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2001年12月LIVE REPORTS

12月13日 A☆MUSE SQUARE インストアライブ
GATS TBK SHOW

曲目
Around
This Christmas
Dear Friends
HAVE A GOOD TIME  (TKB SHOWのテーマ)
(計4曲)

 どちらかというと、狭いアミューズの店内に、その姿を表したGATS! う〜ん、丸いです。で、店員さんの差し出した椅子に座ると、「どうも!GATSで〜す。」店内に響く大声。うーん、この体格から出る声はさすが、でかいっす。
 そして、店内に響き渡るギターの音、GATSの力強いフェイクから『Around』!もう、最高にサビがノリが良くて、GATSらしい力強いカッコよさに溢れた曲。たった、10人ぐらいのお客さんに向かって精一杯に音を声を伝えてくれました。すごいお店の雰囲気もいいので、アットホームな感じで、この一曲目で体が揺らしながら心地よく聞き入ってしまいました。
 2曲目はもうすぐクリスマスということで、有名な一曲『This Christmas』。この曲SKOOPのたけさんとか、まーどっちかといえば、声が滑らかでそんなに強くない人がよく歌うので、サビにくるまで、まるで別の歌に聞こえて、歌う人によってこんなにも違うんだな−と改めて感じさせられました。ホントこの人の声は力強いんだけど、押し付けがましくない雰囲気なんです。非常に好感が持てました。
 そして、昔札幌で、一緒に音楽をやってて、東京に一緒に出て行ったんだけど、一人だけ札幌に戻ってきてしまった友達のために書いた曲を歌ってくれました。その名も『Dear Friends』。そう、ここは、札幌なので、その方はしっかりと聞きにいらしてました。すごい、この光景は感慨深いものがありました。あー、夢に向かって頑張るって、難しいんだなー。一緒にがんばろうって言った人たちとのわかれってつらいだろうな−と。そんな思い出この曲を聴くと、すごい心温まる歌として感じることが出来ました。そのうちシングルとして出すかもということでした。
 最後の曲は!そう『HAVE A GOOD TIME』!こんな元気がいい、威勢がいい曲は他にはない!それぐらい楽しい気分にさせてもらいました。最後には、数人しかいないお客さん達に、(もちろん僕にも)「TKB!」と叫ばしてしまってました。それぐらい、ノリがいいし、それが気持ちいいんです。GATSさんの雰囲気がそんな叫んだりすることを恥ずかしくないんだ、楽しいことなんだ!と気がつかせてくれます。ホントこの曲を一緒に歌ってみたら、気持いいよ!
 最後にサイン会と写真を一緒にとってもらいました。そして、『Dear Friends』を捧げた友人と楽しそうに話しているGATSさんの姿が最も印象的でした。かなり人間的に好きになりましたね。

12月16日 A☆MUSE SQUARE 10th Anniversary A☆MUSE NIGHT
今井大介 、 F.O.H in モロゾーン

曲目
・今井大介
(Give it a tryのPVとコメント)
All That I am
Give it a try
Can't Let This Love
Color me you(新曲)
From Here
(計5曲)
・F.O.H
(ウワサの真相のPVとコメント)
INTRO〜GOTTA LET YOU KNOW(曲のみ)
Do Dance
PEEP SHOW
(HAPPY BIRTHDAY SONG FOR A☆MUSE)
雪のクリスマス
Wishing A Special Christmas To You(美和さんのところは無しのバージョン)
RIDE WITH ME
(YUTAKAのHAPPY BIRTHDAY)
BE ALRIGHT
(7曲)

 我らがアミューズの10周年企画のライブ!A☆MUSE NIGHT!GUESTは、今井大介と、F.O.H!
R&BやSOULが流れる中、会場には、知り合いの山・・・うーん。周りはすべて顔見知り・・・さすが、アミューズナイト!
名前をあげると切りが無いので・・・あげませんが、みなさま〜背が高い僕が前にいてすいません〜。
でも、FOHとKICKは譲れないのよ!
なんだかんだ、踊りつつ、超美人主任西村さんがテンパって登場。
美人主任西村さんの司会の下、ライブは幕を開けたのです・・・
・・・あ、テンパってるわ、主任。そんななか、皆から「美人主任〜」の掛け声がかかるなか、今日開催できたことへの御礼と、各アーティストの紹介などをしてくれました。なかなか様になってましたよ、主任。これから会場MCも、仕事に加えてみたら?
西村「最初はこのプレゼントをお楽しみください〜!」
ということで、PVが流れる!「Give it a try」!です。このPVは、はじめてみたんだけど、かっこよかった〜!
そして、PVの後には、アミューズ10周年おめでとうのコメントが・・・
『All That I am』のスムーズなリズムにのって、今井大介がステージに登場。スーツに身を包んだ今井さんは、客席をなめるように見つめながら、一人一人を見ながら歌っていきます。このスローな曲の心地よさと今井さんの声のよさに客席もかなりいい反応でした。
なにより、前回見たときより格段にお客さんに対して「見せて伝える」という行為自体の完成度が上がっています。
ホントかっこいいなーと思いました。そして、ホント気持ち良かった。
今井「こんばんわ、今井大介です。アミューズ10周年おめでとうございます。」
沸き起こる拍手。そして、なにより、アミューズ10周年おめでとうっていってくれたのを聴いて、いい人やなーと感じました。
そして、次は、PVでも流れた『Give It A Try』!M-floのバーバルとの一曲。かなり、かっこいい!そんなにステージで動く人じゃないんだけど、しっかりとそこに存在感があって、気持ちをもってかれてしまう。彼の楽曲の良さが存分に発揮された一曲です。
すぐに、3曲目『Can't Let This Love』!これが物凄いよかった。僕は、ちょっとホロッと来てしまうぐらい感動したし、寂しくなった。歌詞が実は、相当切ないんです。
「置いてある手紙まだ読まずにいる 本当のわけなんてどうでもいいから。 君なしでは生きていけないよ。 昨日も今日も明日だって、 今君はどこで何をしているのだろうか?君のいない朝」この「君のいない朝」というフレーズがちょっとキュンと来てしまいました・・・あー、ホントこの歌はいい歌です。それに、その歌の心を僕らの心に届けてくれた今井さんの歌声は本当に以前見たときよりすばらしくなったんだなーと感じました。
次は、、『From Here』!『Give It A Try』のカップリングの、サビのフローが印象的なミドルテンポのナンバー。歌詞も印象的です。
今井「普段なら、この3曲のほかにあとアルバムから2、3曲やって終わりなんだけど、今夜は、アミューズナイトという特別な日でもあるので、特別に誰にも聞かせていない。本当にあれですよ、スタッフにもだれにもラジオでも聞かせていない出来立てほやほやの新曲を皆さんにお届けします!」拍手と歓声が沸き起こる。
今井「えーとタイトルは、『Color Me You』といって、そうよくR&Bとかでは、I Color Youという感じで、君を僕色に染めたいんだみたいな、自分からの気持ちを押し出した曲が多いと思うんだけど、そこを一歩退いて、僕を君色に変えてくれ、みたいな少し弱い男の気持ちを書いてみました。サウンド的にはUPテンポな感じなんだけど、歌詞はすこし一歩退いたせつない感じです。それでは、きいてみてください『Color Me You』。」
ということで、『Color Me You』!UPテンポなサウンドから、始まる曲。もう、それだけど、体が揺れてしまってました。この曲が次のシングルとなるかはわかりませんが、かなりサビも印象的で心に残る歌でした。
ホント今日の今井さんの歌声は胸の奥に残るものがありました。
今井「今日はありがとう〜。次はFOHです、楽しんでね!」

