Luther Vandross / Dance With my Father

01.If I Didn’t Know Better
02.Think About You
03.If It Ain’t One Thing feat.Foxy Brown
04.Buy Me A Rose
05.The Closer I Get To You feat. Beyonce
06.Lovely Day feat.Busta Rhymes
07.Dance With My Father
08.She Saw You
09.Apoligize
10.Hit It Again feat.Queen Latifah
11.Right In The Middle
12.Once Were Lovers
13.Lovely Day Part II feat.Busta Rhymes
14.They Said You Needed Me

(概説)

がんばれ、Luther Vandross!ってことで、やっと集中治療室を出たそうで、ほっと一息という感じですが、この新作をリリースするという時期になって、急に倒れてしまった彼なのですが、これが最後にならないで本当によかった。まだまだがんばって欲しいものです!最近は悲しいNewsが多いですから。
そんな彼の最新作は、素晴らしいボーカルアルバムになっています。特に一曲目から迫力のある仕上がりになっています。彼独特な声質が、暖かく聞くものの回りと包み込みます。そして、彼の声というのは、深みがあると厚みがあるんですね、タダ優しい温か味があるというよりも温か味と深みの両方をもった稀有なボーカルなのです。そんな彼のボーカルを思う存分堪能できる一枚です。サウンド的にも十分に練られていて、UPでは激しく、Slow BalladはLutherの歌声をうまく活かした暖かい感じのBalladを持ってきて、たまに切ない曲で聞かせるというこれでもかっていうぐらい一枚にぎっしりとおいしさが詰まっています。
バックグラウンドボーカルでは、RLやBig Bubなども参加しています。Stevie Wonderも実は、参加していたりします。それにしても、Bill Withersの『Lovely Day』のカバーは秀逸です!ただ、切ない~すごい切ない~バラードがもう一つほしかったなーという感じです。全体的にはカッコよくて、バラードもホッコリできますが、もう一つ!何かあれば、名盤になっていたろうなー。十分に今年のBestには入るできです!
オススメ:(1),(4),(5),(6),(8),(9),(12)

続きを読む

Luther Vandross / Luther Vandross

もう、大御所ですねぇ~。いつもジャケ写の顔が別人のルーサー君です。深い意味は追求しないで下さい。
しかし、歌は変わらない!ホントこの声がねぇ~いいんですよ。歌の中に、こう変わらない良さというものがありますよね。
目新しい音とか、めちゃくちゃあたらしいプロデューサーをつかったとかそういうのはないんですけど、ものすごいいい出来に仕上がってます。プロデューサーには、BabyFaceが参加してます。
1曲目のシングルカット「Take You Out」から、Lutherの世界全開って感じで、まったりと聞かせてくれます。本当に夜が似合う声をしてるんですよねぇ~。まったりしたお酒飲みながら聞きたい曲です。捨て曲なしで、5曲目「STAY IN NOW」ちょっと新しい音に挑戦してるのかな?でも、全然LUTHERの声の方が勝ってます。Funkyな感じに仕上がってる曲です。カッコいいですよ。7曲目「ID RATHER」一瞬あれ?あの曲とか思っちゃいますが、違います。でも、イントロ似てるよね。
8曲目「How Do I Tell Her」ちょっと異色な感じのするR&B。11曲目「Let’s Make Tonight the night」は、音はボトムが太い感じですが、とっても覚えやすいUPテンポな曲。こういう曲がすんなりできるLUTHERが好きです。 バラードはどれもこれも、LUTHER色をしていて、いいです。ゆったりと聞かせてくれる感じです。そんななか、オススメしたいのは、3曲目の「Bring Your Heart To Time」かな。とても、心地がいい一曲です。
でも、突出した曲というのはなくて、一枚を通してこのLUTHERの雰囲気を是非楽しんでもらいたいですね!LUTHERらしい一枚です。

☆☆☆☆