NewJeans / How Sweet

NewJeansのもう一曲の新曲はHIPHOPテイストと激しいダンスが特徴なのですが、あくまで彼女たちらしいどこか幻想的な雰囲気とPOPな絶妙なテイストのMVとなっていて、彼女らしさも感じさせるカッコよくてかわいらしいMVになっています。ダンスの完成度も高くて、下のPerformance Videoも見てて複雑なHIPHOPらしいダンスでいてPOPさもあってみてて楽しいです。絶妙なR&BやHIPHPOの要素を取り入れ方や、アーティストとしての自然な魅力をみせてくれる曲調やMVのテイストなど釘付けにさせてくれます。

メンバーのへインちゃんがけがをしているので、4人でのダンスとなっていますが、5人のダンスも見てみたいですよね。個人的にはへリンちゃんの歌とダンスがカッコよくて好きなんですが、このPVではショートのハニちゃんの溌剌とした感じが魅力的なVideoです。4人ともダンススキルが高くて、HIPHOPをベースにしてはいるんですけど、ゴリゴリなHIPHOPにならないところがいいんですよね。

NewJeans – Bubble Gum

NewJeansの新曲は日本デビュー曲でもあるBubble Gum!まずは日本語じゃない方のバージョンから。響きがこっちのほうが自然で好きですね、柔らかい中に溌剌とした彼女たちらしい歌声が適度に混ざり合うイントロ前のメロディーからどこか幻想的で美しいサビへのメロディーへの流れが心地よいんですよね。そして、MVでの自然な楽し気に遊ぶ彼女たちの豊かな表情が思わず見惚れてしまいます。何度も見たくなる中毒性があるMVになっています。この世界観が生み出す映像の質感も、歌の作り出す雰囲気もNewJeansだけにしか出せないと思わせてくれます。

泉亮 / Reinvent Oneself

北海道を代表するR&Bシンガー泉亮の3rdアルバム「Reinvent Oneself」がリリース。2ndアルバム以降リリースしたシングル曲も入っていて、タイトル通りに自分をもう一度見つめなおして再構築して作り上げた最高の全10曲からなるアルバム。2024年の幕開けにふさわしい濃厚なR&Bアルバムに仕上がっています。彼の作り上げる言葉には優しさ溢れるメッセージが詰まっていて、その力強い歌声がその想いをまっすぐ伝えてきて心を揺さぶります。アルバムは、泉亮本人の作詞作曲の楽曲がほとんどであり、多彩なメロディーメイカーとしての魅力を感じさせます。そして、Uni-Qreativesのトラックメイカーとして有名なNobuhiro Dendaさんが1、2、4,8,10曲目とアルバムの多くの曲をArrangeで参加していて、サウンドのキーマンにもなっています。さらに札幌を拠点にサウンドメイクや映像制作を行っているJazadocumentが、5,6として参加し、札幌で活躍するShine Relish Organization(Shin)や、Shingo Saito、Rossieなど地元のアーティストと共に作り上げている札幌発のR&Bアルバムになっています。サウンド的にも多彩で近年聞いたことないほどに完成度が高いR&Bアルバムで、ソウルフルで柔らかい歌声と魅力的で一度聞いたら忘れないR&Bなメロディーが堪能できる一枚になっています!個人的には8曲目、1曲目、9曲目が大好きです。StreamingやDownloadでも聞けますが、CDは以下のサイトから買えます。

https://ondoko.ocnk.net/product/4297

なんといっても1曲目のアカペラのイントロから引き込まれる「I’m so sorry」耽美で重厚なメロディーと歌声に引き込まれます。イントロのフェイクの多彩さが見事で、音数少なく始まるのですが、それがよりR&Bシンガー泉亮の歌声の力強さを引き立てています。小さな幸せを失った喪失感を歌う熱がこもった歌声には、ぐっと心を鷲掴みにされます。

2曲目はそのセクシーな歌い上げっぷりが素敵なスローR&B「That thingu you do」では、柔らかくもセクシーさがある大人な楽曲に仕上がっていて、R&Bバラッドをしっとりと歌っていうメロディーからサビに向けて熱を帯びながらフェイクやシャウトを絡めて盛り上げていきます。想い人と重なり合う情景を思い起こさせるような熱を帯びた歌声に惹かれます。

3曲目「Lonesome」でミッドグルーブが心地よい1曲で、サビに向けての力強く歌声とそっと寄り添うような空気感が徐々に広がっていき聞き手を包み込んでくれます。ちょっと淡い感じで歌っていうここまでの熱かったりセクシーな雰囲気とはまた違う秘めた感情を歌に乗せていくおうな表現力を見せてくれます。一人耐えながら生きていく大変さと寂しさとその中でも希望を見つけるられるような歌で、大人になったからこそ、そこに寄り添う空気を感じさせます。

