KICK THE CAN CREW / スーパーオリジナル

(概説)

HIPHOPグループKICK THE CAN CREW、ついにメジャーデビュー!その日には、僕の地元札幌でライブまでやってくれました!彼らは、ライブパフォーマンスはかっこいいし、MCもおもしろいし、絶対ライブで見て欲しい人たち!インディーズでは、「YOUNG KING」(アルバムで紹介しています)という、名盤を残している彼等、特にUPなパーティーチューンを歌わせたら、右に出るものはいないでしょうね!そんな彼らの放つ第一弾シングルは!
もう最高に気持ちを盛り上げてくれる一曲!覚えやすくて、ライブ栄えするサビと、訴えかけるリリックが最高にカッコイイです!
ここに遊びにきてる人はバラード好きが多いと思いますが、彼らは、UPな曲から、切なくなるような曲まで、もう何でもいける人たちです。注目しといてください!

EXILE / your eyes only 曖昧な僕の輪郭

(概説)

あのJ-SOUL BROTHERSが改名しまして~、EXILEになりました。それがこの歌。ちょっと誰が抜けたとかは分らないのですが、これを聞いて、前よりいいかもと思いました。いい意味でこだわりが抜けたというか、音楽の幅が広がったなと感じました。POPさも出てきて、とても聞き易いし、歌のうまさは立証済みなので、彼らはこれから売れていくのじゃないかな。

KICK THE CAN CREW / アンバランス

(概説)

KICK THE CAN CREWの新曲は、このアンバランス!一聴して今までの曲たちとは、全然違うということに気が付くだろう。そうメロディーラインにそってRap?してるのである。というか、歌ってる?昔からメロディーにそったRap曲は作ってきてたが、これほど如実に出てきる曲はなかったので、新鮮。この曲の良さはなんといっても、詞の世界である。妙にセンチメンタルな感情をむき出しにして歌っているのだ。もちろん刺さってくる感じは、ユートピアやタカオニ2000などに近い感覚である。やっぱ、彼らのLyricは、哀愁を感じさせてくれて、心に刺さってくる。
 そして、なんと、2曲目には、バイ・ファー・ザ・ドーペストで、KREVAと一緒に組んでいた盟友CUEZEROをfeatした『sayonara sayonara』のREMIX!そして、最後には、もう~30分以上も入ったライブの録音。これは、凄すぎ贅沢な一枚です。12cmシングルの特性を生かした一枚です。

曲紹介

01.アンバランス

ガキと大人のハザマで苦しむやつらの心にはちゃんと届くだろう。そんなLyric。今はいまやってることで、精一杯だし、今やることが楽しいなら、それでいいじゃんという。未来と今のギャップに苦しみつつ、今を大事に生きようというのがひしひしと伝わってくる。今を大切にいきようよ、間違ったっていいじゃん!自分のやりたいこと追い求めようぜ!KICKの音楽だって層だって思うよ。マジで。やりたいこと追い求めてるんだなーって思うよ。

02.サヨナラサヨナラ(イーゼ)feat.CUEZERO

盟友CUEZEROをfeatした一曲!なんと、全部Lyric作り直しての一曲!CUEZEROの声はKICKにはないタイプなので、新鮮ですし、カッコいい。作り直したLyricも、実は彼らには珍しく、ディスってるんのが、新鮮ですし、LITTLEのリリックは、今の自分達のファンに対しての気持ちだと思う。韻は大事っす。これが、売れていろいろいわれるKICKへのみんなへの回答だと思ってる。とにかくよー、すべこべいわず、がんばっていくんだよ!ってこと!いいとこ残し過去からNEW DAYに向かってくんだよ!これ聞くと、LITTLEのソロ作が聞きたくなるなー。

03.LIVE at 渋谷クアトロ

THE THEME OF ”KICK”~スーパーオリジナル~GOOD TIME!~ONEWAY~イツナロウバ~sayonarasayonara~マルシェというとてつもなく長いライブの録音なんです!シングルでは最近はライブ音源を入れていたのですが、これは豪華!出し惜しみしないよなー。彼らのライブの良さがいやでもわかることだろう。今回は、スーパーオリジナルのトラックがCUEZEROのイーゼになってたり、トラック違いの曲があったり、いろいろ趣向が凝らされていておもしろい。

