YOASOBI – 怪物

YOASOBIの新曲はアニメの主題歌ですが、歌詞の世界観が面白いYOASOBIらしさと、カッコよさが同居した曲になっています。心が跳ねるような、なんども聞きたくなるリズミカルなサウンドと、言葉選びの素敵さが今までで一番心躍らす楽曲になっています。IKURAちゃんの歌声のかわいい声が、こんなにカッコよくなるんだなというのも面白いです。相変わらず歌っても息が切れそうなぐらいなの言葉の詰め込み方とメロディーと疾走感の絶妙なリンクが、さすがボカロのプロデューサーのAyaseさんだなと思います。

この前発売したアルバムには入っていないのですが、3月にCDとしてリリースされるようですので、それまでYouTubeとアニメで我慢しますか~。

YOASOBI – 優しい彗星

こちらもアニメのエンディングテーマとなっていて、アニメのオープニングとエンディングをYOASOBIが彩っています。怪物の強さと優しい彗星の清らかさがお互いを彩って、まっすぐな道を照らすようです。優しさが持っている切なさを表すように透き通るIKURAの歌声が、緩やかに響きわたります。

IKURAちゃんの歌声は、柔らかさとしなやかな強さが同居していて、優しさを感じさせながらも強さを感じさせてくて、耳なじみが本当にいいんですよね。素敵な楽曲です。

YOASOBI / 群青

YOASOBIの新曲は、変わらずにピアノのバックが心地よくIKURAちゃんの歌声の優しいけどどこか無機質に歌い上げる歌声が耳に残る一曲です。

透明感がよいし、突き抜けるように歌う時の心地よさが、いいんですよね。今回はコーラスが入っていて、それも新鮮です。

下にもありますが、彼らの何よりの良さはその世界観を小説という文章と共有していることで、下のようなムービーと合わさると言葉の重みがさらにましていくのが、おもしろいです。歌詞と歌詞の間の物語は普通は聞き手の創造に任されるので、創造豊かな人はより面白く感じれるのも詩の魅力ではあるのですが、その言葉の間を補完しみんながある一定の方向性を持てるような歌詞の世界観を見せてる手法として、小説や漫画とコラボしながら歌詞を作り上げるというのは本当にとても面白い手法だと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=vELh3Q6BBx4

YOASOBI / たぶん

YOASOBIのちょっと前の曲です。IKURAちゃんの歌声の柔らかさと、人懐っこさみたいなものを感じさせながら、サビでは切ないメロディーがすっと入ってきます。思い出と悲しさと愛しさに蓋をしていく心の機微を感じさせる詩の言葉選びが、素敵なのも素敵な一曲です。

YOASOBI / 夜に駆ける – The Home Take –

このバージョンがとてもよかったので。シングル曲はもう少し早いテンポなのですが、このTAKEは本当によかったので。ぜひ、聞いてみてください。彼女の歌声の表現力は本当に素敵です。本来のバージョンはもっとポップなのですが、このTAKEの雰囲気と声質がとても素敵でした。何回も聞きたくなります。歌詞の意味合いがわかるともっと身近に感じるかもしれません。