Ja Rule / Pain Is Love

(総評)

Ja Ruleの3作目!充実した3作目。しかもFeaturingアーティストが素晴らしい!「Missin You」がHITしたCaseを筆頭に、J-Loや、Missy Elliott、2pacと素晴らしい面々が参加しています。どっちかというと、コアなHIPHOPファンからは、嫌われがち?なJa Ruleなんですが、僕は、ナッティープロッフェッサー2のOST参加以来、他のHIPHOPでは中々見られない明るい感じの曲調が結構好きです。特筆すべきはやなり、3曲目「Livin it Up feat.Case」!やっぱりCaseかっこいいですねー!
HIPHOP初心者には、オススメの内容ですね~。とても、聞きやすく、キャッチ-な曲が多いので、聞き飽きないと思います。Caseや、J-Loの曲で見せたカッコいい曲を作る実力は、そうとうなものであると思う。今後こういうREMIXや、曲作りの仕事が増えることは、間違いない。今後に期待が持てるアーティストである。
オススメ:(3)

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Delighted Mint / テキトーな奴ら

(概説)

ついに、でました!DMの新曲!もう、去年の年末のライブではまってしまった!サイコーにライブパフォーマンスのカッコイイ人たちです。新曲もノレル感じで、ぜひ、ライブで聞きたい一曲!タイトル曲「テキトーな奴ら」は、このまま夏まで突っ走れ~って感じです。そして、CW曲の「LOVE AGAIN」は本当に音がかっこいいんですわ!好きだなぁ~。絶対お薦め!
ちなみにインディーズですので、それなりのお店にいかないと買えません。(RCIP-0038)

KICK THE CAN CREW / イツナロウバ

(概説)

またまた、キックの新曲が出ました。すごい夏らしい歌です。もう、夏の浜辺で聞きたい感じかな。ノリがいいのは、もちろんなんだけど、どこか儚げな感じがすごいいいんです。
「愛しい人に告ったり 告られたり 笑ったり泣いたりするその間に、無常にも時は過ぎ去っていってしまうのみだ だがまた晴れたら この仲間で あの時間に この場所で」
というフレーズが最高に好き。あぁ~、なんか、そういう気持ちわかるなぁ~と思います。なんか、過ぎ去ったものへの哀愁というかそういうのがね、ただの夏の歌にしてないんですよ!でも、タイトルは、「It’s not over」のカタカナ表記!つまり、あきらめるな、まだまだこれからだぞ!という感じの意味です。そうやって振り返りながらも、人生って前に進んで行くんです。
そんなことを聞いてて考えてしまいました。楽曲は、もうKICKお得意の感じで、一度聞いたら、忘れられませんよ。ホントカッコいいから、一度聞いてみな!チェックしときな!
カップリングは、本当にリリックが面白いですよ!笑いたくなります。やっぱり、彼らは今後、要注目!

KICK THE CAN CREW / ONEWAY

(概説)

アルバム「VITALIZER」からのKICK初となるリカットシングル。この曲の良さについては、アルバム紹介で語り尽くしましたが、このついて来い!っていう力強いHOOKに、やられてします。どこまでもついていく!KICKについてくぞ!そして、今回はHANDSと、マルシェのライブバージョンと、ROCK TEEによるREMIXが入っていますが、このROCK TEEのREMIXはやばいです。かんりトラックがカッコいいです。FUNKをうまい具合に導入していて、KICKの今までの曲にはなかったカッコよさを持ってますね。
あいかわらず、LIVEバージョンでは、トークが面白い。4曲中2曲がアルバムに収録されてるけど、残り2曲のために買っても十分楽しめると思います。

曲紹介

01.ONEWAY

力強く「ついて来い!」といってくれるKICKの3人にどこまでもついていくよ!といいたくなる曲。歌詞は、決して元気付けてくれてるわけじゃないけど、自分の信じる道への一歩を上からKICKの3人が引っ張っていってくれるような感覚を覚える。すごい心の側にある曲です。

02.HANDS

僕みたいな日本の端にいる人には、なんか嬉しい曲。これを聞いてると、ふとKICKの3人に元気を与えられるそんな人になりたいなと思う。

03.マルシェ ROCK-Tee’s mo’raw-funk remix

ブリブリにカッコいいFUNKトラックの上で、KICKの3人の声が暴れまわります!こいつは原曲には無かったカッコよさをもった曲です。最後の終わり方も最高にカッコいいです!スクラッチがいい感じにかかってます。

04.マルシェ live at zepp osaka, 24 dec, 2001

「イツナロウバ」に続いて2回目のライブバージョン!最初の1分ぐらいのトークがいい!おもしろい!このトークを聞きにいくだけでもおもしろいんですよ!KICKのライブは!クリスマスカラーの3人が見たかったなー。そして、よく日付をみると2001年12月24日ってことは・・・うーん、「クリスマス・イブRap」の方が味があった気がするのだが~。まーどっちでもカッコいいからOK!

