Natural8 / Golden Shuffle

01.Love Song
02.Promise Ring
03.The Anniversary
04.Message (Interlude)
05.Platinum ACE
06.Yeah!
07.Max Bet08.Good Girl
09.Keep Groovin’ & Color Of Energy
10.Baccarat (Interlude)
11.Liv & Die
12.リダイヤル
13.Treasure
14.DAYS – You’re The Only One Pt.3

Natural 8 / Golden Shuffle

(総評)

インディーズで活動し話題となっているMAY’Sを中心に同じ事務所のCLIFF EDGEと、KG、SHIKATAの総勢8名がグループを組んで、Natural8として新たに曲を作りアルバムとして発表するという日本ものなかなか珍しいアルバムが発売されました。ジャケを見てもわかるようにお洒落な雰囲気を感じさせ、それぞれの個性がぶつかり合う魅力的なボーカル陣の魅力、そして高水準な楽曲と覚えやすいフレーズに満ちた素晴らしいアルバムに仕上がっています。普段バラバラに活動しているアーティストがレーベルが一緒とはいえ揃ってアルバムを作ってこれほどの水準のものを作れるのって凄いと思います。どの楽曲も個性的で乗りやすく歌いやすい曲が多く、一度聞くと一緒に歌いたくなるような曲が多く、しかもそれぞれのアーティストが自分の個性を思いっきり出しながらも、まとまりがある風に仕上がっているのは、凄いです。それぞれが、インディーズで活動しつつも、ある一定の高い水準を保ちながら、お互いを尊重しているからこそ、普段一緒に制作などをしているわけではないアーティストが揃ってこれほどのアルバムができるのでしょう。基本的なベースはR&B、SOULやHIPHOPなどのBLACK MUSICをルーツにしつつも、彼らなりのフィルターを通してより日本的で聞きやすくノリやすい曲が多く
MAY’SのMaikoさんは、ソウルフルなだけでなく、本当にどの楽曲でもそれを飲み込むほどの弾力のあるボーカルスタイルで全てを自分の曲にしてしまう魅力があります。KGのKohさんの歌声はなかなか日本では見られない力強いソウルフルさをもっていて、本当に貴重な存在だなと感じさせられるし、SHIKATAさんのボーカルもとても個性的でいて彼がいることでNatural8に幅がでているんだろうと感じますし、MC陣のCLIFF EDGEのSHINとJUNの二人の声もとてもセクシーでお洒落なこのアルバムの雰囲気を崩さずに盛り上げてくれます!本当にお互いが消しあうことなく個性を見せてくれるのが面白いです!
決してR&B,HIPHOPとかにそれほど捕らわれることなく、でもどこかSOULFULな雰囲気をもった曲たちは、彼らの可能性の高さそのものですね。それぞれのアーティストのプロデューサー陣、特にMAY’SのNaughty Bo-zさんのプロデュース能力の高さには、舌を巻きますね。本当にいろいろな楽曲を提供しています。さりげないGakushiさんの美しいピアノの音色もうっとりと聞けてしまういます。
そして、アルバムの中の曲では、やっぱり3曲目の名バラード「THE ANNIVERSARY」のMAY’SのMaikoとKGのKohの迫力の歌合戦とも言えるデュエットは圧巻です。こういう声の魅力に溢れたバラードは最近の日本ではなかなか聞けないので、必聴ですよー!MAY’SのMaikoさんとKGのKohさんのソウルフルな歌声は必見です!1曲目「LOVE SONG」5曲目「Platinum Ace」では今の彼らのインディーズらしい勢いを感じさせ、一緒に盛り上がりたい気持ちにさせてくれるライブ向きな曲たちもあり、6曲目「YEAH!!」では、魅力的なメロディーの曲っていうのは、こういうものだっていうのを示してくれています。13曲目「TREASURE」での暖かい楽曲で、ソウルフルな心のこもった歌で心が温かくなります。ホントどの曲も魅力に溢れていて、また聞きたくなります!
流通は、Official Siteでの通販が基本となりますが、今の日本の盛り上がり始めているR&Bシーンを勢いを感じさせる作品です、是非手にとって見てくださいね!
オススメ:(3),(1),(5),(6),(8),(9),(11),(12),(13),(14)

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CIMBA / Primeira

01.プリメイラ ~First Lady~ feat.FRG
02.Love
03.ASTRO☆BOY feat.PHOXY CAMEL
04.Um Dois Tres Quatro feat.丑神
05.刎頸の君へ feat.KEN-RYW & SI-RUDE
06.diary (Interlude)
07.This is Who I am
08.Soulman
09.香水 feat.宏実
10.How Sweet
11.B-BOY STANCE feat.Double S, 吉門映美 & DJ 1,2
12.ファベーラ
13.Better than cool

(総評)

ついに、東京のR&BとHIPHOP界隈をにぎわしていた、CIMBAがアルバムデビュー!以前のVery Phat Soulの頃から、また表現力が増したその歌声でHIPHOPサウンドや、彼の出身国でもあるブラジルの要素など、彼にしかできない作品がリリースされました。
HIPHOP CREWとの相性の良さは、DAY TRACKのアルバムでも証明していたので、前半の盛り上がっていく感じはさすがだなーと感じさせます。特に1~4曲目にかけての盛り上がりっぷりは普通にフロアで聞いても盛り上がってしまう、勢いがあります。特に1曲目「プリメイラ」のR&BのUPサウンドと3曲目の「ASTRO☆BOY」の日本的なPOPSさとHIPHOPやR&Bのかっこよさを織り交ぜたような勢いは、CIMBAだからこそ出せる味なのかなと思わせます。さらにCIMBA自体は多くをブラジルという地で過ごしていて、そのリアルな体験に基づいた12曲目「ファベーラ」に代表されるような多国籍な感覚というか、日本人では出せない部分っていうのも持っていてそこをしっかりと自分らしさとして見せてくれているところは、今後の方向性としてもとても面白いなと思わせます。ハーフの人とかはよくいますが、日本の歌謡曲の世界に染まってしまっていてはまったく意味がなくそこを取り入れつつ自分のよさやルートをどう見せれるかが鍵でもあるからです。そこの見せ方は本当にすばらしいと思います。 特にやっぱり9曲目「香水」でのCIMBAと宏実の二人の絡み合いや切ない歌いっぷりが見事で、このアルバムのハイライトともいえる盛り上がりを見せてくれます。そしてこの曲での一気にR&B色が強くなって、この後からのバラードが生きてきます。そのほかは、全体的に盛り上がる曲が前半は多くて、9曲目「香水」10曲目「How Sweet」を聞くともっとこういうバラードをもっと聞きたいなーと思います。彼は語りとかをやったりするのですが、これは今までの日本のシンガーではやりえなかったことのひとつです。なんだろう、ちょっと陳腐に聞こえてしまうところを彼が語れば、しっかりと心に届く言葉として発せられるのです。伝えたいことをしっかりと語れば日本語でも決して陳腐じゃないって言うのをしっかり証明してくれています。そして、このアルバムのほとんどをProduceするT-SKのトラックメイキングも、すばらしく、アルバムを通して聞けるように仕上げています。若手のR&Bシンガーの中でもアルバムの完成度という点でも頭ひとつ抜きんでているなと感じさせる聞いておくべき一枚です!
オススメ:(1),(3),(4),(9),(10),(12),(13)

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