西村「もう一度今井さんに拍手〜。新曲も披露してくれていいライブでしたね。えっと、次は、我らがF.O.H!じゃ、F.O.H!F.O.H!(客席をあおる)じゃーお楽しみ映像を見てくださいー」
ということで、PVが流れる!そう『ウワサの真相』ウワサのしんそう〜!コレがマジでカッコいい!ライムスターもカッコいい。
いい感じでした。モノクロ映像が余計カッコよくしてるんだよねー。
10周年おめでとうコメントが流れて、会場には。
2ndアルバムから『INTRO〜GOTTA LET YOU KNOW』が流れ出す。HIROのフェイクとかが聞こえるが。
まだ、3人は出てこない。
まだか、まだか、という会場のざわついた雰囲気の中!そうあの曲のイントロが!
『Do Dance』!3人の歌声がして、リズム音が響くと、颯爽と走りこんでくる3人。これには、もう、会場も盛り上がるしかない。
いい感じにじらさせてもらいました。
そして、もう、狭いステージを最大限に使って、ダンスを踊る3人。そのダンスがかんなりカッコいい。
縦横無尽に動き回る3人は、もう最高のアーティストでした。
歌声も息乱れずに歌いつづけながら、間奏では、激しいダンスを踊りまくる。みてるこっちも思わず体が動いちゃうほどでした。
あんなダンス見せられたら、踊るしかないでしょう〜!この曲はワンマンライブでは披露されなかった、今夜が初披露の曲!
この曲が聴けたことに感謝。やってくれた、3人に本当に感謝したいです。
そして、歌が終わると、ステージ上で3人は、息を落ち着かせるように、下をうつむいて、それぞれの立ち位置に立っています。
イントロが始まり『PEEP SHOW』!このつなぎはヤバスギデショウ〜!思わず会場からも「おぉ〜」という声が漏れています。
FOHUの人気曲2曲がつないでるんです。
ステージ上から、観客に向かって、モーションを取りながら、3人が立ち代り、入れ替わり歌っていきます。
すでに、貫禄さえ感じるステージ上のパフォーマンスに圧倒されつつ、3人が奏でるハーモニーに耳を傾けます。
心地よさと、ステージ上のカッコよさ両方が味わえるのは、ライブだからこそ、かなり良かったです。
YUTAKA「ただいまー、札幌−!」(おかえりー)
YUTAKA「ほんとひさびさだぜ!それに、今日はアミューズ10周年っていう超めでてえ日だ、もうFOHワンマンも札幌来るって、ラジオで言っておきながら、全然これなかった?いや、これから。いや、してないんで、今日は百曲歌って帰るぜ!」
ARATA&HIRO「そんなにねーよ!」(妙にそろってて爆笑)
YUTAKA「アミューズも10周年だって、すごいよねー。」
ARATA「うん、すごいね。」
HIRO「10年続けるって言うことは、すごいことだよ。こういう風に僕達も呼ばれて、ライブしてね。」
YUTAKA「ほんとおめでとうございます」
というと、モロゾーンの店長から、「HAPPYBIRTHDAYうたえー!」と声がかかる。
YUTAKA「あ、そうだね、うたいますか!」
ということで、HAPPY BIRTHDAY SONGを、A☆MUSEのために歌う三人。
これには、たぶんアミューズの店員のみなさんも感動なさってたことでしょう。
この後もそうとう面白いトークが続く・・・
YUTAKA「ねー、札幌ではホントお世話になってて、今年もいろいろライブしたよねー。」
ARATA「そうだねー。ムーとかでも、そう、DOUBLEでもあったしねー!」
会場から、「三越、三越」という声が聞こえる
HIRO「でも、やっぱねー、FOH史上もう二度とないだろうって言うね。」
ARATA「あー、あれね、二人でやったっていうねー」
申し訳なさそうに、顔を下げるYUTAKA
YUTAKA「あー、あったねー、ちょっとねー、筋トレしてたらねー、首いちゃってね。こうポロっともげちゃったんだよね」
HIRO「ねー、なんかねー」
YUTAKA「いやー、ほんとすんません。」
申し訳なさそうにしてるYUTAKAが新鮮でおもしろかった。
YUTAKA「で、次の曲は」というと、ARATAが割って入る。
ARATA「あ、それって、もしかして、去年リリースになった、あの!ドリカムの吉田美和さんとFOHが、はじめて絡んだ、名曲で、今年ももちろんリリースになってる、カップリングが、こちらもドリカム「雪のクリスマス」をカバーしたというあの!「Wishing A Special Christmas To You」ですか!」
YUTAKA「・・・はい、宣伝トークありがとうね。みなさん、とーいうことで、リリースになってるんでよろしくっす。」
YUTAKA「去年もここ札幌で初めて披露した曲をまた今年もここで、披露するぜ。」
そして、やばすぎる!この曲が『雪のクリスマス』!力強いドラムイントロから、HIROのフェイクが入っていく最高の始まり。
もう、カッコよすぎる・・・はじめて聴いたよ。この曲生で・・・札幌で生でやったのは、初なんです!もう、最高!
HIROの絶妙なメロディーからは外れているんだけど、ちゃんとリズムにはのってる、HIROにしか出来ない歌い方だなーと改めて思いました。本当に原曲を超えたカバーです。すばらしい!HIROの最後の絶叫に近いフェイクは、もうグッと胸にきます。完全に3人の世界にひきづり込まれてしまいました。そして、続けざまに
そして、ゆったりとしたキーボードの音と、鈴の音から。
『Wishing A Special Christmas To You(美和さんのところは無しのバージョン)』
3人の絶妙なハーモニーを奏でつつ、歌い進めるこの曲。HIROの安定感が増したのは、言うまでもないが、本当にARATA,YUTAKAの歌も物凄いうまくなってて、去年聞いたのよりも確実にレベルアップしていた。吉田美和さんのパートは、抜きのバージョンとして作られていて、それもすごいいい感じだった。3人の歌声で上り詰めていく様が、如実にわかるので、最後のサビでは、感動すら覚えました。そして、軽快なドラム音が鳴り響き『RIDE WITH ME』へ。
これのダンスも、PVで見てるのと一緒で、物凄い楽しい〜!特にサビで三人が輪になって、歩くのが、かわいらしくて、良かった。見てるこっちも思わずにっこりしてしまうほどでした。可愛いんだけど、カッコいいダンス!もう最高っすね。
YUTAKA「今日はありがとう〜!」
というと、ステージを後にする3人?と思ってると、YUTAKA以外はステージに残ってる。
ARATA&HIRO「と、いうことでね。」
ARATA「ライブも終わったと思ってる人も若干一名いるみたいですけど、実はね。」
HIRO「アミューズのBIRTHDAYの前に、そう、12月11日にBIRTHDAYだった人がいるんで、YUTAKA君〜」
エーという顔をして出てくるYUTAKA。
YUTAKA「マジですか?ホントかよ。」
そして、西村さんがケーキを持って登場。
HIROと、ARATAがケーキを持つ中、HAPPY BIRTHDAYの大合唱が始まる。
これには、YUTAKAも感動してたみたいで、うれしそうに、ケーキのロウソクを吹き消す。みんなからおめでとうのたくさんのコールがされました。
YUTAKA「マジかよ、ホント知らなくて、なんで、あいつらおりてこねえんだよ!っておもってたのに。」
YUTAKA「じゃー最後は、もりあがとうぜー!」
最後の締めはやっぱり!『BE ALRIGHT』!
そして本当にステージを後にする3人。
最後に西村さん登場。そして、「今日素敵なステージをしてくれた、今井大介さんと、FOHのみなさんをもう一度ステージにお呼びします。もう一度大きな拍手を」
このとき今井さんは、本当に帰る気だったらしく、コート姿でご登場。
今井大介「いや、もうさっき、FOHの聞きながら、うしろで、こうやって、手−上げてたのに、びっくりしたー。」
といって、素で驚いてました。
FOHも呼ばれて、一生懸命今回のステージをやるために尽力してくれた方々の名前をいっていく西村さん。
みなさん、一癖ある方々で、なんかウケとろうとしていたのが、面白かった。
さらに!最後は店長の控えめな締めでおわり。
ステージに最後まで残った西村さんは、会場の皆から暖かく声をかけられてました。
素敵なライブだったよ!
A☆MUSE SQUAREの皆様、FOH,今井大介さん、そして、スタッフのみなさん、そして、西村さんありがとう!最大のリスペクトを。こんな素晴らしいCDSHOPが札幌にあることに感謝してます!RESPECT!

12月18日
Vlidge 1st Live in ペニーレーン24

もう、直前になって、チケット入手したライブ。
アミあかねちゃん、アフロみくちゃん、さとしくんと一緒に行きました。
なにより、ダンスが楽しそうで、よかったっす。そして、キイチのポエトリーリーディング的な一曲がとても印象に残っています。
danceは、どっちかというと、Brakingの要素が少ないので、ちょっとかわってるなーと思ってみてたんですが、みんなで、わいわいやってる雰囲気が出ててよかったんじゃないかなーと思いました。
シングルの「Looking for love」と「Serendipity」の時に、お互いに、オルゴールを出して、歌に入るのも、すこし凝っていましたね。
定番の「Everbody Need Love」も、「Bring Me Up」と絡めてやってくれて、1stのアルバムの出だしを思い出してしまいました。
1st、2nd両方から、満遍なく選曲してくれて、2ndをほとんど聴けなかった、僕でも楽しめるいいライブでした!

