PALM DRIVE / TIME BOUNCE

(概説)

PALM DRIVEのセカンドシングルは、AKIRA+Neo+永谷喬夫(SURFACE)というメンバーによる一曲!はっきりいって、1stよりも、メンバーは少なくなっていますが、曲の内容的には、1stを完全に凌駕しています!シングル曲はめちゃめちゃカッコよく、その他の曲も充実しています。UPでもミドルテンポスローでも、AKIRAの楽曲センスの良さがでています!この夏最後の必聴のCool R&B Music!3曲も新曲が入っているとっても、お得な一枚に仕上がっています。今後出るアルバムも楽しみなユニットですね!

曲紹介

01.TIME BOUNCE

Neoちゃんがメインにたった一曲!この疾走感!DRIVE MUSICとして最適!気持ちがいいぐらいの疾走感の中、Neoの様々な面をもった歌声が、すばらしい、清涼感がある歌声で、気持ちよくなったかと思うと、力強く歌ったり、変幻自在に変わるこの歌声はすばらしい!楽曲も、まさにCool!AKIRAによるBackVocalも混ざりキーボードの音が栄える栄える。バックのリズム音も新しい感じでおもしろい!歌詞は、AKIRAによるちょっと不思議な感じも、曲の無機質感をまして、疾走感が増しています。AKIRAによるCoolなサウンドとバラードもUPもなんでも歌えるNeoの歌声がすばらしい一曲です!

02.Beautiful World

なんと、始めてAKIRAのMain Vocalによる一曲!なかなか癖のある声だけど、低音の響きが気持ちがいい声をしています。これは、シャウトとか聞いてみたくなります。BackVocalで、Neoもちょこっと参加していて、楽曲的にはストレートなんだけどじわじわと浸透してくる綺麗なバラードです。歌詞もちょっとロマンチックだったりして、おもしろいです。

03.Guilty Pleasure

Neoと、AKIRAのデュエットという一曲!遊び心溢れた歌詞がなんともいい感じである。ゆったりとした空気を感じることができる曲です。Neoの声が強いので、AKIRA負けちゃうんじゃないのかなーと思うのですが、Neoがやっぱり、うまいのか、二人の声のバランスもいい感じです。

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Jaheim / Ghetto Love

01.Intro
02.Du & Jah
03.Looking For Love
04.Answering Machine (Interlude)
05.Let It Go(feat. Castro)
06.Could It Be
07.Ghetto Love
08.Happiness
09.Jah’s Seed (Interlude)
10.Lil’ Nigga Ain’t Mine (feat. Castro, Duganz And Precise)
11.Finder’s Keepers(feat. Lil’ Mo)
12.Just In Case
13.Heaven In Your Eyes
14.Anything(feat. Next)
15.Waitin’ On You(feat. Miss Jones)
16.Remarkable(feat. Terry Dexter)
17.Ready, Willing & Able
18.Love Is Still Here
19.Forever
20.For Moms
21.Could It Be (Anything You Want Remix)

(概説)

今年デビューしたJaheim!その声を聴いてください!彼の良さは、その声である!とても味があるおっさん声をしている。あー、こういう渋い声で歌ってみたいものである。一般受けするかはちょっと微妙だが、僕が大好きな部類の声である。
そして、このアルバムではこだわりが感じられて、高感度は高い。良曲が詰まった力作に仕上がっています。今年度の中でも、渋いカッコよさでは頂点にくるんじゃないかなと思います。バラードが得意とかじゃなくて、SOULが好きで好きでたまらなくて、作ってしまいました。って感じが出てていいですねー。今年度出た最大のSOULバカでしょう~。そして、彼は、無駄に曲を長くしないところも好感が持てます。21曲という曲数がそれを物語っています。
Naughty By NatureのKaygeeという人が総合プロデューサーであり、彼の手にかかったアーティストは、Next、Koffee Brown、Aaliyah、Zhane’がいて、どれもSOULやR&B然とした味のあるつくりで定評があります。最近ではLiberty City Fla.、Transitionsでも、その世界を堪能できます。彼の作る音はどこか土臭いSOULがするのですが、このJaheimはそのKaygeeがほれ込んだほどの男。その実力は押して測るべきであり、SOUL然とした仕上がりであり、しかも土臭さがいい具合に出ています。
今年度を代表するアルバムであることは、間違いない。すべて、このアルバムを世界観を崩さない良曲ばかり!
神がかりなボーカルの立ちがあったら、もっと売れただろうなー。もっとSoloの1stのような、シャウトの嵐みたいな曲があったら、良かったのに、せっかくいいシャウトの持ち主なのに、そのシャウトが押さえ気味で活かしきれて無い気がした。
もう少しUPの楽曲でリズムが速いいものがあっても、よかったかなとは、思いますが、SOULっぽいのが、聞きたい人には、まず最初にオススメできるものです。
最後に日本盤では、FOHがレビューを書いたりしています。結構面白いですよ。
オススメ:(3),(5),(6),(8),(12),(13),(14),(16)

