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2001年3月LIVE REPORTS

3月8日 TOKU in PALS21

曲順
kiss of life (sade のカバー曲)
スタンダードナンバー
Fly me to the moon

KAMIYAさんという、アーティストのページでその名前をチラッと見たのがその始まりです。だれだろう?それが最初の感想でした。でも、KAMIYAさんはJAZZ寄りのアーティストなので、たぶんJAZZの人なのかな〜と思っていましたが、お!北海道でインストアライブがあるということで、行ってみるべぇ〜ということになる。あるページで告知があったので、それを見ると、やっぱりJAZZのアーティストでフリューゲルスホルンの奏者で、ボーカリストでもあるということでした。それぐらいの知識のみで会場に向かったのでした。

 開始20分前に会場入りすると、まだリハーサル中で、さらに、簡易椅子も置いてないので、しかたなく店内をチョロチョロする。店の一通りの観察が終わると、その足で会場に戻ります。簡易椅子も置いてあり、座りに行くと・・・やっぱり、男性は俺だけかい。これって結構悲しいんですよ、女性の皆さんにはわからないかもしれませんが・・・で、やっぱり男性ってこういう趣味を楽しみってことに対して、貪欲じゃないというか、もったいないよな〜といつも思います。でも最終的に男性もちらほらいるようになって一安心!

 で、会場MCの方が、「後10分できます。」というが、なかなか始まらず、「5分」、「いや3分」、「あと少しなんで」といろいろ取り繕ってるのが結構面白かった。で、TOKUの登場。意外と普通な感じで、かつカッコイイじゃないですか、こりゃ〜女性ファンおおいだろうな〜と思いました!で
MC「北海道へようこそ」
TOKU「どうも」
MC「とは行っても、僕もついさっき東京から着たんですけど」
爆笑・・・なんかこのひと変。おもしろいです。で、何故か話は、
MC「いや〜、北海道寒いでしょう?」
TOKU「まあ、そうですね〜。さむいっすね、東京よりずっとさむいですよね」
MC「北海道はすべりますよね。ぼくなんかさっきこけそうになりましたもの、TOKUは雪国の新潟県出身だから、全然スイスイ歩ける感じですか?」
TOKU「え、まあ、そう、そうですね。そんなにつらくないですよ。まあ、普通には歩けるかな」
・・・
MC「TOKUはスキーとかするんですか」
TOKU「バリバリしますよ。本当はね、今日すぐ東京に帰らないなら、ぜひこのパウダースノーの中でスキーしたかったですね。」
MC「北海道の雪って違いますよね〜なんかもうさらさらしてるというか」
TOKU「そうそう、ぜひ、今度はスキーしに個人的に来たいですね」

・・・
と、寒いこととか、スキーのこととか、TOKUさんは雪国出身だとかそういう余計な方向にどんどん進んでいく。
年齢も24歳ということで、僕と同い年なんですね。ちょっとビックリ。かたや、ぼくはこんなので、彼はこんなにすばらしいアーティストとして、自立してるんですね。悲しい(泣)
でやっと本題のアルバムの紹介に行ったら行ったで
MC「このアルバムですが、こうTOKUの声がいいですよね、夜とかこう使いたいですよね。」
TOKU「え、そんな。いや、僕は使わないですけど、普通に聞いてもらえれば」
MC「え〜。そうですか、TOKUの声ってこうなんか夜に合いそうじゃないですか?僕なら、悪用しそうですね〜」
TOKU「あはは、ほどほどで。まあ、そういうの抜きで、結構古い曲ばっかりじゃなくて、最近の新しい曲をカバーしてたりするんで、これまでJAZZとか聞いたことが無い人とかに聞いて欲しいですね。」
MC「そうですね、ほんとJAZZを聴いたこと無い人には、すごいいい感じで聞けると思うんで。皆さんぜひ買ってください」
・・・
MC「そういえば、明日もライブがあるんですよね、BOSSAていうバーで」
TOKU「そうなんですよ。」
MC「でも残念ながらチケットの方は売れきれてしまってて、持ってる方はぜひ楽しんできてください、で、いけない方は今日のライブを存分に楽しんでください。」

と、コントみたないな、トークを二人(このMCの人絶対、変)でかましつつ、早速歌の準備をするために、コントラバスとギターの2人を呼ぶ。

TOKU「それでは、ライブの方をお楽しみください。」
そういうと、TOKUは、手にもっているフリューゲルスホーンを使わなかったので、お、最初から歌が聞けるということで、期待が高まる。
で、最初の歌はそう、あの有名なsadeの「kiss of life」でした。なんかアコースティックな感じのこの曲も素敵です。で、TOKUの声も低いんだけど、深くて奥行きがあるすばらしい声で、もう大人な雰囲気を会場に醸し出していました。
かなりすばらしい演奏で、すぅ〜と引き込まれるような感じでした。演奏がおわれば、自然と拍手も起こります。

