JIN / Real Love

(概説)

JINさん、久々のシングル!感動的なメロディー展開もさるものながら、なんといっても、JINの歌い方が熱く暖かい。最初バラードと聞いて最近はバラードものが多いので、どうなるのかなっと少し不安だったんですが、すばらしい愛を届けてくれてます。R&Bのバラードはこれぐらい感情が入ってて熱い方が良いですよね!これは、次に控えているであろうアルバムが楽しみになってきました。このようなバラードを心を込めて歌うJIN、RapをカッコよくするJIN、UPPERな楽曲を歌いこなすJIN、そんないろんなJINを堪能できる非常にバラエティーに富んだアルバムになることであろう。

曲紹介

01.Real Love

TAKEさんが作詞ということもあり、SKOOPファンの耳に入ることも多いだろうが、コーラスとしてもTAKEさんは参加しています。ですが、この厚みのあるコーラスをバックに歌い上げるJINの気持ちのよい歌声がすばらしい。最初のピアノの音やメロディーの展開などがストレートなバラードという感じで変に軽めの楽曲ではなくストレートに勝負に出たのが、功を奏していると思う。本当に感動的な一曲である!
(TAKEさんはSONY、JINはPioneerです、こういうレーベルを超えた同じ音楽思考を持つ人たちが一緒に歌を歌える状況が普通になってきたというのも、やはりうれしいものです。)

02.Love Song feat.AI

なんともストレートに愛を描いたこの曲は、AIの歌声とRapがなんとも栄える曲である、AIの懐の深い歌声と、JINの優しい歌声のマッチングは気持ちがよい。次回はRapでの掛け合いが実現するといいなー。こういうStylishでスマートな楽曲はかっこいいと思う。リズムの音がなんとも気持ちがいい、一番好きな曲調である。

03.Real Love English Ver.

JINさんの作詞による英語バージョン。こちらの方がメロディー展開も自然で、コーラスとの掛け合いがうまくいっていると思う。後半にかけての盛り上がり方は感動的である。本物の正統派のR&Bバラードでしょう!なにより、英語の歌詞の方がコーラスの人たちの声の立ち方が違うのである、やはり母国語の方が歌いやすいんでしょうね。歌詞もストレートで素直に「Always watching over me from heaven above」など、泣ける歌詞を書いてくれている。英語の歌詞の方が何か伝わるものが多い感じがするのが、すごいと思うな。

04.Real Love Sada’s 2 Future Anthem MIX

JINの相棒SadaによるMIX。ここまで変えますか!っていうぐらい変わっている。Tranceですねー。いかにもTranceですが、陳腐になっていないところがすごいと思う。日溜りっぽい感じから一気に夜って感じに変わっていて面白い。

Isley Brothers featuring Ronald Isley / Eternal

01.Move Your Body
02.Contagious
03.Warm Summer Night
04.You Deserve Better
05.Just Like This
06.Secret Lover
07.You’re All I Need
08.Settle Down
09.Eternal
10.If You Leave Me Now
11.Said Enough
12.You Didn’t See Me
13.Ernie’s Jam
14.Think

(概説)

4年ぶりぐらいの新作です。えぇ~と、まず一言・・・相変わらずヤラシイおっさんやのぉ~。なんなんでしょうね、ヤラシイ声が入ってるとか、そういうんじゃなくて、もうこの雰囲気がヤラシイのよ!まったく、すごいはこのおっちゃんたち!あぁ~この雰囲気たまりません・・・でも、この年で第一線でやっていける彼らのすごさお分りいただけますでしょうか?ある意味、ここまでの音楽性を作り上げることっていうのは、アーティストにとっての憧れの一つだと思います。沢山のCDを売る記録を作るLIVEで感動を与えるなどいろいろアーティストの人も目標はあるでしょう~でも、第一には、自分が好きな音楽をやりつづけること、継続性と、自分なりのスタイルを作り上げる!この2つは究極の目標でしょう。それをこの人たちは成し遂げてるんだなと感じます。1曲目の音を聞いただけで、「あ・・・Isley」と思ってしまうんです。すごい・・・本当に素晴らしいアーティストです。
もう一つ特筆すべき点は、やはり新しい力を認め、それを素直に受け入れる柔軟性もあるでしょう。R.KELLYなどフォロアーの実力を正当に評価し、Jimmy Jam & Terry Lewis、Raphael Saadiqなどの最近の実力はのプロデューサーの力も思う存分使っているんです。ここまで、プロデューサーを使いこなせる人たちっていないでしょうね。やっぱり、長くやっていく上で、自分達だけで音楽をつくるのには限界があります。もって10年です。それ以上シーンの最前線にいようと思えば、新しい血を取り入れて、自分のものとして昇華していく必要があると思いますが、さすが、Isleyはそれを成し遂げてしまっています。すばらしい!
オススメ:(2),(9),(10),(14)

