立て続けにリリースし続けるYOASOBIの本来の本をモチーフとしている楽曲が、原作の小説を聞いても、想像力をより深くすることができるし、このMVを見てもどんな小説なのか想像を膨らませながら聞くことができます。こういう小説がもつ心の情景の機微を、歌に乗せることができるこの手法は本当に素敵だと思います。

YOASOBIのラブレター。合唱っぽい雰囲気が、吹奏楽っぽい明るい雰囲気ですね。ikuraちゃんのさわやかな歌声と吹奏楽の音色が透明で美しい世界を見せてくれています。みんなで歌えるような交響曲っぽい楽曲をこれだけセンスよくまとめ上げてくれるのはAyaseさんのプロデュース力が本当に素晴らしいですよね。

YOASOBIの新曲です。軽快なサウンドが、3人が会うわくわくした気持ちを盛り上げてくれます。こんな感じでまた会えるなんて素敵なことなんだって、大人には思わせてくれるし、これから大人になる人には、別れてもこうやってまた会える機会があることへの期待を持たせてくるような一曲です。RGBという原作の小説も、3人の気持ちの描写が素敵なので、いつかこんな風に思える出会いがあるとよいなと思わせてくれます。Ayaseさんの作るサウンドとIkuraちゃんのぶれない歌い方は、本当に素敵です。

これは、本当にすばらしいです。IKURAちゃんの歌声にただただ聞き入ってしまいます。耳に張りつくように、心に訴えかけてくるのですが、常に隣にいてくれる優しさに沈んでいきます。繊細なバックのサウンドもMVとはまた違って聞かせてくれます。FIRST TAKEだからこそだせる素晴らしい音色です。

YOASOBIの曲は小説がもとになっているのですが、最初に聞いた時と小説を読んだ後に聞いた時に、浮かんでくる情景の違いが本当に鮮やかさが変わってびっくりさせられます。最初は自分の経験や思いに重ね合わせて聞いてしまいますが、小説を読むと、その主人公の気持ちを想像しながら聞いてしまうし、自分だったらこの場面でどうするだろうと思う、そんな楽しみを感じながら決めるのが素敵ですよね。