ML / I Will the album

01. INTRO
02. TAKE MY TIME feat. Taboo
03. AFTERPLAY
04. MAKE A MOVIE
05. RIDE WIT ME feat. Hypa Hound
06. HARDER feat. Imfa Red
07. WRONG
08. JUST ML
09. BODY ON ME
10. U DON’T HAVE TO CRY feat. Karen Brown
11. I WILL
12. I WILL remix feat. II
13. I WILL jazz mix

(総評)

Marland Williamsこと、MLのデビューアルバム!インディーズでありながらも、日本の大型店でも何件か扱っています。ギターを持ったカッコイイジャケットとは、ちょっと違い中身はもっといろんなサウンドを楽しめる現行R&Bシーンを代表するような完成度の高い楽曲がそろっています!SEXYでメローなサウンドから、思いっきりHIPHOPよりなサウンドでRapperと絡んだり、爽やかなギターサウンドを聞かせたりと、音楽性の幅もあって、一枚を通して楽しめる作品を作り上げているし、それにあわせて、歌い方も絶妙に変えているのが面白い。基本的にはSEXYでねっとりとした声でありながらも、歌にあわせることができる器用さも持っています。でも、やっぱりこの人はSEXYでエロスが詰まった曲が似合います!カッコイイ!バラードでのシャウトがステキなんですよね~。
プロデューサー陣も、Romain Lockettという人が作る曲が、もう最高に切ないバラードばかりでいいんですよ!こういう隠れたプロデューサーを探す楽しみも、インディーソウルはたまりませんね。そうして、後半の3曲はシングル曲とそのリミックスという、メジャーのような感じの曲の並べ方しているのも面白い。やっぱりメジャーシーンを意識しているのかな?それにしても、この絶妙な強さと優しさを兼ね備えたテナーボイスの声の良さと、歌の表現力やセンスのよさはかなりいい線いってると思います。聞けますよー。
このオフィシャルサイトのライブ画像がもうエロ!たまりませんな。D’ANGELOの2ndアルバムの裏ジャケの妖しげな儀式に匹敵するものがあります。おもしろいな~この人。インディーズ心をくすぐる人ですね。
オススメ:(6),(10),(3),(11),(4),(7)

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NICCI GILBERT / GROWN FOLKS MUSIC

01.Stop Messin Around
02.Woman In Need
03.Think Again
04.Summer
05.Can’t Forget
06.This Woman
07.Rhythm And Blues
08.Grey Skies
09.Hint Of Love
10.She’ll Never
11.My Side Of The Story
12.I Got It Bad
13.Down With This
14.It Is What It Is

(総評)

BrownStoneのNicci Gilbertが突然ソロアルバムをリリース!以前にソロ作がでるという噂は立ったのに、お蔵入り・・・ということになったものが、中身もほぼ一新してのインディーズリリース!Brownstoneの頃を知る人も知らない人も、「If You Love Me」はご存知でしょう。試聴してみてください、誰もが知ってる曲です!このソウルフルな1曲を世に残した素晴らしいアーティストのメンバーがソロデビュー!下に紹介したGordon Chambersも彼女らには曲を提供しています、ですが、最近はその活動も見えなかったので、また90年代の良質なグループがいなくなったかと悲しんでいたのですが、元気に復活!うれしい限りです。その素晴らしいセンスのよさはそのままに、よりソウルフルに力強く蘇りました!
このアルバムは、本当にどの楽曲も水準が高い!女性はこれぐらいSOULFULでかっこよいほうが、FUNKYでブルージーな雰囲気ももちつつあくまでもSOULFULでいて丁寧な歌い方に好感が持てます!そして、徐々に感情を露わにしていくシャウトがたまらない!これほどまでに吼えられたらカッコよすぎますよ、この唸るような吼え方!ステキです!長い歌手生活に裏打ちされた素晴らしい歌唱力!シャウトも絶妙だし、メロディーラインも素晴らしいし、とにかく抜群の歌いっぷりでぐいぐいもっていきます。降参ですよ、ここまでやられたら。全ての歌に魂がこもっています!
このアルバムやっぱり前半のソウルっぷりの素晴らしいさ、ドファンキードソウルなその土臭くもカッコいい歌に続いて、出てくる4,5,6曲目のカッコよさ!これがやばすぎます!4曲目では、ゆったりと切ない曲を包み込むように歌っていき、ただただその圧倒的な存在感溢れる優しい歌声に包まれ・・・暖かい涙が溢れそうになります。5曲目のメロディーの素晴らしさ!聞いた瞬間にキター!って気持ちにさせられます。あの久保田と同じカーティスの「Trippin Out」使いですよ!この緩い心地よいビートにのって、Nicciの吼えまくる様といったら、聞いているこっちも心地よくなるぐらいに、伸びやかで素晴らしい!6曲目で壮大に歌い上げていく・・・本当に胸を打つ一曲です。これほどまでに、UPもミドルもSlow Ballad素晴らしい曲を揃えているなんて、物凄い完成度を誇るアルバムだし、その曲に負けない素晴らしいNicci Gilbertの歌声が90年代のR&Bアーティスト達がいかに凄かったのかをまざまざと見せ付けてくれます。10曲目でのDave Hollisterとの絡みも見事だし!11曲目の超絶悶絶シャウトしまくりなNicciのド迫力な圧倒的な歌声にノックアウトです。もう何もいいますまい・・・このアルバム最高です、後半も前半も飽きずに聞けます!凄すぎ。どの曲も最後の最後まで水準が高いんです、絶対買いですよ!
ホントプロデューサ陣がわからないのが、もったいないぐらいにステキな曲がたんまり入っている一枚です!文句無しにインディーソウル今年の傑作の一つでしょう!2005年の女性最高峰の一枚はこれに決まりです!
オススメ:(5),(4),(6),(11),(10),(12),(13),(14),(8),(2),(1)

