泉亮 / Reinvent Oneself

北海道を代表するR&Bシンガー泉亮の3rdアルバム「Reinvent Oneself」がリリース。2ndアルバム以降リリースしたシングル曲も入っていて、タイトル通りに自分をもう一度見つめなおして再構築して作り上げた最高の全10曲からなるアルバム。2024年の幕開けにふさわしい濃厚なR&Bアルバムに仕上がっています。彼の作り上げる言葉には優しさ溢れるメッセージが詰まっていて、その力強い歌声がその想いをまっすぐ伝えてきて心を揺さぶります。アルバムは、泉亮本人の作詞作曲の楽曲がほとんどであり、多彩なメロディーメイカーとしての魅力を感じさせます。そして、Uni-Qreativesのトラックメイカーとして有名なNobuhiro Dendaさんが1、2、4,8,10曲目とアルバムの多くの曲をArrangeで参加していて、サウンドのキーマンにもなっています。さらに札幌を拠点にサウンドメイクや映像制作を行っているJazadocumentが、5,6として参加し、札幌で活躍するShine Relish Organization(Shin)や、Shingo Saito、Rossieなど地元のアーティストと共に作り上げている札幌発のR&Bアルバムになっています。サウンド的にも多彩で近年聞いたことないほどに完成度が高いR&Bアルバムで、ソウルフルで柔らかい歌声と魅力的で一度聞いたら忘れないR&Bなメロディーが堪能できる一枚になっています!個人的には8曲目、1曲目、9曲目が大好きです。StreamingやDownloadでも聞けますが、CDは以下のサイトから買えます。

https://ondoko.ocnk.net/product/4297

なんといっても1曲目のアカペラのイントロから引き込まれる「I’m so sorry」耽美で重厚なメロディーと歌声に引き込まれます。イントロのフェイクの多彩さが見事で、音数少なく始まるのですが、それがよりR&Bシンガー泉亮の歌声の力強さを引き立てています。小さな幸せを失った喪失感を歌う熱がこもった歌声には、ぐっと心を鷲掴みにされます。

2曲目はそのセクシーな歌い上げっぷりが素敵なスローR&B「That thingu you do」では、柔らかくもセクシーさがある大人な楽曲に仕上がっていて、R&Bバラッドをしっとりと歌っていうメロディーからサビに向けて熱を帯びながらフェイクやシャウトを絡めて盛り上げていきます。想い人と重なり合う情景を思い起こさせるような熱を帯びた歌声に惹かれます。

3曲目「Lonesome」でミッドグルーブが心地よい1曲で、サビに向けての力強く歌声とそっと寄り添うような空気感が徐々に広がっていき聞き手を包み込んでくれます。ちょっと淡い感じで歌っていうここまでの熱かったりセクシーな雰囲気とはまた違う秘めた感情を歌に乗せていくおうな表現力を見せてくれます。一人耐えながら生きていく大変さと寂しさとその中でも希望を見つけるられるような歌で、大人になったからこそ、そこに寄り添う空気を感じさせます。

4曲目「Dreamin’」では、ファルセットで、美しくハイトーンの歌を歌っていき、歌声の多彩さも感じさせてくれます。この曲のファルセットは本当に見事で、その美しさに身を委ねて聞き入ってしまいます。夢の中に現れる人を追いかける儚い雰囲気をファルセットを織り交ぜて表現していて、彼だからこそ出せるセクシーさとリアルさを感じさせます。

5曲目は短いけどインタールード的にループサウンドで踊れる「Brighter Days」はアルバムのアクセントとなっていて軽快な歌とサウンドを聞かせてくれます。ここからの爽やかで温かい雰囲気に切り替えてくれます。

6曲目「STAY GOLD」緩やかなメロディーとどこか太陽のような温かい気持ちで聞ける心地よさをもった楽曲です。コロナ禍の頃に制作された楽曲で、その閉塞感から抜け出せるような顔合わせ笑顔を見せあえる場面を思い起こさせ光明が差して心も明るくなるような前向きな音と歌詞も素敵です。ライブで聞くと思わず体を揺らせて一緒に歌いたくなるような曲です。