TOKU「ありがとうございます。この曲はアルバムの1曲目になっている、sadeのカバー曲「kess of life」でした。結構アルバムのなかでも、いい出来に仕上がってる曲です。で、次はJAZZのスタンダードから一曲〜です。」(ちょっと聞こえなかった)
です次のスタンダードナンバーも素敵な出来で、やっぱりコントラバスとギターの人たちもすごい演奏が素敵でした。結構この辺から自然と体が動いてしまうような感じでした。でも、インストアライブであんまり体動かす人もいないんですけどね。JAZZのライブは体が動かした方が楽しいんですよ。会場全体が、目を閉じれば、バーかなんかで演奏してもらってるような感覚に引きずり込まれます。絶対この人の演奏をJAZZバーで聞いたら、最高でしょうね。素敵。

TOKU「ありがとうございます。次で最後の曲になってしまいます。」
「え〜」と心の中で思うカマD、それぐらい短いし、なが〜く、この雰囲気を味わっていたかったんですね。
TOKU「では、最後は、アルバムから一曲。Fly me to the moonです。」
もう、この曲が最高です!コントラバスの人とかギターの人のソロもあったり、TOKUのボーカルもフリューゲルスホルンもありという感じで素敵でした。でも、一番良かったのは、JAZZのライブらしいコントラバスと、TOKUのボーカルの掛け合いのところです。
SWINGがいいかんじでした。もうたまりませんね。思わず一人からだが勝手に動いてしまってました。
でもなんであんなに素敵なリズムなのに、みんな体を動かしたりしないんでしょう・・・まあいいか。人それぞれね。
やっぱJAZZはライブだよな〜と思いましたよ。ホント。
そして、20分ぐらいの短いライブが終わりました。
その後握手会とかサイン会もあったんですが、ここは大人しく金も無いので帰りました。(う〜ん、KAMIYAさんのことをおしゃべりしたかった〜。)
ひさびさのJAZZのライブは素敵でした!

3月29日 KAMIYA sessionライブ in 東京 南青山BODY & SOUL
KAMIYA(vo) , クリヤマコト(pf) , 鈴木良夫(b)(ちんさん) , セシルモンロー(ds)

