KICK THE CAN CREW / イツナロウバ

(概説)

またまた、キックの新曲が出ました。すごい夏らしい歌です。もう、夏の浜辺で聞きたい感じかな。ノリがいいのは、もちろんなんだけど、どこか儚げな感じがすごいいいんです。
「愛しい人に告ったり 告られたり 笑ったり泣いたりするその間に、無常にも時は過ぎ去っていってしまうのみだ だがまた晴れたら この仲間で あの時間に この場所で」
というフレーズが最高に好き。あぁ~、なんか、そういう気持ちわかるなぁ~と思います。なんか、過ぎ去ったものへの哀愁というかそういうのがね、ただの夏の歌にしてないんですよ!でも、タイトルは、「It’s not over」のカタカナ表記!つまり、あきらめるな、まだまだこれからだぞ!という感じの意味です。そうやって振り返りながらも、人生って前に進んで行くんです。
そんなことを聞いてて考えてしまいました。楽曲は、もうKICKお得意の感じで、一度聞いたら、忘れられませんよ。ホントカッコいいから、一度聞いてみな!チェックしときな!
カップリングは、本当にリリックが面白いですよ!笑いたくなります。やっぱり、彼らは今後、要注目!

F.O.H / さよならが言えなくて

(概説)

F.O.Hの初のバラードシングル!この夏の終りをつげるような、儚い感じがなんともいえなく、さわやかな一曲!3人の歌唱力も益々UPして、かなり、聞き手にグッとくるような一曲です。それとは対照的に、カップリング曲「ALL I WANT」は、ノリのいいUPな曲。かなりカッコいいです!チェック!そして、さらに、3曲目の今井了介さんがREMIXしてる方は、絶対に聞き逃せません!もう、これ聞いたら、踊らずにはいられません。
全体的に、3人の歌唱力が上がったようで、すごい聞いてて、胸に突き刺さってくるような、そんな説得力が増したように感じます。ぜひ、聞くことをオススメします!

JIN / Real Love

(概説)

JINさん、久々のシングル!感動的なメロディー展開もさるものながら、なんといっても、JINの歌い方が熱く暖かい。最初バラードと聞いて最近はバラードものが多いので、どうなるのかなっと少し不安だったんですが、すばらしい愛を届けてくれてます。R&Bのバラードはこれぐらい感情が入ってて熱い方が良いですよね!これは、次に控えているであろうアルバムが楽しみになってきました。このようなバラードを心を込めて歌うJIN、RapをカッコよくするJIN、UPPERな楽曲を歌いこなすJIN、そんないろんなJINを堪能できる非常にバラエティーに富んだアルバムになることであろう。

曲紹介

01.Real Love

TAKEさんが作詞ということもあり、SKOOPファンの耳に入ることも多いだろうが、コーラスとしてもTAKEさんは参加しています。ですが、この厚みのあるコーラスをバックに歌い上げるJINの気持ちのよい歌声がすばらしい。最初のピアノの音やメロディーの展開などがストレートなバラードという感じで変に軽めの楽曲ではなくストレートに勝負に出たのが、功を奏していると思う。本当に感動的な一曲である!
(TAKEさんはSONY、JINはPioneerです、こういうレーベルを超えた同じ音楽思考を持つ人たちが一緒に歌を歌える状況が普通になってきたというのも、やはりうれしいものです。)

02.Love Song feat.AI

なんともストレートに愛を描いたこの曲は、AIの歌声とRapがなんとも栄える曲である、AIの懐の深い歌声と、JINの優しい歌声のマッチングは気持ちがよい。次回はRapでの掛け合いが実現するといいなー。こういうStylishでスマートな楽曲はかっこいいと思う。リズムの音がなんとも気持ちがいい、一番好きな曲調である。

03.Real Love English Ver.

JINさんの作詞による英語バージョン。こちらの方がメロディー展開も自然で、コーラスとの掛け合いがうまくいっていると思う。後半にかけての盛り上がり方は感動的である。本物の正統派のR&Bバラードでしょう!なにより、英語の歌詞の方がコーラスの人たちの声の立ち方が違うのである、やはり母国語の方が歌いやすいんでしょうね。歌詞もストレートで素直に「Always watching over me from heaven above」など、泣ける歌詞を書いてくれている。英語の歌詞の方が何か伝わるものが多い感じがするのが、すごいと思うな。

04.Real Love Sada’s 2 Future Anthem MIX

JINの相棒SadaによるMIX。ここまで変えますか!っていうぐらい変わっている。Tranceですねー。いかにもTranceですが、陳腐になっていないところがすごいと思う。日溜りっぽい感じから一気に夜って感じに変わっていて面白い。

Isley Brothers featuring Ronald Isley / Eternal

01.Move Your Body
02.Contagious
03.Warm Summer Night
04.You Deserve Better
05.Just Like This
06.Secret Lover
07.You’re All I Need
08.Settle Down
09.Eternal
10.If You Leave Me Now
11.Said Enough
12.You Didn’t See Me
13.Ernie’s Jam
14.Think

(概説)

4年ぶりぐらいの新作です。えぇ~と、まず一言・・・相変わらずヤラシイおっさんやのぉ~。なんなんでしょうね、ヤラシイ声が入ってるとか、そういうんじゃなくて、もうこの雰囲気がヤラシイのよ!まったく、すごいはこのおっちゃんたち!あぁ~この雰囲気たまりません・・・でも、この年で第一線でやっていける彼らのすごさお分りいただけますでしょうか?ある意味、ここまでの音楽性を作り上げることっていうのは、アーティストにとっての憧れの一つだと思います。沢山のCDを売る記録を作るLIVEで感動を与えるなどいろいろアーティストの人も目標はあるでしょう~でも、第一には、自分が好きな音楽をやりつづけること、継続性と、自分なりのスタイルを作り上げる!この2つは究極の目標でしょう。それをこの人たちは成し遂げてるんだなと感じます。1曲目の音を聞いただけで、「あ・・・Isley」と思ってしまうんです。すごい・・・本当に素晴らしいアーティストです。
もう一つ特筆すべき点は、やはり新しい力を認め、それを素直に受け入れる柔軟性もあるでしょう。R.KELLYなどフォロアーの実力を正当に評価し、Jimmy Jam & Terry Lewis、Raphael Saadiqなどの最近の実力はのプロデューサーの力も思う存分使っているんです。ここまで、プロデューサーを使いこなせる人たちっていないでしょうね。やっぱり、長くやっていく上で、自分達だけで音楽をつくるのには限界があります。もって10年です。それ以上シーンの最前線にいようと思えば、新しい血を取り入れて、自分のものとして昇華していく必要があると思いますが、さすが、Isleyはそれを成し遂げてしまっています。すばらしい!
オススメ:(2),(9),(10),(14)

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