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2008年7月 LIVE REPORTS

2008/07/06 KARANI, EIMAY, KAZUKI, Full Of Harmony, Skoop On Somebody @ mole (札幌)

・KARANI
4曲
・EIMAY
4曲
・KAZUKI
4曲
・Full Of Harmony

・Skoop On Somebody
・Full Of Harmony + Skoop On Somebody

なかなかありそうで、数年ぶりの組み合わせのライブをいってきましたわ〜。
&+KARANI, EIMAY, KAZUKIという地元のアーティストも一緒にでるっていう貴重なライブ。
もちろんしっての通り、KARANIとEIMAYは友達なんで、半分楽しみ、半分ひやひやしながらみてました(笑)
でも、お客さんの心つかんでたよー!
奥二重最高です!
ライブはアーティストが見れればいいの〜って思う人が大半でしょうけども、何らかの形であれ、あーいうメジャーアーティストと地元のアーティストがつながっていける土壌を作るって言うのはとても大事だと思います。そういう意味でも今回のイベントはやる意味のあったイベントだと思います。まあ混み込みでしたが(笑)
あまりの暑さに、やる気のない夫婦だったので、開演15分前に、近くのおにぎり屋さんでおにぎり食しているっていう暴挙に出てましたが。
ちゃんと開演には間に合いました!えらい!
一番後ろでも私は結構見えました。
KARANIくんはまあいつもの歌をきちんと丁寧に歌ってましたね〜。
4曲もやるとは思わずに、おぉ〜うれしいなーと思いつつ、お客の反応をうかがっていても、暖かい雰囲気にほっとしつつ。
本当にMCでもきちんと慣れないお客さん相手につかんでました。
そして、お次がEIMAY。R&Bサウンドで、こちらもしっかりお客さんを掴みつつ、自分の色を見せていました。しっかりと歌力を見せるパフォーマンスをしてくれていて、きっとFOHや、SOS目当てのお客さんも納得のパフォーマンスだったことでしょう。そして、地元勢最後は、KAZUKI。
こちらは、R&Bというよりは、弾き語りのような雰囲気の曲調で、しっとりと聞かせてくれます。最初のMONICAのカバー曲がとても良かったです!
しっとりと聞かせるアーティストで、今後が楽しみな感じでした。
そして、いよいよ、F.O.Hの出番!しっかりとかっこよく盛り上げれるそのパフォーマンスに会場は飲み込まれていきました。
素晴らしかったです。そして、ひさびさのスクープのライブも以前に見たよりも改善されてて、というか、クラブだからか、いつもより濃い感じでライブをやっていました。そして、もちろん最後には、二組でのコラボでの、Blackstreetのカバーなど素晴らしい楽曲が聴けました!
ひさびさに楽しめるライブでした。

2008/07/27 LUXURY LOUNGE Vol.2 (Neo, S-key-A, KANA, zippy) @ Fiesta (札幌)

・zippy
Lovin' You
Lately
I'll Be There
Just The Two Of Us with KANA
・KANA
For is Lover Of You
Got Bress You
I Can't Tell U Why
・S-key-A
Talk about our love
Okay
Boom Boom Boom
Days (with T-SK)
アイシテル (with T-SK)
sayonara (with T-SK)
・Neo
Dear Father
Arpeggio
Say You Love Me (Patti Austin)
Myself
翼があれば
秋薫る
(EC)
・Neo & S-key-A
Alicia Keys / If I Ain’t Know you

LUXURY LOUNGEのVol.2を開催することができました! 今回のGUESTは、本当にすばらしい歌声と伝わる歌声を持つシンガーNeoと、Wit企画でもその美しい美声で見事な歌を披露してくれたS-key-A!今回からの新しい企画として地元の女性アーティストのzippyとKANAも参加しての、見事な女性オンリーなライブイベントになりました。美しい女性の競演って感じでしたね!
まずは、お昼ごろ、アーティストをお迎えにあがることにNeoちゃん、大島さんことユッキーさんのお2人をお待ちしながら、札幌駅で、まずNeoと大島さんと合流!初大島さんのテンションの高さに、一緒に写真とったりしながら、楽しんでました。そのまま車で、ホテル入りし、即効で会場へ
S-key-Aちゃんは別の車で、ちょっとの観光もしつつ〜♪後から会場入り!

