XG – PUPPET SHOW (Official Music Video)

Rapとダンスと歌のバランスがどのガールズグループよりも複雑に絡み合う楽曲を歌ってくれるXGの1st EP「NEW DNA」からのリード曲!PUPPET SHOW!今までのどの楽曲も個性的で面白いのですが、グループとしてのダンスとスキルの高さと、インパクトがあって一度聞くと中毒性の高くかっこいいRapが印象的な楽曲が多かったように思うのですが、この楽曲は本当に歌の良さが前面に出ていて、(もちろんRapは抜群にかっこいいんですけどね)彼女たちの全員のそれぞれの個性がぶつかり合って相乗効果を発揮しています。MVの世界観も、全面白色で深淵な世界でPUPPET SHOWというタイトル通りに人形が踊り操られている中を、7人がそれぞれが個性的で、力強い情熱的なパフォーマンスを見せてくれます。映像にも力が入っています。

かっこいいUPテンポな楽曲が多いので、コンセプト的にスローな楽曲というのはソロのカバー楽曲ぐらいでしかあまり歌うことはなさそうですが、じっくり歌う楽曲も聞いてみたいなって思うほど、歌の良さを感じます。

USやUK,ラテン系などK-POP以外でも全世界的に各国でガールズグループが復権していて最近は数多くのグループがいますが、その中でもいままでの日本にいない世界をリードするグループですね。

brb. & SIRUP – sad girl (Official Music Video)

日本人アーティストとよくコラボレーションをしているアジアのボーカルグループbrbとSIRUPが組んだ一曲です。二組が出す心地よいメロディーとちょっとした気だるさ的な雰囲気が夏に聞くのにぴったりな楽曲に仕上がっています。二組ともリズムへの声の乗せ方が心地よくてサビで体を揺らして聞きたくなります。MV自体もライブを意識した作りになっていて、聞いてみたいなという気分にさせてくれます。

brb自体はこの曲以外にも素晴らしい楽曲をたくさん持っていて。YOUTUBEにはライブ音源が多いのですが、ほかの曲も聞きごたえがあります。

Gen Neo – Losing Game / Stay

控えめだけどしっかりとリズムを刻むR&Bサウンドに、魅惑なメロディーのサビが本当にいいんですよね。Gen Neoの渋いて優しくもセクシーな歌声が心を魅了していきます。とろけるような濡らしていくようなセクシーさには、ひさびさに聞く90年代の薫りが漂います。韓国のプロデューサーとして多くのアーティストに楽曲を提供しているのですが、裏方でいるのがもったいない歌声です。

こちらは、ギター一本でアコースティックバージョンのライブパフォーマンスで、情熱的に歌い上げていきます。フェイクやメロディーのずらし方とかが、本当にR&Bらしさを存分に感じさせてくれます。

この楽曲以外にも2023年は積極的に良い曲をリリースしていて、スムーズな流れるようなメロディーに体を預けたくなる。一曲であるStay!

そして、どことなく90年代を思わせるイントロのスムージングな入り方が印象的なミッドグルーブなサウンドが心地よい”Till The Morning”と

サビのメロディーが美しいスローバラッドである”Called it Love”この楽曲はコーラスワークも素敵で、サビにかけての盛り上がり方もじっくりじんわりと盛り上げてくれます。

どの楽曲も印象に残る曲たちで、リリースが充実していて、今後が楽しみです。

Fujii Kaze – Workin’ Hard(Official Video)

藤井風くんの新しい楽曲はWorkin’Hardというみんなが頑張りすぎている世の中の努力を認めてくれているような広い心を感じさせる楽曲です。しかも珍しく日本語と英語の割合が半々ぐらいという、わざとこういう作りなのかなと思いますが、サビも含めて本当に渋いです。メジャーでしかもバスケのワールドカップのタイアップというのだから驚きのカッコ良い渋さです。MVではどこか遊び惚けている自由な雰囲気が藤井風くんらしさが感じられます。

[By Jeans] ‘AKMU – Love Lee’ Cover by HAERIN | NewJeans

NewJeansの歌声としては、HAERINちゃんとHANNIちゃんの歌声が楽曲への音の乗せかたとかも含めて好きなのですが、AKMU – Love Leeのカバーの楽曲になりますが。かわいらしいPOPなメロディーなのですが、サウンドへの歌声の乗せかたやちょっとファルセット気味なアレンジも非常に魅惑的です。美しい歌声で、耳を傾けて聞き入ってしまいます。さりげなくフェイクも入れたりして、心地よいカバーですね。