Joe / Signature

https://www.youtube.com/watch?v=34vasTHBeX0

01.Magic
02.Sex Girl
03.Very Special Friend
04.Friends Don’t Let Fiends
05.Worst Case Scenario
06.Wanna Be Your Lover
07.Miss My Baby
08.Come Get To This
09.Metaphor
10.Love’s Greatest Episode
11.Sensitive Lover

(総評)

Joeの最新アルバム!着実にリリースを重ねる彼ですが、前作はちょっとシーンに迎合しすぎたのか、本来のセクシャラスでメローな面が抑えられていて、何か足りないなーっていう感じのアルバムだったのですが、ここではその不振を払拭するすばらしいアルバムに仕上がっています。しかも本作は、Joe本人によるセルフプロデュースと、Joe自身の歌を一番よくわかっているJoshua Paul Thompsonによるプロデュースという間違いない布陣になっていて、最高のR&Bバラッドアルバムに仕上がっています。
1曲目「Magic」のインパクトがある名曲バラッドっぷりもさることながら、よくJoeを理解しているJoshua Paul Thompsonが3曲目「Very Special Friend」でやさしく美しい曲を披露してくれたりと、9曲目「Metaphor」では、得意のギターですばらしいサウンドを展開したりと、適度にピックアップする曲がありつつ、他の曲もアルバムに統一感を持たせるつくりになっていて、アルバム全体を通して、R&Bバラッドアルバムとしての完成度の高さを感じさせてくれる一枚になっています。ここ最近のJoeの作品としてもかなり上位に食い入る作品になっています。無駄がない彼らしさを追求したコンパクトなバラッドアルバムです。ただ、もう1曲「Magic」を超えるすばらしい楽曲があれば、名盤になれたと思います。でも、これぐらいのコンスタントさがあるアルバムがやっぱりJoeには似合っていますね。
オススメ:(1),(3),(4),(7),(8),(9)

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