Rahsaan Patterson / Love In Stereo

01.Treat You Like A Queen
02.Sure Boy
03.It’s Alright
04.Do You Feel The Way I Do
05.Friend Of Mine
06.The Day
07.It Ain’t Love
08.Humor
09.The Moment
10.So Right
11.Any Other Love
12.Get Here

(概説)

99年発売のラサーン・パターソンの2ndアルバム。よく、New Classic Soulに分類されますが、どっちかというと、Funky Musicです。It’s A Funky Music!!本当にFunkyなんです。彼をFunkyと言わずして、誰をファンキーといいましょうかっていうぐらいファンキーです。カッコいいです。このアルバム。僕の本当のツボを抑えているアルバムです。気持がいい!本当に気持がいい一枚!渋い曲が好きな人は、買い。
本当に良曲ばかりそろった2ndアルバムです。彼のハスキーボイスさえ気に入れば、絶対に買うべきです!
オススメ:(3),(2),(7),(10),(11)

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MAXWELL / NOW

01.Get To Know Ya
03.LIFETIME
04.W/AS MY GIRL
05.CHANGED
06.NOONE
07.FOR LOVERS ONLY
08.TEMPORARY NITE
09.SILENTLY
10.SYMPTOM UNKNOWN
11.THIS WOMAN’S WORK
12.NOW/AT THE PARTY

(総評)

さ!久々に、本当のお薦め!(今までは?まあまあ、そこは置いておいて)
いいなぁ~とおもうのと、感動するのとでは違うんですよ!薦め具合が。
まず最初に言っておきます。『買いです!』
SOUL&R&B好きを自認する人で、これを聞いて、買いたくならない人はいないでしょう!
Case、Syleena Johnsonに続く今年の必須アイテムです。
MAXWELLの3枚目(Unplugged除く)!1stでNCSの立役者とし「Maxwell’s Urban Hang Suite」をリリースし、その後「Unplugged」で、そのMAXWELLのライブの良さ、エロさを存分に堪能させて、2枚目「EMBRYA」では、完成度の高さを見せつけた!そんな彼の待望の3作目。
2作目では、ある意味、こだわりすぎた面もあって、一般大衆的には受け入れられなかったという面もあったのだが、本作は違う!なんとも、バラエティーに富んでいる。MAXWELLといえば、都会的な音という印象が強いのだが、ソウル臭かったり、ビート音がバリバリ入ってたりと、今までとはちょっと違うのである。でも、MAXWELLらしい~ファルセットや、渋いシャウトや、そういう基本的な良さは変わっておらず、そして、アルバム通して聞くと今まで同様太い芯が通ってるのである。
ほんとくぅ~と叫びたくなることが何度あることか・・・変に激しすぎなく、かといってつまらないほど静かではなく、でも静かな部屋で、気持ちを落ち着けながら聞きたいですねぇ~。もしくは、ベットタイムミュージックってやつかな。一度MAXWELLのこのアルバムは聞いてみる価値ありだと思います!
新たなMAXWELLの世界を体感することでしょう!
オススメ:(1),(2),(5),(8),(9),(11),(12)

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久保田利伸 / Respect(this&that)

(概説)

1曲入りの500円CDです!今回は、久々にボトムのしっかりしたUPPERな曲!いかにも、久保田らしい、彼しかできない一曲!いやー好きです。かなりUPテンポで、元気が出てきます。かなりFUNKYな仕上がり。思わず、晴れた日の朝に、一発聞きたい感じです!かなり楽しい気分にしてくれます。久々に、久保田を堪能できる一曲ですよ!
曲自体は、一曲しかないのですが、何度でも聞きたくなるようなどこか楽しげなリズムに満ち溢れています。ボトムのリズムがしっかりしてて、胸の奥の下の方に、ズシズシ響いてくるし、久保田独特の韻の踏み方もすんなり入ってて、気持ちがいい。スキャットがバックトラックとして効果的に入っていたり、どこか古臭さと今風な感じを混ぜ合わせたバックトラックなど、興味深いです。
歌詞は、久保田が好きなAs One的な内容!この変わらないメッセージ性に込められた熱い想いがあります!ファンとしても、そんな変わらない彼がすごい嬉しかったりします。
これは、4月10日発売予定のNEWアルバムが益々楽しみになってきました!
そして、地味に特典がすごすぎる・・・それは、買った人のお楽しみです!すごいよ、この特典!