7曲目「Feel My Soul」はソウルサウンドが明るい気分させてくれる一曲です。Stivie Wonderみたいなソウルフルで日差しや自然の匂いを感じられるような雰囲気をもった楽曲です。自分の周りにある何気ない大切なものに感謝をしながら、歌っているようなそんな大切さが表れた曲ですね。ストレートな温かい歌詞の世界が、聞く人を幸せにしてくれる楽曲で、ライブではHands Up~から一緒に手を振りながら歌い盛り上がります。

8曲目「Sturgeon Moon」はこのアルバムの中でも個人的にも一番大好きな楽曲です!Aメロからサビに流れていくメロディーがR&Bらしくて、サビの流れるようなメロディーとファルセットからのささやくように歌う歌声も美しい。日常にふと悩むような情景を切り取ったような何気ないリリックも素敵で、「過去になるわだち」というフレーズも前に進んでるからこそ感じる表現で好きです。メロディーに歌詞が見事にマッチしてて、艶やかで心地よいメロディーとリリックが溶け合って、聞いていて心地よい曲です。

9曲目「川見日和-暮夜-」R&Bサウンドを中心としたこのアルバムの中でも異色ともいえる合唱曲的な和な雰囲気をもった一曲です、まっすぐに歌い上げる心洗われるようなメロディーとリリックに引き込まれます。夜空に浮かぶ月や星を見ながら、一期一会となるこれまでの出会った人たちとの奇跡とその出会いの未来を感じさせてくれます。この曲は卒業式とかで流れたら最高だろうなと思います。メロディーがシンプルだからこそ歌のうまさを感じることができます。

10曲目「soothing」ソフトなサウンドが包み込んでくれて、人に寄り添って歌う声が胸を打つ一曲です、日々の大変なことに押しつぶされそうなことに耐えながら過ごす人に、荷物を降ろそう、鎧を脱ごうと立ち止まってもよいんだよと歌う優しいまさに癒しとなる一曲です。人とのつながりを改めて感じて作り上げた楽曲で、聞く人の心を癒してくれます。

それぞれの楽曲の歌詞は以下のリンクから見ることができます。ぜひリリックも素敵なので見てみてください。

Reinvent Oneself by 泉 亮 | TuneCore Japan (linkco.re)

[Meteor] / Cosmic Pleasure

Meteorの今までの楽曲のイントロや音を再構成したEPがリリースがされました。どの曲もR&Bの楽曲としての水準が高くて、スローでセクシーな楽曲に濃密なハーモニーが絡み合います。3人がそれぞれの異なる声質をうまく引き出していて、重厚な楽曲の雰囲気がR&Bとしての魅力をより強めてくれます。さらに、ゲストが豪華で、まずはJineからNao’ymtさんとJunさんを招いて、プロデューサーとしても有名なShingo.Sさん、MANABOONさん、Daisuke ”D.I” Imaiさんとさらに、Neighbors Complain、同じ所属のChronostasisと、多彩なゲストを招きサウンドプロデュースも多彩で、3人の濃厚なコーラスワークの圧倒的なパワーに負けないサウンドの多彩さがアルバムの骨格となって一気に1枚を聞けてしまいます!曲間も考えられていて、シングルとは違って、スムーズに次の曲にいくように曲間をなくすなどついつい通して聞いてしまう工夫もされています。

