Impromp2 / The Definition of Love

01.When Will Things Change?
02.The Definition of Love
03.I’ll Do Whatever
04.Drama
05.Mocha Soul
06.Is It Cool?
07.Without You
08.Bring It Back
09.All The Woman
10.Makin Love
11.Who Am I?
12Change Comin

(概説)

6年ぶりとなる3作目を発売したImpromp2!実は以前はMOTOWN RECORDSに所属し傑作二枚を発売しています!このアルバムSmooth Jazzっぽい感じを色濃く残しつつSOULな作品に仕上がっています。たぶん、こういう感じが好きな人には傑作なのではないかなと思います。Vocalだけではなく、楽器の演奏も素晴らしく、しかもRapまであったりして、ただの歌ものだけでは物足りないMoodyなSOUL好きにはたまらない作品にしあがっています。
この二人は、SEAN とJOHNNY BRITTという二人組みで、SEANがMainボーカル兼Rap担当!J.Brittがボーカル兼トランペット担当となっています。どちらも歌えてしかもちょっと違う一癖ある人物です。そして、Producerには、Frank McCombでお知らせしたSteve Harvayが参加しています。これだけの人物がそろえば、素晴らしい良質SOUL作品ができあがるわけですよ!Frank McCombもFender RhodesとBack Vocalで9曲目「All The Woman」で参加しています。
いきなり一曲目からSweetでMoodyな甘い~甘い~世界が展開します!まさにSweet Soul・・・・これは心を濡らすしかないでしょうねー。本当に最初っからここまでMoodyにやってもらうと、気持ちがいい・・・まさにベットタイムミュージック。これはベットできくしかないでしょう~。こんな始まり方されたら。気持ちがいいなんてもんじゃないですよ。この一枚。あなたの部屋を一気にMood満点な空間に変えてしまいますよ。途中からは、Rapなんかも入って全体的に色とりどりな色彩を帯びた楽曲がたくさんありながらSEXYで纏め上げ、聞き飽きないで聞くことが出来ます。この作品でもFender Rhoseは使われていますが、あくまで中心は歌とトランペット!ってことで、あまりFrank McCombのように濃い演奏は聞けませんが、その分よく練られた甘いLovers Musicが多いです。
まさにメロウでエロな一枚です。これをBed Time Musicといわず何をBed Time Musicというんでしょう。ってぐらい夜向きです(笑)、朝聞くのは無理です!!!夜二人で楽しんでくださいな。
オススメ:(1),(3),(5),(6),(8),(9),(10)

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S-WORD feat.HI-D / Devi I May Kry

(概説)

S-WORD「FIGHT FOR YOUR RIGHT」のカップリング曲!DJ YASによるProduce曲です。実はシングル曲の方よりもかなりカッコいいできになっています!S-WORDの硬質なRapに艶やかなHI-Dの歌声が乗ることで、よりHI-Dの歌声も、S-WORDのRapも引き立つような面白い効果が得られています。凸凹といってはなんですが、こういう面白い声の組み合わせっていうのは、バッチリハマったときは歌の世界観も広げてくれますね。

DJ KOYA feat.HI-D / Shake ya head

(概説)

HARLEM 2.0のコンピに入っている一曲!DJ KOYAとHI-Dの組み合わせでのフロアライクなParty Tune!HI-Dの艶やかな歌声にのって体揺れること間違いなし!こういうUPでCLUBで栄える楽曲が唄えるHI-Dは本物です!かっこええ!UPなメロディーに鼻につかない程度に、印象に残るように歌をのせていくのは、本当に難しいですから。とにかくHI-Dデビューにむけて重要な一曲!思わず手を上げて、頭振って一緒に「Shake Ya Head」って唄いたくなりますよ。
HARLEM 2.0のコンピは全曲オススメですよ。ハードコアなHIPHOP好きから、POPSセンスがある曲が好きな方まで楽しめると思います!カッコいいです。

Montell Jordan / Life After Def

01.”Big Man’s Back, The”
02.Aight
03.TRUE
04.I’m Going Krazy (Straight Bananas)
05.Supa Star
06.Bottom Line
07.What If I Never
08.Crushin’
09.Make Up Sex
10.Denise Interlude
11.Denise
12.Questions
13.Yes featuring Tonex
14.We Ride On Dem Thangs