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Jermaine Dupri / Instructions

(総評)

今現在世界一有名なプロデューサーであろう、Jermaine Dupriの自信の2ndアルバム。アルバム全体としてまとまりがあり、そこらへんのHIPHOPアルバムよりも完成度は高いです。やはりプロデューサーという仕事のせいか、自信をプロデュースしましたという感じが抜けません。でも、ものすごい数のFeaturingアーティストが物語るように、オムニバスHIPHOPアルバムとして聴けば、かんなり満足できる出来です。あまり、RAPに期待しないで下さい、彼は、プロデューサーです、その音作りや、人の使い方を中心にレビューしていきます。そのFeaturingアーティストは、Ludacris, UGK, Pimpin’Ken , Manuel Seal, Wanda Sykes ,Usher , Boo&Gtti , R.O.C. , Jadakiss , Freeway , Nate Dogg , Bilal , Manish Man , Tigah , Skeeter Rock , Trey Lorenz , Katrina , Clipse , Jagged Edge , Kurupt , Too Short , Field Mob , Backbone , Eddie Cain , Da Brad , Kandi , Xscapeなど・・・の有名、無名あわせればキリがありません。Interludeが多いので、曲だけ聴きたいのに-という人にはちょっと不満かもしれませんね。でも、人の使い方が見事で、その人の新たな一面を発見できる部分が多いです、さすが、プロデューサーといったところでしょうか。
全体的にUPモノが多くパーティソングとして使えるのが多いのじゃないでしょうか?
2曲目「Welcome To Atlanta feat.Ludacris」から飛ばし気味に楽しげな曲が並びます。3曲目「Money, Hoes, & Power」でも、その軽快さを持続させます。 5曲目「Get Some」ではあのUsherをFeaturしていますが、かなりUsherの出番は押さえ気味です。ま、でも彼をこういう風に使えるのは、このJDぐらいでしょうね。ちょっとチープで軽い感じの曲。
7曲目「Hate Blood」では、Jadakissがいい感じにカッコよく仕上げています。彼はこういう固くカッコいい感じのHIPHOPでは、抜群の冴えを見せますね。今風のHIPHOPな仕上がり。音のカッコよさはさすがプロデューサーさすがです・・・
8曲目「Ballin’ Out Of Control」で、Nate DoggをFeaturingして、いい感じにまったりした曲を展開しています。やはり、この人はこの曲でという人使いの良さとその人の良さを引き出す術は、すごいですね。Nate Doggの声はこの曲にあってます。
9曲目は「Supafly」では、今年でた最強の新人BilalをFeaturing!でも、なにか、Bilalの新しい面を見た気がします。これが多分始めての共演。でも、やはり、Bilalの声はいいですね。
11曲目「Rules Of The Games」は、・・・JDは、「アハ、アハ」っていうのをよく言うんですが、最近USではやったFabolusに似ていますね。RAPとか合の手の入れ方とか。後ろで鳴るフルートの音色がいい感じな曲。
13曲目「Whatever」でも、Nate Doggを始め6組の人物と組んでます。Katrinaと、Trey Lorenzという女性の二人の歌い方がSOULFULで、ゾクゾクときます。いい!男性人もとんでるし、1番いいですね!この曲はいいです!
14曲目「Let’s Talk About It」では、どこかNeptunesを意識した音作りを感じることが出来ます。このボトムの太いドラム音はNeptunesの専売特許となりつつあるのが、すごいなーと感じてしまいます。
さらに15曲目「Yours&Mine」では、あのJagged EdgeをFeaturing!これが、Jaggedとの相性がいい歌なんですね。ただ、ちょっとRAP部分が長すぎるので、Jaggedファンには絶対物足りない出来だろうなとは思いますが、サビでのJaggedの歌の立ち具合は素晴らしいですよ。
18曲目「You Bring The Freak Out Of Me」では、1stが不振に終わったKandiが歌っています。だが、彼女HIPHOP的な音にこそ声が合うんですね、これは新たな発見。この路線で行くとかなり売れるかもしれませんね。20曲目では「Rock With Me」では、XscapeをFeat.していますが、XscapeとKandiかー。なぜ別々に・・・まーその辺は置いておいて。こっちの方が18曲目よりいいですね。歌とRAPの混ざり具合がいいですね。☆☆☆