リハを終えて、いよいよ会場を待つばかり・・・
いよいよ、18:00となりVol.1の様子のダイジェスト映像を流しながら、皆さんにはお待ちいただくことに。
会場のお客さんも、かなりの人数でテーブルすべてが埋まるほどでした。
そして、いよいよ、開演!
私のMCをはさんで最初は地元のパワフルな歌声を持つ歌姫
zippy
その力強い歌声が魅了的なシンガーさんなので、最初は何でくるのかな〜と思ったらシンプルなピアノバックでの
「Lovin' You」
この曲をカバーする方は、原曲のイメージがあるので、高音が得意な方か、線が細い人が多いのですが、声質の違いが逆に面白く、その歌声の魅力を引き出していました。アコースティックなサウンドとの対比がより力強さを引き出していました。そこから、軽い自己紹介のあと、Stevie Wonderの
「Lately」
のカバー!女性でこの曲のカバーをこういう風に魅せれる人もいないかもしれないですねー。しっとりとしたLatelyの女性カバーは聞いたことあるのですが、しっかりと歌い上げるLatelyを見せてくれるとは。R&Bっていう力強さがあってカッコよかったです!
それほどに、歌に張りがありました。
そして、さらに女性らしい選曲ってことで、マライヤも歌っている
「I'll Be There」
ちょっと女性的な一曲のカバーを披露します。
こういうカバー攻めで来るとは思ってなかったのですが、いい感じの3曲の選曲でした。
ジッピーの掛け声で、もう一人の地元の美しいシンガーKANAの登場!美しいって言葉が似合う女性なんです。
大人な雰囲気をもつ女性で雰囲気が全く違う二人が奏でる歌はなんとあの名曲でした。
「Just The Two Of Us」
お互いに気持ち良く歌い上げていきます。
久保田のバージョンを元に作り上げたブリッジの絡み合い具合は見事でした。
ここでzippyはステージを降り、そうしてバックコーラスを迎えてここからの一人の曲は往年のソウルカバーIsley Brothersの一曲で
「For is Lover Of You」
袖でIsleyのこれをカバーで持ってくるって渋いな〜ってきいていました。本当にこういう曲が好きで自分の色をいれつつ歌おうって雰囲気がすてきでした!MCも落ち着いた感じで。とても雰囲気があるシンガーなんです。そしてkikiさんという札幌のゴスペルシンガーさんの曲のカバーを披露してくれます。これが本当にいい曲で思わず聞きほれてしまいます。
「Got Bress You 」
とても素晴らしい曲で、日本人でもしかも札幌の方で、これほどの曲が書ける方がいるとは、本当にしらないことも多いなと知らされました。自分の物として歌い上げていて、素晴らしかったです。
最後はBeeGeesのカバー
「I Can't Tell U Why」
を!
ソウルが好きな方も楽しめる選曲で、その歌声もしっかりと響き渡っていました。
今度は2人のシンガーともオリジナルが聞きたいって思いました
そうして、10分間の休憩を挟んで、いよいよ。大阪の歌姫!S-key-Aの登場!
かわいらしい雰囲気で一気にお客さんを引きつけ歌いながら登場し、ちょっと照れくさそうにでてくるのが、余計にかわいらしかったりしたのですが、
一曲目から、緊張を感じさせない美しい歌声で
「Talk about our love」
軽快な一曲で始まり、一瞬で、会場にその清涼な歌声が広がります。そのままつながりよく
Wit' 1st Seasonから
「Okay」
その細い体からは想像できない芯の通った歌声に、徐々に会場も引き込まれていきます!感情を込めて歌い上げていき、フェイクを畳み込むように歌い。最後には、しっかりと会場のお客さんの心をつかんでいました。
「S-key-Aです」っというと、会場から暖かい拍手がなり、
「北海道にくるのがはじめてで、本当にこれてうれしくおもっています」
と短めなMCを終えると、早速代表曲ともいえる
「Boom Boom Boom」
ステージを降りて、お客さんの目の前で歌ったりしながら、その美しく歌声を響かせます。透き通った美しい高い声が響くと、会場も一瞬にして、その空気揺れと共に、引き込まれていきます。
「Nao'ymtさんという方の、Wit 1st Seasonというアルバムに入っているアルバムからお届けしました」
ということで、軽くNao'ymtさんとの出会いも振り返りつつ、会場での販売しているなどもお話していきます。

