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2001年1月LIVE REPORTS

1月6日 久保田利伸コンサートツアーin月寒グリーンドーム

曲目リスト(曲順はちょっと自信なし、もっと歌ったかもしれません)
As One 
MASQUERADE
Indigo Waltz
(MC)
メドレー(流星のサドル ・ You Were Mine ・ Dance If You Want It)
Party People In The Planet

Missing
(衣装がえ+コーラスの歌)
PU PU
(MC)
My Heart,Homeless Heart
His Sugar

Let's Make One Shadow
No Lights... Candle Light
(MC)
Always Remain
ポリ リズム
Bossa Groove
(MC)
Messengers' Rhyme
NEVER TURN BACK
LA・LA・LA LOVE SONG

アンコール
メドレー(北風と太陽、Oh,What A Night、TIMEシャワーに射たれて)
TAWAWAヒットパレード
みんなでレッツダンス!
Cymbals

3時間に及ぶ長いライブだったため曲順がいまいち覚えてません。

この日は待ちに待った、4年も待ったライブ!そう、久保田利伸のツアーコンサート!
どれだけ楽しみにしていたことか!彼のコンサートは安心してみていられるし、いつ見ても圧倒されてしまうのです。
 そして、この日はライブが初めてという久保田ファンをつれていく。ちょっと遅れるんじゃないかというぐらい車の大渋滞で焦ったが、なんとか着くことができた。
 会場内にはいるともう人がたくさん入っている。ぼくらの席は真中の後ろ側。ちょうど、ライブ会場全体が見渡せるような場所。遠いけど、まあどこでも楽しめるからいいの。そして、毎度思うが、久保田のファン層は広い。とんでもなく広い。
そして、周りの話題も中学生の息子の話から、この前のCLUBに言った話などバラエティーに富んでいて面白い。
 そして、開演時間が過ぎて、10分ごろ、DJが出てきて、さらをまわし出す。
非常に軽快な音楽で、本当に趣味がいい。でも、あまりにコア過ぎてちょっと僕には何の曲かがわからない。
 でも非常にノリがいい曲をバンバンかけていると、会場の横にスポットライトが浴びせ掛けられて、歓声が起こる。
 そう、ツアーメンバーが横の一般の入り口から入ってきたんです。これにはびっくり。しかもみんな楽しそうに踊りながら入ってくる。これが、めっちゃファンキーなんです!
 でもその中に久保田は見当たらない。
 そして、ツアーメンバーが持ち場に着いて、演奏が始まると、久保田が、ステージの中央の客席から突然上がってきて、めっちゃびっくりさせられる!
 いや〜すでにテンション高くなりが、最初は日本版アルバムの代表曲『As One』。軽快な音から始まるこの一曲で気分も高揚する!そして、みんな立ち上がる!
 もうすでにノリノリで躍らせてもらいつつ、バックメンバーが黒人の人が多いのがとても印象に残っている。
 そして、息もつかせるまもなく『MASQUERADE』さっきがUPテンポでこんどはミディアムスローに体を揺らす。このつなぎは日本版のアルバムと洋版のアルバムとがうまくMIXしたなと感じました。アルバムとして聞くと違うものなのに、やっぱり、久保田という一つの器に入った音楽なんだなと改めて思いました。どちらのアルバムにも久保田の心が同じように入っているんだ!
 そして、ここですでに、コーラスの人たちの異常なうまさに感嘆する。よく黒人をバックコーラスに使う日本人のアーティスト方はいるが、ほとんどが、彼らの良さを引き出せなかったり、全然負けてしまっていたりするものですが、久保田はどちらでもなく彼らと対等にリスペクトしあってるんだなと感じました。やはり、アメリカで何年も勝負しているだけあるんだなと感嘆しました。
 ここで、懐かしい一曲『Indigo Waltz』。あ〜この段階ですでに久保田はアメリカで勝負している久保田、新しく日本で歌を披露していく久保田、そして、昔どおりの久保田、この3つをみんなに披露したんだな、と感じずにはいられませんでしたね。そう全ての人々の期待を決して裏切らず、さらに前へと進んでいく彼の態度には感動さえ覚えます。
 この悲しみに満ちた曲を切々と歌い上げる久保田とバックメンバー。この時点で会場のテンションは最初のピークを迎えます。
 次の曲と見せかけて、歌いながらのMCが始まったのです。
 「ひさしぶりだ〜ね〜さっぽ〜ろ〜」と歌い始めると会場からは歓声が沸き起こります。決してダサくないんだよ!そして、「うぅ〜あ〜」と音楽に合わせて歌うと、客席にもそれをさせようとするのですが、むずかしい!音程が良くわからなくなるような感じなんです。なので、「とりあえず女の子だけで」というが、どれもうまくいかない。
で「じゃあ、野郎だけでやったらどうなるかやってみよう」というと結構うまくいって久保田も満足げで「いいね〜、ファンキーだね〜みんな!さすがファンキーな街札幌」といって歌に戻る!
 ということで、また、『AS ONE』のイントロが流れてきて突然聞き覚えがある曲が!
そう、僕が一番好きな『流星のサドル』が流れます。あまりのうれしさに思わず、うお〜と叫んでしまいました。さびが終わった時点で、『You Were Mine』が!もう、なつかしい!自然と笑みがこぼれます!最初曲名が思い浮かばないぐらい懐かしかったです。
そして、これまた久々!『Dance If You Want It』!ダンサーとかも出てきてめっちゃ楽しい!これは素敵なメドレーでした!バックコーラスの人達が日本語でコーラスを入れたりしてるのに、ちょっとビックリする。う〜ん、日本語ちょっと変だけど、まあよし。

