01.sha la la
02.Interlude
03.Nice’n Slow
04.潮騒
05.Amanogawa
06.Let it snow
07.Everlasting Love featuring John P. Kee
08.Interlude09.Come Back 2 Me(S.O.S Edition)
10.if (new mix)
11.eternal snow(remix)
12.月に願いを(S.O.S edition)
13.想い(S.O.S edhition)
14.Bye Bye ~その日が来るまで~ (acoustic version)
15.Still(REMIX)
(概説)
Skoop On Somebody初のバラード集。とはいっても、バラード一辺倒というわけではないです、スクープの肝となる曲をまた取り直したという感じです。しかも、こういう昔の曲を取り直したというアルバムは一般的にそのまんまじゃん・・・もってるから、いらないよ。というのが多いんです。で、このSkoopのアルバムにおいては、そんな心配まったく無用の長物!
全部取り直し?っていうぐらい、一曲一曲の中身が違うんです、しかも、こだわりをもって作り直しているので、前の曲よりよくなったとか、わるくなったとかじゃなくて、新たな一曲を聞いてる気分で全部の曲が聞けます。この変化が嫌いだという人もいるかもしれませんが、それは、新たなライブ盤のCDを聴くつもりで聴いたらいいんじゃないかな~。
新旧ファンにとっては、いろいろな想いが交錯するなか、出たこの一枚は、ファンへの一つの返答であり、新しいファンには、新たな感動を、古いファンには、新鮮な裏切りを感じさせてくれています。
確かに、昔のバージョンがいいという人も多いでしょう、でも、今の彼らに演奏させたら、こうなった。ただそれだけです。それを大いに楽しもうじゃないですか。急ぐことはない、彼らは、確実に僕らの側にある音楽と作りつづけてくれるはずです。
僕個人としては、非常に『Come Back 2 Me』などは、新鮮で好きですね~。そして、Interludeの完成度が素晴らしい。2曲目、8曲目に出てくるVaughn Harper!このVaughn Harperの声がすばらしい。この人の雰囲気が、落ち着いた大人な雰囲気をかもし出すのに、成功しています。
実は、この人は、僕が、大好きなSilkというアーティストの3rdで見ることができる名前です。Silkの5人にインタビューをしているその人こそ、Vaughn Harperその人なんです。この人は、ニューヨークのWBLS・FMのプログラム、”QUIET・STORM”のホスト、VAUGHN・HARPERなんです。超有名なNYのSOUL,R&BプログラムのDJで、あったんですが、この番組のDJは後退されて、Raymond Anthonyという方に、今は交代されています(WBLS・FMのHP http://www.wbls.com/)。現在は、NYの、WTJM-FM(JAMMIN 105) というところで。 Sunday 10 PM – Monday 2 AM Between the Sheets – slow jams with Vaughn Harper という番組を担当していおります(DJの紹介HP写真有り!: http://www.jammin105.com/vharper.html )。しかも今やってる番組が、「BETWEEN THE SHEETS」というタイトルだなんて、偶然過ぎるかも。 よく文章を見るとわかりますが、先ほどのWBLS・FMのプログラム”QUIET・STORM”は、FM802でも流れていたんです、それを聞いた大阪のFM802を聴いたTAKEさんたってのお願いで、この客演が実現したんです。(番組HP: http://www.jammin105.com/bts.html FM JAMMIN105のHP http://www.jammin105.com/main.html)こんな声でやる、ラジオ番組・・・聞いてみたい!あま~い感じだろうなー。
一枚を通して聞くと、甘い雰囲気がたっぷり堪能できるように、出来たR&Bとしてのアルバムとしての完成度は、素晴らしいと思います。一人で聴くには切なすぎる。二人で聴くにも寄り添ってじゃなきゃ聞けない、そんな一枚です。