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Brian Mcknight / Superhero

(概説)

Brian Mcknightの最新作。まずは、この曲は先ほど紹介したNellyの所属するUNIT、St.Lunaticsとの一曲「Groovin Tonight」がボーナストラックとして、入っているのがうれしい!この曲はカッコいい(同時期発売のSt.Lunaticsのデビューアルバム「Free City」にも収録されてます。)切ないバラードを歌わせたら、右にでるものはいない彼ですが、今作では、ちょっと変わってまして、イントロとタイトル曲は、個人的にはボツです。あまり好きになれません。この2曲はアルバムのバランス崩してるので、ノーコメント。
それ以外は、もう、これでもかっていうぐらいのバラード攻撃です。
特筆すべきは、5曲目「love of my life」このは、幸せなバラード!すごい暖かい感じが出てていいです。
さらに、13曲目「When Will I See You Again」このアルバム最大のバラード!そう、こういう悲しげな感じのバラードでこそこの人の本領が発揮できるんだと思います。もう、グッと来ること間違い無しの1曲。
この曲はバックの声との絡みもカッコよくて、かつ切ない!あー、僕は5曲目よりこっちの方が好き。他の曲では、2曲目「When You Wanna Come」が重い感じですが、彼らしいバラードです。
4曲目「my kinda girl feat justin timberlake」最初のコーラスが印象的な曲。ちょっと暖かい気持ちになれます。6曲目「Whatever You Want」彼のお得意の歌いまわしが入ってて、すごい聞いてて心地がいい。この人の歌は、サビの切なさにあると思います。最高に染み込んできます。
8曲目「Get Over You」も、最後にかけての盛り上がりが素晴らしい1曲。11曲目「Don’t Know Where To Start Feat」始まり方が意外だが、nate dogが非常にいい感じで入ってます!こういう声と絡むとBrian Mcknightの声の良さが引き立ちます!
12曲目「The Biggest Part Of Me」サビに入るときのタメがいい!それだけで、すこぶる気持ちいいです。彼の綺麗なハイテナーボイスが楽しめます。この曲が1番聞いてて気持ちがいいです。
15曲目「groovin tonight feat st lunatic」意外な一面を見せてくれます。こういう明るい感じのUPにこの人の声があうというのは、新たな発見でした!聞いてて飽きないUPな曲です。どのバラードも水準以上で、聞かせてくれます!
でも、これといった曲がないのも確か・・・あっさりしたバラードが多いのです。「Back At One」のように抜きん出てる曲が1曲欲しかったことと、2曲余計です。やはり、平均点は超えてるが、もう一つ何か欲しかった・・・

☆☆☆☆

F.O.H / JUICY

(概説)

F.O.Hの21世紀第一弾シングルは!JUICY!今までのどの曲よりもノリやすく、そして、どの曲よりもカッコイイ!最高な一枚です!そして、若干ヤラシイ(R&Bはヤラシサもないとね)。HIROの歌い上げっぷりもすばらし一枚です。3人の実力も非常に向上しており、今後にも期待を持たせてくれる出来に仕上がっています。PVはやばし!絶対PVも見て欲しいです!本当にカッコイイです。