90年代R&Bが大好きな人にとってはたまらないカバーになっています。XGの楽曲は歌唱力というよりはサウンドで聞かせるところが多いと多いのですが、このMVでは3人それぞれが、本当に自分の色出しながら高い歌唱力を聞かせてくれています。最初にK-POPのKriz – Bad (ft. WOODZ)というR&Bの素敵な楽曲で始まるのですが、K-POPというと今は過激で奇抜な曲調が主流ですが、本来の潮流はこういう本格的なR&Bサウンドなのですが、これをしっかり感じさせてくれて、うまくカバーで自分なりに表現していて、素敵です。そこから、StingとMichael Jacksonや、さらにTLCのカバーを次々と見せてくれていながら、90年代のR&Bへとつなげていて、個性的なそれぞれの歌の魅力も感じさせてくれていて、うまく1つのMVとしてつなげているところも魅力的です!
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(G)I-DLE – I DO
88rising所属のK-POPグループ(G)I-DLEのI DOのMVが面白かったのと、メロディーがK-POPというよりはR&Bらしさをより感じさせる曲で、ストレートなR&Bバラッドな雰囲気が心地よい一曲です。MVもくしゃみをするたびにメンバーが入れ替わりつつ、なんかシンプルなストーリーなんですが、ついつい見いってしまいます。最後はちょっぴり寂しいですが、途中の二人の無邪気な感じが見ていて楽しいです。I DOの歌詞もストレートに自分を向いてほしい気持ちをぶつけています。
こちらは、別バージョンで、歌詞の世界観にすごい近いんじゃないかなと思います。
Citizen Queen – So Special (Official Video)
K-POPは女性ボーカルグループ全盛の時代ですが、USでもFLOなど多くの新しいアーティストが出ていて、その中の一つ、Citizen Queenです。Kaedi Dalley, Cora Isabel, Nina Nelson, and Kaylah Sharveの4人なのですが、非常に歌が上手で、4人とも多国籍な雰囲気で多様性がよく見られる魅力的なグループです。本当にフェイクも上手でシャウトでも力強くて、表現力も豊かなので、いろんな曲を聞いてみたくなります。彼女たちとBoyz Worldとが今USでFLOの次に期待しています。
XG – GRL GVNG (Dance Practice)
通常であれば、下のOfficial MVの方を紹介するのですが、このDance Practiceがあまりにすごかったので、こちらの紹介。これほど椅子をうまく使ったダンスは見たことがないです、一糸乱れぬところもそうですが、配置が複雑に入り組むのに、最後きちんと揃ったりと、どんだけの練習を組めばこれほどになるのかが想像がつきません。XGの楽曲はRapと歌のバランスが絶妙でいて、このRapと歌の融合の複雑さも一度聞いただけではわからないところも魅力の一つであり、さらにこのダンスの多様さも加わって、見ていても聞いていても面白いです。じっくり見てみてほしいです。
OFFICIALのMVの方では、近未来的なメタバース的な架空のキャラクターになったXGのメンバーの衣装が印象的でいて、その衣装やメイクをじっくり見たくなります。パワフルなリリックと力強いサウンド、ダンスで女性グループとしての強さを前面に出していて、自立したかっこよさを感じさせてくれます。
NewJeans / Cool With You
今回のEPの中でも最もUKガラージの要素もいれつつR&B的なメロディーの組み込み方が感じられるCOOL WITH YOUは、本当にストレートに愛を歌いながら美しいメロディーを紡いでくれます、聞いていて5人の歌声の透明感が本当に心地よいです。何よりもサビの美しさと、つぶやく様なフレーズとの対比が心地よいです。
今回のMVは、チョン・ホヨンとトニー・レオンの出演しており豪華なMVとなっていて、ストーリー性があって、ギリシャ神話の「プシュケとエロス」をアレンジしているといわれていますが、本当の愛を見るけるためにお互いを探し求める様や、突然愛する者がいなくなってしまうこの神話のストーリーをMVでも表現していて、男性姿をした愛のキューピッドでもあるエロスを女性としてチェン・ホヨンが演じ、プシュケを男性としているところも面白いですしSideAの雨で姿を見えるようになり愛するときを過ごす二人の幸せな雰囲気から、二人の恋路を邪魔をするアフロディーテをトニー・レオンとして、愛(姿)を見えなくする力を見せるところなど怪しげな力を見せるところや、チェン・ホヨンの切ない表情の雰囲気で引き込まれます、MVの構成の巧みさも何度もこのMVを見たくさせます。NewJeansはその行方を見届ける役割となっています。
Side Bでは、NewJeansのクラシカルで美しいダンスも見ることができます。さらにGet Upの曲も聞けます。衣装も曲の雰囲気にあっていて
Performance Verでは、激しくも美しい伸びやかなダンスを披露していて、こういう曲調に合わせてダンスも歌も多彩な表現をできる表現力は、一歩抜きんでているように感じます。これも人気が出そうな手を組み合わせて踊るところは、おもしろいですね。