ここで、MCが入る!ちょっとおちついて話そうという感じです。まずは、DJスティーブのお話!このDJは去年のDJの全米BEST10に選ばれたそうです。すごいメンバー連れてるな〜。久保田はこのスティーブを絶賛!
この後はDJスティーブの絶妙のスクラッチから、『Party People In The Planet』!
もう、踊るしかないでしょう!という選曲!最高に躍らせてもらいました。

ここで、証明が全部落ちて、中央の久保田だけにスポットライトが注がれます。そして、演奏が始まり名曲『Missing』を歌う久保田!もう会場全体が久保田の歌に引き込まれます!ここで、座る人もいたのですが、ほとんどがただ立ち尽くしたように聞き入ります。本当に胸に染みました。
ここで、久保田の衣裳替えがあった。その間は、コーラスの男性と女性が歌を勤める!
しかも、BLACKSTREETの「U BLOW MY MIND」を見事に歌い上げ、パフォーマンスも最高!
『PU PU』を披露!これもアルバムよりも踊れる感じにしあげています。これで思わずまた立ってしまう人続出!もう踊りまくってますね。僕が。


そして、また、MCが入ります。そして、ここで、かなり喋るからということでみんなを座らせます。久保田は「AS ONE」というのにこだわっていて、このことについて一生懸命お話をしています。バンドメンバーもワールドワイドでAS ONEだといっていました。

そして今度は、ギターの〜さんのお話。大学でアフリカ研究会というゼミにいたときからの親友だということなのです。しかもそのゼミは当時2人しかいなかったというから、2人もミュージシャンを輩出してるのはすごいこと?久保田はアフリカの音楽の研究(久保田らしいよね〜)、そして、〜さんは(秘密)の研究。まあ、大人になる儀式の研究ですね。と落ちをつけられて、フェードアウトするように証明が消えて見えなくなるいく〜さん。そうして、次はアルバムの中でも悲しい曲をということで、ドラムのラルフに、「ズブズブズブ」という歌詞を言ってる・・・どうもそうやって次の曲を伝えているらしい。結構これがひそかに面白い。
『My Heart,Homeless Heart』これは、かなしい!気持ちがこもった歌を歌う。イヤ〜本当にCDで聞くよりうまいよ〜。本当に。素敵だった〜。
そして、すぐに『His Sugar』を披露する。もうこのまま体を預けてしまいたい。そして、これもジックリ聞かせる。ダンサーがでてきて非常にセクシーで素敵なダンスを披露する。
そして、ここで、今回一番の演出が!そう音楽だけが流れ、ダンサーがろうそくを持ってくる!ここで、もうこの一曲しかない『No Lights... Candle Light』
照明が落ちて、切々と歌い上げる久保田!そして、キャンドルは久保田の前と、左右のステージ上にあり、その前ではダンサーが本当にきわどいぐらいに絡み合ってる。さすが外人のダンサーは違います。本当に、赤面しちゃいそうになるぐらいセクシーでした。