PALM DRIVE / Party Tune

(概説)

AKIRA率いるPALM DRIVEのデビューシングル!メンバーは、F.O.H、AMON、Tyler、HACと実力派のアーティストばかり!そして、このメンツを集めてやったのは、本当に楽しげなパーティーチューン!この遊び心がたまらない!マジメにカッコよい感じに仕上げるんじゃないところが、AKIRAのProducerとしての素晴らしさを示しています。AKIRAの声もすごいカッコいいんです。みんなもこれを聴いて気持ちよくノリノリに盛り上がろうぜー!ショボイのは、嫌いだぞ!この遊び心満点なCDは、ひさびさに音楽を楽しもうよっていう気持ちが思い出せて嬉しい。バラードだけがR&Bじゃないんだぞ!って感じで嬉しいな。

曲紹介

01.PARTY TUNE

「NAUGHTY&NAUGHTY」というサビのフレーズが印象的です。そして、AKIRA,ARATA,HIRO、YUTAKA,TYLERと目まぐるしく展開していくボーカルが、楽しい感じをさらに盛り上げます。CLUBで弾けようぜ!って感じの歌詞も、いい感じに曲にはまってます。AMONのRapとHACのRAPもいい味出しています。でも実は、Tylerの歌がいい意味でアクセントになってるんだなーと感じます。男性陣だけでは、ここまで楽しげな感じには出来なかったでしょうね。AKIRAのProducerとしての手腕には脱帽です。

02.The big lucky star~大福星~

・・・このタイトルは?って感じですが、マッタリとして曲です。R&Bって感じの曲ではないですが、この7人でパフォーマンスすると結構味がある一曲になりますねー。でも、あまり曲調としては、もっとSOULFULに歌える人が歌ったほうが面白いと思うなー。

03.PARTY TUNE (AKIRA’s Driving Home Remix)

2曲目のマッタリ具合を1曲目に持ってきましたという感じですが、1曲目がこれからCLUBに乗り込むぞー!って感じなのに対して、こっちは、CLUBで遊んだ後にあー今日も楽しかったなーって感じてるような曲に変わってます。AKIRAのバラードの曲調はマッタリできるので、気持ちいいんですよ。

https://music.apple.com/jp/album/party-tune-ep/1444842576

Skoop On Somebody / a tomorrowsong

(概説)

2002年最初のシングルは、前作「Sha La La」の路線を周到した暖かい感じの曲。春らしい旬を抑えた曲である。ただ、今作の詞は情景描写がいまいちだなと思う。曲を聴いてそのシチュエーションを想像しづらい。それよりも2曲目3曲目というカップリングの曲の方の出来が秀逸である。とくに2曲目のような曲の作り方は今後も続けて欲しい。ただ、これで次にどんな曲を出すのか全然予想がつかなくなってしまったことが、嬉しい。是非僕らの期待を大きく裏切って欲しいものである。

曲紹介

01.a tomorrowsong

作詞に松尾KC潔、作曲にFace 2 fAKEを迎えた作品。本当に作品という感覚が強く、身になっていないなというのが、正直な感想。もう少しSOUL臭く歌ってもよかったのでは?それに、今の僕にはあまりシックリくる内容の歌詞ではないのかもしれない。いまいち。

02.over there feat.JiN

作詞:小林夏海 Rhyme:JIN 作曲、編曲:S.O.S
guitar:GATS rap & beat box:JIN turntable: DJ BASS mixed by 川本 ゴン太
という素晴らしい面々で作られている。シンプルなサウンドで余裕をもって歌うTAKEさんの声もいい感じであるし、JINの合いの手的な息遣いや、フェイクがいい!Rapも、「TAKE、KO-HEY,KO-ICHIRO」なんて聞こえて、面白い。「だけどホントはよく分かってる もう君がいなけりゃダメだって事を」と歌うTAKEはすごい説得力もあり共感できる。結局男なんてそんなもんである。歌詞もこっちの方がわかりやすくて好きだ。

03.翼をください feat. Aloha All Stars

SAKURA、斎藤誠、石原千宝美、平松八千代を加えたバージョン。特に最初のSAKURAとTAKEの絡みが最高である。そして、この曲が一番TAKEさんの声が冴えている。ひさびさに、心が震える感覚を味わった。女性と絡むとTAKEさんの歌声に凄みが出てくる。