Terrell Carter / My Baby



Terrell Carter初となるミュージックビデオ!
しかも、まさに筋肉祭!筋肉の宴です。筋肉美をこれでもかと見せ付けてくれます!
一部マニアにはもう鼻血満載で、迎えられることでしょう~!
これは、すごい!もうまさにTerrell Carterでしかなしえないミュージックビデオの世界かもしれません!
今年最高傑作のMVかもしれません!
これはお勧めです!
すばらしい!Good Music Video!!!

Terrell Carter / Finally

01.Intro(Give It All Up)
02.Ma’ Baby
03.Can We Talk
04.Thinkin’ bout You
05.He Said She Said
06.Single
07.I Don’t Give a Damn
08.I’m In Love09.Jus Wanna Know
10.Ma’ Girl
11.Feel Your Pain
12.Money
13.Better Than
14.Finally
15.Grandma Interlude
16.Listening 2 U

(総評)

Terrell Carterの5枚目となるアルバムがiTunesにて、リリースになりました!これが前回のPlansのプロダクションの微妙な感じを払拭する素晴らしいシャウターアルバムになっています!前作は本人のMyspaceでも告知が無かったように、あまり本人の意向に沿ったリリースじゃなかったんだろうなっていう感じだったようで、音源や音質もバラバラな感じがあったのですが、このFinallyは、Better Thanなど今までにリリースとなっている曲も2曲ほど入ってはいながらも、リスナーが求めていたTerrell Carterの素晴らしい歌声を存分に堪能できるシャウターらしいアルバムになっています!
これほどの完成度を誇るアルバムは、USメジャー・インディーズを見回しても、今はTANKとTerrell Carterの二人だけではないでしょうか。本人の歌のシャウターとしてのすばらしさだけでなく、自身の見せ方をよくわかっていて、インディーソウルアーティストでありながら、現役のストロングシャウターとしては、最高峰のアーティストの一人であることを、改めて再確認させてくれます。
すべての楽曲がすばらしいのですが、なんといっても、流行を見事に取り入れた電子音とTerrell Carterのパワフルな歌声の対比が見事な6曲目「Single」のかっこよさと、4曲目「Thinkin’ bout You」のバラードとしての完成度の高さには、うっとりとさせられます。さらには、10曲目の「Ma’ Girl」のシャープなTerrell Carterのその肉体美そのものなシャープな贅肉をそぎ落としたシャウトのかっこよさのみで聞かせる姿は見事です!この突き抜け感はたまらないですね!シングル曲7曲目「I Don’t Give a Damn」で見せるファルセットをうまく使いシャウトをより魅力的に見せるその歌のうまさはさすがとしかいいようがありません。3作目からの名曲13曲目「Better Than」での重いけど美しい質感のTerrellの歌声の魅力を再認識させてくれて、さらに14曲目「Finally」でも、アルバム最高潮のシャウトを見せてくれています。シャウトとフェイクのうまさだけならば、今のR&B界No.1を与えてもいいほどでしょう。
その他にも8曲目「I’m In Love」で見せる遊び心あふれる電子音の歌声で聞かせながらも、しっかりR&Bにしちゃっているところなんてすごすぎます。アップサウンドの曲も11曲目「Feel Your Pain」で豪快に聞かせて、さらに12曲目「Money」、最後「Listening 2 U」はバラードでしめてくれます。そのほかも3曲目「Can We Talk」では、アフリカンな雰囲気を持つフレーズを入れたりして、アルバムに面白みも加えています。しかも3rdアルバムでも見せた仲がよかったと思われる祖母との会話を収めた素敵なInterudeが収められていて、Terrell Carterの人柄もうかがえるアルバムになっていて。アルバム全体としてバラエティーに富んでいて、飽きないし、充実感をたっぷりと味わえるすばらしいアルバムに仕上がっています。
2009年の間違いない名盤の誕生です!これが、iTunesのデジタル音源しかないというのですから、とてももったいない・・・本当にこのアルバムをCDで手に入れられないなんて、もったいないです・・・CDとしてもぜひリリースしてほしいですね~。間違いなく名盤入りなのに。これを聞かずに2009年を語るなんて、おこがましいですね。
オススメ:(6),(4),(10),(7),(12),(13),(14),(2),(9),(8),(3),(16),(1)