12月31日 NORTH WAVE 8th Anniversary Count Down Live in Zepp Sapporo
Lyrico , MIO , 川村結花 , Skoop On Somebody

曲目
State of Soul
Give It Up, Turn It Loose (Cover of "JB")
Celebration (Cover of "Kool & The Gang")

Lyrico
I Say I'm Sorry
Tears In Christmas
I'll Be There (with Chinen , Cover of "Jackson 5")
Always (with Take , Cover of "Atlanticstar")
True Romance

MIO
赤いくつ
七つの海の地図
あなたに会いたい
瑠璃色の地球 (with Ko-Ichiro , Cover of "松田聖子")

川村結花
ひまわり
Travels
エチュード
夜空の向こうに (with Ko-Hey , Cover of "Yuka Kawamura & スガシカオ &SMAP")
知らないままじゃなくてよかった
HOME

Skoop On Somebody
バラ色
Nice'n Slow
Eternal Snow
Sha la la
Key of Love
M.F.S.B

All Artist
Oh! Happy Day (Cover Of "O.S.T of 天使にラブソングを"など、ゴスペルの定番ソングです。)

(まえおき)
かなりの倍率で外れた人が多かったライブ。だが、そんな多くの人が見れなかったにもかかわらず、僕の周りの方々は幸運にも年末の予定がある方以外は見れて、多謝!
 そんな中、お昼からZEPP前に並ぶ。あみあかねちゃん持参のCDプレーヤーでなぜか関係ないRHYMESTERなんか聞きながら、待っていると、3時から整理券がでるということに。整理券8番をゲット!
これで、前でみれるなーと安心して、ススマで暇つぶし−というよりも、まったりしてました。総勢11人に及ぶ大集団・・・
なんだ、誰のせいだ。しらん。いや、皆友達だからしゃーないか・・・集めたのは俺っぽいんだけど。
 そんなこんなで、いよいよ開場をまって並ぶことに、あちこちで、「おひさしぶり〜」「げんきだった〜」という声が聴けるのもこの北海道での特にNORTHのライブでは珍しくないこと。特にSKOOPがらみでは大変多いことなんです。

(ほんぺん)
(AMUSE待ち?)諸事情(笑)により8時ちょっと過ぎに、開場!会場最前列若干左側2列目をGET!
やはり、ひさびさのSKOOPのライブということもあり、なんか異様な熱気に包まれている場内。
すでに、セットがくまさっており、パーカッション、ドラム、キーボード、ギターの譜面台、マイク、そして、カホーンなどが、ところせましと並ぶ。
そんな中、開演時間の9時になる・・・
怪しいアナウンスが・・・
謎なMC「ゼップ札幌にお越しのみなさ〜ん。盛り上がってますかー?!」
という声が聞こえると、アフロを付けたドラムと、ギターとベースが・・・そして、最後に、黄色っぽいアジアンチックな帽子をかぶったいかにも民族衣装風な男性が・・・あ・・・!あ・・・!モジャ隠しだ!
と思っていると、演奏が始まる。そうJBの『Give It Up, Turn It Loose』から、はじまっちゃえば、ノルしかないでしょう〜!ドラムも頭振りつつドラムを叩いている。
徐々に気がつき始めるお客さん方。もう、モロダンスクラシックな選曲にみんなノリノリになっていく。
そして、アフロが若干浮き気味の金のラメがついた銀色のジャケットを来た男がステージに走ってくる。
謎なMC「僕達東京から飛行機で5時間かけて札幌までやってきましたーState Of Soulですー!、みなさん〜のってますか〜!おーいえぇ〜い!(みんな何事かわからず一瞬躊躇する)おいおい〜、札幌元気ないなーノリ悪いんじゃないですかーおーいぇ〜い!(おーいぇ〜い!)よしよし。上げてくぞー!」
そして、手を上げさせたりして、そうとう楽しかったです。
こめかみに指をついて、アフロを前後左右に揺らすボーカル!みんなも真似をするが・・・つらい・・・
ボーカル「俺もつらいんや!みんなも頑張れ!」
かんなり、関西弁丸出しやで。
次は、Kool & The Gangの『Celebration』!もう、この曲が楽しすぎで、会場のみんなで、「Ha!Ho!」といって、叫んだり、「Celebration Come On」と歌ったりして、会場全体がCLUBハウス状態。
しまいに、素肌にジャケットなので、ギャランドゥーまるみえで、みなさん、キャーキャー言ってました。
さらには、ステージの真中の前に出てきて、ゆっくりと腰を回し始める!もう、エロです。エロ。
でも、最高に楽しいステージでした。
ボーカル「みんなありがとう〜、State Of Soulでした。この後も楽しんでね」
ドラムの方は最後には、客席に投げKissをしていきました。しかも、何回も。
もう、ぜひ、SKOOPのワンマンでも前座としてState Of Soulの皆さんには立って欲しいです。State Of Soulのメンバーの●koop ●n ●omebodyの3人に、拍手を送りたいっす。面白すぎます、あなた方。

