Eric Bellinger – Type A Way (ft. Chris Brown & OG Parker)

Eric Bellingerは、本当に多作な方で、毎年といっていいほど新譜をだしているんじゃないかなー。HIPHOP色を前面に出していますが、こういうノリのいい曲から、スムーズなバラッドまで多彩な楽曲を届けてくれます。

Cris Brownの使いどころもやっぱりいいっですよね。

Desmond Dennis – How You Gonna Act Like That ft. Tone Stith

まさかTyreseの名曲をここまで見事にカバーする人が現れるとは。ライブでカバーする人はいても、MVを作ってしかも二人で見事に歌い上げるなんて、さすがです。こういういい曲を愛してカバーしてくれる人が現れるのは本当にありがたいことです。なによりもDesmond DennisとTone Smithの二人の掛け合いが見事です。Tyreseはパワフルに圧倒するような歌い方ですが、まさに感情に訴えかけるような感情豊かに歌い上げていきます。MVも実に忠実に再現していて、床に座って歌うところなんて思わずニヤっとしてしまいます。

ここまで見事だと、元曲も紹介したくなりますよね!こちらもぜひ。

三浦大知 (Daichi Miura) / Backwards -Music Video-

三浦大知君の最新のMusic Videoです。ダンスのクオリティーが素晴らしいです。これほどに完成度が高いダンスも、Nao’ymtさんの新鮮な楽曲もかっこいい!また新たな一面を感じさせてくれます。

何よりも、ダンスの変幻自在さは、凄すぎます。緩急自在に踊り、ぴたりとそろったと思えば、それぞれが効果的に動き回り楽曲を華麗に彩っていきます。まさに職人技ともいうべきダンスの完成度です。今までで最高速度なダンスがあったと思ったら、思わずまねしたくなるような手の振りがあったりと何度もビデオを見返したくなります。変幻自在とはまさにこのダンスのためにあるような言葉です。Nao’ymtさんのどこか浮遊感と疾走感があるリズムに見事に載せて歌い踊り上げていきます。大知君が歌うと、Naoさんの楽曲に芯が通るというか、その力強さに耳を傾けてしまいます。歌詞の世界観も言葉選びが今回は面白くて、サビは英語ですが、そこまでの言葉選びがNaoさんだなと思う古風な雰囲気があったり、この一曲で目も耳も心も楽しませてくれる、最高の一曲です!

Yo Trane – Time & Spac

心地よい歌声で優しく歌い上げていくシンガーです。セクシーな歌い方が素敵で、素敵なバラードを聞かせてくれます。MVもシンプルで歌をじっくりと聞かせてくれているのが素敵です。

Rahsaan Patterson / After Hours

01.THE ONE FOR ME
02.I ALWAYS FIND MYSELF
03.SO HOT
04.BURNIN’
05.LOVING YOU
06.THE BEST
07.DON’TRUN SO FAST
08.YOU MAKE LIFE SO GOOD
09.YEAH YEAH YEAH
10.SEPARATE
11.APRIL’S KISS

(総評)

Rahsaan Pattersonの3作目がなんとイギリス名門Domeレコードから発売!ついにきましたよ!常々天才的なセンスをもったアーティストといえば、彼の名前を挙げることが多かったのですが、その独特の歌声を生かし切るボーカルアレンジのセンスと、楽曲もVan Huntなどを迎え、変わらないFUNK+SOULの絶妙なラインを、聞き手の心をくすぐる素晴らしい楽曲の数々!もう今年の名作に確実に加わったなと言える出来の一枚が出てきました!
Rahsaan Pattersonといえば、D’Angelo、Maxwellなどと並び賞されるNew Classic Soulの基礎を築いた人物の一人なので、結構ベテランといえる年を経ていっているアーティストなのですが、あくまで彼は彼らしく彼にしかできない音楽をしていて、常に挑戦的で実験的な楽曲を作り上げます。さらに歌ではシャウト、フェイク、ファルセットを自在に操りながら、今まで聴いたことないようなフェイクのフレーズを絡めたり、自在にシャウトで曲を盛り上げていったり、聞いていてこのボーカルアレンジは何なんだ!っていいたくなるほど、素晴らしい能力を発揮します。Rahsaan Patteronの音楽はRahsaan Pattersonでなければ表現ができないのです。この一枚では、しっかりと彼のFUNKYさと、感情豊かなボーカルが堪能できるようになっていて見事です。彼の歌声は感情の表現者として様々な色を見せてくれて、時に優しくときに激しくFUNKYに歌い上げる様にやられてしまうことでしょう。
アルバムとしてはやはり3曲目「So Hot」のノリのよさがもう最高にFUNKYで気持ちいい!遊び心も加わっていて、聞かせてくれますよ!思わずあまりのよさにヨシって叫んでましたからね。彼の独特のシャウトの仕方や、フェイク、ファルセットが最高に味わえる一曲になっています。この一曲のために買ってもいいですよー。この他にも5曲目や1曲目、12曲目などでもこういう感じを味わえます。でもそういうノリがいいFUNKYな曲があったと思ったら、6曲目の「THE BEST」や、11曲目「APRIL’S KISS」のように優しく美しいメロディーを存分に堪能させてくれる曲もあったりしますし、エロスを感じるようなR&B的なアプローチの4曲目「BURNIN’」のような曲ではしっとりと濡らしてくれます。プロデューサーにもJamey Jaz、Van Huntが参加していたりとProduce陣もしっかりとしていて、もちろんRahsaan PattersonもそのProduce手腕を遺憾なく発揮してくれていて、FUNKYな味わいを出してくれてます!
改めて、SOULとFUNKのよさを感じさせてくれる味のある一枚に仕上がっていて、Rahsaan Pattersonの傑作だった前作「In The Stereo」に劣らない素晴らしい作品です。今年絶対買っておいたほうがいい一枚ですわ。オススメです!
オススメ:特に(3),(1),(2),(4),(5),(6),(7),(8),(10),(11),(12)

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