4曲目「Dreamin’」では、ファルセットで、美しくハイトーンの歌を歌っていき、歌声の多彩さも感じさせてくれます。この曲のファルセットは本当に見事で、その美しさに身を委ねて聞き入ってしまいます。夢の中に現れる人を追いかける儚い雰囲気をファルセットを織り交ぜて表現していて、彼だからこそ出せるセクシーさとリアルさを感じさせます。

5曲目は短いけどインタールード的にループサウンドで踊れる「Brighter Days」はアルバムのアクセントとなっていて軽快な歌とサウンドを聞かせてくれます。ここからの爽やかで温かい雰囲気に切り替えてくれます。

6曲目「STAY GOLD」緩やかなメロディーとどこか太陽のような温かい気持ちで聞ける心地よさをもった楽曲です。コロナ禍の頃に制作された楽曲で、その閉塞感から抜け出せるような顔合わせ笑顔を見せあえる場面を思い起こさせ光明が差して心も明るくなるような前向きな音と歌詞も素敵です。ライブで聞くと思わず体を揺らせて一緒に歌いたくなるような曲です。

7曲目「Feel My Soul」はソウルサウンドが明るい気分させてくれる一曲です。Stivie Wonderみたいなソウルフルで日差しや自然の匂いを感じられるような雰囲気をもった楽曲です。自分の周りにある何気ない大切なものに感謝をしながら、歌っているようなそんな大切さが表れた曲ですね。ストレートな温かい歌詞の世界が、聞く人を幸せにしてくれる楽曲で、ライブではHands Up~から一緒に手を振りながら歌い盛り上がります。

8曲目「Sturgeon Moon」はこのアルバムの中でも個人的にも一番大好きな楽曲です!Aメロからサビに流れていくメロディーがR&Bらしくて、サビの流れるようなメロディーとファルセットからのささやくように歌う歌声も美しい。日常にふと悩むような情景を切り取ったような何気ないリリックも素敵で、「過去になるわだち」というフレーズも前に進んでるからこそ感じる表現で好きです。メロディーに歌詞が見事にマッチしてて、艶やかで心地よいメロディーとリリックが溶け合って、聞いていて心地よい曲です。

9曲目「川見日和-暮夜-」R&Bサウンドを中心としたこのアルバムの中でも異色ともいえる合唱曲的な和な雰囲気をもった一曲です、まっすぐに歌い上げる心洗われるようなメロディーとリリックに引き込まれます。夜空に浮かぶ月や星を見ながら、一期一会となるこれまでの出会った人たちとの奇跡とその出会いの未来を感じさせてくれます。この曲は卒業式とかで流れたら最高だろうなと思います。メロディーがシンプルだからこそ歌のうまさを感じることができます。

10曲目「soothing」ソフトなサウンドが包み込んでくれて、人に寄り添って歌う声が胸を打つ一曲です、日々の大変なことに押しつぶされそうなことに耐えながら過ごす人に、荷物を降ろそう、鎧を脱ごうと立ち止まってもよいんだよと歌う優しいまさに癒しとなる一曲です。人とのつながりを改めて感じて作り上げた楽曲で、聞く人の心を癒してくれます。

それぞれの楽曲の歌詞は以下のリンクから見ることができます。ぜひリリックも素敵なので見てみてください。

Reinvent Oneself by 泉 亮 | TuneCore Japan (linkco.re)

[Meteor] / Cosmic Pleasure

Meteorの今までの楽曲のイントロや音を再構成したEPがリリースがされました。どの曲もR&Bの楽曲としての水準が高くて、スローでセクシーな楽曲に濃密なハーモニーが絡み合います。3人がそれぞれの異なる声質をうまく引き出していて、重厚な楽曲の雰囲気がR&Bとしての魅力をより強めてくれます。さらに、ゲストが豪華で、まずはJineからNao’ymtさんとJunさんを招いて、プロデューサーとしても有名なShingo.Sさん、MANABOONさん、Daisuke ”D.I” Imaiさんとさらに、Neighbors Complain、同じ所属のChronostasisと、多彩なゲストを招きサウンドプロデュースも多彩で、3人の濃厚なコーラスワークの圧倒的なパワーに負けないサウンドの多彩さがアルバムの骨格となって一気に1枚を聞けてしまいます!曲間も考えられていて、シングルとは違って、スムーズに次の曲にいくように曲間をなくすなどついつい通して聞いてしまう工夫もされています。