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A7 / A7

01. Bringing in the Noise (Rise Up)
02. Cry No More
03. Church Time in the South [Intro]
04. Church Time in the South(AMEN)
05. Dont Walk Away
06. Friend Like Jesus
07. Afterlife (Tic Toc)
08. Always here With Me
09. Come Back Home (Hot Sauce and Chicken Wings)
10. Beautiful
11. No Dream Too Small [Intro]
12. No Dream Too Small
13. That’s Life (Betty and Lee Lee)
14. Worship Medley: I Just Want to See His Face/ Jesus I Love You

(総評)

ゴスペル6人組ボーカルグループ!A7!7という数字が書いてあるので最初7人組かと思ったら、違っていて、実は6人組でした。6人プラス最後のメンバーは神さまという、いかにもゴスペルらしい考え方のグループなのですが・・・その歌声は、まさに90年代R&Bグループ!濃厚なコーラスがもたらす絶妙のハーモニー!迫力あるパワフルな歌声!どれをとっても良質なR&Bグループっていう佇まいです!その力強い歌声とコーラスに体を預けてしまいます。もちろんゴスペルなので、歌詞はゴスペルだし、ゴスペルっぽい曲も2,3曲はあるのですが、それ以外は、素晴らしいボーカルグループとしての一枚になっています!
サウンド的にも半分は、メンバーのAlonzoがそのProduceを行い、メロディーもミュージックも全てを出来るところが素晴らしいし、4曲目6曲目など、要所要所で参加している、DJ Wilsonのサウンドが90年代っぽい懐かしさと今風のカッコよさを両方備えた素晴らしい楽曲で、6人の歌声の力強さを根幹から支えてくれています!それ以外にも、Alonzoの弟と思われる、リードシンガーを務めるAlexander Harrisもサウンド作りには参加していて、この兄弟がこのグループの大きな核になっています。ボーカルグループとしてのコーラスの面白さとかを追求したサウンド面でのある程度の音の控え具合やそのコーラスアレンジの面白さなど、この兄弟によるところがかなりあるようです。
6曲目7曲目での縦横無尽なメインボーカルAlexander Harrisによる吼えっぷりには完敗です。とにかく隙あれば吼えまくるこのリードボーカル!たまりませんね。基本的にバラード一曲を抜かして、全部吼えまくってます(笑)その他の曲も基本的には吼え上げ系や、重圧なコーラスがカッコよく聞かせてくれる曲が多くて、ボーカルグループ好きにはかなり受け入れられる内容じゃないかなと思います。コーラスアレンジもオーソドックでありながらカッコよく纏め上げていて、聞き入ってしまいます!ぜひ手にしてみてください。
オススメ:(4),(6),(2),(1),(5),(7)

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Aaron Hall / Adult Only

01.Adults Only (Intro)
02.Hands on Me
03.Serve That Body
04.Bout That
05.Perfect Woman
06.Voice Mail (Interlude)
07.Your
08.Sorry
09.Still Here
10.All I Think About Is You
11.Oh
12.Video
13.Stamina
14.Tears in Heaven
15.Betta Watch Your Girl [*]

(総評)