そして、MCの潮音さんと、3年連続NORTHWAVEスタジオに立てこもっていたHIROさんが、出てくる。HIROさん、会場に入れるだけで、うれしそう〜。とにかく、HIROさんの話が長い長い、これまで、スタジオで新年を迎えていた恨みつらみを返そうとばかりに喋り捲る。HIRO「前座は無視しろと言われてます。みなさんも、ここに来た人たちだけの内緒ですよ」
まー、そういうぐらい、凄かったわけです。
そして、次はLyrico!
ギターの知念さんの演奏が始まると
Lyrico「こんばんわー」といって入ってきて、ステージ中央に立ち、即効で『I say I'm sorry』を歌いだす。白い上下にラメがついたきらびやかであり、清楚な感じの衣装を着て、すこし髪を切ったLyricoは非常に綺麗でしたね。
この歌が凄かった。特に後半の伸びやかな声には、改めて彼女の声の凄さを体感しました。
曲が終わると、観客からも、ざわめきと歓声が!それほどすごい歌声なのです。
去年小樽で見たときよりも数段うまくなっていましたね。
Lyricoが、ちょこんとお辞儀をすると。
Lyrico「ありがとう、こんばんわ。Lyrico.すごいねーみんなチョー盛り上がってるって感じで、ヤッホー」と手を振るLyrico。
Lyrico「ちょっともうすこしで、2001年も終わりですけど、State Of Soulすごかったねー。楽屋でゲラゲラ笑いながらみちゃったもん。」これには、みんなも爆笑。
Lyrico「みんな途中までわかんなかったんでしょ。歌いだして急に前の人なんて、あー!っていってね。いつか、私もあーいうことやろうかなーと思ってますけど。」(えーという声が漏れる。)
Lyrico「今年ね、改名して、露崎春女からLyricoに改名して活動したんですけども、デビューのころから札幌のみなさん、NORTHWAVEの方々に応援してもらって、そして、Lyricoとしての年越しをみんなと迎えらるということで、ホントに嬉しくおもっています。どうもありがとう。」
Lyrico「さっき歌った曲は、早くも来年の2月の20日にアルバムが出るんですが、その中から、I'm Say ~いや、ちがう(笑)。『I say I'm Sorry』っていう曲なんですけども。次に歌う曲はLyricoになってからのはじめての曲なんですが、とどけたいとおもいます。ちょっとクリスマスソングなんで、大晦日なんでなんかなとおもったんですが、来年のクリスマス2002年のクリスマスに向けて歌いたいと思います(笑)。」
そして、キーボードの音から『Tears In Christmas』へ。この歌が本当にすばらしい。ちょっと、出てたのは知ってたし、ラジオでもちらちら聞いてはいたんですが、生歌は本当に凄いんです。彼女もCDよりも、生で聞いてこそ本当の良さがわかるアーティスト。
そして、すごい切ない歌詞で、グッと胸に刺さるものがありました。それに、彼女の声は、胸に迫るほど、迫力があるんですが、こう、直接涙腺にくる声なんですね。歌詞がどうとかに関係なく、思わず泣きそうになってしまうような。そんな感動的な声を持ってる凄い人だなと感じました。僕も、この曲には思わず、ウルっと来てしまいました。
これにも、みんな惜しみない大拍手を送ります。
Lyrico「えーそれでは、ここで、私の大好きな曲を一曲歌わせてもらいたいと思います。今年もいろいろ大変なことがありましたが、そういう悲しい事件とか見るたびに、こんな時代だからこそ、助け合うというか、無償でなんかしてあげたりとか、つくすというか、いつも助けにいったげるという気持ちが大事なんじゃないかなーと、思って、そんなときにぴったりな曲というのが、ありました。私も昔から大好きな曲なんですけども、名前を呼べば、何時でもあなたのもとに飛んでいくわっていう曲ですJackson5の『I'll Be There』(歓声があがる)」
ギターの知念さんのコーラスから、『I'll Be There (with Chinen , Cover of "Jackson 5")』。女性が歌うI'll Be Thereも中々聞き応えがあっていい。そして、この曲では、ギターの知念さんがコーラスだけじゃなく、ソロで本格的に歌っており、彼の声もシャープでカッコよかったです。シュッとしていい声でした。ギターのサウンドが会場に響き渡り、気持ちよくLyricoも歌えているようでした。高音の伸びは素晴らしくただただ感嘆するばかりでした。
Lyrico「どうもありがとう。サンキュ。さーみなさん、バラード続いちゃって、さっきのState Of Soulの雰囲気なくなちゃってわるいかなーとおもってるんだけど。ここで、もう一曲スペシャルな曲をしようかなーと思うんだけど、私1人じゃ、歌えないんで、私も大好きなみんなも大好きな素敵なボーカリストをお呼びしましょう、Skoop On Somebody、TAKE!」
会場から沸き起こる歓声。これは、すごかった。
TAKE「どうもー。」
Lyrico「すごいねもりあがって。」
TAKE「ねー、なんで最初からこんなにもりあがってるんでしょうか?」(ニヤーとした笑いをする、オメーだろ盛り上げたの!)
TAKE「みんなすごいねー、なんかあったんですか、さっき?」漏れる笑い。
TAKE「僕今ホテルから楽屋に到着したんですよ。」()
Lyrico「なんか、さっぱりされて?」(まーさっきの衣装にくらべればねー。)
TAKE「ええ?いやいやいや」(声裏返ってる)
Lyrico「ええ、ずいぶん、さっぱりされて?」
TAKE「僕は、だいたい何時もこうですけどねー。おかしいな〜」()
Lyrico「これは、ズラじゃないんですか?」とTAKEの頭を指差す。笑う場内。
TAKE「えー。これがズラだったら、それはそれで面白いですけどねー。」
Lyrico「失礼しました。この曲は、今年何回か歌わしてもらったことがあるんですけども。」
TAKE「この前に1回目,2回、3回目ですかね。」
Lyrico「大晦日にTAKEさんと歌い収めできるかと思うと光栄でございます。」
TAKE「はい、こちらこそ。」
Lyrico「固くなってしまいましたけど・・・カツラじゃないですよね?」
TAKE「いえいえいえ、大丈夫です。」場内爆笑。
TAKE「ん?」
Lyrico「うたえます?大丈夫ですか?まったりして。」
TAKE「歌いましょうか?声出るかな?ん、ん。お、ええ感じ。」
Lyrico「私達が大好きな曲なんですが、じゃ、いきますか、Atlanticstarの『Always』」『Always (with Take , Cover of "Atlanticstar")』の印象的なギターの入りから。もう歓声があがる。TAKEさんの歌も、このときは素晴らしかった。
そして・・・二人見つめあい歌う・・・はっきりいいましょう〜、やらしいです。本格的にやらしいです。二人恋人のように見つめあい歌う様はちょっとやそっとのやらしさじゃないです。この歌の良さが最大限に出てます。相手に手を差し伸べて歌う様が印象的でした。バックでしっかり支えるギターとキーボードがいい感じです。
二人がお互いのよさを引き出すように、絡み合い歌う上げていきます。この日聞いた歌の中でも最高級によかったですね。
みんな、もうステージ上の二人に最後の最後まで釘付けにされてしまいました。
最高の歓声があがります。
Lyrico「Skoop On Somebody TAKE!どうもありがとう〜」というと、抱きしめあう二人。ますます、やらしいから。これには、ちょっと悲鳴に近い声も。
Lyrico「いやーねー、今年最後にやらしてもらえるのが、TAKEさんで光栄でございます。次で最後の曲でございます。(えー)次も次も次も素晴らしいアーティストがいますので楽しんでくださいね。私の曲は最後になりますけども、来年の1月の23日にNEWSINGLEが発売になりますけども、『TRUE ROMANCE』というのですが(拍手)、この曲は1月の10日から始まるドラマ、木曜ドラマ、木曜9時からに、え!10時?札幌は9時なのかな?え、10時?」(会場の人に注意される)
Lyrico「あら、ごめんなさい。?恋愛(聞き取れず)という意味深なドラマの主題歌にもなってますからね、えー、みなさん、TVをチェックしてください。えーTrue Romance さまざまな恋愛の形がねこういう時代だからありますけども、じゃ、真実の愛ってなんだろうなっていう、そんな気持ちをこめて書いた曲です。すべての愛、True Romanceを求めている方におくります。 『True Romance』」
『True Romance』・・・曲的には、1stの方がいいのかなと思ったんですが、歌がうまいっていうのは、こういうことっていうのを見せてくれました。歌がうまいことに+して、もう、声のすばらしさを感じましたね。歌唄いである以上、皆が、これぐらいであって欲しいなと思いました。今日は、彼女にもってかれっぱなしでした。
それぐらい素晴らしい声でしたね。一度は彼女の歌を聞くことをお薦めしますね。小樽以来だったけど、やっぱり、すばらしい。
Lyrico「どうもありがとうございました。」
メンバー紹介を終えて、そして、最高の笑顔を見せて、会場を後にしていきます。
彼女の声に見せられた人たちの、小波のような「すごーい」という声が漏れていました。それぐらい、会場のみんなを圧倒して帰っていきました。
HIROさんのトークがあった後、MIOの出番。
白の帽子をかぶった、かわいらしい格好をしたMIOの登場。
MIO「YEAH!YEAH!」
というと、MIOの中でも好きな曲『赤いくつ』を唄い出す。
そして、パーカッションが素晴らしい。本当に凄かったんです。うまかった〜。実際そっちに心を持ってかれてしまいました。
この曲も渋い感じのCOOLな印象の曲にパーカッションが炸裂する印象的な曲。自由自在に多彩な楽器を操るパーカッションが素晴らしかった。
片手に楽器をもって、こするように鳴らす楽器が印象に残ってます。これなんなんでしょう?パーカッションのリズム一つで、原曲よりもエネルギッシュで、元気溢れるUPテンポな曲になってて、この曲は好印象でした。

MIO「こんばんわー。MIOです。いつのまにか、大晦日も大詰めを迎え。こうカウントダウンのライブをやってると、行く年くる年とかがみれない!(笑)だから、明けた気がしないとかにならないように、みんなで、ガーと盛り上げてねー。」拍手〜
MIO「とかいいながら、バラードをやっちゃいます。『七つの海の地図』聴いてください」
『七つの海の地図』。ギターのサウンドから、ゆったりとした、メロディーが始まる。ここちよすぎたのか、ちょっと眠そうにしてる人たちもいました。でも、結構曲の完成度は高いんですよねー、MIOは。独特の歌の世界をみせてくれました。
MIO「どうもありがとう〜、この歌を唄うのは、すごい久しぶりで、2002年の幕開けにぴったりという気がしないよね(笑)・・・2月の6日にシングルがでます!いえ〜い!一応お約束だからさ。前回3月にアルバムを出したんだけど、それから、1年弱かかったんだけど、自分にとって、かわることを楽しめた曲だなとおもいます。2002年の幕開けに。私も生で歌うのは、はじめてなんですけども、シングルとは違うアコースティックバージョンで唄いたいと思います。」
『あなたに会いたい』。これもシットリした滑らかな曲。そして、悲しげな曲。ここでもパーカッションが地味にいい味だしてたんだなー。このパーカッショニストは、すばらしいです。本当に。バラードなんだけど、曲にメリハリを出させていましたね。
そして、この曲は、切ない感じが良く出ていて、ちょっとかすれ気味に唄うMIOの声にとてもマッチしてましたね。
MIO「どうもありがとう。誰かしら、誰かに会いたいという気持ちがあると思うんだけど、愛しいあいたいでも、悲しいあいたいでも、なんか、いろいろあるとおもうんだけど、すごく自分なりの中であいたいっていう気持ちをすごく歌ってて、すごい感じる曲なので、よかったら、聴いてみてください。」(拍手)
MIO「では、おまちかね。SKOOP ON SOMEBODYの」おまちかねって・・・(笑いが起こる)
MIO「え、なに?SKOOP ON SOMEBODYと曲なんてやりたいなと考えて、えーやります。では、紹介しますKO-ICHIROくん〜」
なんか、笑いながら、出てくるKO-ICHIROさん。そして、ナゼかガッツポーズをしたりする。
KO-ICHIRO「ご紹介に預かりましたKO-ICHIROです。」ものすごい大歓声。MIOの手をとり握手する。このときのMIOを見る目・・・みんなに見せたかったです。MIOの方を向いて語りかける
KO-ICHIRO「いや、さっきあの袖でずっと聞いてて、Lyricoもそやねんけど、おれら普段男所帯でやってるやん、おれね、家ではね、ほとんど女性ボーカル聴くことがおおいねん」
MIO「へー。そうなんだ。」
KO-ICHIRO「だから、あの、今日のこの日を!」(会場から、漏れる笑い)
KO-ICHIRO「やっと二人きりになれたね」会場は爆笑の渦に巻き込まれてました。そして、このときの目つきがやらしいねん。
MIO「ずっとまってた。」
KO-ICHIRO「この日を狙ってたねん」会場からは、ひやかしなのか、爆笑なのか大盛り上がりになる。
会場の方を向いてMIO「ごめんねー。」人段落すると、急にピアノをいじるKO-ICHIROさん。
MIO「じゃー、意外なところで、私が5月のワンマンライブで、これやりたいっていって、カバーをさせてもらった曲、えーなんとね!この曲をなんと今回。紅白で聖子ちゃんが歌うそうです。(KO-ICHIRO「うん」)だから、同タイムぐらいでうたっているんだよね。すごくない?なんか!バトルみたいな。」
KO-ICHIRO「いま、携帯テレビをお持ちの人いませんか(いないって、KO-ICHIROさん)」
MIO「そうそうそう。絶対私の方がうまい!とかいって」
会場から沸き起こる歓声!いえぇ〜い!
MIO「あたりまえでしょ」
KO-ICHIRO「聖子さんもねー、生声聴いたことないけど、ほんまはうまいらしいね」
MIO「いや、うまいよ。アハハハ」MIOちゃんは、本当は聖子さんのこと好きなんだけどね。
KO-ICHIRO「アハハハ」
MIO「めちゃくちゃうまいよ。そろそろね、わらかしててもしょうがないので、『瑠璃色の地球』」
『瑠璃色の地球』。松田聖子の歌う原曲を聴いたことないのですが、なかなか、いい曲でした。青いライトの中で唄うMIOとキーボードを弾くKO-ICHIROさん。原曲を聴いたことがない僕でしたが、KO-ICHIROさんが奏でるピアノが印象的で、綺麗で、聞き入ってました。KO-ICHIROさんは、喋ってるときと、ピアノ引いてるときのギャップがねーいいよね。そして、MIOも、伸びやかに唄っていました。
そして、MIOと手を叩きあい、そして、MIOと肩を組んで、帰っていくKO-ICHIROさんは、えー、やらしかったですね。

