Angie Martinez / Up Close & Personal

01. Heart And Soul (Interlude)
02. New York, New York – Featuring Prodigy And DJ Clue
03. Every Little Girl – Featuring The Product G&B
04. Coast 2 Coast (Suavemente) – Featuring Wyclef Jean
05. Ladies & Gents – Featuring Snopp Doggy Dogg
06. Gutter 2 The Fancy Ish – Featuring Busta Rhymes
07. Back To Cuba (Interlude)
08. Live At Jimmy’s – Featuring Big Pun, Cuban Link, Domingo & Sunkiss
09. Silly N***az (Interlude) – Featuring Uneek
10. No Playaz – Featuring Lil Mo’ & Tony Sunshine
11. Breathe – Featuring Mary J. Blige & La India
12. Live From The Streets – Featuring Jadakiss, Styles, Beanie Segal, Kool G Rap & Brett
13. Go!! (M********a)
14. Thug Love – Featuring Fat Joe & Lazie Bones
15. Mi Amor – Featuring Jay Z
16. Ladies Fight (Interlude)
17. Dem Thangz (Dem Thangz)
18. Coast 2 Coast (Suavemente-Remix) – Featuring Wyclef Jean

(総評)

ひさびさに、HIPHOPの新人さんで、紹介したい人!まずは、ジャケットをみて、綺麗な人だなぁ~と感心し、そして、曲のRAPを聞いて、ビックリし(結構だみ声)、そして、ラジオのDJだということでも驚くんですねぇ~。そして最後にWyclefや、Jadakissや、Kool G Rapや、Jay Zやら、Lil Moやら、Snoop Doggy Doggや、DJ ClueというGUEST陣の素晴らしさに涎をたらすことになるんです。上の曲目のfeatアーティストを見てください!豪華というほかありません。すばらしいです!
これだけの人を集めたら、そりゃ~音もよくなるでしょう~。想像つくでしょう?
ラジオDJが・・・出したCDなんて・・・という声も本国ではないわけじゃないけど、これだけのGUEST陣を呼べたことこそ、彼女の本当のDJとしての力だと思います。そして、彼女自身のRAPも、結構いいんですよ!
特筆すべきは、やはり、Wyclef Jeanとの一曲「Coast 2 Coast」!これはカッコいいです。ラテン系の音に彼女とWJとのRAPがいい具合に絡んでいって、おもしろい一曲になってますよ。最初の音でもってかれてしまいますよ!3曲目の「Every Little Girl」その切ない音が耳に残ります。ProductG&Bというのは、かなりいい音使いをしますね。こういう音はたまらなく好きです。HIPHOPというのは、あかるい曲が多いんだけど、やっぱこういう、たまにある切ないカッコよさというのは、本当にカッコよく感じます!「08.Live At Jimmy’s」は、ラテンテイスト満載の一曲!もう、陽気な気分になっちゃいます。楽しい曲!これには、今は亡きBig PunがFeat.されてますね。フラメンコでも踊ってやろうか!っていう一曲。10曲目は注目アーティストのLil’MoをFeat.した『NO Playaz』!この曲は、R&Bの楽曲として完成度が非常に高いですね。うん。素敵。Lil’Moの声がかっこいいよねぇ~!サビが素敵な曲です、ついつい聞き入ってしまいます。TonySunshine(男性)の声が入るタイミングも絶妙で、一曲としての完成度は非常に高いですね。こうFeat.が多い曲というのは、いいとこ取りができて非常に完成度が高くなるのでいいですよね(一人が無理に全部歌わないという意味で)!11曲目はなんとあのMary J BligeをFeat.してるんですねぇ~!すごい!でも、楽曲的には、10曲目とかにはかないませんね。でも、Maryの存在感は抜群です。13曲目は、疾走感がある楽曲!もう、かっこよさを前面に出してます。ほんと、なんか畳み掛けるようなRAPがカッコいいです!14曲目もやばい・・・HIPHOPの良さがよくわかる一曲。このサビでの男性のちょっとけだるいRAPがいいんですよね。HIPHOPというのは、サビでのインパクトでその曲の良し悪しが大体決まってしまうのですが、それがモロに出てる曲。男性の声がなければ、何ともない曲なんだけど、その男性の声のインパクトがたまらない曲です。
17曲目も、あぁ~なんかちょっと男性の甲高い声をつかった、今の流行のHIPHOPのサビの作り方ですね・・・Neptunesとかが好きだろうなぁ~こういうサビ。
全体的に楽曲の良さが目を引きます!もう、1枚通して聞いても飽きがこないというのは、すごいものがあります。音やリズムがかっこいい!ほとんど全ての曲が最初にRAPで始まるのも、カッコよさを引き立ててますね!
ひさびさに、HIPHOPのアルバムで一枚通して聞ける!すばらしい一枚だと思います!音はカッコいいし、ノリはいいし。絶対にもってて損はないです! 様々な客演の顔が垣間見れて、いろいろなHIPHOPを楽しみたい人にはもってこいの一枚ですね!

