藤井風 / へでもねーよ

こんな世の中を吹き飛ばすようなシュールでかっこいい力強さと渋さが光る歌い方で、聞かせてくれます。こういうリズムがぐっとシャープでかっこいい曲では、思わず聞き入ってしまいます。一転して、柔らかく歌い上げたり強弱のつけ方がたまりません。

藤井風さんは、言葉の選び方が独特でいてすっぽりとそのメロディーに言葉がはまる感じが、本当にあり得ないぐらいすごいと思っています。何よりどの曲でも、歌詞が耳に残るし、その意味を考えたくなるようなアーティストです。

詩から言葉を考えさせるアーティストっていうのは本当に稀な存在で、歌とその言葉が強烈なインパクトを持って聞き手を呆然とさせてしまうような強さがあります。

彼は、もうすでに特別な表現力を持ったアーティストの一人になっていますね。生のライブで見るべきアーティストの一人です。

藤井 風 (Fujii Kaze) / キリがないから

不思議な世界観をメロディーとサウンドが、クールでいて怪しげな魅力を秘めています。今壁にぶち当たっている人たちの背中をドンと押してくれます。MVでもロボットが不思議な演出に加速度を付けてくれています。ちゃめっけがある藤井風さんの表情も見ていて引き込まれます。

出す曲出す曲で様々な表情を見せてくれる、まだまだ引き出しを持っているように感じさせてくれる魅力と実力を兼ね備えたアーティストです。次にでるアルバムが本当に楽しみなアーティストです!

藤井風 / 優しさ

藤井風さんの温かさに包まれる「優しさ」という新曲です。心に寄り添うような温かみのある歌声が響きます。心で触れらる感じられるやさしさは人それぞれ違いますが、人の優しさから感じるいろんな感情を彼の言葉で、その心に通じた優しさを歌ってくれています。

感情に訴えかけれる歌が歌える稀有なアーティストだと思います。

藤井風(Fujii Kaze) / “何なんw ”(Nan-Nan)

藤井風さんのソウルフルな歌と、素敵なピアノ音色が奏でる中に、岡山弁のパワフルなフレーズが突き抜けて気持ちがいい一曲です。周りでいろんな人が踊り、一人の人をどこか厳しく、どこか優しく包むように何かに様々なモノに見守られている雰囲気がある独特なPVの世界観が面白いです。方言で思いっきり歌っているにもかかわらず、R&Bなサウンドにマッチしているのが本当に面白いですね。日本語ってこんなにアレンジできるんだって改めて驚かされます。

彼は、YOUTUBEにカバー曲を挙げていて、私の大好きなBill WithersのJust The Two Of Usも歌っていてぜひ聞いてみてほしいです。これからが楽しみな男性アーティストがひさびさに出てきた感じですね。