「ここからは雰囲気を変えてってことで、キーボードと一緒にやっていこうと思います。
大阪から一人はさびしいだろうということで、東京から着てくれました。
CIMBAさんやHI-Dさんに曲を提供しているT-SKさんが着てくれています!」
ってことで、HI-Dとも仕事をしているProducerのT-SKを招き入れての一曲は。T-SKさんの美しいピアノの音色が響き、今年の3月の大学の卒業を控えたときに書いたというDaysという曲を披露してくれます。
「Days (with T-SK)」
この曲の切ない感じがとても素敵で、大好きなんです。
本当に最近卒業したばかりということもあって、気持ちのはいった歌を聞かせてくれ、来てくれた会場の方にも、ゆったりと、歌い上げるS-key-Aの歌声から、徐々に熱が入っていく歌い方の変化から、この歌の想いが伝わったんじゃないかなと思います。こういう等身大の想いをこめた曲って言うのは染みますね。それに、T-SKさんのバックもすごい効果的で生演奏はいいね〜って思わせてくれるような一曲でした。バックが入ることで一気にS-key-Aちゃんの歌の幅もぐっと広がった感じに聞こえてきました。
東京で見たライブでは、わりと元気がよい感じのライブが多かったりするのですが、それとは違う女性らしいしっとりとしたライブを展開してくれます!
次はガールズコンピ「Girls Be Ambitious」にも収録された
「アイシテル (with T-SK)」
またCDのバージョンとは違う貴重なアコースティックバージョンで、より感情の起伏豊かに歌い上げて行っていて、美しく気持ちよく歌を披露してくれます。いつものS-key-Aとはまた違う切なげな色がでていて、素敵でした。それほどステージ上では動かないS-key-Aですが、歌で引き込む感じが心地よいので、ステージ上では大きく見えたりするんですよね。
そして、最後はT-SKさんと作った曲で、
「sayonara (with T-SK)」
ゆったりと流れるピアノのメロディーから心地よいメロディーで歌い上げるS-key-A!椅子に座りながら、ゆったりと聞かせ、トラックを交えながら、心地よいぐらいに歌い上げてくれます。こういうアコースティックな色合いが本当に合うアーティストだなーって感じました。

そうして、いよいよ。会場も最後のアーティストNeo!
ギターをバックにシンプルな構成でのライブを聞かせてくれます。
ゆらりと揺れるような、ゆったりと静かな時間が流れるような雰囲気を出しながら、最初に披露してくれたのは
「Dear Father」
本当に名曲ですね・・・。ギターがつま弾く音色に身を任せながら、美しい歌声が心に染みます。改めて、その歌声の声量のすごさと、それでいて繊細な歌声、その歌を操るヴォーカリゼーションの見事さに、ただただ聞きほれてしまいます。そして、この歌の言葉一つ一つが心に響いてきます。最後にかけての自由でありながらも、歌を盛り上げていく的確なシャウトが心地よいのです。
Neo「Dear Fatherという曲で、ライブでは最初にやるのは珍しいのですが、亡き父に向けた曲でした。続いては自身の代表作と思うのですが」
これはいい曲だなって思った曲はメロディーと歌詞が一緒にでてくるんですよね。それがアルペジオっていう、ピアノでのアルペジオだったり、ギターでのアルペジオだったり、いい演奏っていう感じのががあるんですが。それと自分のいとしい人への思ったアルペジオに聞こえる悲しい音色ってものをこめて作った曲です。聞いてくださいArpeggio。」
ピアノのメロディーが流れ、そしてギターを絡ませながら、美しい歌声が響き
「Arpeggio」
が始まります。やっぱりこの曲の美しさは凄いです!途中からのJazzっぽいアレンジを交えたりと、本当に魅力的な楽曲で、伸びやかに歌い上げるNeoの歌声が心地よく心に響いてきます。徐々にその圧倒的な歌唱力と、染み渡る歌声に、会場も引き込まれていきます。絶妙なメロディーラインをなぞったり、生ならではの、フェイクをアレンジしたりと、ぐいぐいその歌声で聞かせてくれます。