曲順
1st Stage
ヴォーカルなしのスタンダードナンバー(KAMIYA抜きの3人で)
同様にもう1曲
Kisses on the wind

休憩

2nd Stage
マウイワルツ
Crazy He Calls Me
いそしぎ
miracle

ネットで知り合ったCONANさんと、待ち合わせをして、なぜに東京はこんな寒いねんとムカツキツツ会場に向かうと、まだ、KAMIYA姉さん(以下、姉さん)は、ちょうどリハ中で、一度近くのファミレスで食事を取ることにする。
 そして、もどると、もうたくさん人が入っていたが、ちゃんと、姉さんのまん前の席を確保して、おしゃべりをしていると、いきなり姉さんが、出てくる!「あら〜、きてくれたんだ〜」「ちょうどトイレだったの〜」と、屈託無く言う姉さんは、本当に気さくな方でした。「トイレでさ〜、ドア開けたら、ドアの向こうの人も扉引いてて、む?って思ったら、クリアさんだったのよ〜。おもしろかった〜」とCONANさんと喋ってて、僕を紹介してくれると、「わざわざありがとうね〜、北海道から。今日は楽しんでってね」といって握手してくれると、忙しそうに、カーテンで仕切った控え部屋の中に入っていく。
 そして、すこし時間も経つと少しずつ人が入ってくる・・・きっと素敵なライブだろうな〜という雰囲気が伝わってくる。
そして、クリヤさん、ちんさん、セシルの3人がまず出てきて、スタンダードナンバーを一曲披露してくれる、すごいやっぱり、JAZZのライブは気心が知れた仲間同士でやっている感覚が一番楽しい。いいところでは、必ず拍手が起こるし、とっても心地よい。
 さらに、もう一曲スタンダードナンバーから一曲持ってくる。この曲が終わるころに、姉さんが出てくる。そして、クリヤさんと、ちょっと打ち合わせをして、指をならして、また、スタンダードナンバーを唄い始める(ごめんなさい、スタンダードナンバーの曲目はちょっと覚えていません)。すごい素敵な声をフロアに響かせつつ、すごく、軽く歌い上げる姉さんが素敵でした。
 そして、唄い終わると、すこし、この曲についての説明をしてくれる。
 「じゃあ、メンバー紹介をします。まずは、今日で3徹のクリヤさん」というと、クリヤさんは、なぜか、ポーズをとっているのが、おもしろかった。「次は、私は、この人とずっと仕事をしたいとおもってましたが、レコードとか、スタジオでしたしたことがないのですが、今回は一緒に楽しい夜がすごせて、幸せです。鈴木良夫さん、こと、ちんさん!」すごい紳士っぽいちんさんがすこし頭を下げる。「そして、そのちんさんとは、良くお仕事をしていますね。もう顔も見たくない?そんなことないですね。セシルモンロー!」とちんさんと一緒に笑いながら、セシルを紹介していました。
 そして、何曲かのスタンダードナンバーを続けた後、「ここで、ちんさんとCDを作ったんですが、この(手にとって)East・Bounceという一枚です。これは、ちんさんのオリジナル曲がはいっているんですけど、これは、E・Bの最初ですね。いまでは、もう何枚でてるんでしたっけ?(ちんさんのほうを見る)4枚?4枚もでてるんですね。で、その1枚目がこれで、これに入っている「キスは風にのって」、「Kisses of the wind」を唄わせてもらったんですが、この曲が本当に素敵なメロディーなんです。ほんと、綺麗な歌です。きいてください。」というと、本当に綺麗な声で、唄い出す。この歌は本当にきれいでいい歌でした。初めて聞いたんですが、結構、耳に残るすごいいい歌でした。演奏が終わると、「ほんと、きれいな歌!」と感動してる姉さんが印象的でした!
 「ここで、また、スタンダードナンバーから一曲。この曲は、〜」と歌詞に関して説明をしてくれる姉さんは、ホント一曲一曲を大事にしてるんだな〜というのが、手に取るように伝わってきました。一曲が終わると。
 「じゃあ、ここで、休憩にします。また、あとで。楽しんでってくださいね!」というと、カーテンの裏の控え室に隠れてしまいます。
 そして、みんなが、おなかに何か入れたり、してるなか、KAMIYAさんは、僕らの所に来て、いろいろお話したり、他のお客さんのところに喋りに言ったり、本と忙しそうだった。なんか、みんなに愛されてるな〜と、暖かい気持ちになれました。
そして、休憩もおわり、姉さん以外の3人が出てきて、前半と同様に一曲スタンダードナンバーが演奏される。で、今度は、すぐ、KAMIYAさんが出てきて、また歌の説明をしながら、歌を唄いはじめる。スタンダードナンバーを何度か唄うと、「今度はハワイの歌を唄います。マウイワルツといって、私をマウイワルツをしている間は、あのことを忘れていることが出来るの、唄ってという歌です。」とマウイワルツの説明をして、彼女のアルバムEternal Ringからの一曲を披露してくれる。だが、すごいバージョンが変わっており、すごい楽しめた。さらに、お客さんからリクエストがあったのだが、「ごめんなさい、この曲って〜〜〜(鼻歌)って歌ですよね。ちょっと、さびしか知らないんですよね。この曲は太陽に関する曲ですよね。じゃあ、ここは、月に関する今日を披露します。」といって、スタンダードナンバーから、月に関する曲を一曲披露する。すごいお客さんとのやり取りが、楽しい感じだった。「Crazy He Calls Me」も1曲披露する。さらに、「いそしぎ」も、すごいいい歌だった。
そして、最後は、「miracle」を披露する。姉さんもノリノリで歌い上げ、会場もすごい盛り上がった!
すごいいい曲ばかりで、最高の出来でした。なにより、一曲一曲を丁寧に説明する姉さんがすごい印象に残っています。
いい人なんだな〜と感激しました。

3月31日 Skoop On Somebody Live act IRUMA in 入間市文化創造アトリエ AMIGO!

曲順
1st Stage
What's you won't do for love
Feel like making love
(MC)
Everlasting Love
Nice'n Slow
(MC)
Eternal Snow
(MC)
バラ色

(休憩)

2nd Stage
(MC?)
Amanogawa
if
(MC)
Actor
線香花火
(MC)
Still
ama-oto
(MC)
Mood 4 Luv
(Between The Sheets)
(MC)
祈り
 ほぼ3ヵ月半ぶりのSOSのライブ。もう、かなり時間が経ちすぎて、SOSの生の良さが、体の中から抜けてしまっていた僕は、なんとなく期待感が薄かった・・・ついでに体調も悪かったので、なんとなく普通のライブを見に行く感覚で落ち着いて当日を迎えていた。