OFFICIAL

P.DIDDY&THE BAD BOY FAMILY / The Saga Continues

(総評)

P.DADDY(パフ・ダティー)ってしってます?しってるよね。え~と、アーティストとしてのイメージよりも、BADBOYレーベルの運営者としての側面が強いので、なにをする人なのかいまいちわからん・・・RAPPERとしては、どうだろうなど、いろいろ文句を言われることが多い彼!ということで、R&B+HIPHOP界の問題児としての方が、有名ですが・・・
でも、彼の新人アーティストを見つける技量。そして、いろいろなアーティストとコラボレーションをやってきたという実績はものすごいものがあります。まあ、刑務所はいってたんでしたっけ?
そんな彼が、改名しまして、P.DIDDY(ピー・ディディーというらしい、この名前はいけてないと思うがぁ~)という名前で、BADBOYレーベルの有名どころと組んで新譜出しました!
真っ黒のジャケが目印!
この新譜、マジでかっこいいです。硬い音が好きな人は、オススメ。HIPHOP、R&B問わず、硬い感じの音で、カッコよく仕上げています。とにかく全部の曲の音がカッコいい。普通一曲だけカッコよくて、あとは、HIPHOPによりすぎでRAPしかないよというのが、多いんですが、これは違います。カッコいい音の曲も多いし、歌ものもおおいし、RAPのものもあるし、すごい満遍なく誰が聞いても楽しめるんです。
Faith Evansや、Carl Thomas、Mario Winans、NeptunesというR&B好きなら、誰もが知ってるアーティストをfeat.してます。そんな豪華なアーティストも魅力的ですが、やっぱり、一番良いのは、この楽曲のカッコよさ。聞いてて飽きないです!
1曲目「The SAGA Continues」でもってかれます・・・なんでしょう~、このカッコいい音は!スクラッチがー最高!これからどんなカッコいい曲が続くのか本当に楽しみさせる1曲です。プロデューサーにMario Winansも参加!2曲目もちょっと泥臭さを残しつつ、いい感じのRAPですね。いやぁ~、いい音がホントいい。6曲目のInterludeの最後に最後に「Shiny Suit Man」と叫んで終わるのが結構ビックリして、印象にのこる。そして、すぐに、7曲目、その名も『DIDDY』!自分の名前じゃないか!しかも、あのNeptunesをFeaturingしています!変態チックですねぇ~、なんか、もういいっすわぁ~、この耳にこびりつく感覚というのか、あのNeptunes独特のRAPがたまりません。この曲も本当にカッコいいですよ。楽曲も全て、Neptunesそのものです!ここから第2の盛り上がり!8曲目「BLAST OFF」も、最初からノリがいいっす!Interludeをへて、10曲目「ROLL WITH ME」では、あのFAITH EVANSをFeat.しています!曲的には、地味な感じだけど、すごいしっかりしたTRACKで、好感が持てる。あ、またMarioだ・・・11曲目「On TOP」では、MARSHAがFeat.されています。このかたRAPPERね。この曲はMarioWinansが作曲に参加しています。MARSHAのRAPがいい感じですね!来ました!ここまでの2~3曲のまったりした流れを断ち切る一曲!12曲目は『Where’s Sean?』これも、Mario関わってる・・・とにかく、目がさめるような、感じの曲です。13曲目も同様な流れを汲む一曲『CHILD OF THE GHETTO』。こういう音を作る才能や、それを見つける才能はP.DIDDYはずば抜けてますね。15曲目は『SoComplete』という、DHERI DENNISの曲。かなり、押さえ気味に歌う姿はいいです。また、Mario君働いてます。本当にすごい数ですよね。17曲目「LONELY」もMario君のお仕事~!う~ん、いい感じだなぁ~。ちょっと変態っぽい掛け声から、KOKANEの声がいい具合に出ていました。。。18曲目はご存知「I NEED A GIRL(TO BELLA)」MARIO君が・・・RAP?楽曲やBACKVOCALがいい具合に絡んできてて、落ち着いて聞ける一曲。19曲目では、FAITH EVANS + MARIO WINANS + P.DIDDYというInterlude・・・Interludeでつかうかい・・・もったいねぇ~。でも、このInterludeの完成度並みじゃないですよぉ~。静かだけど確実に存在感がありますね。2人のいい感じの絡みが夜~って感じです。22曲目「BACK FOR GOOD NOW」では、また、CHERI DENNISが加わって、いい感じでのサビの歌いまわしが展開されます。この曲が一番面白くて好きですね!途中で急に曲調が変わったり、しますが、さびでのCHERI DENNISの歌がいい!最高!23曲目に「CAN’T BELIEVE」これでは、FAITH EVENS FEATURING CARL THOMASというなんとも豪華な組み合わせ。やはり、作曲には、Mario Winansが加わってます。歌としては、22曲目が好きなんですけど、このネットリマッタリした感じがCARL THOMASの声を最大限に生かしてますね!2人の声の絡み具合はハンパないです!ということで、BADBOYレーベルからの助っ人の数は・・・数え切れません!それぐらい有名無名問わず、すごい数の人たちがいます。さすが、パフ・ダディ!って感じです。個人的には、CHERI DENNISがお気に入り!今後に期待です!やっぱ、楽曲の音のカッコよさは、Mario Winansによるところが非常に大きいと思います。作曲も編曲もInstも、プロデュースも何でもやってますね・・・しまいには、歌、RAPも・・・でも、君は・・・Winans一家なんだしやっぱり、歌で行こうよ。もうそろそろ戻ってきてください(全ての参加曲25曲中13曲)
P.DIDDY(パフ・ダディ)の久々の作品としては、期待以上のといっていいんじゃないかな。(お仲間の力は随分と借りましたけど、昔からだしね。)
そして、これを買うかどうかは、1曲目、2曲目、7曲目、12曲目、13曲目、22曲目、23曲目を聞いてお決めください。

