01.Intro
02.My Lovin
03.Benz
04.Crunk Towns
05.Whoa
06.Ridin
07.Sunday
08.Gig
09.Beautiful Girl
10.Finally – Interlude
11.Tonight
12.Karma
13.Relationships
14.Talk To You
15.Wish You Were My First
16.Mamed
17.Pamper You
18.Outro
(総評)
インディーソウルで2006年話題となったの男性ボーカルグループ!Ramzi, D.G., Hollywood, Poohからなるヒューストンの4人組ボーカルグループ!ボーカルグループらしいアップもスローもミッドテンポも全て楽曲が揃った一枚。もちろん4人の分厚いコーラスワークと、テナーとバリトンによる二枚リードが、これでもかと歌い倒してくれます!サウス系のアップもかなり様になっていて、若手らしい勢いもありながらも、なんといっても素晴らしいのが、後半のバラード攻勢!バリトンテナーと分厚いコーラスがお互いに盛り上がりこれでもかと歌いまくります。こういうグループ物待ってました!って感じです。
イントロやInterludeでは、少し彼らの歌の濃さを垣間見せてくれますが、やっぱりすばらしいのは、後半の11曲目「Tonight」から始まるバラード群!12曲目「Karma」と立て続きにいいバラードが続き、14曲目「Talk To You」では、前半のサウス調のアップとは違うノリ易い気持ちがいいミッド曲を披露し、15曲目「Wish You Were My First」で、美しくかっこいいピアノとギターのトラックに合わせこれでもかと歌の分厚さを見せ付けてくれます。そして極めつけは17曲目「Pamper You」でのパワフルなバリトンボイスには、もうこんな後半でここまでするか~って思わず唸るほどに、激しいシャウトでバラードを盛り上げてくれます。そして、最後はみんなのおしゃべりで終わりかなと思わせるOutroなのですが、これが軽く裏切ってくれる激熱唱!このOutroでの熱唱が一番凄すぎます。この後半聞くだけでも、十分買う価値はあります!前半もところどころに「Sunday」など面白い曲調の曲があって、楽しませてくれますし、サウス調のアップが苦手な人も多いかもしれませんが、この後半は必聴です!
後半にバラード攻勢はとても素晴らしいのですが、曲数が18曲と多めなので、前半のサウスがずっと並ぶのはちょっと飽きが来るかもしれません。まあ、そこのところは、若いグループらしくアップをたくさん入れるのは大事なのだよねと思うので、全体的なアルバムの構成とかは、今後に期待かなと思いますし、楽しみですよね!ただ、前半から本格的な歌声の良さを発揮するバラードをもう少しイントロ以外で入れてもらえば、一気に引きつけられてそのままもっとアルバムとして通して楽しめたのではないかと思います。ついつい後半ばかり聞いてしまいそうになるアルバムです。それぐらいに後半のあま~い激唱バラード群が凄すぎるのです。圧巻です・・・
ちなみに、インナーのトラックリストは11曲目と10曲目が入れ替わってます。
2006年やっぱり聞いておくべきグループ物の一枚ですよー!
オススメ:(17),(15),(10),(11),(12),(14),(15),(17),(18)