eill | ただのギャル (form “BLUE ROSE TOUR 2022” at 豊洲PIT)

eill 1st Album「PALETTE」に収められている注目の楽曲である「ただのギャル」のライブバージョン。絶妙に音の使いの違いや、ダンスに合わせた楽曲のリズミカルで重いビートがきいた感じもカッコよくて、アルバムとはまた違ったカッコよさを感じることができます。eillちゃんのダンスのキレもよくて、いつものGANMIを従えてのダンスがこの曲をよりシャープでカッコよく盛り上げていきます。特にイントロの音使いがR&Bっぽいシンセな音がたまらなく大好きなんですよね。こういう80年代から90年代のR&Bが多用した音をまた使ってくれているのも、なんかたまりません。最初のコメントから最後の笑顔まで見ていて聞いていて楽しい一曲です。3大都市以外でのライブはまだあまりないのですが、今後ツアーも予定されているので、ライブが楽しみになりますね。

こちらは、アルバムが出た後に公開されたMV。eillちゃんらしさが感じられるコケティッシュな雰囲気も感じさせつつ、可愛さとダンスでのクールがうまく混ざりあっていて、素敵なMVになっています。周りのダンサーさんも個性的でみんなに視点が移るところも、何度も見たくなります。

【302】[feat. Tani Yuuki, 菅原圭] Cheers / MAISONdes

MAISONdesのあたらしい住人はすでに有名などこか情緒的な歌声のTani Yuukiと、どこかボーイッシュな歌声が魅力的な菅原圭の二人による軽快な乾杯ソングです。楽しい乾杯というよりも、ゆるくお互いの疲れや重しを置いて乾杯しようという、今の閉塞的な世の中での乾杯にあっているような逃避的な面もある癒しを求めたような楽曲で、この二人のちょっと気だるさや情緒的な歌声がこの楽曲の雰囲気によくあっています。本当にこういう人選の妙を毎回感じさせてくれるがこのMAISONdesの企画のすごさだなと思います。

米津玄師 – M八七  Kenshi Yonezu – M87

ひさびさの米津玄師の一曲は、映画の主題歌ということで、タイトルもそれに合わせたつけ方になっていて、米津さんなりの主人公像を歌っているんだと思います。こういう荘厳な雰囲気のメロディーは、米津さんの世界観が良くでていて、感動させられます。映像も映画的な雰囲気で現実ではありえない部分もありながら、映像としてのクオリティーが高い作品に仕上がっています。

くじら – 抱きしめたいほど美しい日々に(Official Video)

ボカロPのくじらさんのセルフプロデュースです。柔らかい歌声のくじらさんの作り出すメロディーが心地よく耳に残ります。プロデューサーとして有名にはなりましたが、シンガーとしてのポテンシャルの高さにびっくりさせられます。サウンド的には軽快さの中に美しい音遣いが織り交じっていて、勢いと清廉さも感じるような曲です。
かわいらしい女の子のキャラのMVもなんかずっと見ていたくなりますね。

サボタージュ (VS. ALI) / TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA

ALIと東京スカパラダイスオーケストラという盛り上がらないわけない組み合わせの一曲。まるで対決するように歌い楽器を奏でる姿が、かっこいいし、サビでは思わず体が踊り出すようなかっこいい一曲です!お互いがSwingし即興で演奏しながら、盛り上がっていくのがたまらないですね。ALIはお洒落でかっこいい曲だけじゃなくて、こういう泥臭くて盛り上がる曲もできるのがいいんですよね。