 アミあかねちゃんは置いてって、アフロみくちゃんと、一緒に、道間違えながら、会場に近づくと、おい!公民館?っていうぐらい、質素でコジンマリした建物が見えてくる・・・これなのかな〜と不安になるが、まあ、中に女性が何人かいるからたぶんこれだろうと思い中に入ると、10人ちょっとの人たちがすでに待っていた。この頃から、ひどく雪が降り出す!北海道から行って、雪を見たくは無かったが、これも、エタスノ効果か、北海道組みの仕業か、どっちかだろうなと思いつつ、降り行く雪にゲンナリする。でも、会場の中で待てたのは本当にありがたかった。寒い思いしなくてすんだんですから!チケットを取っててもらったsumiさんと会って、かなりの時間を待つことになる。ようやく、整理券が配られて、一度外に出て、戻ってくると、控え室には、たくさんの人たちでごった返していた。
 もう、全国から大集合!そんなファンの集いかなんかなのかこれはっていうぐらい、いろんなファンの方々が集まっていて、はじめて逢う人とかに逢ってテンションがみんな高くなっていってるのが、手にとるように感じられた。
 そうして、会場整理の方が、みんなを20人ずつ並ばせると、何故か20人ずつ会場に連れて行かれて、たまたま僕は、1番前のKO-HEYさんの前の席に座ることが出来た。会場は、学校の体育館みたいな場所で、前方にたぶんSOSの3人がいるであろう扉が一個あった。ステージは本当に手作りで、階段1段分の台の上に、キーボードと、カホーンとシンバルがのってて、TAKEさんの使うマイクはステージの後ろに置いてあった。
 そして、会場は、人でいっぱいとなり、妙な期待感に満ちたざわめきと、会場に流れる新曲「Still」(「Still Unpluged version」、「etenal snow」、「eternal snow Special Remix」もかかっていた) の音などで、ごった返していた。でも、こんなライブ前の落ち着きの無さが心地よかったりする。マネージャーさんが、セットリストなどを舞台に張ったりしていた(見えそうで、困ったが、見ないように気をつける)


 18:00 女性が一人前に行き、電気を消す。沸き起こる歓声。そんな中前方の扉から、KO-ICHIROさん、KO-HEYさん、TAKEさんが出てくる。KO-ICHIROさんの髪がめっちゃ伸びてて、ちょっとビックリする。ここで、改めて、ステージの近さと低さを実感する、ホント立ってしまえば、触れるぐらいの場所に3人がいるのである。TAKEさんは、ジージャンに、黒いズボンで、なんか非常にラフな格好をしていて、KO-HEYさんは、黒いフリースみたいな感じの服に黒いズボンで、KO-ICHIROさんは、めっさ髪が伸びてて、黒いジャケットに黒いズボンでしたね。

 3人がステージ上の場所に着くと、KO-ICHIROさんの方をTAKEさんが見て、演奏が始まる。一曲目は、Bobby Caldwell の名曲「What's you won't do for love」。この曲は良く知った曲なので、結構ノリノリで楽しく聞くことができた。

 二曲目はRoberta Flackが唄ってるのがいちばん有名な(George Benson、D'Angeloも唄っています)「Feel like makin' love」という曲の演奏が始まる。(個人的にD'Angeloのバージョンを良く知っていたため、なんとなく変な感覚にとらわれる、お世辞にもこのバージョンは春らしい感じではなくエロなので。無論TAKEさんの歌うこの歌はとっても春らしい一曲でした。)

「今の曲は「Feel like making' love」、っていう、春らしい一曲なんですが、今日は、ホントすごい雪やったね〜、なんか桜の花があって、雪が舞うって言うのはすごいいい感じで、思わず、リハーサルもしないで(KO-HEYさんと、KO-ICHIROさんはニヤ〜って笑ってる、ホントリハしてなかったらしい)、デジカメで写真とっとった。」
「まずは、この曲を聴いてください」
そして、師匠のキーボードから「Everlasting Love」が始まる。この曲ではKO-HEYさんは、ちょっぴり手が暇そうだった。でも、コーラスもバッチリ決まる。夢をふたり〜ってところで、TAKEさんが体を揺らして歌うのが結構好き!
ここで、TAKEさんが、水を飲んだんですが、ちょうどステージ中央に柱があり、そこに寄りかかって水を飲むTAKEさんがライトに浮かんで、すごい雰囲気が出ていました。かっこええ〜と思わず心の中で叫んでました!