(概説)

先ほどの112とは逆にDef SOULを今作で卒業し、新たな第一歩を歩みだしたベテランアーティストMontell Jordan通算7枚目となるアルバムは、かなりのオススメ盤!もうUPの充実度!そして、それをサポートするバラードの素晴らしさ、そして、何といっても13曲目のゴスペル界の異端児Tonexとの「Yes」が殺人級の素晴らしいバラード!もうたまらん~!絶対オススメな一枚になっています。それに踊れる曲がいっぱいありますよー。
Montell Jordanは、声的には、もごもご~としたあまり美しいとはいいがたい声なのですが、それをうまく生かしてカッコいいUPから、Smoothなバラードまでいい曲がテンコ盛りな一枚に仕上がっています。ホントどの曲も捨て曲なしで、聞いていて本当に楽しい名盤になっていますよ!全体的には、UPの出来が素晴らしく、最近のR&Bの作品でこれほどまでにUPの出来がいい作品は出会ったことがないというほどいいUPが目白押し!特に2曲目の『Aight』は、秀逸で、こんな曲こそCLUBでかかるべき!しかも、彼の独特な歌声を活かし切った曲になっていて、彼でなければ、この曲のこの味はでなかったことでしょう。そして、何といっても、バラードも素晴らしく、先行シングル『Supa Star』をはじめ、5~7曲目でのバラードの完成度の高さもすさまじいです!9曲目ではMake Loveも忘れてませんよ!そして、なんといっても13曲はすごいです・・・Tonexのシャウトっぷりと濡れっぷりには、どっぷりと浸かってください。この一曲のために買ってもぜんぜん損しませんよ!
それにしてもタイトルが何と挑戦的なんでしょう。うん~勝負のアルバムって感じがひしひし伝わってきますね。でも、それは成功したといえるんじゃないでしょうか。彼独特のR&Bを作り上げていると思いますよ!オススメです!
オススメ:特に(13)は名曲!(2),(3),(5),(6),(7),(9),(12)

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Blackstreet / LEVEL II

01.Ticket To Ride (Intro)
02.Don’t Touch feat.Mr. Cheeks
03.She’s Hot
04.Deep
05.OOH GIRL
06.Friend of Mine
07.Interlude : What’s The Fuss?
08.You Made Me
09.It’s So Hard to Say Goodbye
10.WHY,WHY
11.Look In The Water
12.Baby You’re All I Wantz
13.How We Do
14.By Gones
15.Interlude : Still Feelin’ You
16.Brown Eyes
17.Wizzy Wow feat. Mystikal
 

(概説)

Blackstreetついに再始動!Teddy Riley, Mark Middleton, Eric Williams, Chauncey Wannibalの4人が作り出す世界によってください。Blackstreetが再始動ってことで、どんな大規模な企画が進行するんだろうと思ってた方がもいいんでしょうが、これが案外地味なんですよねー。なので、最初は肩透かしを食らった感じがしたんですが、じっくり聞き込むとこの歌世界に引きずり込まれます。彼らというと1stが好きなのですが、手触りとしては2ndアルバムに近い感じに仕上がっています。1stは、サンプリングを主体としたSOULFULなサウンドが目立ったんですが、2ndは、トラックやメロディー重視でどことなく温かみがあるコーラスの感じが印象的でした。今作でも、そのコーラスの温かみがあるし、何よりバラードでのトラックが素晴らしい。ただ、メロディー的に直感的にいい!と入ってくる曲が若干少なかったですが、その分聞くほどに癖になっていく感じが強いですね。しかも曲の繋ぎ目が絶妙!アルバム全体が流れるような無駄がない作りになっています。この感覚は1stの感覚に近いですね。最初のシングル曲を聴いたときはどうしようかと思いましたが(なんだかって好きですけどね~。)、Teddy Rileyもまだまだいけますなって感じです!特にバラードでは地味に16曲目の「Brown Eyes」は、トラックもメロディーもコーラスワークどれをとっても秀逸です!コーラスやボコーダーだけにこだわらず、HIPHOPサウンドとの融合がさりげない上に、うまくいってるのも近作の評価すべき点でしょう。意外性という点が若干足りない気もしますが、長く聞ける作品ですよ!
オススメ(4),(5),(8),(10),(12),(13),(16),(17)

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