1曲目「Reincarnation」のというスムーズなメロディーが心地よい一曲!艶っぽさの中に熱を込めた3人のコーラスワークと、シャウトを絡めながら盛り上がっていくところは胸を締め付けられます!まさに直球なR&Bを届けてくれる最高のグループですね。Shingo.Sさんにプロデュースで、90年代後半から2000年代のボーカルグループを地で行くような熱唱に胸が熱くなります。
2曲目「Magnetic」では、日本のボーカルグループの中でも過去最高のR&Bグループのメンバーであり最高のR&BプロデューサーであるJINEのNao’ymtさんを迎えて新しいR&BグループMeteorが一緒に歌うというのが心を熱くさせます。Nao’ymtさんらしいプロデュースの楽曲で、Nao’ymtさんの特徴的な流麗なファルセットとシャウトが心地よく響き、そこに3人の厚みのあるハーモニー重なり4人の歌声によって素晴らしい楽曲へと昇華させていきます。
3曲目「My Dear Love」でも実力派R&BバンドNeighbors Complainと作り出す熱すぎるボーカルが絡み合うスローバラッドを聞かせてくれます。情熱的なボーカルの掛け合いの中を、スマートに演奏を聞かせるサウンドのクールさも相まって、ボーカルの熱がますます熱く盛り上がっていく最高のR&B Balladです。
4曲目「Free To Try」では、重厚なミッドテンポなサウンドに濃密なボーカルが絡み合うハーモニーが唯一無二の魅力をたっぷり見せつけてくれます。ここまで濃厚に絡み合うハーモニーをきかせてくれるグループは今USでもなかなかいないんじゃないでしょうか。
5曲目「Crazy」彼らのデビューシングルでもある一曲で、コーラスワークがとても丁寧で濃厚でボーカルグループとしてのデビュー曲からの完成度に驚かされます。Talk Boxの使い方がR&Bらしくて痺れますね。シンプルなサビのメロディーが心地よい一緒に歌いたくなるような伸びやかなシャウトも最高ですね!
6曲目「Not Again」こちらは、Jineの熱きボーカリストJunさんを迎えての一曲です。Nao’ymtさんとは違って、4人とも熱い熱唱するボーカリストなので、この4人で濃厚な競演には唸るしかできませんね。熱唱する4人のシャウトの応酬には圧倒されます。ただただ聞き入るしかない心地よさがありますよね。
7曲目「Take It Slow」美しいサビのメロディーに耳を奪われるような一曲です。 サウンドプロデューサーでもありピアニストでもあるMANABOONさんを招いて作り上げる美しいサウンドプロデュースがこのメロディーの美しさを引き立てています。どこか苦し気に切なく歌い上げる最後にかけての圧倒的な重厚なコーラスワークには心を奪われます。
8曲目「Yes, No, Maybe So」同じく所属のボーカルグループのChronostasisが参加しています。手紙のやり取りというシンプルで恋愛を歌い上げていますが、心地よくその歌声が響きます。爽やかな雰囲気の歌になっていて、どこか初々しさを感じさせる歌声も詞の世界観とうまくマッチしています。
9曲目「Thankful For You」トラックメイカーとしての活躍しか最近はないDaisuke ”D.I” Imaiさんをボーカリストとして招いているのがうれしいですね!昔のalbumをついつい聞き直してしまいました。こちらもシンプルなサウンドで濃厚なボーカルを支えるようなトラックメイクとなっていて、4人の歌声が魅力的に響きます。

どの楽曲もR&B Balladと言えるような濃厚なコーラスとシャウトやフェイクをMeteorの3人が聞かせてくれて、アルバムを通して濃密な時間を過ごすことができます!こんなR&Bボーカルグループのアルバムが2024年にでるというのもうれしいですね。

What’s going on? feat. Celina Sharma (Live)

セクシーなCelina Sharmaを迎えてのLIVE映像です。特別感があってYUさんの柔らかい歌声と、Celinaのソウルフルでセクシーな歌声が絶妙に絡み合っていきます。サビのOoh La Laというところの突き抜けるように心地よく響き、そのあとのサビのメロディーでゆったりと体を揺らされて、見つめあい歌う二人に引き込まれます。

洋楽っぽさもありながら、しっかりとサビを聞かせるPOPさもあって、女性ボーカルが入ることで楽曲としてもメロディーのセクシーさがうまくでるようにバランスがよく構成されていてさすがアイドラの曲だなという感じです。

I don’t like mondays. / RUNWAY

I Don’t Like Mondays.が2023年9月6日にリリースした、5枚目のフルアルバム『RUNWAY』 全10曲のアルバムとなっており、このアルバムは、圧倒的な楽曲の素晴らしさに裏打ちされたバンドサウンドをベースとしつつも打ち込み中心のR&BやJazz、ディスコサウンドが極上のブレンドで融合した心地よい一枚になっています。非の打ち所がないサウンドと胸を打つYUさんの歌声と歌詞が、聞く人の胸を打ちます。自分たちで楽曲プロデュースを主に行う彼らとしてはアルバムの化学反応になる外部のプロデューサーが参加していて、今回は韓国のクリエイティブチーム DPRからトラックメーカーのDPR CREAMが「conversation」で、ESME MORIが「ENTERTAINER」以来となる「Strawberry Night」でアルバムのアクセントとなる楽曲を彩っています。

 まずは、硬質なドラムの音と軽快なメロディーが織り成すサウンドのカッコよさに体と心が躍る「Umbrella」で幕を開けます。このカッコよさはアルバムの幕開けにふさわしい!YUさんが作り出す雨の中でも傍にいてくれるだけで力になってくれるような詩の世界が素敵です!