「Neoと申します。知ってる人?おぉ〜っ」とかいいながら手を上げさせたりしていました。
「18歳のころデビューをしていたことがあって、そんなときに、ラジオ番組をもっていたんですが、中身のない番組をしちゃったなーって思っているんですが。北海道には6年ぶりに来ました。初めての方の方が多いと思いますが、今は自分で曲を書いて、アコースティックだったり、Jazzっぽいアレンジでやったりとしています。」 「今日はこうやって皆さんカバーとかもやっているようなので、私も一曲披露しようかなと。
Patti Austinの"Say You Love Me"
をやろうと思います。」
会場から大好きって言葉がかかると、
「おー!!あー、でも、その大好きを覆すかもしれないなー。ラビィンユーと似てて、なんか、超えられない。
難しいんですが聞いてください。」
っていってたのですが、しっかり最初からフェイクで入るって言う難しい歌い方でいながらも、見事に歌い上げていきます。
「Say You Love Me」
高い音もしっかりと出しながら、この曲がSOUL好きが結構いた会場からの受けもよくて、一気に盛り上がっていきました。会場中が体を揺らして聞いていました。最後の力強い歌いっぷりも気持ちがいいぐらいに突き抜けていました!会場からも、大きな拍手が
「こういうSay You Love Meも気に入っていただけたらうれしいです。」
っていうと、すごい大きな声援が飛んでいました。
身の上話をってことで。
「今日呼んでくれたカマDさんは、私のことをデビュー当時からずっと応援してくれてたんですね。ラジオにメールをくれたりもしていてですが、2年ほどで、いろいろ契約が切れたり事務所をかわったりしていて、本当に普通のフリーになってしまったんですね。
この東京でなにをやっていけばいいんだろう・・・自問自答をしていくうちに。やりたいことがわかってきて、それがジャンルになっていって、こうやって活動を続けていたんですけど。」

「今ちょうど今月に26になりまして。25の時に、このまま東京にいてもなー。しがみついててもいいんだろうか?実家に帰ったんですね。音楽は・・・って思っていたときに、うたうことがやっぱり自分にあっているっていうのが、気がつくんですよね。
新しい環境にすることで出会いがあるっていう・・・そういう前向きな曲を歌おうと思うんですが。日記帳に書いた文章を歌詞にしたので、歌詞になっていない感じなんですが。ず〜と続けていく人がもちろん成功します、けど環境を変えたことで、新しい人に出会えたりもします。自分の気持ちの持ちようで、ここから続けていけるって思えるし。もう一回ここに戻ってくるぞっていう思いの曲なので。聞いてください。
もし、共感してもらえればうれしいなと思います。」とつなげて歌った歌は・・・
「Myself」
自分の不といえる境遇をこうやって音楽に詞にできるっていうのは、強いよなーって思わされました。最初の語らうような歌から、徐々にテンポアップしていく面白い曲調にもアレンジされていて、詰め込んだような歌詞も、想いのたけが感じられて、深いんですよね。経験の重みがあるからこそ、この曲から受け取るものもすごい多かったです。大島さんのギターもそれほど、音数は多くしないので、ほぼアカペラっぽい部分とかもあったりしてたのですが、それが余計に歌の凄さを感じさせました。自分の曲をJazz歌謡曲っていうのが、なんとなくわかる一曲でもあります。

この曲が終わると、ここでCDの宣伝をするNeoちゃん。本当に彼女がCDを出せないっていう事実が、私をこのイベントに彼女を呼んで少しでも多くの方にしってほしいって思うきっかけでもありました。こうして、一人でも多くのお客さんが彼女の音源を買って手にしてくれるっていうことが、本当にうれしく思いました。本当にMCの間に飛ぶようにうれていったのです・・・これには本当にびっくりしました。それは、Neoちゃんの本当に大事に一枚一枚丹念に作ったCDであること、そして何よりこのライブのすばらしさを物語っていました。

「じゃじゃじゃーん。メジャーではないのでCDなんぞ出していません。ライブ音源とかしかないので、一曲一曲などアレンジしなおしたり、今日のライブのために作ってきました。来月からワーホリでカナダに留学するんですね。ライブはおそらく、やれないだろうから、北海道のライブが記念すべきライブなので。ジャケットの写真も自分で作っています。徹夜でがんばってきたんですが。何回も無駄にして、心にこめて一枚一枚作りました。一枚たりとも持って帰りたくないので、6曲入りで千円で売っているので、ぜひ買って帰ってください。」

「続いては、翼があればっていう曲でございます。バンドでやったり、ギターでやったり、サポートもしてくれている大島ひろゆき!いぇい!彼は素敵なんですよー。さて、翼があればっていう曲はギターの人が大好きになってくれるんですよ。フレーズをふと弾いてくれてたり。ありがたいなーってことが多いんです。そんな一曲を聴いてください。」