☆☆☆☆

ROME / To The Hightest

https://www.youtube.com/watch?v=-op__XhRGoI

01.Ride & Roll
02.Drama
03.Can’t Believe
04.Heaven Must Have Sent You
05.Be With You
06.HIP HOP R&B
07.PEOPLE OF THIS WORLD
08.It’s Gravy
09.Don’t Act Surprised
10.Just Easy
11.Yes I Will
12.I’m Your Doctor
13.To The Highest
 

知る人ぞ知る的なソウルアーティストROMEのつい最近出た新作です!もう、ソウル好きなら、聞かないわけにはいかない彼の声・・・もう、やばいです。この声やっばいねんって。これぞ、SOULの唄い方だといわんばかりに、聞き手に訴えかけてきます。SOUL臭いこの唄いっぷり、素敵です。たぶん、この人、そうとうSOULが好きなんですよ。で、その人がみんなに聞かせたくて歌ってるという感じ。あぁ~、聞き手からも、あぁ~あなたは、こういうの好きなのねとわかるぐらいなんですよ。彼のまったり具合はハンパじゃないです。でも、ジャケットは、Tyreseの真似?というぐらい、かぶってる、バイクにまたがるROME君ですが、Tyreseより丸さ的には素敵です。なんかお茶目!あ、Jagged Edgeも真似したからなぁ~最近バイクにのるの流行なのかなぁ~?元ネタはReel Tightのアルバムのジャケなんだろうも、どれも。それにしても、中のジャケ写丸いわぁ~この丸さ加減が可愛いわぁ~おっと蛇足。
特に、7曲目「People Of This World」はゴスペル調の楽曲ですが、本当に涙なくしては聞けない素晴らしい名曲です! 本当にSOULが好きな人には間違いなくオススメできる濃~い、まったりとしたアルバムです。夜にピッタリです。万人向きではないけど、僕は大好きです。ホント。ただ、この一枚、あまりに無名なので・・・買えるかどうかは別問題。HMVやTOWERなどの外資系にひっそり置いてあると思います。
オススメ:(7)

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Rahsaan Patterson / Love In Stereo

01.Treat You Like A Queen
02.Sure Boy
03.It’s Alright
04.Do You Feel The Way I Do
05.Friend Of Mine
06.The Day
07.It Ain’t Love
08.Humor
09.The Moment
10.So Right
11.Any Other Love
12.Get Here

(概説)

99年発売のラサーン・パターソンの2ndアルバム。よく、New Classic Soulに分類されますが、どっちかというと、Funky Musicです。It’s A Funky Music!!本当にFunkyなんです。彼をFunkyと言わずして、誰をファンキーといいましょうかっていうぐらいファンキーです。カッコいいです。このアルバム。僕の本当のツボを抑えているアルバムです。気持がいい!本当に気持がいい一枚!渋い曲が好きな人は、買い。
本当に良曲ばかりそろった2ndアルバムです。彼のハスキーボイスさえ気に入れば、絶対に買うべきです!
オススメ:(3),(2),(7),(10),(11)

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Nelly / Contry Grammer

St.Lunaticsとしても、デビューしているNellyの1st。洋盤はすでに去年の中旬にでていたのですが、日本版は今年の春にでました。おせー。しかも、彼は、最近Jagged Edgeとの一曲「Where The Party At」で、Feat.されさらに知名度を増しました!この曲も素晴らしいのですが、これは、Jagged Edgeの3rdアルバムに収められています。して、そんな彼のデビュー作の内容は・・・すばらしい!の一言。これほどキャッチ-で聞きやすく、ノリのいいHIP HOPは、そうそうないです。一般にHIPHOPというと、EAST(Dr.Dreなど)、WEST(Coolioなど)が有名で、次にSOUTHなんですが、だいたいこのカテゴライズに収まるのですが、このNELLYとその仲間のSt.Lunaticsは、南西部SOUTH-WEST出身のグループなのです。そのせいかおもいっきり反骨精神まるだしな面もあるんですが、逆に田舎だよというのをかなり意識していて、2曲目「St.Louie」や、4曲目「Country Grammar」では、思いっきり訛りをいれて、RAPしてたりします。これほど面白みのある人もいない。
HIPHOPのParty Songが好きな方は、絶対好きな一枚。それほど明るい感じの曲が多いです。楽しい一枚ですよ。曲のタイトルがわかりづらいですが、これは、訛りみたいですね。
HIPHOPを聴いたことがない人でも十分に楽しめる素晴らしいアルバムとなっています!

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Skoop On Somebody / Still

(概説)

今年最初のSKOOPの新曲!切ない過ぎ~。もう、何も言うことはないぐらい素晴らしい一曲だとおもいます。言葉で説明するのが陳腐ですが、本当に胸に迫る一曲です。
そして、カップリングの「SOUL’N’ ROLL」がカッコよすぎます。本当に、かっこいい。これこそ、カッコイイSOULだと思います。SOULってバラードだと勘違いされてる節がありますが、こういうビート感とかがすごくかっこいいのを僕はSOULっぽいというんだと思います。これこそ、SOULとR&Bって感じですね。いや~今年のBEST3には入る名曲でしょうね。