F.O.H / SEXY WORLD

(概説)

ラテンテイストの強いカッコいい一曲。このCDは完全限定なので購入できない方もおおいでしょう~。最初のギターサウンドが楽しいです。いかにもSisqoという感じがしますが、それを狙ってる感じもあるでしょう~。こういうテンポで畳み掛けられると、踊らずにはいられないでしょうね!
REMIXの方は、もっとラテンテイストを強くしたような一曲。こちらも、こちらで楽しんで聞けます。

KICK THE CAN CREW / カンケリ01

(概説)

カッコいい&切ない!その言葉で表現するのが一番いいかな・・・インディーズデビューシングルの「カンケリ」の2001年バージョン!これが音がカッコよくなってて本当にいいんですよ!やっぱ、KICKの作る曲は音がいいです!そして、RAPも素晴らしいので、水準が高いんです!これは・・・来年発売予定のアルバムにだって嫌がおうにも高まるというものです!
C/WのLIFELINEは、リリックが素晴らしい「がむしゃらに生きるぜとことん、一生懸命を恥ずかしがるな」こんな歌詞があるんですよ、HIPHOPのアーティストでこんな元気が出る歌詞を書いてくれる人たちっていたかなぁ~と思います。すごい伝わってくるものがある曲です!がんばろうって思える歌です。

RIP SLYME / One

(概説)

彼らにしては珍しいちょっと切ない感じの曲。J-HIPHOPの真髄ってこういう切なさをうまく表現できることだと思う。洋楽のHIPHOPで、切なさというのはちょっと表現できないんですが、日本語という独特の表現が、こういうちょっと胸にクっと引っかかるような曲を作らせるんですね。HIPHOPでも、特にこういう感じなのは、好きなんですよ!必聴。

Gladys Knight / AT LAST

(概説)

すごい濃密なR&Bアルバムです!上っ面な部分だけR&Bサウンド取り入れましたって曲は、この濃さに即効で負けちゃうね。この人の声がまさにSOUL!サウンド的にR&B色が濃いわけでもないのに、ブラックの濃さを感じます!これは年季が出せる技なんでしょうか?サウンド的にはR&Bなので、R&Bアルバムと言いましたが、声はSOULFULですよ~。
必聴は、2曲目「IF I WERE YOUR WOMAN II」ですね。最近のR&Bテイストを取り入れているけど、決して声が負けてない!それぐらい芯の太い声を堪能できます。そして!4曲目の「GRANDMA’S HANDS」はあのBILL WITHERSのカバーです!深みのあるSOULな一曲に仕上がってます。なんか聞いててぞくぞくしてきます。
6曲目のJAMIE FOXXをFeaturingした「I WANNA BE LOVED」や、7曲目「GREATEST LOVE OF ALL」もいい歌です。7曲目は声の強さが圧巻です、声の強さとは張り上げたりすることで出る強さではない、その人の本来の普通に歌ったときの声の強さです。それがよくわかります!
1曲目も聞き入ってしまいます!12曲目はウエディングのテーマ曲から始まり意表を突かれます。そして!13曲目「THAT’S WHY THEY CALL IT LOVE」は更に泣けてくるような曲です、胸に迫るものがあります。
このアルバムで聞くべきはこの人の声です!きっと聞けば聞くほどに、この声の虜になってしまうでしょう!何でも歌えるんだな~。この人は!あえて分類するならR&Bでしょうが、Gladys Knight は Gladys Knightです!最近のR&Bの音に飽きてきたな~という人に是非聞いて欲しい一枚です!サウンドではなく、声が持つ素晴らしさを再認識させてくれます。最後に不思議なのが、最終曲のAT LASTがJAPAN BONUS TRACKなところ。タイトル曲なのに、Wirld Albumにはないってこと?不思議~。

☆☆☆☆☆

MUSIQ SOULCHILD / AIUSWANASEING

(総評)

何かと有名なこの人!このCDはパソコンに突っ込むと、PVが見れます。そのPVの出来はかなり良いです。で、肝心の音楽ですが、最近流行りな、オーガニック系に分類されます。ニュークラシックソウルをもっと土臭くしたような感じです。で、やはり秀逸は最初の音でしょうね。お!来たぞ!と思わせるようなリズムの良さが最高です。そして、その後もこだわりのあるボーカルが全体を包んでいます。この系統は、ライブアルバムとかを出すと、結構いい感じになるので、次への期待が十分にもてる出来となっています。たぶん女性は全体的にゆったりとして感じなので、好きだと思います。女性に薦めたいですね。☆☆☆☆☆