KeKe Wyattの2016年の新譜ですが、なんせ名前がいいですよね。
KeKe Wyattらしいカッコよさがありますし、サウンドもR&Bらしいシャープでかっこいい曲にパワフルな歌声を載せていて、聞き入ってしまいます。
Avantとの二人での曲で昔よく聞きましたが、地味に息が長いアーティストとしていい歌を歌い続けていてうれしいです。
KeKe Wyattの2016年の新譜ですが、なんせ名前がいいですよね。
KeKe Wyattらしいカッコよさがありますし、サウンドもR&Bらしいシャープでかっこいい曲にパワフルな歌声を載せていて、聞き入ってしまいます。
Avantとの二人での曲で昔よく聞きましたが、地味に息が長いアーティストとしていい歌を歌い続けていてうれしいです。
01.Who Knew
02.Never Do It Again
03.Without You
04.Daydreaming
05.So Confused
06.Weakest
07.Peace On Earth
08.Got Me One (Good Man)
09,Getting It
10.Never Give Up
さまざまな問題を乗り越えながら、ついにリリースされたKeKe Wyattの2nd Album!これが2010年女性アーティストのアルバムとして最高傑作ともいえる充実した作品に仕上がっています。先行シングル「Who Knew」でその歌声の迫力と存在感をこれでもかと見せつけてくれましたが。その先行シングルを裏切らない素晴らしく充実した作品に仕上がっています!1stアルバムの時もAvantとのデュエットで話題をさらいましたが、もっとうまく、情熱的な歌唱ができるようになっていて、今後のシーンを引っ張っていくアーティストの一人であることを、証明してくれています。
ネオソウルやオーガニックなシンガーは最近の女性シンガーの主流ですが、彼女はパワフルな正統派なR&Bシンガーとしての魅力を存分に見せてくれている貴重な存在です。Angie Stone, Kelly Priceぐらいしか最近では思い浮かばないようなタイプのシンガーなので、SOUL SINGERとしての今後も期待したいところですね。
アルバム全体と通して彼女の得意とするオーソドックスなR&Bバラッドが詰まっていて、そのオーソドックスなバラッドの中で見せる見事すぎるシャウトの応酬に聞くものは胸を熱くさせられてしまいます。なんといっても、3曲目「Without You」の最後に見せるシャウトも見事ですし、それ以上にオーソドックスな名バラッド5曲目「So Confused」でのシャウトは、彼女の真骨頂といえるでしょう。この5曲目だけは、絶対に聴いたほうがいいです!
さらには、8曲目「Got Me One」10曲目「Never Give Up」でも、オーソドックスなバラッドをこれでもかとシャウトして聞かせてくれます!ここ最近はこれほど歌える女性シンガーに会ったことがないので、これほどに力強く全うなR&B然として歌声を披露してくれる彼女の実力には、圧巻としかいいようがありません。この以外も、6曲目「Weakest」では正統派R&Bを見事に歌いきり、7曲目「Peace On Earth」ではアコースティックサウンドで彼女の歌のパワフルさに圧巻させられます。「Never Do It Again」では、艶やかに伸びのある歌声を見せたり。4曲目「Daydreaming」ではやさしく歌い上げたりと、1stアルバムでは見せなかった面も存分に感じさせるKeke Wyattの成長を感じさせるアルバムの内容になっています。 あまりにすばらしいバラッドが多くて、前作の彼女が見せるような9曲目「Getting It」のようなHIPHOPトラックが逆に邪魔に感じてしまうほどに完成されたアルバムに仕上がっています。何よりも、彼女にオーソドックスなR&Bを歌わせてシャウトさせると、本当に見事で、低音な歌声もあいまって、非常にかっこいいんですよね。この楽曲たちを聞くだけでも、十分に意味がありますし、それに今回は9曲目以外は、本当にR&Bとしっかり向き合っている楽曲が多くて、どの曲も完成度が高いので、R&Bアルバムとしての完成度の高さに、息を呑んでしまいます。2010年聞き逃した人にはぜひとも聞いてほしい一枚です。オススメ:(5),(3),(1),(4),(6),(7),(8),(10)
01.USED TO LOVE
02.I DON’T WANNA
03.NOTHING IN THIS WORLD feat.AVANT
04.DON’T TAKE YOUR LOVE
05.I CAN’T WAIT
06.PUSH ME AWAY
07.IF ONLY YOU KNEW
08.TALKIN ’BOUT ME
09.BAD BOY
10.CALL ON ME
2001年デビューの新人、まだ、10代中盤のKEKE WYATTですが、彼女なかなかの歌を歌います。しっかり歌って、しっかりと感情表現が出来ている!というのが第一印象。聞き込むごとに、その良さは増していく。非常に今後が楽しみな、アーティストである。そして、このアルバムで一番の見所は、AVANTの登場である。実は、彼女、AVANTの1st(名作)で、シングルカットされた、『My Perfect Love』でAVANTとデュエットしていた中なので、しかも本作のプロデューサーは、Steve ”Stone” Huff。そう、AVANTのアルバムのプロデューサーと一緒。これで、中身が悪いわけはない。
AVANTとの絡みは、絶対に見逃せないし、聞き応え十分である。そして、お!と思うのが、STEVE “Stone” HuffがRAPPERとして参加していることである、これは、はじめてみたので、驚いた。注目すべき楽曲は、1曲目「USED TO LOVE」、3曲目「NOTHING IN THIS WORLD」、「DON’T TAKE YOUR LOVE」、「I CAN’T WAIT」であろう。唯一、不満は、Steve”Stone”Huffがやるなら、もっとやらしい感じの曲が多めにしてほしかったなー。それに、彼女の声は、たまには、力強く張り上げることで、良さが出ると思うので、そういう楽曲や歌い方に作って欲しかったことである。この声で、シャウトされたら、そうとう聞きてる方は心地がいいであろう。
UPはできるだけ少なくして。UPのつくりが若干無理をしてる気がする。ボーカルモノとしては、ひさびさに、聞けるなという感じ。次回には、相当ヨサゲなものを届けてくれそうな予感がある。さすが、SOULという名を冠するタイトルをつけるだけはある!
オススメ:(3),(1),(4),(5)