あのGUYのAaron Hall待望の3作目がついにリリース!Blackstreetの復活、BBVの復活、最近のNew Jack Swing関連の作品の再発と、彼の追い風となる要素は数年前あたりからあったのですが、ここにきて久々に歌心溢れる一枚をドロップしてくれました。この特徴的なバリトンボイスでの熱唱にはやはり心が熱くされます!彼の作品は、代表作である2作目に象徴されるようなシーンに流されない彼のSOUL溢れる熱い歌とドス黒いほどのFUNKNESSな雰囲気を聞かせてくれてよかったのですが、今作ではもっと現行シーンでもいけるぜ!ってところを意識してて、ちょっと微笑ましいです。サウンドもわりとコテコテな雰囲気が多いんですが、それでもこの声が聞けた時点で御の字を出してしまいます。サウンド的には2作目の方が、斬新でおもしろかったですね。でも、後半は、2作目を思い起こさせるようなドス黒いほどのDEEPで熱いサウンドと歌を聞かせてくれています!
プロデューサー陣は、ちょっと知らない人たちが多いのですが。Mike SmooveというK-Ci&JoJoや、Case、Changing Faceなどとの仕事で有名な人が全編的にプロデュースにかかわっていて、バラードでは、かなりいい感じの仕事をしています。特に(2),(12),(13)の出来はよくAaron Hallの特徴がわかっているなーという感じがして、思わず頷いてしまいます。できたら、K-Ciとの曲もこの人にやってくれたら、相当盛り上がったろうに・・・ちょっとK-Ciとの曲がギター中心の単調なサウンドに終わっているのが、寂しいところです、それでもこの二人がそろえば、壮絶な掛け合いになっていることに変わりはないのですけどね、この二人の組み合わせが聞けるだけで幸せです、90年代のR&Bファンが待ち望んでいた形ですもの。傑作とはいえないけど、いろいろな要素が絡み合いAaron Hallの復活を楽しめる出来になっています。そして、バリトンで吼える濃い歌を望んでいる人は買うべき一枚の登場です。
オススメ:(12),(9),(13),(14),(5),(3),(2),(7),(8)

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Gary Jenkins (G) / The Otha Side

01. The Interview
02. The Otha Side
03. Friday Night
04. Everybody Dreams
05. The Sound
06. So Sexy
07. Lovin’ You
08. Dance With Me
09. Goes/Comes
10. So Free
11. Boojy Ghettoness
12. The Door
13. Moved On
14. Change Gonna Come
15. One and Only
16. You Keep On

(総評)

祝復活!Silkのリードシンガーだった、Lil’Gこと、Gary Jenkinsの初のソロ作品がインディーソウルからドロップ!Silkというとこもあり、エロエロネッチョリ系のR&Bを展開してくれるのかなと思ったら、以外にもクラシックソウル然とした、作風に度肝を抜かれます!そらー、オーティスレディングのカバーなんかやられた日にはびっくりです!それが様になってるんですから、ホントに上手い歌い手というのは、何をやっても様になります。個人的にはエロエロなLil’Gの曲も聞きたかったのですが、ちょっと期待と違った私でも楽しめる内容なので、かなりアルバムの水準としては高いと思います!そうですねー。D’Angeloとかそういう感じのSOULFULなのを好きな人には絶対にはまる作品です!このアルバムを聞いて、こういうのがやりたかったら、Silkを抜けるしかないよなーと思いました。Lil’Gの懐はもっと深かったんでしょう。でも、やっぱりLil’Gには、吼えるR&B曲をやってほしいですね。
さて、各曲は、それぞれが面白いほどに個性が立っていて、聞いてて聞き飽きません。でもやっぱり、すごいのは、オーティスレディングのカバー14曲目「Change Gonna Come」です。最近Leela Jamesがそのタイトルとして使っていますが、これはもうFUNKなR&Bの代表曲!それをLil’GがSilk時代のそれとはまったく違うSOULFULでFUNKYな歌声で、Silk時代と通じるあの猛烈なシャウトで歌いきってくれます!そのほかにも彼らの趣味をモロ出したと思われる、FUNKYな楽曲が所狭しと並べられています!これは、本当のクラシカルSOUL&FUNK作品です!すごいですよー。
それにしても、ジャケ写がダサすぎ・・・裏ジャケもあるのですが、これが、逆に妖しすぎ・・・ある意味インディーソウルらしさをこれでもかと見せ付けていました。あと、クレジットがまったくわかりません・・・なんだか、自分のバンドを持っているそうです。なんか、R&B主流の打ち込みサウンドがSilkは多かったですが、それをやめて、バンド主体のFUNKでROCKなサウンドで、思い切りそのシャウトの凄さをこれでもかと見せ付けていってくれそうです。立ち位置としては、Princeとかその辺を目指しているのかなと思うアルバムでした。ちょっと昔のSilk時代を期待していると、ROCKでFUNKなサウンドが多く肩透かしを食らいますが、何度も聞くと、その歌声の素晴らしさに驚嘆してしまいます。
オススメ:(14),(3),(6),(7),(8),(11),(12),(13),(16)

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