ここ最近BESTアルバムばかりの発売が相次いでいたKeith Sweatついにオリジナルアルバムを発売します。
Keith Sweatは本当にはずれがないエロくネチッこいラバーズソウルを歌い上げてくれます。
アルバムタイトルは「Dress To Impress」
期待せずにはいられません。7月22日
それに先立った
新曲「Just The 2 of Us (ft. Takiya Mason)」を公開。試聴可。この曲は新アルバム『Dress To Impress』に収録。
その前の今日「Good Love」も素敵な一曲です!
Keith Sweatといえばという音楽を裏切らず、それでいて素敵な楽曲を届け続けてくれるメロディーメイカーとしての素晴らしさは
本当の天才なんでしょうね。
01.My Girl is a Dime 02.You Are
03.I Wanna Be Your Man
04.Never Got Enough
05.Once and Forever
06.Life of the Party
07.I Can’t Let Go 08.Crying For You 09.Where Would I Be 10.Lotto
(総評)
Charili Wilsonの2010年発売の最新作。円熟の域に達しているボーカルスタイルと常に新しいものを取り入れていく挑戦的な姿勢で常にR&Bシーンの中心で居続けるベテランシンガーです。そんなCharlie Wilsonの最新作では、スローからアップまで幅広く聞かせてくれる充実の一作になっています。
まずはシングル曲「You Are」で見せる見事なシャウトっぷりと壮大で美しきメロディーにはうっとりと聞きほれてしまう名曲になっています!最後の体が揺さぶられるような見事なシャウターとしての本領発揮した見事な歌いっぷりに目を閉じて聞き入ってしまいますよ。さらに1曲目「My Girl is a Dime」でも、癖になるようなフレーズを繰り返していきその中で達人の域に達しているフェイクやシャウトで思う存分に歌い上げてくれます。
シャウトは、他でも6曲目「Life of The Party」,9曲目「Where Would I Be」などで10曲目「Lotto」も後半に聞かせてくれていて、かっこよくまとめ上げています。シャウトの迫力という点では、Charlie Wilson以上の存在というのはいないかもしれませんね。そして、よりかっこよいメロディーでまとめ上げているのが、7曲目「Crying For You」ですね、この曲のメロディーラインはかなりCharlie Wilsonの歌声の迫力を、直で伝えてきます! そのほかにも、エッジが効いたアップサンド「Never Got Enough」、落ち着いあ雰囲気が心地よい「Once and Forever」、Fantasiaを招いたクラシカルな雰囲気を醸し出した「I Wanna Be Your Man」などいろんな曲調を聞かせてくれます。 とびぬけた一曲は「You Are」ぐらいですが、どの曲もCharlie Wilsonの魅力を感じさせてくれるので、地力の違いを存分に感じさせてアルバムになっています。
01.Never Want To Live Without You 02.Feel Good (feat. Faith Evans) 03.Sometimes I Cry 04.Always A Reason 05.Paid (feat. Eddie Levert) 06.Take It (feat. Chrisette Michele)
07.Stir It Up 08.Summer Love (feat. India Benet) 09.Lost In Time 10.Good Life (feat. Ledisi) 11.Something’s Wrong
(総評)
Eric Benet通算5枚目となるアルバムは、名作2ndアルバムを軽く凌駕する2000年代の大傑作として名を残すであろうアルバムを届けてくれました!本当に油が乗り切ったベテランとして、余裕を感じさせるつくりでありながら、しっかりと魅了するところは魅了してくれて、ソウルフルでクラシカルな味わいの中に、ファルセットで見せる驚きをふんだんに取り入れています。 どの曲もクラシカルで、名曲ばかりなのですが、なんといっても、シングル曲「Sometimes I Cry」と「Lost In Time」で見せる超絶ファルセットには、心震わされました。そして、クラシカルな曲調が素晴らしい「Never Want To Live Without You」とこの3曲は、2010年を代表する名曲に数えられることでしょう。さらに、豪華デュエット陣もEddie Levertがまさに円熟の味を見せてアルバムにアクセントを与え、Ledisiがファンキーな色合いを加えてくれ、盟友Faith EvansとChrisette Micheleが、デュエットの名手としてのEric Benetの素晴らしさを再確認させてくれます。さらには、愛娘India Benetとの息の合ったデュエットには、家族愛さえ感じさせてくれて、アルバム全体として、バラエティーに富みながらも、ソウルフルで、音楽への愛情にあふれた一枚に仕上げています! 朝からでも聴けるし、日曜の午後が合うような、心地よい一枚で、贅沢な気分にさせてくれます。2010年というよりも2000年以降の最高傑作に数えられるであろう素晴らしい一枚に仕上がっています。
01.Addiction Meeting (Interlude) 02.Nefertiti/Center of My Universe 03.Oh No! 04.Tell Ur Man feat.Joe 05.Math feat. Talib Kweli 06.Do My Bad Alone 07.Slick (Addiction) 08.I’m OK 09.Medication (Interlude) 10.She Loves Me 11.I Want You 12.I Forgot Ur Name 13.Hey You 14.Chico’s Prayer (Interlude) 15.Change
(総評)
ネオソウルを更なる次元へと高めている唯一のアーティストChico Debargeの新譜!独特の味のある歌声はそのままに、アーバンでいながらソウルフルなサウンドはまさに現状のR&Bシーンの中でも稀有な存在といえます。 なんといっても2曲目「Nefertiti/Center of My Univers」で見せる渋い味のある歌いっぷりにはノックアウトされます。そして、イントロから引き込まれる「Oh No!」こういうアーバンでいて癖のある曲っていうのを、さりげなく歌えるシンガーはもう他にはなかなかいなくなってしまいましたね。この一曲のためだけでも買ってもいいほどに、クールでかっこいい歌いっぷりです!サビのフレーズがなんとも耳から離れません! 4曲目「Tell Ur Man」では、盟友Joeを招いてのアーバンな一曲です。Joeらしいねちっこくも美しい美声を存分に感じさせ、特に後半のフェイクとシャウトを繰り返す盛り上がりっぷりは、ここ最近のJoeの歌としてもとても熱い一曲になっています。Joe好きにも聞いてほしい一曲になっています!これは、ひさびさに聞く名曲ですね!さらに、Talib Kweliというなかなかなかったコラボ作品を披露します!ダークネスな雰囲気がChico Debargeの影の部分とうまく合わさって更なる魅力を見せ付けます。さらには、Jazzを相当意識した7曲目「Slick(Addiction)」では、まさにChicoDebargeにしかできないJazz R&Bともいえるサウンドを堪能させてくれます。マービン・ゲイの見事なオリジナリティーあふれるカバー11曲目「I Want You」では、オリジナリティーを確固たるものとした部分をみせてくれています。生楽器主体で、JazzとR&Bとアーバンのまさに中庸をいくような、本当に見事なアーティスティックな作品に仕上がっています。 一味違うR&Bを聞きたい人にはまさにうってつけな作品に仕上がっています。 オススメ:(2),(3),(4),(5),(7),(11)