1曲目「Reincarnation」のというスムーズなメロディーが心地よい一曲!艶っぽさの中に熱を込めた3人のコーラスワークと、シャウトを絡めながら盛り上がっていくところは胸を締め付けられます!まさに直球なR&Bを届けてくれる最高のグループですね。Shingo.Sさんにプロデュースで、90年代後半から2000年代のボーカルグループを地で行くような熱唱に胸が熱くなります。
2曲目「Magnetic」では、日本のボーカルグループの中でも過去最高のR&Bグループのメンバーであり最高のR&BプロデューサーであるJINEのNao’ymtさんを迎えて新しいR&BグループMeteorが一緒に歌うというのが心を熱くさせます。Nao’ymtさんらしいプロデュースの楽曲で、Nao’ymtさんの特徴的な流麗なファルセットとシャウトが心地よく響き、そこに3人の厚みのあるハーモニー重なり4人の歌声によって素晴らしい楽曲へと昇華させていきます。
3曲目「My Dear Love」でも実力派R&BバンドNeighbors Complainと作り出す熱すぎるボーカルが絡み合うスローバラッドを聞かせてくれます。情熱的なボーカルの掛け合いの中を、スマートに演奏を聞かせるサウンドのクールさも相まって、ボーカルの熱がますます熱く盛り上がっていく最高のR&B Balladです。
4曲目「Free To Try」では、重厚なミッドテンポなサウンドに濃密なボーカルが絡み合うハーモニーが唯一無二の魅力をたっぷり見せつけてくれます。ここまで濃厚に絡み合うハーモニーをきかせてくれるグループは今USでもなかなかいないんじゃないでしょうか。
5曲目「Crazy」彼らのデビューシングルでもある一曲で、コーラスワークがとても丁寧で濃厚でボーカルグループとしてのデビュー曲からの完成度に驚かされます。Talk Boxの使い方がR&Bらしくて痺れますね。シンプルなサビのメロディーが心地よい一緒に歌いたくなるような伸びやかなシャウトも最高ですね!
6曲目「Not Again」こちらは、Jineの熱きボーカリストJunさんを迎えての一曲です。Nao’ymtさんとは違って、4人とも熱い熱唱するボーカリストなので、この4人で濃厚な競演には唸るしかできませんね。熱唱する4人のシャウトの応酬には圧倒されます。ただただ聞き入るしかない心地よさがありますよね。
7曲目「Take It Slow」美しいサビのメロディーに耳を奪われるような一曲です。 サウンドプロデューサーでもありピアニストでもあるMANABOONさんを招いて作り上げる美しいサウンドプロデュースがこのメロディーの美しさを引き立てています。どこか苦し気に切なく歌い上げる最後にかけての圧倒的な重厚なコーラスワークには心を奪われます。
8曲目「Yes, No, Maybe So」同じく所属のボーカルグループのChronostasisが参加しています。手紙のやり取りというシンプルで恋愛を歌い上げていますが、心地よくその歌声が響きます。爽やかな雰囲気の歌になっていて、どこか初々しさを感じさせる歌声も詞の世界観とうまくマッチしています。
9曲目「Thankful For You」トラックメイカーとしての活躍しか最近はないDaisuke ”D.I” Imaiさんをボーカリストとして招いているのがうれしいですね!昔のalbumをついつい聞き直してしまいました。こちらもシンプルなサウンドで濃厚なボーカルを支えるようなトラックメイクとなっていて、4人の歌声が魅力的に響きます。

どの楽曲もR&B Balladと言えるような濃厚なコーラスとシャウトやフェイクをMeteorの3人が聞かせてくれて、アルバムを通して濃密な時間を過ごすことができます!こんなR&Bボーカルグループのアルバムが2024年にでるというのもうれしいですね。

비비 (BIBI) – 밤양갱(Bam Yang Gang) Official M/V

BIBIさんの新曲は、栗ようかんという少し不思議なタイトルの楽曲です。強いパワフルな女性のイメージの楽曲がおおい彼女においては、とてもソフトで明るいイメージの楽曲になっています!何よりもサビのメロディーの跳ねるような感じとそのあとにくる印象的な音使いが一度聴いたら忘れなく印象に残ります。歌い方もかわいらしくて、BIBIさんの新たな魅力が詰まった楽曲になっていて、人気がある楽曲になっています。MVも男女の例愛模様を面白く描いてて、まるで魔法使いのようなBIBIの不思議な魅力が詰まっています。