 そして、次は、続けざまに、「Nice'n Slow」のキーボードが始まる。TAKEさんが、マイクの前で指を鳴らしたりするのも、結構印象に残った。KO-ICHIROさんのソロではTAKEさんが、「One More Time!」と言って、何度もKO-ICHIROさんに弾かせていた。
このNice'n Slowの時のKO-ICHIROさんは、すばらしかった。
 TAKEさんが、「アンケート読みました。いろいろ日本中から来てくれた人、いるみたいで。入間のスタッフの人が北海道から来た人もいるっていってました。」「あ、そうだ、北海道からきた人手上げて、はい!」(無論僕も手を上げたが、結構な人数がいたらしく、おぉ〜という妙な歓声が起こる)
TAKE「じゃあ、次は、九州から来た人?はい!あれ、いないのかな?」
KO-HEY「照明くらいからね〜明るくできませんかね?あの奥の方とか?」
TAKE「そうか、まあええか、次は、大阪からきた人?はい」
「きてんでー」という声が会場から聞こえる
TAKE「お、来てんでーって、また、大阪ガラ悪いって思われるやん」
会場から笑いが漏れるとKO-HEYさんが
「まあ、大阪ならではの方って感じでいいじゃないですか!」とすかさずフォローしていた。
そして、TAKE「リーダー、だまってないで何かしゃべり〜や?」なぜか、この一言だけで笑いが起こる(みんないいだけラジオでKO-ICHIROさんへの期待が高まっているらしい)
KO-ICHIRO「今日来る時、雪がすごくて〜、本当に無事にここまで辿りつけるのかと。」
TAKE「な〜、すごかったもんな、今年逢った雪で一番すごいもんな、こんな雪が大きくてな」
KO-ICHIRO「うん、で、1月に、山中湖の方でが尺してたときにも、雪降って結局KO-HEYの車置いていかなくちゃいけなくなったんで、今度もそんなことになるのかなと思ったらやんでよかったです。」
KO-HEY「え〜、おいてきましたね」
TAKE「そうそう、合宿では朝ごはんが出るんやけど、出てきた魚が最初鮭かと思って、食べてみると中身が白身やねん。で、山中湖のちかくやし、最初鯉かな?フナかな?思ってたんだけど、結局金魚ってことに落ち着いたんやんな」
KO-HEY「そうそう、外は赤いのに中が白いねんもんな、アレは金魚だと」
TAKE「あれは、ぜったいタンドリー金魚や」会場からは爆笑が・・・
KO-HEY「もう、朝くるの怖くてね」(ホント嫌そうに言うから面白かった)
TAKE「そんなんだから、KO-HEYと、去年からサポートしてもらってるベースの小松ちゃん、おやびんと2人で、田舎にあったから1時間ぐらいかかるコンビニに夜いったのよ。で、雪が降ってるから車でいったんだよね、ホント1時間ぐらいかかるだって、何にも無いんだもの。」
KO-HEY「ほんとなにもないねんで」
TAKE「そしてたら、こまっちゃんは、すごいおしゃれなんだよね」
KO-HEY「そうやね」
TAKE「で、すごいブーツはいてて、それ汚したくないからって合宿所にあるスリッパはいていってん、そしたら、車はいいんやけど、車乗るまでに雪でべちゃべちゃになってしまって、寒い寒い言ってたね。」なんか、想像できて、みんなで笑っている(爆笑)
KO-HEY「もう、こうと決めたらダメなんですよ。ね、みなさんも、どうしても、コーラが飲みたくなるときってありませんか?それと一緒で、行かずにはいられないんですよ。コンビニにね。チェーンぐるぐる巻いて、2人でコンビニいってましたよね。帰ってきた頃には、合宿所のスリッパは、ぐちゃ,ぐちゃになってましたけどね。」
TAKE「うちら晴れ男なんやけど、この歌出してから、いっつもライブの日には雪が降るねんな。今日も降ったし、しかも、今日は今まで一番すごい雪やった。なんか粒がすごい大きい。寒いし大変やった。そうそう、なんか、朝の6時から並んでくれた方いたんやって?」
KO-HEY「らしいな〜、そんな人がいたせいで」
TAKE「ね〜(笑)って別にいいねんけど、入間のSTAFFの方々は優しくて、さむいやろ〜って言って、この会場の中に入れてくれたらしいねん、こんなあったかいのよね、入間市は。それに、この会場もすごい暖かい感じでいい感じやね」
KO-HEY「まあ、だいたい、6時に来た人はどうやって、ここまできたんでしょうね?ここ電車しか交通手段無いのにね?ホントどうやってきたんですか?」(漏れる笑い)
TAKE「そうや、どうやってきたんでしょうね?まあ、そんな暖かいこの曲をきいてください。EternalSnow」
KO-HEYさんの鈴の音から「Eternal Snow」が始まる。KO-HEYさんのカホーンの音が響き、外の降っていた雪を思い出すと、結構情景のある歌だな〜と思った。
TAKE「なんか、このまますんなりバラ色にいけへんかったから」
KO-ICHIRO「うん、うん」何か妙に納得している。
TAKE「ほんと、この会場の雰囲気いいな〜、なんか、みんなで林間合宿?学校きてるみたいやね。なんか、そんな雰囲気」
TAKE「今日は久しぶりのライブなので、俺達もがっつり楽しんでます。2ステージあるということで皆とも長い時間いれるので。休憩時間にシンミリ暗〜くなられても困るんで、最初のステージの最後に、バラ色。」
そして、「バラ色」では、KO-ICHIROさんのソロがあり、「One More Time」といって3回ぐらい繰り返させ、KO-ICHIROさんは、会場に向かって「シー」っと口に手をやり、全ての拍手を止めて、ゆっくりと、ソロを聞かせたりとかなりの見せ場を作った。KO-HEYさんもかなり、かっこよくソロを聞かせてくれた。立ち上がって踊りたい衝動を抑えつつ。軽快なリズムに身をまかせる。。コール&レスポンスもいつもより、多めな感じで、いろいろなバージョンのをやらされる。そして、最後はTAKEさんは、お客さんにわざと、難しいレスポンスをやらせるが、みんな完璧にレスポンスをしていたので、「うまいな〜」と感心していました。
そして、会場を後にする3人!前半はトーク中心な感じの楽しい時間でした。

