KICK THE CAN CREW feat.CASSETTE VISION / TORIIIIIICO!

(概説)

KICK THE CAN CREWがメンバーでもある、CASSETTE VISIONとのシングル!これがダイナマイトのメンバーらしい底抜けに明るいナンバー。TORIIIIIICOは、別にひねってるわけじゃない、そのまま虜って意味。みんなHIPHOPの虜だよ!って意味で、今までHIPHOP聴いたことない人も今まで聴いてきた人も虜になっちゃう音楽だと、最初っから飛ばしていく曲です!彼ら最近テーマにしているのは、楽しもうぜ!っていう感覚だなーと感じます。いろいろ考えたってやっぱ、楽しんだもの勝ちなんだよってことをビートに乗って伝えてくれます。深く考えないで、この曲の楽しさに身をゆだねてみてください。カッコいいですよ。
 そして、ここで注目したいのは、KICK以外のメンバー。DJ TATSUTAのスクラッチや、INNOCENCEやCUE ZEROのRapがフンダンに盛り込まれてて、楽しい気分にさせてくれます。特にCHANNELとCUE ZEROがいい味出しています。サビでのCHANNELのTORIIIIIICO!っていう甲高い声は、面白いです。それぞれの味が出て、楽しさを増しています。
 是非、来年のKICKのライブは、CASSETTE VISIONで回って欲しいです!そして、元旦のメジャー第2弾発売のアルバムに向けて勢いのあるいいシングルが出ました。

Mario / Mario

01.just a friend 2002
02.cmon
03.braid my hair
04.2 train
05.what your name is
06.holla back
07.could u be
08.put me on
09.chick wit da braids
10.never
11.girl in the picture

(概説)

B2Kを紹介したらこちらも紹介しないと!おこちゃまなんですが、こちらは、おこちゃまだということを否定しているというか、全然大人に引けをとらないボーカルスタイルをしています。特にバラードでのシャウトっぷりは、まるで後なのシャウターに引けをとりません(K-Ciとかには、まったくかなわないけどね。)。ただ、シャウトの種類に乏しいのが・・・ちょっと残念。もっと複雑なシャウトもいっぱいあってよかったと思うし。泣きのバラードと、ビートの効いたUPがほとんどないのが、非常に残念・・・これだ!っていう一曲がないのもちょっとこのアルバム弱いですねー。全体的にアルバムとしての完成度は弱いです・・・もう少し曲数があってもよかったな~。こういう曲がもう一曲あれば!というのが多いんですよね。
今後に期待ですね、彼は。あのMario Winansと同じMarioという名前ですし、もう少しバラード歌うのうまくなってくれると嬉しいんですけどねー。がんばれ、Mario君。
肝心のアルバムですが、どの曲も佳作というぐらいの出来でガツンとくるものはないのですが、どの曲も非常に練られた楽曲だし曲順をしているなと思います。どの曲も悪くはないんだけど、アルバムとして聞いてしまうと・・・あー、そんなもんかで終わってしまいます・・・うーん。聞きこめば、かわっていくのか・・・
今回は、B2Kの方が完全に完成度は上ですね!
オススメ:(5),(6),(8),(10),(11)

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Daz Dillinger / This Is The Life I Lead

01.Intro – DPGC 4 LIFE
02.Drama
03.Aint That Somethin feat Crystal & P.F,N
04.Bitch make me Rich feat. Too Short
05.Keep it Gangsta
06.I Live Everyday Like I Could Die That Day
07.Load Up feat. Tayna Herron
08.5:01 Run tha Street
09.We do this Passion
10.Redrum Galour feat.Mean Piece
11.This is The Life I Lead
12.Outro
13.Keep it Gangsta(REMIX)

(概説)

今年でた西海岸出身の新人Rapper!なんと言っても、シングル曲『Keep it Gangsta』の出来が素晴らしい1枚!この一曲は今年の名曲といっていい一曲!西海岸っぽい作りの曲が多く楽しいParty Tuneが多く、ジャケ写はちょっと恐いですが、楽しい気分で聞けます。Rapにあわせて手を上げてリズムを取りたくなります。
DazのRapは、吃音というか、メリハリが聞いた感じになっていて、ビートが効いた曲に非常に合うんです。それに曲の構成も飽きさせないように、短めで構成されていて、しかも地味に隠しトラックとかがあるので、曲が多いんですが、それぞれに特徴のあるトラックを使っているため、一枚を通して聞けます。西海岸のHIPHOPが好きな人、GangstaRapが好きな人はぜひ!楽しめるアルバムですよ!