そして、なぜか、ここで、HIROさんと潮音さんによる、NORTHWAVEのご紹介場面へ。HIROさんのもう、嬉しそうな喋り・・・もう、しゃべりたくて、しょうがないらしい・・・
スライドショーに写る、写真を見ながら喋る二人。
まず、ノースウェーブの玄関の話。でかいNORTHWAVEと書いたサビのオブジェを玄関に飾ってあるんだけど、あれは、サビたのか、もともとサビとしてのものだったのかという議論になったあと。
ノースウェーブの選曲をしてくれる、プロデューサーの机を移したら、すごかった・・・ゆうに500枚以上はあるであろうというCD(しかもこれが1週間分)のCDが机の上に、平積みで積んであり、前が見えない状態になってるんです。しかも彼らは、これを下から、スッと取るんだからすごい。という話をしてました。もう、本当にすごいっす。サンプラーで来たりするCDでそんなになっちゃんだから、本当にすごいですねー。
 そして、DJブースの話になったら、HIROさんが目をらんらんと輝かせて。
HIRO「ここが、僕が4年間も閉じ込められた、にっくき監獄ですよ。」よっぽで、いやだったんだなーと言うのが手にとるようにわかりました。
 そして、なぜか、今年その監獄に閉じ込められることになった、DJ タックハーシーの寝てる写真があったり、DJのみなさんのロッカー(なんか、宣伝用のシールがいっぱいはってある)、冷蔵庫があったりした。
もう、すごいですわー。
 なぜか、最後に・・・ADのムドウくんという方がいるんだけど、彼のUPが写ったんですが、丸いホント丸いですねー。やさしそうな人です。
HIRO「彼が、僕の番組RADIO POWER NORTHのADやってる、ムドウです。えーと、こいつの実家は、焼き鳥屋(だったきがする)なんですが、こいつの兄ちゃんが、東京大学でて、オックスホードの大学院に進学したって言う人なんだけど、今後どうするんだってきいたら、実家をつぐんだっていってるんだって、それを聞いてみSTAFF一同。おまえがつげ!って起こりまくってましたからねー」
この調子で、えんえんと喋るものだから、スライドの半分も終わらずに、NORTHWAVE紹介は終わってしまいました・・・
潮音「この続きは来年2002年のカウントダウンで」長い話です。
そんなこんなで、次は川村結花さんです。
ステージには、川村さん用のピアノが用意されて、
一際大きな拍手の中、演奏が始まる。
「どうもこんばんわー」
そして、シットリとした演奏から、デビューシングル『ひまわり』が始まる。
包まれるような雰囲気の中、まるで、そっとシーツをかけられたようなやさしい歌声が会場に響きます。
ここでも、パーカッションがいい働きしてました。テンポがすごい気持ちよくて、よかったなー。
歓声に包まれる中。
そして、すぐに、『Travels』へ。この曲良かったです。もう、CDのバージョンより、数段テンポがいい。なんか、生演奏ってこういう良さがありますよね。時にテンポを早く、時に、しっとりと。二通りで演奏することが出来るってすごい素敵です。
川村「どうも、こんばんわ、川村結花です。(結花ーと歓声が起こる)はいはいー(やたら元気がいい)!大晦日でございますみなさま。もう、一時間切りました!(歓声)どうないしようか。もう、間近でございます、2002年!ということで、今日はカウントダウンなんで、盛り上がっていきたいと思いますー!(ちょっと歓声がでなかった)ありがとう、中途半端な拍手を(笑)。」
川村「えー、じゃーもりあがっていきたいんですが。つぎは、バラードなんで。ちょっとこうシットリと。いきたいんですが、今度は、来年に、出る新しい曲をここでやりたいと思います。(拍手)ありがとうございます。あ、その前に、メンバーを紹介したいと思います。パーカッション、たまきまさあき。(拍手)たまちゃん!はい、ギター、いしなりまさと!(拍手)へい。では。」
ということで、新曲『エチュード』へ。これが、また切ない感じで好きでした。この方のバラードって無理がない感じがあって、すごい好感が持てるんですよね。ギターのサウンドが川村さんの声と合わさって、すごい印象的な歌でした。それに、歌詞がすごい悲しみを帯びていて、キュンとくるものがありました。
川村「エチュードという曲をお届けしました。ここでですね、素敵なサンバディ、スクープオンサンバディー、えーもう、お分かりだと思いますけども、さっきからね、ずっとね。(小声で小脇を抱えながらマネをする)”どしよぉーどしよぉーどしよぉー、なぁーなぁーなぁなぁーなぁーなぁーなぁなぁー”いうてはります(爆笑)。その方をお呼びしましょう。こーへいさんです!(歓声)」
頭をちょこちょこ下げながら、ステージに出てくるKO-HEY。そして、川村さんの後ろを通って、カホーンに座ります。こーへーさーんという声が飛び交う。
川村「KO-HEYさんでございます」
KO-HEY「えへへへ、ばらさないでくださいよ、たしかに」(笑)
川村「なんか、しゃべって。」
KO-HEY「いやねー、ちょっとねー。はじめてでしょ(川村:ねー)。だから、こーんな、緊張すんねんなって、自分でもビックリしてるんですけど。
川村「余裕やわー」
KO-HEY「精一杯がんばります。」
川村「ね!なんか、バンホーテンのような暖かさを、プラスしてくれるそうです。」
KO-HEY「トックリセーターで」
川村「トックリセーターの暖かさを!じゃー今日ね、KO-HEYさんと、はじめて、今からやる曲をやって、なんか、今までやったことないような、80年代っぽい、いい感じになったので、是非みんなにも聞いてもらいたいと、思いますので、よろしいですか、そろそろ」どんなやねんと、思いつつも、まーなんとなくわかるところが不思議である。
KO-HEY「(低い、やらしい声で)いつでもどうぞ」顔がねーにやけてましたよ!
(歓声と爆笑)
川村「ほんまやな!」振り返り、KO-HEYさんに切り返す。
KO-HEY「ん〜ふぅ〜」なんか、嬉しそうに、笑顔で返す。
そして、川村のピアノから、川村さんとKO-HEYさんのデュエットで、『夜空の向こうに』のサビから入る。そして、カホーンの温かみのある演奏と、川村さんの鍵盤から出るしっとりした音が混ざって、すごい心地よい空気が会場に広がる。KO-HEYさんの声も、川村さんをしっかりと包み込むようで、心地よかったなー。
ホッコリした、暖かさが、広がっていきました。
川村「KO-HEYさんでしたー!」
KO-HEY「どうもありがとうございましたー」
頭下げつつ、会場を後にするKO-HEY。

川村「暖かいKO-HEYさんでしたー。たぶん、今ごろ裏で、(力込めて)”はぁー!”とか”もぉー!”とか(爆笑)いう声がね。そういう彼も後で素晴らしいステージを見せてくれるでしょう。では!」
なんかもー、関西人同士なんで、とにかく、おもしろい。お互い気心知れた仲のように、話し合ってるのが、印象的でしたね。
そして、すぐに、『知らないままじゃなくてよかった』
温かみのあるピアノがやはり、印象に残りますね。この人の作るサビのメロディーってかなりやばいです。グッとくることが多いんですよね。あまり、彼女のCDはもってないんですけども、今度集めてみようかなと思いました。ピアノを前に唄い上げる彼女からは、独特の説得力を持って聞こえてくるんです。心地よい。その言葉が一番合うかもしれませんね。沸き起こる拍手。
そして、最後は名曲『HOME』。無理をしないそんな歌詞が、疲れた心に刺さってきます。軽快なギターと、パーカッションがいいアクセントになっていて、切ない歌詞をさらに切なく感じさせます。
川村「ありがとうございました」
暖かかったです。ほんと、素敵なライブでした。
そして、会場を去っていく彼女。
数分すると、今度は、MCのHIROと潮音が、出てきます。
潮音「いいライブでしたねー。」
HIRO「ついに、あと20分ですよ。」
潮音「ねー、もうすぐですねー。」