 その次には切ない夏の残り香を歌うような「Summer Ghost」に胸が締め付けられます。懐かしいあの頃を思い出すような切なく記憶を思い起こさせます。ジョンレノンとかアーティストの名前をさらっと使うことで聞く人の心理に音楽を流させるような詩のアクセントになる使い方もたまらない。

 そしてライブの最後を飾る曲を作りたかったという彼らの思い通りに聞く人の心の扉が開くように想いが広がるような楽曲「Beautiful Chaos」が美しく響きます。美しく広がっていくメロディーとサウンドがひたすら心地よく胸を突き抜けていきます!最後の情熱的なシャウトがグッときますね。

 「Strawberry Night」で癖になるサビのメロディーとキャッチーさで一緒に歌いたくなるような楽曲で、”別に言いたいことはない”っていうフレーズがとにかく頭から離れなく、もちろん言いたいことはいっぱいあるんだけど、こんな時こそ体預けて踊ろうぜっていう逆説的にみんなを誘ってくれるYUさんの詩の世界観がかわいらしくていいんですよね。

 「conversation」でさらっとクールなサウンドを跳ねるように歌い上げていくYUさんの歌声が心地よいです。この曲ではDPR CREAMが作り出すサウンドとそれを自分のものとして表現するアイドラのバンドとして演奏の完成度も。

 「Sin City」でのYUさんのファルセットでの美しさとリズムサウンドが心地よく響きます。フレーズを繰り返しながら、ファルセットで盛り上がっていくクールな雰囲気がこの楽曲をより美しく彩っていきます。ついつい何度も聞きたくなるような楽曲です。

 「Mmm…」ではフレーズを一緒に言いたくなる鼻歌交じりの歌声を歌いたくなります。どこか余裕がある心地よい歌がかっこいいです。こういう方の力の抜けた歌でも十二分にカッコよさを見せつけるのが、アイドラらしさでもあります!

 そして「WOLF VIBES」は今までのアイドラらしいファンキーでわかりやすい一緒に叫べるメロディーでライブで盛り上がること間違いなし!実際ツアーでもこの楽曲がかかった時の空気感の力強さにはびっくりさせられます。こういう軽快な楽曲での楽曲の身軽さはさすがアイドラって感じがします。

 さらに「Dynamite」もライブで爆発すること間違いなしな楽曲です!リズミカルなサウンドにのってリズムが上がっていき盛り上がっていきます!体を揺らしたくなるダンサブルなバックサウンドに体を揺らされます。ライブでは、途中のシンセサウンドに合わせて右に左に踊るのですが、これが古典的なんだけどかわいらしくてついつい一緒にやりたくなります。

 最後は「PAINT」のRemasteredということで、より洗練されたサウンドでこのアイドラを世界レベルまで押し上げた力強い一曲が持つパワーを感じさせてくれます。文句なしのこの曲が生み出す爽快感とまっすぐな歌詞が聞く人たちに響きんですよね。アルバムの最後を締めるにふさわしい一曲です。

 アルバム全体通して無駄がない10曲というコンパクトな曲数の中で今のアイドラの魅力を詰め込んでいて、何度も聞きたくなるような素晴らしいアルバムに仕上がっています。(実はこのアルバムの初回盤には+CD、2DVDもついています。以下で説明しますが)このアルバムを発売を記念してレコーディングされた動画も素晴らしいので、いかにリンクを置いておきます、ライブにいって聞きたくなってしまうんですよ!アルバムの良さを2倍にも3倍にもしてくれて、また聞きたくなりますよ。

Umbrella
Summer Ghost
Beautiful Chaos
Strawberry Night (Prod. by ESME MORI)
conversation (Prod. by DPR CREAM)
Sin City
Mmm…
WOLF VIBES
Dynamite
PAINT (Remastered)

