Luther Vandross / Luther Vandross

もう、大御所ですねぇ~。いつもジャケ写の顔が別人のルーサー君です。深い意味は追求しないで下さい。
しかし、歌は変わらない!ホントこの声がねぇ~いいんですよ。歌の中に、こう変わらない良さというものがありますよね。
目新しい音とか、めちゃくちゃあたらしいプロデューサーをつかったとかそういうのはないんですけど、ものすごいいい出来に仕上がってます。プロデューサーには、BabyFaceが参加してます。
1曲目のシングルカット「Take You Out」から、Lutherの世界全開って感じで、まったりと聞かせてくれます。本当に夜が似合う声をしてるんですよねぇ~。まったりしたお酒飲みながら聞きたい曲です。捨て曲なしで、5曲目「STAY IN NOW」ちょっと新しい音に挑戦してるのかな?でも、全然LUTHERの声の方が勝ってます。Funkyな感じに仕上がってる曲です。カッコいいですよ。7曲目「ID RATHER」一瞬あれ?あの曲とか思っちゃいますが、違います。でも、イントロ似てるよね。
8曲目「How Do I Tell Her」ちょっと異色な感じのするR&B。11曲目「Let’s Make Tonight the night」は、音はボトムが太い感じですが、とっても覚えやすいUPテンポな曲。こういう曲がすんなりできるLUTHERが好きです。 バラードはどれもこれも、LUTHER色をしていて、いいです。ゆったりと聞かせてくれる感じです。そんななか、オススメしたいのは、3曲目の「Bring Your Heart To Time」かな。とても、心地がいい一曲です。
でも、突出した曲というのはなくて、一枚を通してこのLUTHERの雰囲気を是非楽しんでもらいたいですね!LUTHERらしい一枚です。

☆☆☆☆

Babyface / Face 2 Face

01.Outside In/Inside Out
02.There She Goes
03.What If
04.Stressed Out
05.Baby’s Mama
06.How Can U Be Down
07.Work It Out
08.I Keep Callin’
09.With Him
10.Wish U Was My Girl
11.U Should Know
12.Don’t Take It So Personal
13.Still in Love With U
14.Lover and Friend

(総評)

前半は本当に新しいBabyfaceが堪能できます。ただ、個人的には後半がマンネリしてるんじゃないかなぁ~と感じます。
全体的には良作なのですが・・・前半はUP、バラード問わず、サビに特徴がある曲。後半は、それ以外のメロディアスな感じの曲が多く、どうも後半に彼の声に飽きてしまうのです。そこだけがちょっと気に食わない。でも前半は秀逸である。後半のメロディアスな曲も聞き込むうちに馴染んでくるはずです。馴染めはそれなりに細かいところの良さも見えてくるので印象も変わると思います。全体的にはとてもきけます。各曲が実は結構3分チョットという短い曲が多いんですね。前半だけ聞くとドライブなんかにいいかなと思うけど、後半は眠くなるのでちょっとお薦めできない。後半と前半のバランスがちょっと悪いんですよね。やっぱり、Babyfaceらしく、ベットで聴くのに適した一枚だといえるでしょうね。

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MAXWELL / FORTUNATE

(概説)

ちょっと古いんですが、あのMAXWELLとR.KELLYが手を組んで作った究極のバラードソングです。本当に流れるようなMAXWELLのファルセットメロディーの上で歌が展開していき、なにか浮遊感のようなマッタリとした幸せな感覚を味わうことができます。歌うOST「LIFE」に収録されていますが、MAXWELLのシングルとしても発売されています。

曲紹介

01.Fortunate

R.KELLYの歌声と、MAXWELLの美しいファルセットの組み合わせが絶妙で、思わず目を閉じて聞き入ってしまいます。本当に愛が溢れている曲です。名作に間違いありません!