HIRO「今日は、NORTHWAVEのDJのみんなも着てくれています。呼んでみましょう。」
すると、ぞろぞろと出てくる。そして、ゾロッと10名程度が並ぶと。それぞれ、今年の締めを述べることに。いきなり、朝の番組担当のDJ 古屋にマイクが
古屋「おはようございます。」騒然とするステージ上。いや、いくら朝の番組担当だからって、12時回る寸前に、おはようございますはないだろう。HIROさんも潮音さんもつっこむつっこむ。テツヤ、宮永さん、と来て、グッチーの時には、HIROさんと話に華が咲いちゃってました。
そして、ケイコと、アイラの時には、二人ともスタイルがいいので、HIROさんが、ムーランルージュだ!といって、笑いをとっていました。
そして、須磨さんのときには、ギャグなのか本気なのかわからない「8年も年経ったけど、最初から、年だからねー」というコメントが。これには、HIROもどぎまぎしてました。(須磨さんは最年長)最後に森ルナさんですが、なぜか、HIROさんとマイクの奪い合いをしながら次の日の番組の宣伝をしてました。
ホントここのDJの方々はおもしろいなーと思いつつ、見ていました。
HIRO「えーと、もう少ししますと、NORTHWAVEのスタジオの方から、DJのタックハーシーが、ZEPP SAPPORO〜と呼びかけてきます。そのとき皆さん、必ず、シーンとして答えないでください!タックハーシーに孤独を味あわせてやります。」(ひどい・・・去年やられたら絶対拗ねたくせに。)
そして、雑談をステージ上でしながらタックさんの呼び出しを待つことに。
そしてついに。
DJ タックハーシー「ZEPP SAPPORO会場のHIRO福知、潮音(大声で盛り上げるように声をかける)」
HIRO「はい?(すっとんきょうに答える)」
DJ タックハーシー「ははははは、HIRO?」
HIRO「ん?ん?タックさん?」
DJ タックハーシー「タックですー、ゼップ札幌のみなさん〜!もりあがってるかー!」
まばらな声しか聞こえない。(会場では、HIROさんが必死にみんなが声を出すのを抑えてる。)
HIRO「あはははは!」爆笑している・・・タックさんも苦笑気味。
HIRO「盛り上がりましょう!へぇ〜い!」
凄い歓声が上がる。
DJ タックハーシー「おお、すごいすごい!」
HIRO「いや、タックさんが呼びかけてくるから、ここは、孤独をさらに深めてあげようという配慮でございます。(潮音:そうそう。会場もね、LOVE&PEACEな感じで。)」
DJ タックハーシー「いやいや、ありがとう。実はね、心に染み入るなー、染み入るだろーそれ。」
HIRO「いいでしょう〜」
DJ タック「去年までね、HIROがスタジオに居てね、(HIRO:そうそうそう)僕が会場にいって、HIROの声聞いてると、なんとなく拗ねてるような、寂しいような、暗いような感じがしていたんだけど、君の気持ちがよくわかった!」
HIRO「あれ、演技じゃないからね」
DJ タック「ねぇ〜、もう、あと10分切ってるよ!」
潮音「7分10秒ですね。」
HIRO「切ってますねー、こちらの、ゼップ札幌の中ね、時間がちゃんと進むっていうか、」すかさず、潮音のフォロー
潮音「時計があるんです。」
HIRO「えーと、なんていうの?へっていくの。」なんじゃそりゃ。
潮音「時計がカウントダウンしてってるんですよ。」
HIRO「なんていうの?あー!カウントダウンしてるの!」爆笑。わかりなさいよそれぐらい。
HIRO「カウントダウンしてるの!」
潮音「慣れてないからねー!会場」去年まで4年連続スタジオDJだったせいなのか、まるでダメ。
DJ タック「HIRO〜!ちゃんと一秒ずれないようにやってくれよ。たのむよ。」
潮音「大丈夫だよ。おまかせください。」
HIRO「あ!俺にいってるんだ。あ、そうそう、大丈夫だよ。」
DJ タック「まかせた!」
HIRO「さあ!実はこちらの方に先ほどまで出演してくれていた女性アーティスト、3名が登場してくれることになっています。改めて紹介しようと思います。まずは、トップバッターで・・・なんか、へんですねおれ!」うん、変です。
HIRO「まずは、トップバッターで登場してくれたLyrico!」
Lyrico「Yeah!」
潮音「続いて登場してくれたのは、MIO!」
MIO「ひゅーひゅー!」かなり元気よくHIROさんに向けて突っ込んでくる。Lyricoと楽しそうにおしゃべりしてる。
HIRO「元気娘だねー、続いて3番目に登場してくれたのは川村結花!」
川村結花さんは、一番落ち着いて登場。
HIRO「それではですね、みなさんに今年を振り返ってもらおうかなと。」
潮音「じゃー、川村さんからいきましょうか、今年はどんなとしでしたか?」
川村「そうですね、楽しかったです。なにかといろいろと、カフェライブなんかやったり。この間ツアー終わったばっかりで。ピアノ弾いて弾きまくったそんな年でございました。」
HIRO「今年は北海道きてくださったねー。」
川村「そうですねー」
HIRO「何回きてくださった?」日本語変!
川村「あはは、わからん」
HIRO「ライブだけど、3回、4回。」
川村「えー3回?4回かな?(ふと潮音さんの方を見て)いやー、谷間が気になりますねー」爆笑。
HIRO「谷間きになるの後ろにいるの!見てみて、ムーランルージュ!」といって、ケイコとアイラを指差すHIRO。
川村「あらー、すごいですね。」川村さんもおかしい。
HIRO「そんなことはいいんです。」自分でふっておいて、なんていいぐさなんでしょう。
HIRO「北海道川村さん、かなり好きですか?」
川村「好きですねー」
HIRO「どの辺が魅力なんですか?」
川村「いや、人も凄い暖かいですし、食べ物もお酒もおいしいですからねー」
HIRO「ねー、(酒)好きですもんねーだいたい毎晩ライブ終わった後、へべれけですよね。」
川村「そんなこと!」
HIRO「ごめんごめん、これ言っちゃいけないの?」
川村「いやいやいや、たまにですけどね。」
HIRO「たまにってことにしときましょう。でもねー。来年も北海道の方にライブたくさんしに着てくださいませ。」
川村「ありがとうございましたー」
この時点で5分切ってる・・・HIROさんしゃべりすぎ・・・・
HIRO「つづいて、MIOちゃん。おひさしぶりですねー」
MIO「おひさしぶりです。ただいまー!」
HIRO「前回きたのって、いつでしたか?」
MIO「夏七月ですねー。」
HIRO「半年振りだ。その間も精力的にやってたんですか?」
MIO「製作が主で、さっきやった「あなたに会いたい」っていうのを作るので四苦八苦で、つぎは、どうやってこう、次はどうやってこうで。やりたいことがいろいろ出てきちゃって、一個にまとめるのがすごい大変だった。」
HIRO「カップリングが?」
MIO「瑠璃色の月です。」
HIRO「あーあの、●●さんよりもうまいって言う」
MIO「あははは。」
HIRO「さっきのON AIRのってたんですよ。」
MIO「ほんと、ごめんなさい。」
HIRO「今もON AIRのってますから、変なこと言わない方がいいですよ。」
MIO「いや、本当に聖子ちゃん好きだから、あれぐらい言わないと、唄えないの」
HIRO「あー、そうか、自分を奮い立たせてるんだ。」
MIO「そうそう、絶対私の方がうまいみたいな。」
HIRO「だから、言うなっていってるのに!もう、何度も3度も。」(爆笑)焦ってるMIOが印象的でした。
HIRO「えー、今年を振り返ってもらって」
MIO「今年は、作品を一つ仕上げるって言うことに対して、自分を見つめなおす、自分を素材に例えて、自分って素材がどういうのに適しているのかという、そういうことを暖めて、自分の中で吸収しながら、吐き出すみたいなことをずっとやってましたね。」
HIRO「なるほど。来年それが花咲くようにがんばってください」
MIO「はい、ありがとうございました。」
はい、3分切っております。おいおいおい〜、カウントダウン間に合うのかよ!という不穏な空気が、客席とステージ上のほかのDJの方々に漂い始める・・・
HIRO「さあ、つづいて。ひさーしぶりに北海道きてくださってLyricoです。」
Lyrico「こんばんわ〜」
HIRO「多くのリスナーにとってみると、露ちゃん、露崎春女という名前でしれていると思いますが、Lyricoとして、再デビュー・・・デビューっていっていいのかな?」
Lyrico「再スタートかな!」
HIRO「再スタートという貴重な大事な年だったと思うんですが?振り返るとどうでしょう?」
Lyrico「名前かえるというのも、簡単にできた決心じゃなかったんで、でも思い切って決断してみたら、いろいろ・・・今まで本名だったんでね、露崎春女っていうね、あ!ちなみに、父親が露崎春吉っていうんだけど。」
HIRO「あ!そうなの?!はるきち!!じゃーお母さん露崎春雨?」
潮音「それないから〜」
Lyrico「まさか!そんな夫婦どんな夫婦ですか!」
HIRO「ごめんごめん、春吉、春女っかー。」
Lyrico「そうなんですよ。で、なんだっけ?そうそう。ふりかえってね、Lyricoという名前になって、同じ人間なんだけども、Lyricoだったら、こんな歌うたうかな?こんな服きるかな?とか客観的にみれる自分ができてきたっていう感じになってきましたね。」
HIRO「なるほど・・・」
はい!この時点で2分切りました!みんな焦り始まる。さすがにHIROさんも時計を気にしはじめる。
HIRO「是非来年羽ばたいて欲しいと思いますので。みなさんも応援お願いいたします」
HIRO「さー、そうこうしているうちに!」
潮音「そろそろ!」そして、スクリーンの時計を指差して
HIRO「なんか、ボケた感じになってますけども、これから綺麗になっていきますから!あ、ラジオ聞いてる方わかりませんが、こちらスクリーンがありましてね、このスクリーンでカウントダウンすることになっております。ラジオの前のみなさんもご唱和おねがいしたします。」するとすぐに1分前!いかに切迫した状況だったがわかる。
HIRO「一分前です!」
潮音「2001年も60秒切ったという状況でございます。いろんなことを考えながら、カウントダウンしてみてはいかがでしょうか?今年はいろんなことがありました。2002年がみなさんにとって新しい一歩を踏み出せる年だといいなと思います。2001年と同様に2002年もNORTHWAVEリスナーのみなさんと一緒にあるいていこうとおもっています。来年もよろしくおねがいします。」
ついに、カウントダウン!
HIRO「10、9、8、7、6、5、4、3、2、1」
HIRO&潮音「A HAPPY NEW YEAR!今年もよろしく!」
そして、会場から全員が去り、そこには!
ドラムのKO-HEYとキーボードのKO-ICHIRO。そして、ギターの知念さんのベースの小松さんがいつのまにかスタンバイしてて、演奏が即効で始まる!
そして、「A HAPPY NEW YEAR!」の声とともに、TAKEが登場する!
新年そうそう!一発目はこの曲『バラ色』
コール&レスポンスもバッチリです!新年を飾るに相応しい一曲!
みんな楽しくなって、ハイになって、楽しんでいます。
楽しく踊りまくりまくってます。
TAKE「こーいちろう!2002年一発目のキーボードソロ!」
KO-ICHIROさんも楽しそうに演奏しています。
TAKE「じゃー声だしていこうか、SAY YEAR!、OHH!、A HAPPY NEW YEAR!、バラ色にしようぜ!」
すごい幸せな雰囲気と特別な雰囲気をもったバラ色でした。
最大の歓声と拍手が
TAKE「新年あけまして、おめでとう!」
TAKE「いや、全国各地で、カウントダウンのイベントが、行われていると思うねんけど、札幌、FM NORTHWAVE主催このカウントダウンが日本一、いや、世界一!HAPPYなイベントです!」会場大盛り上がりです。
TAKE「ホント、いいきれます。最高みんな。」
TAKE「こんな、ホンマみんなが一つになる、気持ちを一つにあわせたカウントダウン。ホント気持ちええね。ね!リーダー!」
ちょっと、急に振られてビックリした顔をしたけど
KO-ICHIRO「いえ〜い!」会場もつられて、いえぇ〜い!と叫ぶ。
TAKE「あはは、ON KEYBOARD KO-ICHIRO」
KO-ICHIRO「うぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜お」
TAKE「うわ。」ひたすら、叫ぶKO-ICHIRO
KO-ICHIRO「声とめるのわすれてた〜!」
KO-HEY「すごいね。」
TAKE「去年は悲しいニュースいろいろありましたけど、今年こそは、みんなのパワーで、ポジティブパワーでいい年にしましょう!俺達的には今年も、Nice'n Slowな感じで、ええ感じで、やっていこうとおもってます。このイベント始まって、ずっと立ちっぱなしでみんなもつらいかもしらん。みんな大丈夫?元気?まだまだいける?」
大丈夫っスー!みんな歓声で答える。
TAKE「そしたら、メローなミディアムなグループに適当に体揺らしといてくれる?KO-ICHIRO」
そして、KO-ICHIROさんのピアノから『Nice'n Slow』へ。
ステージ上をゆっくりと、体を揺らしながら歩くTAKEさん。
会場全体を包む独特な雰囲気はやはりすごいの一言。雰囲気は十分に伝わってきた。KO-ICHIROさんのピアノは滑らかだし、KO-HEYさんのドラムは力強かったです。
あいかわらず、やらしい曲です。
歓声が包む。
ドラム音からこの曲『Etenal Snow (レゲエバージョン)』
シャラララ シャラララのコール&レスポンスも温かみがありました。
このころから、やはり若干調子がわるかったのか、もともと無理がかかるこの曲で、だんだんTAKEさんの声はでなくなってきました。実際に、会場に居る分にはそんなに気にはならなかったんですが。でも、近くで聞いててもおかしいなってわかるぐらいでした。サビは、観客にまかせていて、歌っていました。
でも!観客もTAKEさんを支えるように、大きな声で、精一杯に唄っていました。この雰囲気はとても心地よくて、最高の気分でしたね、声の良し悪しじゃない雰囲気の良さが出ていました。TAKEさんも僕らと一緒に楽しんでましたし。