(休憩)
あまりの近さと、良さに休憩中はざわめきがすごかった。
2nd Stage
また会場が暗くなり、3人が出てきて、KO-HEYさんが座り、KO-ICHIROさんも座り、TAKEさんも・・・なぜか、後ろに戻っていく。そう、うしろにあるマイクを取り忘れていたんです。思わず、会場から漏れる笑いに、TAKEさんも恥ずかしそうに「みんな、喜ぶかなぁと思ってね。」苦しい言い訳してました。
そして、KO-ICHIROさんは「せっかく曲から始めようと言ってたのに。」といってました。
マイクなしで歌って〜と声がかかるが、
「マイクなし?後でな、さあ、いこう」
最初の曲「Amanogawa」が流れる。会場の中央奥を見て歌うTAKEさん、久々に聞くこの曲はとても綺麗で胸に響くものがありました。
そして、マイクを胸の下に置いて、ワンマンの時と同じ格好で、マイクを通さず、「if」を歌い出すTAKEさん。すごいワンマンのときと被って、ジーンと来てしまいます。
KO-ICHIROさんのキーボードも、切なく響きます。
ちょっとの沈黙が続き、KO-HEYさんが「メンバー紹介しましょうよ。」というと、
TAKE「そうか。(KO−ICHIROさんに)・・・自分でしたら?」KO-ICHIROさんを振り返り手をさす。
KO-ICHIROさん「こんばんは。」客席からも「こんばんは〜。」という声がすると、
KO-ICHIRO「声が小さ〜い。こんばんは〜!」と大声でいうものだから、皆笑いつつも、大声で、「こんばんは〜!」と返事をする。
KO-ICHIRO「ありがとう。もう終わりです。」
KO-HEY「なんやねん、ありがとう(の声)が小さいねん」
KO-ICHIRO「ありがとう(大声)!マダマダ演奏は続きます。KO-ICHIROでした〜。」
そういうと、KO-ICHIROさんは、胸のところの、ボタンを外すしぐさをして、みんなを悩殺してました・・・このときのKO-ICHIROさんは、本当に妙にテンションが高くて、面白かった!
めっちゃ盛り上がってたんです。
この間TAKEさんは、げらげら笑ってた。
TAKE「ようしゃべるやん、最近俺リーダーのお客さんやねん、妙にツボなんすよ、」
そして、つぎは・・・
KO-HEY「KO-HEYです。このハコをはじめてみた人?」なんとなく会場には、知ってるよという空気が流れる・・・怪訝な顔をするKO-HEYさんへ、TAKE「もうみんなしってんねん」それでも説明がしたいKO-HEYさんは「初めてって人も、いるでしょう? 今日、俺達のライブを初めて見た人。このハコは何じゃろけと思ってらっしゃるでしょう?」
ここで、お客さんが手を上げてくれたので、KO-HEYさんは「やった!」っと嬉しそうにカホンのことを説明する。
KO-HEY「じゃあ、説明しよう!これは、カホーンいって、こういう風に座ってここを叩いて音を出すパーカッションなんです。こう叩くんですね。ね、勉強になったでしょう。」非常に満足そうな笑顔をするKO-HEYさんが印象的でした。
そして、次はというときに、TAKEさんは自己紹介せずに次の歌に入ろうとすると、会場から自分は〜?と声がかかる。
TAKE「え〜、もうええやろう。こう、もうメンバー紹介とか止めにせえへん?だって皆しってるんやろ?SKOOP ON SOMEBODYを見に来てるんやろ?なんか、バカくさいやん。メンバー紹介とか、アンコールとか、そういうのやめにせえへん?」
もちろん、会場からは、ブーイングが起こってしまう。メンバー紹介ぐらいしましょうTAKEさん。「ボーカルのTAKEです!」といって、次の歌に入る!
切なげなメロディーから「Actor」が始まる。このときのKO-HEYさんのカホーンが歌をグッと引き立ててました。サビで、切なげにKO-HEYさんが歌いながら、カホーンを強く叩くところは、グッと来てしまいました!素敵!そして、最後のTAKEさんが「Actor〜」って叫ぶところも雰囲気が出ていた。
そして、ひさびさな一曲「線香花火」なんか、この会場の暖かな雰囲気がこの曲の優しさを更に盛り上げていった。会場全体が暖かい空気に包まれた感じでした。
TAKE「この曲久々だったんやけど、なんか、季節的にあわないかな〜と思ってやってなかったんですけど、なんか、この入間市の会場。アミーゴ!の人たちがさっきも言ったけど、すごい優しいんで、唄ってみようかなって思いました。ほんと優しい人たちです。」
TAKE「今年はツアーやります!」パチパチと拍手が起こると、
最後まで拍手してた人を指差して、「ほら、残った」っとなんかうれしそうに茶化していました。
え〜、どこ?仙台は?札幌は?っと言う声がひっきりなしに3人に投げかれられると、
KO-HEY「ええ〜い、それを今からいうんやないか!」と、ちょっぴり怒られる。
TAKE「え〜と、7月24日に東京の渋谷AXでやります。」
TAKE「今年ツアーをやります。東京は7月の27日にやります。」
え?1月?4月?非常に聞きづらくて、会場の誰もが、え?という顔をする・・・
1月え〜という声がおこり、しまいには、4月?という聞き返しの声がかかると
KO-HEY「なんで、4月やねん、無理無理、ひちがつ!」
TAKE「あ、そうか。関西では「しちがつ」のこと、「ひちがつ」っていうねん。し・ち・が・つ27日です。俺らの歌で「Amanogawa」ってあるやろ〜、あれなんの違和感もなしに、ひ〜ちがつ〜の夜空はって唄ってたら、ディレクターに、し・ち・が・つ!って怒られたのよ、で、しちがつって唄うようになってん。」