02.SUBMERGE:TIL WE WE ME THE SUN

これはMAXWELL本人によるちょっと悲しげなサウンドが印象的な曲。とても、MAXWELLらしい気持ちがいい曲ですね。あー、夜聞き入りたい曲ですね。最後の転調からのMAXWELLのファルセットがすばらしい~!包まれます。

米倉利紀 / O

01. 奇蹟~heart
02. La~僕等
03. Game of love
04. still sharin’…..(featuring Rufus Blaq)
05. like,love,need…..~in the rain
06. Yellow Rose
07. The Other Side
08. No!No!No!
09. 癖
10. 片想い
11. from“O”

(総評)

YONEだい!ちょっとこれは気合を入れてご紹介!
ほぼ一年ぶりのアルバムです。最近はこのペースでコンスタントにこなしていきますよね。本作は、今まで以上にYONEらしい仕上がりになってるんです!YONEって声が太い方ではなくて、雰囲気とか、サウンドに声を乗せたり、綺麗な声を出して僕らを魅了してくれます。そんな彼の良さが存分に楽しめるアルバム・・・それがこの「O」です!
まず、パッケージのかっこよさに目を奪われます。歌詞カードが全て写真用の紙を使っている。駅のホームなのか、すっげ~かっこいいんですよ!この写真家さんのセンスが光ってます!
そして、肝心の歌ですが・・・YONEの声が、胸の中にじ~んわりと染み込んでくるようです。アルバム全体を聞いていて、飽きがこないですし、気持ちいいです。聞いてて気持ちよくて、落ち着けるグルーブを持つアルバムです。高音は益々きれいになってきて、更に「なめらかさ」が出てきてますね!YONEの歌い方が確立されてますよね。前作から、アドリブ的な歌い方が増えてきているんですが(久保田がよくやる)、それが結構モノになっていて、余計にグルーブ感を高めています!今のYONEを通して、今までのYONEの軌跡が垣間見えるような作品に仕上がってます。YONEらしいけど、新しいそんな一枚です!
曲自体は、やはりお薦めは!4曲目「still sharin’…..featuring Rufus Blaq」ですね。なんせこの曲かっこいい!最高!軽快なリズムに乗ってYONEの声が冴えてます!Rufus BlaqもすごいYONEと対比するかのような濃圧な感じでいい!YONE自身でのハモリもいいですよね~。4曲目まではどれもすばらしい、YONEらしい、ちょっと弱い感じなんだけど、心に残るメロディーラインのある曲たち。5曲目「like,love,need….」は、聞き込むほどに味が出るバラードですね~歌詞がやっぱ素敵だよ!男の恋愛感情を歌わせたら右に出る人いないっすね~。6曲目「Yellow Rose」は、恋愛応援歌ですね。YONEらしい一曲なんですが、今までより、声を重ねる具合が増えてまして、今まで以上に濃厚な仕上がりになってます。YONEは声を無理に張り上げようとするより、こうやって重ねることで、厚みを出す方がずっと合ってますね!そして、7曲目「The Other Side」は歌詞が最高ですね!「つぅ~かぁ」ですよ!言葉遊びしてます。日本語で歌唄っている以上、言葉遊びはしてみて欲しいですよね~。この曲もかっこいいぞ!8曲目「NO!NO!NO!」は、YONEの得意なUPな感じの曲ですね。YONEの昔の曲を思い起こしながら、リズムにノリながら、聞ける曲だと思います。10曲目「片思い」はもう「”大切”から”愛”に変わるのに時に何時も僕は何が足りないんだろう?」この歌詞に限りますな!うんうん、わかるわ!
とここまで見ていくと、UPものが意外と多かったんですね!やっぱYONEはUPものでその真価を発揮しますね~。

☆☆☆☆☆

JIN / PRECIOUS

(概説)

その昔SOSとバンドを組んでいたこともあるJINの3rdマキシシングル!1~2ndはHIPHOP色が強いサウンドだったけど、この曲は非常にR&B色が強く、しかもかっこいいです!SOSのM4Lとかが好きなら、必ず好きになれると思います。今後要注目ですね!