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J.Poww / The Headliner

01.Holla@The Headliner!
02.Y Can’t She B U
03.Happy Home feat.D-Rick
04.Fall In Love All Over Again feat.Q from 112
05.Can’t Get Over U
06.Hold On Me
07.R U Still In Love
08.Wrong Or Right
09.Nobody Else feat.D-Rick
10.Driftin Apart feat.J.Pz
11.Feel Good Love Songs
12 Get it Poppin feat.D-Rick
13.Dyme Piece
14.I Want U
15.Just Stay feat.D-Rick
16.Something’s Goin On feat.Shawn Martin of UNV
17.Miss U
18.Who U Gone Believe

(総評)

UNVのメンバーのJ.POWWのソロデビュー作品!このUNVは、スウィートなコーラスワークが魅力的な正統派ボーカルグループだったのですが、ソロ作品ではよりストリート感覚を大事にした、ベテランでありながらも野心的な一作をリリースしてくれました。もちろんボーカルグループの一員であることを生かした美しいコーラスワークを魅せる魅力的なバラードも多数ありながら、アップサウンドも、流行にのっているというよりは、しっかりと地でかっこよさを追求したアップが数多くあって、曲数はかなり多いのですが、それでもしっかりと緩急つけて楽しませてくれる一枚になっています!
そんな中でも、一番のバラッドが11曲目「Feel Good Love Songs」では、サウンドもメロディーも豪華な一曲を披露して聞き手をひきつけ、さらに、7曲目「R U Still In Love」では、ボーカルグループらしいコーラスワークと、ボーカルグループ時代にはなかった見事な熱い熱唱を聞かせます。さらに熱唱といえば、最後の18曲目「Who U Gone Believe」では、見事な熱唱を見せ付けてくれます。そして、逆にアップサウンドではなんといっても、6曲目「Hold On Me」!Rapperも従えつつ、しっかりとクールなサウンドの上を熱く盛り上げていってくれます。こういう曲をベテランができるなんて、かっこよすぎます!そのほかにも9曲目「Nobody Else」では、D-Rickという気心のしれたRapperと一緒に、盛り上げたりとアルバムの要所要所で盛り上げてアルバム一枚通して聞けるようにしてくれています。さらに、UNVのメンバーのShawn Martinを招いた16曲目「Something’s Goin On」では、彼らの新生UNVらしいアーバンなボーカルグループ然とした曲を聞かせてくれています。
ボーカルグループすきはもちろんソロシンガーが好きな方も、誰もがなっとくできる力強い一枚でしょう。ぜひ、聞いて欲しい一枚です。
オススメ:(3),(4),(6),(7),(8),(9),(11),(16),(18)

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DIONYZA / Quite Like Me

https://www.youtube.com/watch?v=BL8037e96us

01.Told Myself
02.If It Kills
03.Waiting
04.Give It To Me
05.Loving You Whole
06.Stir It Up
07.Today Will Soon Be Yesterday
08.Quite Like Me
09.If This Love Could Be feat.Timothy Bloom
10.Practice Makes Perfect

(総評)

ひさびさに、正統派女性ソウルシンガーが現れました!インディーソウルは最近さまざまなタイプが現れて混沌として、本来の歌の良さをもったシンガーがなかなか出てこなくなってしまったのが、残念なのですが。彼女はしっかりと歌える見事なシンガーの登場です!このアルバム一枚にさまざまな楽曲が収められていて、Dionyzaの魅力を一枚で10曲とコンパクトに、表現できているのは、プロデューサーのMichael Suttonの力だなと感じます!
特にすばらしいのは、9曲目「If This Love Could Be feat.Timothy Bloom」でのTimothy Bloomとのデュエットが本当に見事で、楽曲もソウルフルで、かっこいいんですよねー!デュエットでファンキーさとソウルフルさを二つもった人はそうそういないですね!そのほかにも彼女の魅力を引き出す楽曲がいろいろ詰っていて、4曲目「Give It To Me」では、おしゃれな楽曲を聞かせてくれたり、6曲目「Stir It Up」ではアッパーな曲で盛り上げたりと、アップからスローまでさまざまな魅力のある楽曲が詰っていて、そしてそれを見事に自分の物として歌い上げるところはさすがですね!
正統派な歌い手としては、ひさびさに魅力がある女性シンガーの登場です。
オススメ:(9),(4),(6)

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