Cooly’s Hot Box / take it

01.It’s Alright
02.Simple
03.Over&Over
04.Take Me Home Tonight
05.Take It
06.14 Hours
07.Make Me Happy
08.Friend Of Mine09.Breathe Funny
10.Wasted Time
11.Let Me Get Some
12.What A Suprise
13.I’m In Love With You
14.Haapy Feelings
15.Dimelo Siempre
16.Don’t Throw My Love Around

(概説)

アンジェラジョンソン率いるCooly’s Hot Boxの1stアルバム。
このような密かにいいアルバムというのは、もっと注目されてもいいはず!
R&Bには、僕は大きく分けて、音から受ける感覚として5つに分類されると勝手に思ってます。昔からのSOULっぽいR&B(ROMEとか、R.KELLYなどのアイズリーな人たちなど)、FUNKっぽさを強くだしたR&B(New Classic Soulでの、Tony Richや、Rahasaan Patterson、Eric Benetなど)、コーラスを主体としたR&B(ボーイズグループはここ。)。さらに、ラブバラード主体のR&B(JOEが代表かな?ちょっとR.KELLYとは、また違う。)
あと最後のJAZZの要素をふんだんに取り入れたJAZZYなR&B。いっぱんには、それだけじゃなくて、新しい試みは常にされておりジャンル分け自体に意味はないと思うんですが、でも買う側としてはジャンル分けされてないとどんなのかわからんわけです。で、本作品は、JAZZYな要素が強く、めちゃくちゃFUNKYでCool!なR&Bです!ときとして、音的には、Acid Jazz的な扱いを受けるかもしれませんが、めちゃくちゃR&Bしていまして、ホントカッコいいんですよね。
NY州立大学で結成されて、メンバーは、リーダー兼ドラムのCooly!この人の名前がバンド名にもなってます。しかも聴くとわかりますが、このドラムの音が味があって、かなりいいんですね。ヴォーカルのAngela Johnson、パーカッションのアーネスト、ベースのクリス、キーボードのヴィクターの5人組ですと書いてあるんですが・・・!ジャケットにのってるのは4人・・・え、一人いない。恥ずかしがりやなのか・・・
雰囲気としては、USのしかもど真ん中NYで結成されたにも関わらず、どこかUSのR&B臭い感じがします。そう、スタイリッシュな感覚が強いんです。USのほど、くどくないR&Bなんですね。USA・・・しかもNYのR&Bといえば、もう、それは完全に夜のミュージック的な雰囲気が強かったり、HIPHOPの要素がふんだんに使われてたり、このアルバムの中で注目したいのは、2曲!ひとつは、めちゃくちゃCOOL!で、もうひとつは、楽しすぎる遊び心に溢れた作品。
特に7曲目でのアンジェらの歌声の素晴らしさとテンポの良さ!そして、11曲目での楽しい曲調!この2曲はとても素晴らしいです!特に11曲目の後半のテンポアップもスムーズで素晴らしい。アンジェラの声の良さも堪能出来ます。他の曲も良曲がそろっています。このアルバム、昼夜関わらず聴けるすごい良質なR&B!本当にいいからもっと売れて欲しいなー。あまり時と場所を選ばず聞ける音楽って早々ないからこれは貴重だよ。平日の午後にきける貴重なR&Bアルバム。
オススメ:(1),(4),(7),(10),(11)

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