TAKE「そして、さらに、5月9日にニューシングルがでます!」会場からは歓声が上がる!TAKE「で、今日はやってみようかなって思ってたんやけど・・・」え!え〜というこえが会場のあちこちから聞こえる。
TAKE「あ、うそうそ、冗談、やるから、じゃあ、新曲Still」
そして、ついに、Stillの初披露となる。すごい切ない曲で、かつ今までのSKOOPのサウンドとは若干違うものとなっている。でも、すごい気持ちの入った歌でTAKEさんも最後の方少し声を詰まらせたように聞こえた。KO-HEYさんもけっこうカホーンを叩く場面が多く、とくにシンバルをバチっと叩いてすぐ止める動作が最高にかっこよかった!KO-ICHIROさんもキーボードを切なく弾いて、見せる見せる!この曲やばすぎです!
会場にはすすり泣きの声が響き、本当に心を打たれてしまう。
そして、すぐに「ama-oto」が始まる。KO-HEYさんのカホーンから始まるこの曲は染みます。KO-ICHIROさんのキーボードとコーラスが素敵に響いてきます。

そして、演奏が終わってしばしの沈黙があると
KO-HEY「え〜と、もうそろそろama-otoの季節で。」
TAKE「うわ、ほら喋った!」待ってましたといわんばかりの笑顔でKO-HEYさんをからかうTAKEさん。
TAKE「絶対喋ると思ってん」すげ〜子供っぽくてかわいいTAKEさんでした。そして、本当に悔しがるKO-HEYさん。
KO-HEY「盛り上がらずに、沈黙なのは僕のせいだと決めてますからね」
会場から漏れる笑いがなんか、暖かかった。
TAKE「こうなんか、俺達の歌は哀しい切ない曲が多くて、アコースティックライブでは、どうしてもそういう曲が多くなってしまうのんやけど、今度のアルバムにはHAPPYな曲もたくさん入れたいと思うので、楽しみにしておいてね。」
TAKE「つぎが最後の曲になってしまうのですが、最後位はHAPPYな曲で。」
え〜と会場からは、もっと聞きたいな〜という声があがる。
KO-HEYさんは、この間なにげにカホーンでずっと、リズムをとっていた。
TAKE「今日は、入間市に着いたとたんに入間市のこの会場の皆さんから、カレーをご馳走になって。(お、またカレーか!という雰囲気が会場に流れる)いや、久しぶりやねん、おかあちゃんのカレーっていうの?家でつくるカレーね!めっちゃおいしくて思わず、おかわりしてしまいました。そして、そんなカレーのご馳走になった興奮冷めやらぬままその後にはうどんを作ってくれました。ホント入間市のみんなは、暖かい人たちやねん」
KO-HEY「おいしかったです。」っと頭をちょこんと下げる
TAKE「ほんと、暖かい人たちで、ぼくの中で入間市はカレーとうどんの街ですね。ほんと、暖かい街やなと思います。」
KO-HEY「ありがとうございます。」
KO-ICHIRO「ありがとうございます。」(MC)
TAKE「じゃ、Mood 4 Luv」
力強いカホーンと、キーボードの音で始まる「Mood 4 Luv」、そして、楽しそうに体を揺らしながら歌うTAKEさん。ほんと、踊りだしたいぐらいノリがいいんです、アコースティックライブだということを忘れてしまいそうになりました!
「Sweet Sweet Mood 4 Luv」と会場全体で唄います。会場全体で大合唱します。ホント楽しい時間です。TAKEさんは、ここで、すこし、アレンジ変えたりしてコール&レスポンスをさせます。なんども、「Mood 4 Luv〜sweet sweet Mood 4 Luv〜」とレスポンスを繰り返し歌い、
