iTunesで限定でリリースされているSugar ShackのLL BROTHERS と Full Of Harmony と HI-Dというストリートを主体とするR&Bを明瞭期から支える3組が織り成すサウンドはNew Jack Swing!彼らが好きな音楽をそのままパッケージしたような新鮮な心地よさと、懐かしさが同居する素敵な一曲に仕上がっています。やっぱりこういう曲調をできる人たちが日本にいることは本当にありがたいと思えます!お互いがいい味わいを感じさせてくれます!
「Vocal Group」カテゴリーアーカイブ
IBU / Inspired By U
01.Candy Cane
02.Love Is All Gone
03.Let Me Make It Clear
04.Compromise
05.Broken Record
06.911 Emergency
07.Let’s Not Burn The Bridges
08.Do It Right Tonight
09.My Baby
10.Still In Love
11.Like Water To The Sea
12.Dying Inside To Hold You
(総評)
IBUが2ndアルバムをドロップ!これが曲の水準が前作とは比較にならない完成度です。美メロだけじゃなくて、聞きやすかったりアップテンポな感じのメロディーもさりげなく聞かせてくれていて、特にハーモニーのうまさはここ最近のボーカルグループの中でも一つ抜きん出ています。アルバムは、本当に幅広くと、R&Bのミッドテンポなかっこいい楽曲から、R&Bバラッド、オーソドックスバラッド、そして、ブルーソウルサウンドまで、曲ごろにいろんな雰囲気を感じさせつつも、しっかりとその歌のうまさで、ひとつのアルバムへと纏め上げています。さらには、前作までにはなかった、アップサウンドなどで見せるかっこいいメロディーの歌いっぷり!さらにはシャウトやフェイクも一昔前のメジャーのR&Bボーカルグループとひけをとらない水準です、今では数少ないCDが出せるすばらしい実力をもったボーカルグループではないでしょうか?
なんといっても、「Love Is All Gone」での流れるような歌とそこからのフェイクのみごとさには心打たれます。ほかにも、1曲目「Candy Cane」でのダンサブルなかっこよさ!5曲目「Broken Records」でのメロディーの見事と、6曲目「911 Emergency」で見せる楽曲的な斬新さは、本当に2009年の楽曲の中でもひとつ飛びぬけたかっこよさを持っていますね。本当にボーカルグループ不遇の時代において、このグループのがんばりはすばらしいのです。もう一度、こういうグループに光をあてて、まっとうなR&Bボーカルグループが復興を願うばかりです!
R&Bが好きな人には、マストアイテムですよー!
オススメ:(2),(5),(6),(1),(9),(10)
続きを読むH-TOWN / Knockin Your Heels feat.K-CI, JOJO, DEVANTE, DALVIN
ついについに、OFFICIAL VIDEOが
全員総出演!贅沢ですよー!
H-TOWN / Knockin Your Feels (feat. Jodeci)
これはすごいfeatですわー。なんだろう~?昔の曲?
じゃないよねー、だったとしたら、これはすごすぎる。
Brutha / Brutha
01.Bang Bang
02.I Can’t Hear The Music featg.Fabolous
03.She’s Gone
04.Set It Off
05.Like This
06.Afraid Of Love
07.Ghost
08.What If
09.Just Being Honest
10.Make You Love I
(総評)
GRADY, PAPA,JARED,JACOB,Anthonyからなる5人組ボーカルグループBRUTHAのデビューアルバム!本当にメジャーシーンでは久しく出ていないボーカルグループが2008年ごろから、Day26とこのBRUTHAと出てきてくれて、一気に加速してきた感じがします。あとはその勢いに実力が伴ってくれれば!って感じなのですが、このBRUTHA!MYSPACEで曲を公開していた頃から、その歌の実力はすばらしいものがありました!特に3曲目「She’s Gone」は2008年の名曲といっていもいいほどに見事な一曲です!このようなボーカルグループ本来の見事なコーラスワークをいかせる楽曲にデビュー盤から出会えたのは、彼らの幸運でした。それ以外にも8曲目「What If」でも、コーラスグループだからこその見事なフェイクやコーラスとの掛け合いをみることができます。2曲もすばらしい曲があれば、ボーカルグループもののデビュー盤としてはすばらしいのですが。ちょっと残念なのが他の曲たちで、NE-YOなどいまどきのプロデューサーがガッツリ絡んでいながらも、彼らもここ最近ボーカルグループの需要が少なかったからか、BRUTHAのボーカルワークを生かしきれていない楽曲が正直多いです。プロデューサーも一昔前の人の方が、いい味を出している感じに仕上がっていて、今後プロデューサーたちもボーカルグループとの仕事を増やしていくことで、シーン全体がまたボーカルグループの復権が図れるのではないかなと思います。
そんな中でもCornaBoyzが絡んだ3曲目、8曲目のボーカルグループ然としたつくりには目を見張るものがあります。この方向性でいければ、今後名盤を残す可能性がある期待を持たせてくれるボーカルグループの登場です!
オススメ:(3),(8),(1),(6)