☆☆☆☆☆

MAXWELL / NOW

01.Get To Know Ya
03.LIFETIME
04.W/AS MY GIRL
05.CHANGED
06.NOONE
07.FOR LOVERS ONLY
08.TEMPORARY NITE
09.SILENTLY
10.SYMPTOM UNKNOWN
11.THIS WOMAN’S WORK
12.NOW/AT THE PARTY

(総評)

さ!久々に、本当のお薦め!(今までは?まあまあ、そこは置いておいて)
いいなぁ~とおもうのと、感動するのとでは違うんですよ!薦め具合が。
まず最初に言っておきます。『買いです!』
SOUL&R&B好きを自認する人で、これを聞いて、買いたくならない人はいないでしょう!
Case、Syleena Johnsonに続く今年の必須アイテムです。
MAXWELLの3枚目(Unplugged除く)!1stでNCSの立役者とし「Maxwell’s Urban Hang Suite」をリリースし、その後「Unplugged」で、そのMAXWELLのライブの良さ、エロさを存分に堪能させて、2枚目「EMBRYA」では、完成度の高さを見せつけた!そんな彼の待望の3作目。
2作目では、ある意味、こだわりすぎた面もあって、一般大衆的には受け入れられなかったという面もあったのだが、本作は違う!なんとも、バラエティーに富んでいる。MAXWELLといえば、都会的な音という印象が強いのだが、ソウル臭かったり、ビート音がバリバリ入ってたりと、今までとはちょっと違うのである。でも、MAXWELLらしい~ファルセットや、渋いシャウトや、そういう基本的な良さは変わっておらず、そして、アルバム通して聞くと今まで同様太い芯が通ってるのである。
ほんとくぅ~と叫びたくなることが何度あることか・・・変に激しすぎなく、かといってつまらないほど静かではなく、でも静かな部屋で、気持ちを落ち着けながら聞きたいですねぇ~。もしくは、ベットタイムミュージックってやつかな。一度MAXWELLのこのアルバムは聞いてみる価値ありだと思います!
新たなMAXWELLの世界を体感することでしょう!
オススメ:(1),(2),(5),(8),(9),(11),(12)

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