 そして、MCが入ります。そう、ダンサーについて、オーストラリアのNo1ダンサーがいるらしいです。その女性は素敵なセクシーなダンスを披露してくれる。
 ピアノの音が鳴り響く!『Let's Make One Shadow』!もう体を揺らして聞き入る。非常に濃密な時間が過ぎる。
 ここで、MCが、新曲『Always Remain』のことについて、このPVが小泉今日子と一緒に撮ったという話で、映像がキョンキョン、久保田という風にフェードアウトするらしく、「キョンキョン、久保田、キョンキョン、久保田、キョンキョン、ペー、キョン、ぺー、キョン、ぺー、キョン、ペー,ペー」と言って自分で自分の頭が林家ペーに似ていることで笑いを撮ってしまう。あと、オリンピックのことについてもおしゃべりしてました。
というとこで、またドラムのラルフに「Pa Pa Pa OK?」といっている、結構これが面白いんです。
 そして、『Always Remain』を披露。もう踊れるし、聞かせるしで、すごく満足しました。CDよりももっと素敵な歌に聞こえました。
 そして、さらに『ポリ リズム』を披露。コーラスの「AH〜」というのが非常に印象に残るんです。すごく力強く歌い上げるコーラスがこの歌の強さを強めます。
そして、『Bossa Groove』を披露(たぶん)。

ここで、またMC、今度はコーラスでの唯一の日本人の女性についてお話をしています。非常にうまい!とそして、他のコーラスのメンバーもCDが売ってるとか、うまいんだよ〜ということをお話してましたね。

そして、『Messengers' Rhyme』を披露!これでは、コーラスの人たちが、日本語でラップをしていて面白い。ちょっと変だったけどね。さらに、久保田もちょっと変な日本語でラップを入れたりして,面白かった。
『NEVER TURN BACK』を披露。これも踊れるし、最高!ラップも女性と絡んだりしてすごい面白かった!

そして最後は『LA・LA・LA LOVE SONG』!
もうみんなで大合唱!そして、これには独特の振りがあって、拍手と腕を左右に振ったりするのが組み合わさったのがあるんですね〜。これはちょっと難しいけど、おもしろい!そして、楽しげにステージを去っていくメンバー!

そして、鳴り止まない拍手!いつまでも鳴り響く拍手!

