久保田利伸 / ooh wee Rida

(概説)

久保田利伸ひさびさのアップテンポなお得意のバウンスビートにのった最高にファンキーな一曲!Chryslerとのコラボ企画から生まれた楽曲で、爽快感やスピード感を感じさせる軽快なビートと、絶妙なボコーダーの使い方が、もう最高すぎます!これぞ久保田!っていうほど彼にしかできないファンキーさを見せてくれています。特にこのボコーダーの使いっぷりは90年代を思い起こさせるほどにシュールでたまりません。思わず聞くと、一緒に体をバウンスさせたくなるような一曲です。
PVも白と黒を基調になった感じで、PVもネットで無料でみれるので、ぜひ見てください!本当に完成度が高いものになっています!ネット配信だけなんてもったいな~い!

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Anthony David / Acey Duecy

01.Stop Playin’
02.Something About You
03.Smoke One
04.Words Feat.India Arie
05.Lady
06.Spittin’ Game
07.Kinfolk
08.GA Peach
09.Cheatin’ Man
10.Cold Turkey
11.Krooked Kop

(総評)

ネオソウルやアコースティックソウルと呼ばれはやったサウンドを、周到しながらもしっかりと独自色やよりFUNKやかっこよさを感じさせる孤高のアーティストAnthony Davidのメジャー作品です。3作目にしてついにメジャー作品としてリリースされることになりました。しかも今作では、India Arieも参加して話題性も高く、彼女が参加している曲では、デュエットとしての完成度もとても高くなっています。3作目にして、音楽性を広げてきていて、さらに進化しているということを感じさせるアーティストも珍しいと思います。今後に期待させてくれるアーティストの一人です。
前半のファンキーさや歌のかっこよさは、アコースティック中心のアルバムとしては特筆すべきものがあります。さらにアルバム通して聞けるサウンド面の多彩さは、アコースティックサウンドを中心としたアルバムとしては力作といえるでしょう。ただ、2枚目とかなりだぶりがあるので、それをもっている人は、微妙ですが・・・アルバムとしての完成度やまとまり具合はこちらの方が聞きやすいし、いい感じですよ。1st,2ndをもっている人はちょっと買うのを躊躇するかもしれませんが。オススメ:(6),(1),(2),(3),(4),(8)

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koyumi / SUNSHINE / かならず

(概説)

TrackMaker兼Singerのkoyumiが歌い上げる英語詞バージョンの「Sunshine」と、日本語詞バージョンの「かならず」が、iTunesで、リリースになりました!その細い体からは想像も付かないかっこいいパワフルな歌声で、聞き手をぐいぐいひきつけていきます。さらに、TrackMakerとしても非凡な才能をもっていて、一回聞いただけで忘れない、美しいピアノのメロディーと、本当に耳に残る独特なシンセの音色は、ものすごいインパクトがあります!そして、シンプルでいて、心に残るメロディーラインがたまりません。転調の仕方とかも、本当に無駄がなくて、特にその力強い詞の世界観も心に残る「かならず」は本当にいい曲だと思います。同じ曲でありながらも、英語詞と日本語詞で、まったく違う二つの詞の世界を作りだせるという点も、作曲家としての多彩さを感じさせます。

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The Tony Rich Project / Exist

01.Part The Waves
02.It Would Be A Sin
03.Jordan
04.According To You
05.Sugar Hill
06.Sweet Addiction
07.I Wanna Be
08.Anymore
09.Oh Baby
10.I Already Know
11.Walk With You Throught It

(総評)

Tony Richの通算5枚目となるアルバム!ニュークラシックソウル時期に出身のアーティストとしてはインディーズでのリリースとなりながらも、着実なスパンでリリースを続ける脅威のシンガーソングライターです。しかもどの時期にも駆れらしさというのは失われず、時代に流されることなく、普遍的なメロディーのよさを聞かせてくれています。特に、メジャーシーンで聞かれるようなキャッチーさが売りのメロディーではなくて、地味にいいなーと心にじわじわと響いてくるようなそんな楽曲をTony Richらしい淡い憂いのあるような歌声で聞き手をゆるりとひきつけてしまうのです。
なんといっても、1曲目「Part The Waves」の穏やかな空気感が支配するギターサウンドが見事です。何よりもゆったりとした中にもメロディーの美しさを感じることができます。美しいだけではなくて、ニュークラシックソウルの一員に数えられるほどの、静けさをもったファンキーさという独特な楽曲も収録されていて、5曲目「Sugar Hill」などめちゃくちゃクールですばらしいです!さらに、6曲目「Sweet Addiction」での流れるような軽快なメロディーラインもこのアルバム随一の見せ所で、思わず一緒に歌いたくなるような心地よさがあります。癖になるようなメロディーがたまらない浮遊感漂う7曲目「I Wanna Be」!この曲のなんとも切なげで、ゆれるようなTony Richの歌い方は彼の真骨頂ですね!このメロディーに彼のセンスのよさが現れています。10曲目「I Already Know」で見せるクールな力強さも、ベテランらしい間違いがない確信を感じさせてくれます。そのほかの楽曲もやさしいTony Richの歌声がいかされて、種類豊富な素敵なサウンドに満たされた一枚になっていて、心地よくその派手ではないんだけど、美しさを感じさせるメロディーにうっとりとさせられます。
センスのある一枚を探している方、決して派手ではないけど、美しいメロディーを聞けます。さらにギターサウンドのR&Bが好きな人にはたまらない一枚でしょう。オススメ:(1),(5),(6),(7),(10)

(Producer)

Tony Rich:All Produce

(LINK)

Official Website
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