TAKE「Eternal Snow〜ON ドラムス KO-HEY!」
KO-HEY「どうもー!どうもー!」
KO-HEY「もう、年明けたわ!(小声で)だいぶ長いこと俺たってるわー。(大声)と!思うかもしれんけど!そんなもんでは、ゆるさん!えへ(言い方が可笑しかったので、テレ笑い)!いやー、もう2002年ですよ。2と2で0を二つはさんでるわけですよ、見た目に非常にめでたい!」みんな苦笑しつつも歓声を上げる。
KO-HEY「去年はミレニアムやったんですよ、そうでしょ?今年はそれにかわるなにかが、ないかなっと!おもって、ここにまで至ってしまいました。考えることができませんでした。ただ、見て目にめでたい2002年、去年いろんなところでいろんなライブとか、いろんな活動をしてきました。今年は、もう来月なのかな、厚生年金会館の方でツアーもきまっております。」拍手〜。
KO-HEY「ありがとう!ありがとう!ありがとう!こちらの方が、うれしいやら、かなしいやら、チケットの方がございません。(ひときわ大声で)しか〜し!」(爆笑)あまりのテンションの変さに、みんな笑い出す。TAKEさんも苦笑している・・・
KO-HEY「正月ぐらいゆるせよ!(また、変な大声でスティック片方上げつつ)しか〜し!今日は最後まで、Nice'n Slowな世界に浸っていったほしいですよ。」
KO-HEY「で、去年に引き続きまして、それ以上。ちょっと前向き・・・正月ですからね、この日ぐらい前向きにいきたいなと一年の思うわけです、で、次ぎ聴いてもらう曲は、Sha la laでございます。」
そう!北海道発披露の曲なんです!うれしい!思わず、みんな歓声があがる。
KO-HEY「今年も前向きに、ちょっとでいいんで、僕らもがんばります。ここで、決意したってしょうがないですけど(笑)。聴いてくださいsha la la」
TAKE「知ってる人は全員歌って。」
キーボードの音から『Sha La La』へ。ホントみんな全員で、TAKEさんのバックコーラスって感じで唄いました。サビでは、手を左右に振りながら、唄います。
はじめて聴くこの曲は、質感があるというか、湿度のある曲で、温かみが今までの曲とちょっと違った感じがしました。でも、きもちよい暖かさです。
観客に向かって、マイクを差し出し、歌うように誘うTAKEさん。
本当にみんなが一生懸命に歌っているのがわかって、ちょっと感動的でもありました。
KO-ICHIROさんも、TAKEさんも、KO-HEYさんも満足そうにうんうんと首を頷けていました。
最後はちょっとSOULっぽい変わった終わり方していました。