Usher / 8701

(総評)

先行シングル「Pop Ya Collar」や「U Remind Me」が好調な売れ行きを示した。Usherの3年ぶりの新譜。僕彼のことあんまり好きじゃなかったんですけど、今回のアルバムはなかなか聞き所が多いので、お勧めしてみました。まず、2曲目「U Remind Me」はバラードとしての完成度たかいっす!やっぱり、すばらしいと思いますわ!ひさびさに、すんなり心に入ってきて、落ち着いて聞ける曲だと思います。サビもちゃんとしてて、正統派という感じですね。
そして、3曲芽「I Don’t Know featring P.Diddy」。かなりカッコいいです。P.DIDDYの声がいるかどうかは疑問ですが、カッコいい曲!と思ったら、最近はまり気味なNeptunesの曲だった。ドラム音にすごい特徴がある曲なんですよ。リズムの刻み方が素晴らしいです。4曲目「Twork It Out」は、やらしぃ~のよ~。チャチャチャという流行の掛け声も使いつつ、なんか押さえ気味なんだけど、それが余計にやらしさ全面に出してます!という感じです。
6曲目「Pop Ya Collar」は、いまどきの音を使ってて、サビも聞きやすい!このALBUMの中でも、一番好きな歌です!踊りてぇ~!おもわず、体が動き出してしまうような、ノリの良さです!
7曲目「If I Want To」いきなりHIPHOPみたいな始まりですが、BabyFaceとジャーメンデュプリの曲です~!いい感じですなぁ~やっぱり。BabyFaceの歌はサビの作り方がいいですね。男女の混ざり具合もいい感じです。8曲目「I Can’t Let U Go」が、カッコいい!ジャーメン・デュプリさすがです。カッコいいんですが、RAPは誰がやってるんだろう?とおもったら、Additional Vocalは、ジャーメン・デュプリ本人じゃん!この一枚でも渾身の一作です!
9曲目「U Don’t Have To Call」は流行のNeptunes(ネプチューンズ)の一曲。彼らの作る歌って、このタタタタタン・タン・タンというバックの音が特徴的なんですよね。うん、まずまず。6~9曲目にかけてのカッコよさはすごいですよ!!盛り上がれます!
11曲目「Can U Help Me」もバラードとしての完成度高し!Usherのどこか優しげな声が自分を包んでくれますよ。2曲目よりしっかりしたバラードなので、こっちの方がいいです。
12曲目「How Do I Say」もバラード!入りがいいです!いいお仕事してますねぇ~。押さえ気味なバラードで、彼の声にピッタリです。淡々とすすむサビがいいですよね~聞いてて和んできます。
15曲目「U-Turn」では最初から盛り上がりを期待させてくれる音なんですが、特別盛り上がる部分はないです。けど、聞かせてくれる。かなり上質のUPものですね。
16曲目「T.T.P.」は、彼が得意な変則的な盛り上がり方いいですよね。TTPというサビがかなり盛り上がります!これも踊りたくなるよぉ~! そして、最後の「Separated」は、締めを飾るに相応しい正統派バラード。声が優しいから、こういうバラードが一番合うと思います。
やっぱり、バラードアルバムとしての完成度は高いです。その中で、チョコチョコでてくるUPテンポな曲が一枚を通して、聞き飽きずに聞かせてくれますね。総合的に見て、完成度の高いアルバムだと思います。バラードアルバムとしては、Caseに遠く及びませんが・・・
彼のバラードは非常に聞きやすくて耳に残るしいいんですが、心に響くか?といわれると疑問符なんですよね・・・やっぱ、一曲ぐらい泣かせるぐらいのバラードを入れないとね・・・
でも・・・ジャケットのシール見たいのはなんですか?なぜ?
そして、ジャケットの中を見て思った・・・やっぱり、あなたは、アメリカではアイドルなんだね・・・素晴らしい(笑)ポーズの数々です・・・☆☆☆☆☆

Luther Vandross / Luther Vandross

もう、大御所ですねぇ~。いつもジャケ写の顔が別人のルーサー君です。深い意味は追求しないで下さい。
しかし、歌は変わらない!ホントこの声がねぇ~いいんですよ。歌の中に、こう変わらない良さというものがありますよね。
目新しい音とか、めちゃくちゃあたらしいプロデューサーをつかったとかそういうのはないんですけど、ものすごいいい出来に仕上がってます。プロデューサーには、BabyFaceが参加してます。
1曲目のシングルカット「Take You Out」から、Lutherの世界全開って感じで、まったりと聞かせてくれます。本当に夜が似合う声をしてるんですよねぇ~。まったりしたお酒飲みながら聞きたい曲です。捨て曲なしで、5曲目「STAY IN NOW」ちょっと新しい音に挑戦してるのかな?でも、全然LUTHERの声の方が勝ってます。Funkyな感じに仕上がってる曲です。カッコいいですよ。7曲目「ID RATHER」一瞬あれ?あの曲とか思っちゃいますが、違います。でも、イントロ似てるよね。
8曲目「How Do I Tell Her」ちょっと異色な感じのするR&B。11曲目「Let’s Make Tonight the night」は、音はボトムが太い感じですが、とっても覚えやすいUPテンポな曲。こういう曲がすんなりできるLUTHERが好きです。 バラードはどれもこれも、LUTHER色をしていて、いいです。ゆったりと聞かせてくれる感じです。そんななか、オススメしたいのは、3曲目の「Bring Your Heart To Time」かな。とても、心地がいい一曲です。
でも、突出した曲というのはなくて、一枚を通してこのLUTHERの雰囲気を是非楽しんでもらいたいですね!LUTHERらしい一枚です。

☆☆☆☆