「翼があれば」

ゆったりとした気持ちがいいギターのフレーズに、大人っぽい美しいNeoの歌声が加わり、心地よく見事な歌を聞かせてくれます。そして、サビに向かって、どんどん伸びやかに歌い上げるNeo!このときの会場がその歌声の一つ一つを逃さないように、聞き入って、どんどん引き込まれていくような感覚はもうやばかったです・・・。この曲はNeoの美しく伸びやかな歌声の魅力を最大限に見せてくれていて、さらに最後にかけての語りかけるような歌声まで本当に圧倒されるほどに、その歌声に弾きこまれてしまいます。

「すごいいたたまれないんだけど、この翼があれば、はこのアルバムには、入ってなくて・・・いれておけばよかったかなって思ったけど、まだまだいい曲がたくさんあるので。楽しんでください。そして、次で最後の曲となってしまいます。自分の思いも語りながら・・・思い出のある曲をやっているので、皆様には楽しんでもらえてるといいんですが。」
と、歌い終わると、このアルバムには入ってなくてって申し訳なさそうにいうNeoちゃんでしたが、そういうほどに、この曲のときのお客さんを掴んでいる空気は凄かったのです。

「今は夏で暑いですが、もうすぐしたら秋がきます。去年の秋はすごくやんでました・・・添乗員なんかもしていたんですよ。まどから見える木が変化していって、雲も変化していって、胸に焼きついたんですよ。身近にあるきんもくせいの香りをふとした瞬間感じて、そのときにすごく切なくなってしまって。ふいに、鼻歌で歌ってしまうんですよね。メロディーを口づさんじゃうんですよね。この口づさんでいる歌は届ける場所がないんだなっていう・・・切なくて、同時にいい歌がかけてしまって、音楽から逃げたかったんでしょうね。いろんな演奏聴いたり、いろんな音楽活動をしたりしなかったんですよね。曲もきかなかったし・・・聞けば、もっといい曲かけるのにとか、もっといい歌歌えるのに、そういう悔しいなーって思ったりしたんですが。そんなときに、書いた曲を聴いてもらいたいと思います。」
このように、いろんな思いがありながらも、歌に疲れて、歌をやめようとしても、あふれ出てくる歌があって、その行き場がないことを憂う自分がいて、そんな自分が書いた一曲をということで。最後に歌ってくれたのが
「秋薫る」
最初の響きが本当にいいんですよねーこの曲。ちゃんとこのアレンジでの歌がライブで披露されたのは初だと思います。
気持ちがいいというか・・・繊細でいて透き通った歌声が見事なんですよ。これからもこんな曲いっぱいかけるんじゃ?っていうぐらいに、すごい心地よい一曲なのです。あとでCDで聞いたよりも、ずっとずっと伸びやかな歌声がどこまでも心の奥に響くような曲で、まさに染みるってこういうことだよなって思わせてくれました。会場のみんなの顔が一点に集中していく・・・Neoの声がどんどんと広がりを持っていく、あの瞬間確かに音楽を通して全員が良さを感じれた瞬間だと思いました。本当にその歌から耳を離せないほどに、会場すべてが引き込まれていくようでした。最後には割れんばかりの拍手が会場に響いていました!

ここで、終わったらもったいない!ってことで。
私のつたないMCから、Neo、大島さん、S-key-A、T-SKの4人が出てきて、アンコールには
Neo & S-key-A
「Alicia Keys / If I Ain’t Know you」
の定番カバー!当日のセッションで、いきなりのカバーだったのですが、本当にすばらしい歌でした。お互いが刺激しあうように、歌いあげていって、気持ちがいいぐらいにシャウトしたりしていました。
ギターとピアノのバックも重なると、より厚みを出して、セッションとしてとても完成度が高いものを見せてくれていました。やっぱりこのときこの2人で本当によかったなって思わされました。二人とも歌を聞かせるタイプのシンガーでありながらもしっかりとお互いの色があって、それぞれのよさが引き立っていて、さらに一緒に歌うことでその心地よさの違いみたいのも感じられて見事な一曲に仕上がっていました!
最後には、バックの大島さんとT-SKさんの紹介もして、歌も終わりかとと思いきや!
7月にしかも連続で誕生日だった、お2人に、誕生日ケーキをプレゼント!多少のぐだぐだ感はありつつ、本人たちが喜んでくれてよかったです!
ライブが終わっても、みんなでサイン会になったり、いろいろとみんなでわいわいしながら、会場に来てくれたお客さんと、アーティストがお話できたのもよかったなって思ったり。きちっとすることも大事だし、こういうアットホームな雰囲気も大事にしていきたいなって思います。
来ていただいた皆様ありがとうございました!

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