TAKE「いえぇ〜い。涙を拭いて」
といって、ぼくのちかくの女性のところに、タオルを差し出していました。
TAKE「なんかね、やっぱね、2002年。えー唄うのも、演奏するのも、盛り上がるのも、(客席を指差して)誰かの頭、はたくのも(笑)最初やね、全てが、はじめてで、なんかこう特別な、気持ちになって、今ステージにたっています。ON KEYBOARD KO-ICHIRO リーダー」
KO-ICHIRO「さっぽろー!!!ただいまーー!!!」会場から、歓声とおかえりーという暖かい声が響き渡る。
KO-ICHIRO「2002年初ライブを、ぼくらの第二の故郷?僕らはみんな大阪産まれやけど、Skoop On Somebodyは、もとい!SKOOPは!札幌で生まれ、札幌で育ったようなもんだー!みんなー、みんなが、おとうちゃんと、おかあちゃんや!」一際力込めていう。TAKEさんとKO-HEYさんは、爆笑中。そして、TAKEさんは汗を拭くタオルを探しに行く
KO-ICHIRO「ほんま、ありがとうな。今あのーすごいみんなが歌ってくれてるのが、こっちまで届いてて、TAKE俺にも涙を拭くハンカチをくれよ。」
TAKEさんがタオルを取りにいく。そして、TAKEさんが下を向いた瞬間。
KO-HEYさんがドラムのところから、自分のタオルをKO-ICHIROさんに向かって結構遠いのに、投げた!見事放物線を描いて、KO-ICHIROさんの手の中へ!
KO-ICHIRO「ストライク!」
そして、顔を上げたTAKEさんがKO-ICHIROさんの元にもっていこうとするとタオルをもってニヤっとするKO-ICHIROさんが!そのタオルを見て、きょとんとするTAKEさん。これには、会場も歓声と爆笑が!KO-ICHIROさんが顔をぬぐうと。
KO-ICHIRO「おかげさまで。今年2月から、あ、1月19日からですけど、ホールツアーが始まります。」拍手!
KO-ICHIRO「2002年もSkoop On Somebodyは、けして、振り返らず、立ち止まらず、ついてこいよ!」なんか、やらい・・・
KO-ICHIRO「とは、いうてもね、突っ走ってばっかやったら、一息つきたいときもありますよ。」
TAKE「どっちやねん。」
KO-ICHIRO「いや、だからさ。ツアー終わったら」TAKEさんをフッと見て
KO-ICHIRO「人の話ちゃんときけよ!おい!」
TAKE「あ、すいません。えらい、すいません、リーダー」といって、膝を突いてナゼかステージ上に、正座する。
KO-ICHIRO「ツアー終わったらねー、おれちょっと、羽伸ばしにいこうかなーなんて、おもってんねやんか。(ステージに正座してるTAKEさんの方をみて)そんなことされたら、しゃべれなくなる。」
TAKE「いやいや、正月やし。ちゃんと聴いとかななー」
KO-ICHIRO「そうやな。えー僕は2月に、ハワイに行くことに決めました」ガッツポーズするリーダー。歓声が起きる。
TAKE「やったー!」同じくガッツポーズして立ち上がるTAKEさん。
TAKE「やったー、やったーよ!夢のハワイ」・・・夢のハワイって。
KO-ICHIRO「何年ぶりかなー、大学生の頃に行ったきりなんで、じゅ〜、あ!年がバレますね。やめとこう、えー、とにかく俺はハワイに行くんで、一緒に行きたい奴は、ついて来い!」TAKEさんもこれには、ずっと笑ってる。
KO-ICHIRO「2002年これからみんなで合唱する曲を、やろうと思ってたけども、すでに、十分うたってくれはったんで。やめとこっか!」
えー!というブーイングが。やってーという声が。
KO-ICHIRO「なんの歌か、わかってる?」
わかんなーいという声があがる。
KO-ICHIRO「わかんないよね。僕らのライブはじめて聴く人も、はじめてラジオで聞く人もたくさんいるとおもうけど。今日ここで僕らが、みなさんに、愛の鍵を!お届けしたと思います。」
KO-HEY「愛の鍵を!」
KO-ICHIRO「僕らも心をこめて唄うけど、歌える人は、一緒に唄おう。届くように唄ってね。」はーいというなんともかわいらしい声があがる。生徒と先生見たいや。
TAKE「みんなで、ひとつになろう」
KO-ICHIRO「KEY OF LOVE」
『KEY OF LOVE』。今日のスクープのライブはなんか、みんなで楽しむライブでした。みんなで、歌という一つのものを作り上げていきました。会場には、みんなの声がTAKEさんや、KO-ICHIROさん、KO-HEYさんの声に負けないぐらい響き渡っていて、ものすごい観客の僕らが、SKOOPに鍵を届けることができたんじゃないかなと思います。
TAKE「ありがとう!」
歓声が起こり、すぐさま『M.F.S.B』へ!
ホント、みんなで歌える曲ばかりなんです。
KO-HEYさんや、KO-ICHIROさんが歌うときはそちらに、みんなで手を差し伸べます。
「あなたにあえてよかった」ここでは、もうお決まりになりましたが、みんなで、TAKEさんに向かってSKOOP ON SOMEBODYに向かって両手を差し伸べます。
この曲を聴くと誰かに感謝したくなります。
TAKE「今日はどうもありがとう〜、素敵な2002年になりそうな予感がします」
精一杯の気持ちのつまった一言でした。
彼らのライブはかならず、一つ何か一つを心に残してくれます。そういうところは大好きです。
TAKE「もっとおおきく!もっとおおきく!」コーラスの声に向かって叫びます。
Lalalala〜というコーラスも素晴らしかった。ものすごい大きな渦のような
TAKE「OK,みんなありがとう。ほんとありがとう。今日は楽しかったです!」
やっぱりいいですよ、彼らは。本当に。ライブで温かみを感じられるアーティストってそうはいないと思う。そういう数少ないアーティストの一つでしょう。
TAKE「ありがとう〜!」
そして、今日の感想を述べつつ、出演した3アーティストを呼ぼうという話になり。
それぞれ競演したアーティストを呼ぶことに
TAKE「Lyrico〜」
というと、拍手の中Lyricoの登場・・・ここで見逃さなかった!
ハイタッチをしようとしたKO-ICHIROさんに気がつかず、TAKEさんとハイタッチしたLyrico。ちょっと寂しそうなKO-ICHIROさんの表情が忘れられません。
そして、KO-ICHIROさん「MIO〜」というと、MIOはちゃんとKO-ICHIROさんとハイタッチして登場。
KO-HEY「川村結花ー」
そして、3人が、登場すると、とても嬉しそうなSKOOPの3人。えーそんなに、女性に会えてないんですか?SKOOPさん〜。
6人+ギター知念、ベース小松で、
TAKE「去年は、いろいろ大変なことがあったけど、今年はLOVE&PEACEを合言葉にしていきたいなと、こんな素敵な曲を最後にみんなで歌いたいと思います。OH! HAPPY DAY」
そして、ゴスペルの定番ソング『Oh! Happy Day』が始まる。
そこは、すでにゴスペルのコンサート会場のように、会場全員がコーラス隊かのごとく、大声で、精一杯に歌いあげる。これには、もう感動しました。
そして、川村結花->Lyrico->MIOの順で唄うのだが、川村さんは、「はるばる来たぜ、札幌」とかいってちゃめっけたっぷりに唄う。そして、Lyricoは相変わらず、すばらしい歌声を聞かせ、MIOも会場を盛り上げる。TAKEさんが歌うときには、手拍子が入る。
手拍子も、タダの手拍子じゃなかった。こう、文章で伝えられるかわからないが、だんだん、テンポアップしていき、歌にあわせた合いの手としての手拍子ではなくて、その手拍子自体が、楽器の一部として、ドンドンテンポアップしていくのである。
これには、もう、僕は最初から、バンバン手を叩いて、楽しんでいました。ゴスペルを唄って、倒れる人がいるっていうけど、なんとなくわかる気がする。この歌は、なにか、他と違うものを持っている。なんか、あのままどこまでもいってしまえるようなそんな気分にさせてくれる気持ちよさがどこかあるのである。
本当にゴスペル隊に入って唄っているような、そんなちょっとした錯覚を起こさせてくれた。
もう、新年に相応しい、最高の歌が唄えたんじゃないかなと思います。
そして、唄い終わり、ステージ上では、8人が手を取り合い、最高の笑顔で、会場の皆さんに礼をして、手を振りさっていきました。

HIROさんと潮音さんが出てきて、最後にしゃべっていって、終了となりました。
最高に興奮した。温かみと感動もある、いいライブでしたね。本当にいってよかったなーと思いました。




最後に。
たしかに、TAKEさんの声はつらそうだった。はじめて彼の声を聞いた人は、こんなものか?と思ったかもしれない。ライブとして完璧なライブとはいえないかもしれない。
でも、それを補って余りある、みんなの歌声があった。あの会場の雰囲気は、どこのライブ会場にも負けてなかったと言い切れる。
僕は、エッセイで昔「最高のライブとは」という題名で書いたことがあるけど、ライブってアーティストだけじゃなく、観客もつくりだすもの。アーティストだって人です。調子の悪いときもあるし、一番いい歌が歌えたなんて時は、そう多くはない。
だからこそ、ライブでは、特に観客の一挙手一投足が、ライブを作り出していると感じています。
それが、モロに感じられるライブでした。すばらしかった。As Oneである。あの日は会場にいた人たちで、確かに何かを作り出した、そういえるライブだったと思う。あのみんなの歌声はラジオにはあまりのってなかったかも知れないけど、確かにSKOOPの3人やサポートメンバーと何かを作ったなと感じれました。会場に来ていたあなたは、あの暖かい空気を感じることができましたか?
あなたの求めているのは、アーティストが完璧な演奏と歌を歌う、完璧なライブですか?それとも、みんなで作り出す、最高のライブですか?

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