TAKEさんがホント感心して「Skoop On Somebodyのお客さんは、皆歌うまい、最高!Thank You!」といって、歌に戻ります。本当に、3人とも生き生きしてて、僕らも本当に楽しくなってきました。3人とも笑顔がすごい素敵でした!
歌は一度終わるのですが、カホーンとキーボードはまだ演奏を続けて、お客さんの歌は終わらずにずっと唄っています。そんな客席に対し、
TAKE「あとはまかせた。」と2人を残しステージを後にしていく。
そんななか、まだ、歌は続き、KO-ICHIROさんと、KO-HEYさんが演奏を続けていると、KO-ICHIROさんが、横を見てニヤってわらって、「KO-HEY、あと、よろしく。」と手を振って、ステージを降りていって、KO-HEYさん居残りオンステージ状態になってしまう。
カホーンのリズムに合わせて、まだ、みんなの合唱は続くんですが、いっぱいいっぱいで、カホーン叩きながら、「結構、俺高いところ唄ってるんですよ!しってました?え〜と、今日はホント大変よかった。」とカホンを叩きながら間がもたなそうにしゃべってました。ホントいつまでやるんだろうと思ってると、若干後ろを振り向いて、
KO-HEY「・・・オイ!!オイッ!!おっさん!」とKO-ICHIROさんを呼ぶと、
KO-ICHIROさんが扉を開けて出てくる!「オイオイ、ガラ悪いな。」というと、キーボードのところにすわり、演奏に参加する!
KO-ICHIROさんは演奏を続けながら、「TAKEさ〜ん。」と呼び戻す。TAKEさんが出てくると、KO-ICHIRO「それではTAKEのテーマミュージックを。ここで。Between the Sheetsを」会場から、歓声が起こる!そして、TAKEさんの「Between The Sheets」へ。なんかすごいやらしいですわ。そして、やっと、演奏が終了すると。
また、静かにしてるTAKEさん。
KO-HEY「おまえら、すぐ出てこいや」
TAKE「ほら、喋った!」
KO-HEY「あ、くそ。」
TAKE「なんか、アンコールとかは、これからは、なくしていきたいんですよ。知ってます皆さん、セットリストってあるでしょ?そうそう、ここに張ってあるやつ(床を指差して)。あ、見えました。これに、アンコール候補曲とか、書いてあるねんで、なんか違うとおもうねん。今度からはアンコールは無しな方向で行きたいねん。」
KO-ICHIRO「じゃあ、次はこの曲をやると決めてました。」
ということで、KO-ICHIROさんのキーボードから「祈り」!この歌はKO-ICHIROさんのキーボードが最高でした。ジックリ聞かせてくれました!
一方KO-HEYさんは、最初手持ち無沙汰・・・(演奏がないからしょうがない)で最後は、コーラスにも参加してましたけど。
ほんと、久々に聞く「祈り」は、TAKEさんの一言一言が心に染み込んでいきました。コーラスも盛り上がり、ホント最後を飾るにすばらしい一曲でした。

そして、TAKEさんが2人を呼び寄せ、ステージ中央に3人が立って、客席に深深とお辞儀をして、3人はステージを降りました。手を振って扉をくぐっていきました。ぼくはおもわず「最高!」と叫んでました。

本当に、素敵な、ひさびさに心が満腹になるいいライブだったと思います。
帰りは暖かい気持ちになって帰ることができました。ワンマンにも匹敵するぐらいの長時間のライブで、トークもたくさんあり本当に満足でした。
ほんとに素敵なライブをありがとう!入間のみなさん!会場の皆さん!そして、STAFFのみなさん!TAKEさん、KO-ICHIROさん、KO-HEYさん!ありがとう!

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