初回盤にだけあるDISK2には、これまでリリースされたCD化されていなかった名曲たちが入っています。最高にクールでかっこいい「美しき世界」がCD化されるというだけで、初回盤を買いたくなってしまいました。

 美しきクールな一曲「音楽のように」ではしっとりと聞かせてくれて後半にかけての盛り上がりは切なげでいてダンサブルで聞き手の胸を締め付けてきます。

 そして、「美しき世界」のお洒落でダンサブルな様はアイドラ史上最高長のカッコよさでメロディー展開も抜群に盛り上がって無駄がなくてこれでこそアイドラという楽曲に仕上がっています!これだけカッコよいおしゃれな楽曲を嫌味なくカッコよく歌い演奏できるのもアイドラだからこそですね。MVもカッコよくてぜひ見てみてほしいです!

 さらに挟んで次は、ライブでは絶対に盛り上がる定番曲であり恋愛リアリティーショーの楽曲でもある「空の青さにみせられて」では、飛び跳ねてしまうようなビートが心地よいイントロから広がりがあるサビのメロディーが最高に盛り上がります!サビの後の最後のCHOJIさんのギターがかっこいいんですよね!最後はみんなで歌いたくなります!

 そのほかにもミッドテンポなサウンドが心地よい「HONNE」は、YUさんが作り出す歌詞の世界観が面白くて、一言一言が印象的で、ちょっと詩の世界観で遊んでいるんですよね。HONNEと書いてはだかといってみたり、アイドラは詩一つとっても面白さを感じさせてくれます。

 そして、どらみふぁソラシドと音階が駆け上がるような独特のサビが心地よい「YOROI」も素敵な楽曲です。体がついつい揺れてしまうようなメロディーのインパクトがあるのはすごいです!

 そのまま、ギターのイントロが超絶にかっこいい「重ね色」!ドラマの主題歌でドラマの内容ともマッチしていて歌詞が刺さる濃厚なバラッドで、サウンドとメロディーの美しさに聞き入ってしまいます。下のLyric Videoでは、飯豊まりえさんの語りがあったり、Lyric Videoの構成も面白いです。

 ライブで踊れる癖のある歌い方が印象的な「ロンリーゾンビ―ワンダーランド」や、ゆったりとした心地よさがいい「スクロール」とどれも捨て曲なしのDISK2と楽曲の多彩さとどの楽曲も名曲と言える完成度でその多作さに圧倒されます。

音楽のように
美しき世界
空の青さにみせられて
HONNE
YOROI
重ね色
ロンリーゾンビーワンダーランド
スクロール

特別版はさらに、コロナ禍に行われた“Black Humor Tour” ”Black Thunderbird Tour”という豪華な収録になっています。コロナ禍なので、コールアンドレスポンスはないのですが、その代わり彼らの歌声や演奏がクリアに聞こえるのと、その中でお客さんも声は出さないけど体でレスポンスしてる熱量が感じられて見ていてどちらも熱くなるライブになっています!

三浦大知 (Daichi Miura) / Pixelated World -Music Video-

三浦大知君の新曲は、Nao’ymtと作り出す力強くもどこか切なく繊細さが同居する衝動を掻き立てるPixelated Worldです。タイトルが表す現実が荒く無音でダンスだけを先に公開するという手法をとってどんな音がハマるのかとリスナーをそわそわさせてくれましたが、その音がハマった時のカッコよさは何倍にもさせてくれます。特に最後の靴音だけでリズムをとるところはそこまでのダンスのカッコよさもあって、その音だけに集中して聞いてしまいます。たくさんのダンサーと織り成すダンスも、見ているだけで楽曲に没頭しています。

Nao’ymtさんの作り出す音は繊細で居て、途中で鳥の鳴き声のような音や一音一音が自然な音を組み合わせたりしていて、多様さや情緒的な雰囲気がより深くなっています。大知君の歌うメロディーの力強さにも負けない丁寧な楽曲の繊細さを持つつつも芯の強さを感じさせます。

やっぱりNao’ymtさんと三浦大知君が作り出す楽曲は常に新たな可能性を感じさせる最強の布陣ですね。