NewJeansの歌声としては、HAERINちゃんとHANNIちゃんの歌声が楽曲への音の乗せかたとかも含めて好きなのですが、AKMU – Love Leeのカバーの楽曲になりますが。かわいらしいPOPなメロディーなのですが、サウンドへの歌声の乗せかたやちょっとファルセット気味なアレンジも非常に魅惑的です。美しい歌声で、耳を傾けて聞き入ってしまいます。さりげなくフェイクも入れたりして、心地よいカバーですね。
「2020年代」カテゴリーアーカイブ
NewJeans – ASAP
NewJeansのEPの最後を飾るのは、ASAPです。とても幻想的な雰囲気のMVが印象的ですが、それ以上に楽曲がジャンルレスで、サウンドもキラキラしててふわふわした幻想的な雰囲気と、それとまるで対するような歌詞のまたすぐにでも会いたい話したいという歌詞と対比が面白いです。ASAPはas soon as possibleってことですぐにねっていう言葉ですが、こういう短縮したような言葉をさらっと使うところが、彼女たちがグローバルに活躍できているセンスの良さなんでしょうね。金髪にして、どこか妖精のような見た目の彼女たちの雰囲気と最後に出てくるウサギなど幻想的でPOPなMVも面白く、さらに彼女たちの柔らかさや儚い優しい歌声の特徴がうまく曲とマッチしています。Tik tok tik tok tik tokというバックで流れる歌声がずっと耳に残るし、彼女たちの時計を気にしたようなダンスもかわいらしいです。EPの中ではより異色に感じる曲ですが、なんども聞いているうちに癖になっていくような楽曲になっています。
October London – Back To Your Place (Official Visualizer)
Marvin Gayeの生まれ変わりと言っているOctober Londonの歌声は本当ソウルフルで、その表現が大げさではないほどに、よくコンセプトを押さえています。心地よさといい揺れるようなメロディーと70年代風なサウンドもムードがあって、さらにOctober Londonの歌声の伸びやかさもたまりません。アルバム全体を通して彼のソウルフルな歌声とSOULな楽曲で魅了してくれます。
LE SSERAFIM (르세라핌) ‘Eve, Psyche & The Bluebeard’s wife (Rina Sawayama Remix)’ Official Visualizer
Le Sserafimの楽曲を書くアーティストがRemixしているのですが、このRina SawayamaのRemixは本当にかっこいいです。最初は少しカントリーっぽいイントロなのかと思わせたらそこから一気にサビでのクールさがやばいです。けたたましく追い立てるような疾走感のあるバックトラックと、サビのメロディーを完全に変えてRina Sawayamaの歌声が入るところが最高にクールですね。Remixが原曲を超えることはなかなかないですが、これは別のカッコよさがある一曲です。
そして、こちらは、XGがBIBIのInstaに挙げたバージョンを取り入れて完成させたバージョンです。Le Sserafimの基本的なところあまり変えずに、XGのRapをアクセントにしてサビをしっかりと盛り上げていきます。そして、最後のBIBIの独特のハスキーな歌声が最高にセクシーでクールです。彼女だけにしか出せない雰囲気が最高です。最後のそのカッコ良さとは違うかわいらしい遊び心あふれるところも映像で感じられていいんですよね。
[XG VOX #5] XGLEE CLUB (HINATA, JURIA, CHISA)
90年代R&Bが大好きな人にとってはたまらないカバーになっています。XGの楽曲は歌唱力というよりはサウンドで聞かせるところが多いと多いのですが、このMVでは3人それぞれが、本当に自分の色出しながら高い歌唱力を聞かせてくれています。最初にK-POPのKriz – Bad (ft. WOODZ)というR&Bの素敵な楽曲で始まるのですが、K-POPというと今は過激で奇抜な曲調が主流ですが、本来の潮流はこういう本格的なR&Bサウンドなのですが、これをしっかり感じさせてくれて、うまくカバーで自分なりに表現していて、素敵です。そこから、StingとMichael Jacksonや、さらにTLCのカバーを次々と見せてくれていながら、90年代のR&Bへとつなげていて、個性的なそれぞれの歌の魅力も感じさせてくれていて、うまく1つのMVとしてつなげているところも魅力的です!