Angie Martinez / Up Close & Personal

01. Heart And Soul (Interlude)
02. New York, New York – Featuring Prodigy And DJ Clue
03. Every Little Girl – Featuring The Product G&B
04. Coast 2 Coast (Suavemente) – Featuring Wyclef Jean
05. Ladies & Gents – Featuring Snopp Doggy Dogg
06. Gutter 2 The Fancy Ish – Featuring Busta Rhymes
07. Back To Cuba (Interlude)
08. Live At Jimmy’s – Featuring Big Pun, Cuban Link, Domingo & Sunkiss
09. Silly N***az (Interlude) – Featuring Uneek
10. No Playaz – Featuring Lil Mo’ & Tony Sunshine
11. Breathe – Featuring Mary J. Blige & La India
12. Live From The Streets – Featuring Jadakiss, Styles, Beanie Segal, Kool G Rap & Brett
13. Go!! (M********a)
14. Thug Love – Featuring Fat Joe & Lazie Bones
15. Mi Amor – Featuring Jay Z
16. Ladies Fight (Interlude)
17. Dem Thangz (Dem Thangz)
18. Coast 2 Coast (Suavemente-Remix) – Featuring Wyclef Jean

(総評)

ひさびさに、HIPHOPの新人さんで、紹介したい人!まずは、ジャケットをみて、綺麗な人だなぁ~と感心し、そして、曲のRAPを聞いて、ビックリし(結構だみ声)、そして、ラジオのDJだということでも驚くんですねぇ~。そして最後にWyclefや、Jadakissや、Kool G Rapや、Jay Zやら、Lil Moやら、Snoop Doggy Doggや、DJ ClueというGUEST陣の素晴らしさに涎をたらすことになるんです。上の曲目のfeatアーティストを見てください!豪華というほかありません。すばらしいです!
これだけの人を集めたら、そりゃ~音もよくなるでしょう~。想像つくでしょう?
ラジオDJが・・・出したCDなんて・・・という声も本国ではないわけじゃないけど、これだけのGUEST陣を呼べたことこそ、彼女の本当のDJとしての力だと思います。そして、彼女自身のRAPも、結構いいんですよ!
特筆すべきは、やはり、Wyclef Jeanとの一曲「Coast 2 Coast」!これはカッコいいです。ラテン系の音に彼女とWJとのRAPがいい具合に絡んでいって、おもしろい一曲になってますよ。最初の音でもってかれてしまいますよ!3曲目の「Every Little Girl」その切ない音が耳に残ります。ProductG&Bというのは、かなりいい音使いをしますね。こういう音はたまらなく好きです。HIPHOPというのは、あかるい曲が多いんだけど、やっぱこういう、たまにある切ないカッコよさというのは、本当にカッコよく感じます!「08.Live At Jimmy’s」は、ラテンテイスト満載の一曲!もう、陽気な気分になっちゃいます。楽しい曲!これには、今は亡きBig PunがFeat.されてますね。フラメンコでも踊ってやろうか!っていう一曲。10曲目は注目アーティストのLil’MoをFeat.した『NO Playaz』!この曲は、R&Bの楽曲として完成度が非常に高いですね。うん。素敵。Lil’Moの声がかっこいいよねぇ~!サビが素敵な曲です、ついつい聞き入ってしまいます。TonySunshine(男性)の声が入るタイミングも絶妙で、一曲としての完成度は非常に高いですね。こうFeat.が多い曲というのは、いいとこ取りができて非常に完成度が高くなるのでいいですよね(一人が無理に全部歌わないという意味で)!11曲目はなんとあのMary J BligeをFeat.してるんですねぇ~!すごい!でも、楽曲的には、10曲目とかにはかないませんね。でも、Maryの存在感は抜群です。13曲目は、疾走感がある楽曲!もう、かっこよさを前面に出してます。ほんと、なんか畳み掛けるようなRAPがカッコいいです!14曲目もやばい・・・HIPHOPの良さがよくわかる一曲。このサビでの男性のちょっとけだるいRAPがいいんですよね。HIPHOPというのは、サビでのインパクトでその曲の良し悪しが大体決まってしまうのですが、それがモロに出てる曲。男性の声がなければ、何ともない曲なんだけど、その男性の声のインパクトがたまらない曲です。
17曲目も、あぁ~なんかちょっと男性の甲高い声をつかった、今の流行のHIPHOPのサビの作り方ですね・・・Neptunesとかが好きだろうなぁ~こういうサビ。
全体的に楽曲の良さが目を引きます!もう、1枚通して聞いても飽きがこないというのは、すごいものがあります。音やリズムがかっこいい!ほとんど全ての曲が最初にRAPで始まるのも、カッコよさを引き立ててますね!
ひさびさに、HIPHOPのアルバムで一枚通して聞ける!すばらしい一枚だと思います!音はカッコいいし、ノリはいいし。絶対にもってて損はないです! 様々な客演の顔が垣間見れて、いろいろなHIPHOPを楽しみたい人にはもってこいの一枚ですね!

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