい!と思わせた一曲があるんです!
13曲目「Please don’t go」普通の人なら、バラードの一曲だなと言う印象で、聞き流すかもしれません。ですが、よく聴いてください・・・。これほど、感情豊かに唄ってる曲は聞いたことがありません。泣きそうなぐらいの勢いで歌い上げる、silkの面々の激情が声に乗ってるような感覚を受けてしまいます。そう・・・本当にすごい!僕は、この歌聞いて、泣けました・・・この一枚を持ってたら、本当に泣けますよ・・・絶対に、持ってて欲しい一枚。
決して、バラードだけに頼らず、アップテンポな曲も多彩で、「IF YOU」という曲はリミックスがたくさん入っており、このリミックスが秀逸です!そして、歌詞がね~、すごいやらしいのよ!直接的!でも、それが彼らのコーラスにかかると全然やらしく聞こえなく、逆にいとおしい気持ちになってしまいます。愛情を感じれる歌が詰まったアルバムです。
アルバム全体を通して、泣かせるな~こいつら!という印象を受けます!本当に素晴らしいアーティストです。 そんなかれらの、4thアルバムがこの夏でます・・・どうですか、そちらも・・・でも、まずは、「Please don’t go」を聞いてください。☆☆☆☆☆