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Dave Hollister / Things In Da Game Done Changed

01. Things In Da Game Done Changed
02. It’s Okay
03. What’s A Man To Do
04. My Everything
05. Baby Do Those Things
06. For You
07. One Addiction
08. No Ordinary Love(Interlude)
09. Love Hate Relationship
10. Tell Me Why
11. What Should I Say
12. I’m Wrong
13. Tonite
14. No One Else
15. We Gonna Make It (Mama E’s Song)
16. Keep Lovin’ You (remix, feat. AZ)

(概説)

元BlackstreetのDave Hollisterの最新作・・・というより、Dave Hollisterの最新作ですね。既に現状では、Dave Hollisterの人気も不動の物となってきました。まーでも、90年代をもろきいてる人にとっては、いつまでたっても、Blackstreetのメンバーなんでしょうねー。しかも復活するという話もでています。来年の2月にまでずれ込んでいるのですが、本当に復活するのか?Blackstreet!?
 とそんな話はおいておいて、この新作!もう、彼の安定感をまざまざ見せ付けられたなというような一枚。2002年に絶対聞いておくべき一枚であることは確かでしょう。まず、このアルバムはバラード中心なのですが、彼の歌声のすばらしさがこれでもか!というほどこちらの耳に届いてくる素晴らしい楽曲群が並んでいるんです。特に後半に行くほど曲の充実度があがっていってます!ここまで濃密に作られたら、腰砕けになることでしょう。だが、うわー!っていうすごい曲がないのが唯一欠点かなと思いますが、その分、じわじわと聞き手に迫ってくる曲達ばかりです。じっくりとじっくりと聞いてもらえば、徐々にこのアルバムの良さがわかってきますよ。この歌の世界は濃密で聞くものを虜にしてしまいます・・・。
 Producerとしては、Tankがまず彼らしい曲を提供していて、まるでこのアルバム彼が歌ってもいいんじゃんって思えるほどです、さらに、Robert “Big Bert” Smithという人が、非常にいい仕事をしています、3曲担当しているのですが、どの曲もすばらしい出来なんです。。全曲ともProducerが彼を生かす仕事をしており、Dave Hollisterも自分の味を十分理解し自分らしく歌いこなして曲を作り出しており、全曲オススメできる堅実な一枚という感じですね。絶対聞いて欲しい1枚です!
オススメ:(3),(5),(6),(7),(9),(10),(12)

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Crystal Kay / almost seventeen

01.Hard to Say
02.Missin’ U, Baby
03.Girl U Love
04.Shooting star dust
05.Boyfriend
06.Hide’n Seek
07.You’re my fate
08.Love of a Lifetime
09.Attitude
10.move on
11.A Song For You
12.think of U
13.Feel The Same?

(概説)

Crystal Kayひさびさの3rdアルバム!彼女のアルバムの中でも最高傑作といえる一枚です。彼女自身は作詞ぐらいで、音作りとかはしていません。だからこそ、現状の歌い手としては、最高峰に位置するともいえます。彼女ほど、プロデューサー冥利に尽きる歌い手もいないでしょう。プロデューサーの考える音をそのまま歌えるんですから。歌い手として、どうやってProducerの出した曲を活かすことができるのか、それを肌で理解している優れたアーティストの一人だと思います。もう少し日本のProducerと呼ばれる人たちが育っていけば、彼女も自ずとその存在感を今以上に増していくことでしょう。それほどまでに、すごいアーティストです。そして、本作品では、DJ WATARAI、TAKAHASHI ☆TAKU、T.KURA、michico、AKIRAなど素晴らしいプロデューサー達に囲まれています。今度は今井了介さんと本格的にやってみてほしいですね。
2002年の邦楽アルバムの中でも、絶対に聞いて欲しい1枚。やはり声がいいアーティストはいいですね。

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