何分後であろう。バックメンバーが出てきます!そして、DJスティーブが、楽しげなスクラッチをする。もうみんなノリノリにさせられてしまいます。あまりのかっこよさに、おもわず、ぼくは、「スティーブ〜」と絶叫してしまいました。周りはちょっと引いてたけどお構いなし!そして、アンコールが始まる!
ここで、またメドレー!今度は懐かしいあの一曲!
そう『北風と太陽』、おもわずなつかしい〜と叫んでました。
そして、『Oh,What A Night』『TIMEシャワーに射たれて』と立て続けに3曲を披露していきます。ここで、面白い踊りを結構させてくれたりして本当に盛り上がりました。みんなで踊ったりすることが本当に楽しいんです!
もうあまりの懐かしさに笑みがこぼれてしまいました。
そして、毎度毎度のこの曲!『TAWAWAヒットパレード』!これの音楽にあわせて、踊る踊る!もうみんなこの時点で、恥ずかしいとかそういうのなしで踊ったりして楽しんでいる。すごい会場全体がいい雰囲気!「ここで終わっちゃもったいね〜」という言葉がでると、やってきましたこのコーナー!会場全体でダンスをするコーナーです。
先ほどのメドレー3曲になぞらえて、チームを作るということに!
2階席を左右2つに分けて、あとは、アリーナのひとつ。
で、3つのチームにダンスの先生がついて、おしえて、みんなで、『TAWAWAヒットパレード』にあわせて踊ろうよというコーナー。でも、今回はもう一つ趣向があったんです。
まず、2階席左側のチーム名を『北風と太陽に』になぞらえて、『北風』で、ここで、相撲の行事の声がきこえ、力士の着ぐるみを来た人が出てくる!この時点で大爆笑!
 そして、なぞにステージの横にある丸い台みたいなところに座る(この時点で、あ、このためにあったんだと気が付く・・・そのために作るかい!と突っ込みたくなる)
そして、女性のダンサーが踊りを教える。風に負けないように手をバタバタさせる鳥のような踊りになる。次は、「Oh!WHAT A NIGHT」になぞらえて、おおたわら!というチーム名。そして、力士の前にたらすやつに『太腹』とかいてある!「これで、おおたらわ!ナイスな名前です!」ということで、今度は外人の女性が教えることに、お金を投げるふりダンスなんですが、どうも練習したときに変な人がいて、すかさず「そこの白いシャツ下君、足もちゃんと動かさないと変だから」とみんなの大注目を受けるが、その人も逆に楽しそうにしてた。それぐらいもう会場全体が楽しいという雰囲気に飲まれてました。
そして、最後僕らのアリーナ席は!TIMEということで、『待無(まったなし)』という名前そして、また相撲取りの格好した人が出てきて中央にドカンと座る!そして、僕らの踊りの先生は久保田利伸!このおどりがすごかった。相撲ダンス!これは、はっきり言って変!でも久保田は、他人の真似は嫌いだからということで,世界で一つしかない踊りということでこれらしい。本人曰くファンキー!
 そして、みんなで踊る!楽しかったよ〜本当に。会場全体が楽しんでる!2回巡って踊る!本当にたのしかった!で、相撲の格好した人と久保田が円陣を組んで相談する。そして、なぜか彼らは回って相談しているのだか、その上下動にあわせてドラムのラルフが音をいれるのが面白かった。このおっちゃんかなりお茶目である!
そして、『北風』チーム!ということで、『北風と太陽』をもう一曲!札幌風にアレンジしてあって面白かった!
 そして、全員が前に出てきて名前をよんで紹介をして、去っていく・・・・ああ〜、終りなんだ。と思ったら、最後まで残ってた久保田が退場しようとするドラムのラルフを捕まえて、「もう一曲!」という!もう会場も割れんばかりの拍手に包まれる。
 で、アコースティックライブ用のメンバーだけラルフが呼び戻して久保田がMCをする。若い人たちにもR&Bをする人たちが増えてきてカバーさせてくださいといわれた一曲という時点で、あ、あの曲だと思い浮かぶ!そう、Luv and Soulがカバーした『Cymbals』
こういわれた時点で久保田は「いい曲ジャン」と思い直したそうである。そして、『Cymbals』を熱唱して、いく久保田はかっこよかった。かなりこの曲の評価が僕の中でも急上昇しました!

そして、歌い終わり会場をあとにしていくバックメンバー!そして、札幌ありがとう!といってステージ中央の階段を上っていく。ここまできてぼくは周りは静かだったけど、たまらず「くぼた〜」と叫ぶ!ありがとうという意味を込めて!そう叫ぶことでしか感謝を表現できなかったのだ。
 そして、心の中には、ライブが終わった寂しさより、久保田の歌を堪能できた充実感で満たされていった。本当に楽しいライブだった。

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